◆2番(植村佳史君) 政翔会の植村佳史でございます。

 先日、枝野幸男官房長官は、6日の参議院決算委員会で山谷えり子議員に「現在の天皇陛下が第何代なのか」と質問され、「知らない」と述べられました。そして、「ことしは皇紀何年か」と聞かれても答えられなかったと報道されています。私はこれを聞いておりまして、え、125代違うんかったかな。我々地方議員と違いまして、閣僚というのは天皇陛下に認証されているのに、枝野官房長官が勉強された中学校の歴史教科書には記紀に書かれた日本の神話や天皇陛下について記述がなかったのだなと私は感じました。日本国のナンバー2が我が国の始まりについて御存じないとは、恐らくお伊勢さん参りも橿原神宮にも行かれたことがないのかなと、このようにも感じ、しかし、それにしても、日本がどうやってできたのか知らない方が日本のかじ取りをやっておられるということに本当に怖く感じてまいりました。

 さて、既に通告しております案件に関しまして、市長並びに教育委員長に質問をさせていただきます。
 ことしの夏に4年に一度の中学校教科書の採択が全国の各教科書採択区において行われるわけですが、今回の教科書採択は、新しい教育基本法が制定されて初めての採択となります。新しい教育基本法では伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛すると、そのことが教育の目標の1つとして示されました。これら教育法規の改正に基づき、学習指導要領の改訂が行われ、教科書会社は教科書の編さんを行いました。

 しかしながら、ことし3月末に検定合格となった教科書を、私は先日JR奈良駅西側の保健所等複合施設の教育総合センターへ行ってまいり、調査をしてまいりました。昨日も同僚議員とともに教科書の調査をしにまいっていったわけであります。その中に自衛隊を憲法違反とする意見を強調したり、拉致問題を解決すべき国民的課題とせず、深刻な人権問題、国家主権侵害と教えない教科書、二宮尊徳、勝 海舟、高杉晋作、上杉鷹山などの歴史上の重要人物を教えないというような新しい教育基本法や学習指導要領が求める国家及び社会の形成者としての資質を養うとする規程に沿っていない教科書が大半となっております。

 そこで、新教育基本法、学習指導要領にのっとった健全な中学校歴史公民教科書を本市の子供たちに届けるために、今回行われます中学校教科書採択について以下の事実及び史実について、市長並びに教育委員長の率直な御所見をお聞きしたいと思います。

 まず1点目としまして、自衛隊は憲法違反でしょうか。
 東日本大震災の復興支援で東北に展開している頼もしい陸・海・空10万人の自衛隊、この中には航空自衛隊奈良基地や奈良県の防災任務を担当している陸上自衛隊大久保駐屯地などから大勢が出動していただき、奈良県出身の隊員がその中に約30名もおられます。また、そのうち奈良市の出身の隊員が3名もおられます。それ以外にも現在もハイチ大地震の復興支援災害派遣にも奈良出身の隊員が10人も活躍してくださっております。国土防衛や復興支援災害派遣で活躍していただいている自衛隊を憲法違反と疑われる集団という紹介をする公民教科書について、率直にどのように考えますか。

 2点目としまして、拉致問題は国民的課題であり、許されない人権侵害、国家犯罪ではありませんか。
 そうした日本国政府の方針のとおりに記さず、北朝鮮による拉致問題が北朝鮮との関係好転を阻害している問題であるかのように記述をしている教科書についてどのように考えますか。

 3点目としまして、外務省の公式見解と異なる領土見解を唱える教科書をどのように考えるのか。特に竹島や、昨年来、問題になっております尖閣諸島を教えない教科書でよいと考えますか。

 4点目としまして、学習指導要領にて国旗・国歌の意義と相互に尊重することが国際的儀礼であることを理解させることを求めていますが、数行でごまかして、きちんと教えていない教科書でよいと考えますか。

 5点目としまして、歴史上の重要人物を教えない教科書でよいのか。
 奈良市の小学校にも二宮金次郎の像はよく見かけます。私の地元にもあります。一昨年でしたか、伏見小学校の校長先生が御自身の退職に当たり、小学校に二宮金次郎の像を寄贈して退職されたとお聞きしました。恐らくその校長先生は勤勉の精神や報徳思想を子供たちに伝えたかったのではないかなと思います。
 さて、日本人の勤勉の象徴であり、かつ報徳思想を唱えた二宮尊徳を歴史上の重要人物として取り上げなくてよいのか。勝 海舟や高杉晋作、上杉鷹山を教えない教科書をどのように思いますか。

