今回、非政治家の森本敏氏を防衛大臣にした事を自民党の石破議員が批判した。
 
 それについて、国防は総理が責任を取るのだからとの軍事評論家の小川和久氏の発言にあきれた。

 有事以外は閣僚である森本敏国防大臣が指揮の責任を取る。総理は任命責任はあるが、個々の大臣の自衛隊も含めた官庁の指揮に対する責任はない。これが内閣の基本である。

 石破議員は民間人と言ったが、森本敏というこの人物は純粋な民間人とは言えない。元自衛官であり、元外務官僚である。2009年8月1日付で防衛大臣補佐官に就任したが、鳩山政権への交代の前に、同年9月11日付で退職。政権交代で辞めた防衛大臣補佐官だった。だが非政治家であるこの人がシビリアンコントロールが果たせないと思う。

 しかも、現場を知らないし見ようともせず、「米国は正義」と狂信的に戦争を追求し米国のために集団的自衛権を認めろという対米従属原理主義者だ。こんな人物を国防大臣に選ぶ野田総理は9条を含む改憲のために国民とアメリカにメッセージを送っているのだ。しかも次に書くように頑迷固陋な、原発推進派でもある。野田総理よ。何をしている。

 次の『それでも日本は原発を止められない』という本を見れば、古めかしい情報と単なる原子力依存しかないという思い込みばかり。3.11後の10月以前という時期に頑迷に原発礼賛と脱原発依存を表明した民主党菅政権に対する批判を続ける森本敏。図書館で読んだがあまりにひどい本で苦痛そのものだった。危険な原発が海岸に並んでいるのにそれを何とも思わずこれで国防の専門家というのだからチャンチャラおかしい。
だいたいこの時期ですら技術革新で頁岩層から取り出せるようになり埋蔵量を何十倍も増加させ天然ガス革命と言われ、しかも米国が最大の埋蔵地であるシェールガスを知らず、より中東依存になると繰り返すその耄碌ぶりは気の毒になるくらい。

これが、新防衛大臣とは。情けなくなる。

それでも日本は原発を止められないそれでも日本は原発を止められない
(2011/10/05)
山名元、森本敏

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【2012/06/05 18:38】 | 政治・経済
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