荒井正吾奈良県知事が、2012年3月24日の定例記者会見で、がれき受け入れについて回答しているが、その中で原発再稼働について触れている。重大な発言なのに報道がされていない。

 結局は、官僚独善的な根拠のない自信であり、自分たち官僚は素人でも安全かどうかデータを示され聞けばわかるというのだ。その官僚が判断することが民主主義的な過程でものごとが運ばれているということだと言う。

 しかも「全く知見のない人が危ないと大きな声で叫んだら危ないのかというと、そうでもないと思」うと反対側には、その専門家を含めて軽視と侮蔑した言い方をしている。官僚絶対視もここまで来たかという感じだ。

フクシマ事故は、荒井知事には何も与えなかったようで感覚がないようだ。呆れたものでこんな人が知事で独善的に決めるというのでは困ると思う。

平成24年3月14日(水)奈良県知事 定例記者会見 http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-25674.htm#2-4

原発の再稼働も同じような構図です。国の出す原子力委員会とか事故調査委員会のデータが信用されない今、安全性のデータの正しさを誰が言えるのか。やはり安全性に対する権威が落ちてきている面があります。

全く知見のない人が危ないと大きな声で叫んだら危ないのかというと、そうでもないと思います。
そういうデータについては、私も含めて県庁は素人ですけれども、聞けばわかると思いますので、聞いてデータの信頼度をチェックしていくのが大事かと思います。

素人でも聞けば理解できるという点もあるし、そのときに情報を隠したり曲げたりしてないでしょうねと。こちらの人はこう言っている、こちらの人は違うことを言っておられる、さてどちらが正しいのでしょうかという比較は地方でできることでもあります。体質で上から下におりてくる情報というのは、往々にして誤ることにもなりかねないので、多様なデータ、意見があって、それを判断するという民主主義的な過程で物事が運ばれるような国柄になった方がいいなと思います。やみくもに拒否するのではなく、中身によって受け入れたり難しいと言ったりする。それにはなるべく客観的なデータ、情報がものすごく大事ですので、客観性のある情報をどれだけ流すか。これは我々の責任でもあろうかと思っています。

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【2012/04/05 19:03】 | 原子力
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