 6点目、歴史上明確に疑われる事実について、一方的に断定している教科書でよいのでしょうか。例えば南京事件について、日本側が一方的に極悪非道に扱われている教科書で子供たちの日本国への関心が高まりますか。
 以上、6点について、市長及び教育委員長の御所見をお伺いします。



◆2番(植村佳史君) 2問目は自席より行わしていただきます。
 今、市長、それから教育委員長のほうから御答弁をいただいたわけなんでございますが、どうも私の質問していることにお答えいただいてないような感じがします。これは今聞いていただいている皆さんもどうなのかと思うんですけども、私はもう公平に採択するとか、それはもう当然でありますし、もちろん重要だと思います。
 私がお聞きした質問をどのように思うかということなんですが、もう一回言いますね。

 まず、最初の1問目は、自衛隊を憲法違反と疑える集団と紹介をする公民教科書について、僕、自衛隊についてなんか聞いてないんです、憲法違反と疑える集団という紹介をする公民教科書について、率直にどのように考えるかということをお聞きしたんです。自衛隊が憲法違反だと思うかなんて聞いてません、私。疑える集団と紹介するような公民教科書について、率直にどのように考えるかということです。
 ですから、特定の教科書も申し上げておりませんし、そのような教科書は私が調査した中で、どこも固有の教科書のことは言うておりません、どのように思えるかということをお聞きしておるわけです。

 それから2問目も、これに関しては、拉致被害者に関しては重要であると市長も教育委員長も共通の認識であろうかということで今感じました。
 3番のほうも竹島・尖閣諸島に関しては固有であるということで意識してるようですから、そういうふうに教えない教科書ではだめだということだというふうに認識します。

 国旗・国歌、先ほど議員さんのほうから大阪府の橋下知事のことも触れられておりましたけども、私はこの国旗・国歌に関してきちんと教えていない教科書でよいのかというふうに聞いてるんですよ。数行で国旗・国歌のことをごまかしてる、そういうのでいいのかと言ってるんですよ。そもそも橋下大阪府知事があのような条例でされたいうことに関してええ悪いは私はどうこうとは、いたし方ないのかなというふうな感じもあるんですけれども、やり方はどうかなというふうに思うておりますけれども、そもそも今現在使われている教科書なんかでも見てましても、国旗と国歌に関してほんと数行しか書いてないんです。平成11年に法律で決まりました。国旗は日章旗、日の丸。国歌は君が代と。これしか書いてないんですね。このぐらいのような記述でこの学習指導要領の意義ですね、国旗・国歌の意義、相互に尊重することが国際的儀礼であるということを理解ができるのかということを思うておるんです。だから、ごまかしできちんと教えていないような教科書でよいと考えるのかとお聞きしてるんです。

 それと、5番やな。歴史上の重要人物、これも個別の教科書のこと聞いているわけではありません。報徳思想を唱えた二宮尊徳、我が小学校にもたくさんある。明治にも辰市にも飛鳥にも、そのほかたくさんの校庭に二宮金次郎の銅像があるわけです。その二宮尊徳や勝 海舟、高杉晋作や上杉鷹山を教えない教科書についてどう思うかと聞いてるんです、わかりますか。その方たちをどう思うかとかじゃなくて、教えてない教科書に関してはどう思いますかと聞いてるんですよ、私は。

 それから、南京事件のことに関してもそうですが、私が聞いたのは日本側が一方的に極悪非道に扱われている教科書、これは南京事件に限るわけではないんですよ。日本側が一方的に極悪非道に扱われている教科書で子供たちの日本国への関心が高まるかと聞いてるんですよ、私は。それを率直にお答えいただきたいと聞いてるわけです。採択のことをどうこうお聞きしてるんじゃなくて、このように関心が高まりますかと、極悪非道に書かれて、一方的にですよ、書かれてたら。それをお聞きしてるわけなんですね。

