イスラエル軍によるパレスチナ、ガザ地区への大規模な空爆と殺戮は、もう3日も続いてる。ガザは、41年間イスラエルが占領し、1年以上の封鎖で生存的な危機の中で360平方キロの土地に150万人もの人々が密集し、寒さと飢えに苦しむ人々に、爆弾が落とされ続けている。
日本時間の29日20時の時点で、318人もの死亡と1400人以上もの負傷が確認されてる。国連パレスチナ難民救済機関によると、少なくとも57人の民間人が死亡した。ハマス側の発表では死者は300人以上で内ハマスのメンバーは180人で後は民間人。でも忘れてならないのは死んだハマスのメンバーは政権政党の職員なのだ。

 ところが、今回の大規模な空爆を当初は「ハマスのロケット弾に対する報復」だと防衛行動を強調していたイスラエル政府が、実は半年以上も前から今回の空爆を綿密に計画していたことがイスラエル内の報道で明らかになった。

潘国連事務総長は、27、28日と続けて、「即時暴力行為停止」の声明を発表したが、29日イスラエルのリブニ国防相は拒否。(gyao動画ニュースで見た)

 その日の、夜には、リブニ国防相は、オバマ時期アメリカ大統領のコメントも引き合いに出して、攻撃を正当化、ハマスとの全面戦争を宣言した。そのうえ、ガザ周辺を「軍事閉鎖地区」に指定。ガザとの境界には数十両の戦車や装甲車が集結。地上部隊の侵攻準備も進め、ガザ沖に軍艦を派遣しているとの情報もあり、大規模な戦闘と大殺戮へと突入しようとしている。地上戦とは言わない一方的な皆殺しだ。

 アメリカ政府は、国家安全保障会議の報道官が、「ハマスによる(イスラエルへの)ロケット弾攻撃の停止が必要だ」と述べ、イスラエルの軍事行動に理解を示し、民間人の犠牲者を出さないよう要請したが形式だけのもので無差別殺戮状態なのに口をぬぐっている。

 それで、国連安全保障理事会はアメリカ政府が理解を示しているのだから何もできないままだ。だから強制力のない国連事務総長の声明しか出せない。

 そして、日本政府は、中曽根弘文外相が、29日、イスラエルのリブニ外相と電話で会談して「民間人の犠牲を出さないように自制を」促したが、形式だけだ。ここまで軍事侵攻して他国を軍隊で蹂躙しようとしているのにそんなことしか言えないのか。どうして誰も止めないのか。


【ガザ空爆】敵や国民欺き電撃作戦 イスラエル、周到に準備
2008.12.29 17:59

 イスラエルが27日に始めたパレスチナ自治区ガザの大規模空爆は半年以上前から周到に準備され、ガザを支配する強硬派ハマスや自国民をも欺く電撃作戦だったことがイスラエルの報道で分かった。

 ハーレツ紙によると、バラク国防相が軍に作戦準備を指示したのは、ことし6月にハマスと6カ月間の停戦に合意する前だった。国内治安機関シャバクの協力も得て、ハマスの治安施設や武器庫、訓練キャンプ、幹部宅の位置などについて詳細な情報収集が行われた。計画は今月24日の治安閣議で最終的に承認されたが、メディアを通じて「国際的なイスラム過激派」が主議題だったと虚偽の発表をした。(エルサレム 共同)
MSN産経【ガザ空爆】報道より


【12月29日 AFP】2008年12月29日 22:20 発信地:エルサレム/イスラエル
イスラエル国防相が攻撃を正当化、オバマ氏のコメントも引き合いに

パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)を実効支配するイスラム原理主義組織ハマス(Hamas)の拠点に対するイスラエルによる大規模な爆撃3日目となる29日、イスラエルのエフド・バラク(Ehud Barak)国防相は「ハマスとの全面戦争だ」と発言した。

 バラク国防相は「われわれはガザ住民に敵意があるわけではなく、ハマスやその権力を行使する者たちに対する全面戦争を行っているのだ。この作戦は必要なだけ拡大し、強化する。(イスラエル)南部の状況を改善するために、ハマスに大きな打撃を与えるつもりでこの戦争を始めた」と述べた。

 また同国防相はバラク・オバマ(Barack Obama)米次期大統領が2008年6月に、日常的にハマスの標的となっているイスラエル南部スデロト(Sderot)を訪問した際のオバマ氏の言葉を引用した。国防相によるとオバマ氏は、「2人の娘たちが眠っている間にわたしの家に向かって誰かがロケット弾を発射するとしたら、わたしはどんなことをしても彼を止めるだろう。イスラエルの人たちも同じことをすると思う」と語ったという。引用後、バラク国防相は「オバマ氏はこう述べた。わたしたちがやっていることはこれと同じことだ」と述べた。
 
 今回のガザ地区に対するイスラエルの攻撃によるパレスチナ人の死者は310人を超え、負傷者も1400人以上に達している。


イスラエル、ガザ空爆3日目 国防相「全面戦争」を宣言

【エルサレム=井上道夫】 イスラエル軍は29日、パレスチナ自治区ガザに対する3日連続の空爆を行い、AFP通信は現地医療関係者の話として、これまでに少なくとも345人が死亡、1550人が負傷したと伝えた。イスラエルのバラク国防相は同日、イスラム過激派ハマスとの「全面戦争」を宣言し、ガザ周辺を「軍事閉鎖地区」に指定。ガザとの境界には数十両の戦車や装甲車が集結。地上部隊の侵攻準備も進めているほか、ガザ沖に軍艦を派遣しているとの情報もあり、大規模な戦闘への突入が懸念されている。


 【ワシントン=黒瀬悦成】
ハマス側のイスラエル攻撃、米報道官「停止が必要

 米ホワイトハウス・国家安全保障会議(NSC)のゴードン・ジョンドロー報道官は27日、イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザのイスラム原理主義組織ハマスに対する空爆に関し、「民間人の犠牲者を出さぬよう要請する」との声明を発表した。

 報道官は一方で、事態の沈静化には「ハマスによる(イスラエルへの)ロケット弾攻撃の停止が必要だ」と述べ、イスラエルの軍事行動に理解を示した。
(2008年12月28日00時26分 読売新聞)
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