きっこのブログ-ガザの真実」から、きっこさん翻訳の現地レポートを転載する。いかに民間人が殺されていて子供たちが虐殺されているかよくわかる。


 ガザ地区に住むジャーナリスト、サファ・ジューデーさんの27日付のレポート、「The amount of death and destruction is inconceivable (想像を絶する死と破壊)」の中から、アメリカやニポンのマスコミが絶対に報じないガザ地区の様子を紹介する。
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(前略)

ガザ市内の6ヶ所が空爆された。おそらくアメリカのニュース番組では、こうした映像は放送されないだろう。空爆を受けた場所には、多くの死体の山ができていて、その中には、まだ少数の生きている若者がいた。手を上げたり、頭をもたげたりしていたので、まだ生きていることが確認できた。でも、間もなく死んだだろう。何故なら、彼等は全身が焼けただれていたからだ。大部分の者は手足がちぎれていて、腹が裂けて腸が垂れ下がっている者もいた。こうした死体や息のある者たちが、おびただしい血の海の中に横たわっていたのだ。

ガザ市で最も大きな2つの大学の近くにある私の家の前では、大学生の集団の中にミサイルが撃ち込まれた。学生たちは、集団になるとミサイルの標的になりやすいから気をつけるようにと言われていたのだが、家に帰るためにバスを待っていたところだった。この攻撃で7人が死んだが、4人は大学生で、残りの3人は私の家の近所に住む仲の良い少年たちだった。

(中略)

イスラエルのエフード・オルメルト首相は、「ガザの市民は敵ではない。攻撃のターゲットはハマースとイスラム聖戦だ」と言ったが、これは私たち市民の感情をやわらげるための方便だったのか?それとも私たちをからかっての発言だったのか?学校から帰る途中の子供たちがたくさん殺されたが、その子供たちもハマースのメンバーだったと言うのか?最初の空爆から30分後には、警備隊の本部へ撃ち込まれたミサイルの巻き添えで、たまたま近くを歩いていた3人の少女が犠牲になった。少女たちの体はバラバラに引きちぎられて、道路の反対側まで飛び散ったのだ。

空爆を受けたすべての場所で、多くの人たちが死体の山の間を素通りして行く。それは、死体の山の中に、自分の家族や知り合いを見つけるのが恐ろしいからだ。道路には、ちぎれた肉片が散乱している。誰のものが分からない腕や足が散乱していて、足の中には靴を履いているものとそうでないものがある。ガサ市全体が恐怖とパニックに陥っていて、携帯電話はつながらず、病院と死体安置所はすべていっぱいの状態だ。死体安置所では、それぞれの家族が死者の周りに集まり、頬にキスをしたり泣きすがったりしている。崩壊した建物の外では、老人が地面に膝をついて泣いていた。自分の息子が働いていた建物の崩壊した姿を見て、息子の生存の可能性が消えてしまったからだ。

何とか身元の判明した遺体は、家族に遺体を渡すために、医師たちがバラバラになった手足を正しくつなぎ合わせるという大変な作業を続けている。病院の玄関は、まるで屠殺場のようだ。どんなホラー映画よりも恐ろしい光景で、床はすべて血の海だ。治療を待っている負傷者たちは、壁にもたれかけさせてあったり、遺体と一緒に床に寝かされている。医師たちは半狂乱で働いているが、とても手が足りないため、ケガをしていても命に別状のない者はそのまま自宅へ帰されている。私の親族の女性も、飛び散った窓ガラスで顔面の中央を深く切ってしまったが、彼女よりも緊急を要する負傷者がたくさんいたため、治療を受けられずに帰されてしまった。そのため、歯科医である彼女の夫が、自分のクリニックへ連れて行き、局所麻酔をして傷口を縫い合わせた。

(後略)

The amount of death and destruction is inconceivable
http://electronicintifada.net/v2/article10059.shtml
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【2008/12/30 01:00】 | 戦争と平和
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