 それから、通告が先ほどないのでということで観光行政に対する、これは観光だけじゃないですけどね。これは言うておられましたけども、通告は一応、これ、政治姿勢についてということで、市長の政治姿勢についてここはさせていただいております。奈良市の行政全部言うてるわけじゃなくて、こういうふうに言うとります、通告は一応しております。

 それと重要なことですけれども、今申し上げましたこと再質問しますので、もう一度よく言うてください。
 次に、先ほど市長が言うていただいてました唯一重要なということですばらしい、いい答えだというふうにお聞きしました。この拉致問題についてなんですけども、仲川市長は拉致被害者に関して、この問題に関して昨年の12月議会で大坪議員の本市の取り組みについての質問に対して市長は、「拉致問題は非人道的な人権侵害問題であることから、この問題につきましても、さまざまな方法で市民に対する啓発に努めるとともに、本市の人権文化推進計画における取り扱いについても今後検討をしてまいりたい」と、こういうふうに御答弁いただきました。

 私たち議員としましても、あ、人権問題は人権文化推進計画に入れて考えていただくんだなと、早く横田めぐみちゃんほか拉致被害者の方々が帰ってくるように、奈良市も他人事じゃなくて取り組んでいただけるんだなと、こういうふうに私も感じました。

 先日の産業文教委員会のことですけども、先ほど委員長のほうからもありましたように、4月1日に、政府は人権教育啓発に関する基本計画の人権課題に北朝鮮当局による拉致問題などを入れると、これ、閣議決定されたんですね。しかも文部科学省では児童・生徒の発達段階などに応じて、拉致問題などに対する理解を深めるための取り組みを推進すると、このように決定され、4月28日付で本市にもその通達を受けておられます。それを踏まえて、本市の教科書採択における各社の検定合格をした公民教科書の拉致問題基準についてどのように感じるのかという産業文教委員会で私が聞きましたところ、教育長は、拉致問題については、国民の生命と安全にかかわる重大な問題であり、人権侵害であると認識しております。この問題につきましては、教科書などを使ってしっかりと教えなければならないと考えております、と、このように答弁いただきました。そのときの通達書がこれでございますが、閣議決定で4月1日からですね。これ、報道してませんから一応お見せしますけども、市長に見ていただいたらいいと思います。こちらのほうにも受領印が押されてます。このように非常に前向きなこの取り組み姿勢を言うていただいてるんですよ。これ非常にありがたいと、私たちこのブルーリボンをつけている議員としても本当にうれしいなと思っておるわけです。
 しかし、今回、上程されました議案第62号の奈良市の基本計画の第1章、市民生活、1-03、人権・平和の箇所で、政策を取り巻く現状と課題というところで、目標、展開方向を見てみましても高齢者や子供に対するいじめ、ドメスティック・バイオレンス、同和問題、インターネットの誹謗中傷、平和学習などは記述されております。しかし、閣議決定がされた北朝鮮当局による拉致問題などに対してのこの取り組みが全く記述されていません。答弁の割に何か僕は実際に実像で今回出されている議案第62号には奈良市の基本計画の人権・平和のところに上げられてないんですよ。一体これはどうなってるのかと私は今回上程されたやつを見て感じております。

 以上、もう一度今申し上げましたこのことに関しまして申し上げますね。自衛隊を憲法違反と疑える集団と紹介する公民教科書について、率直にどのように考えるかということです。
 それと、国旗・国歌の相互に尊重することが国際的儀礼であることを理解させることを求めているんだけれども、わずか数行でごまかしている、きちんと教えてない教科書でよいと考えるのかどうかと聞いてるんです、よいか悪いか言うていただいたらいいんです。

 それと、二宮尊徳や勝 海舟、高杉晋作、上杉鷹山を教えない教科書をどのように思うかと聞いてるんです。その方たちを教えるどうこうをどうかと聞いてるんじゃないです。教えない教科書をどう思うかと聞いてるんです。
 それと最後は、南京事件について日本側が一方的に、南京事件だけじゃないですよ、一方的に日本側が極悪非道に扱われている教科書で、それがええかどうかという意味違う、子供たちの日本国への関心が高まりますかとお聞きしてるんです。
 以上、再度お聞きします。市長、それから教育委員長お願いします。

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【2012/04/09 16:18】 | 奈良の社会情報
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