政治家の言葉に感動するなどというのはなかなかないものですが、今回の福島瑞穂社民党党首の会見にその真摯な言葉に感動して全文を聞き書きしました。


連立政権の中で大臣として多くの人とともに頑張ってきました。労働者派遣法の改正、消費者問題、男女共同参画などです。しかし、社民党沖縄を裏切ることはできません。数々の犠牲を払ってきた沖縄の人たちにこれ以上の負担を押し付けることに加担するわけにはいきません。だから、署名をしませんでした。

 12月3日私はこの内閣が辺野古に基地を作ると決定した場合社民党としても、私としても、重大な決意をせねばならないと言いました。日米共同声明にも閣議決定の文案にも辺野古とはっきりと書きこんでいるのに署名はできません。沖縄の人たちにも国民にも辺野古に基地を造らせないとはっきりと約束してきました。
私は言葉に責任を持つ政治をやっていきたいと思います。だからその言葉に従ってサインをしませんでした。

 この問題には3つの大義の問題があると考えています。

 一点目は、沖縄の人たちと日本国民の連帯です。 
 沖縄の人たちはもうこれ以上基地を新たに造らないでほしいと異議申し立てをしています。日本国民はその異議申し立てにしっかりと答えるべきです。辺野古に基地を造るというのはこの連帯を踏みにじることで、沖縄の人たちの声を踏みにじるものだと思います。

 二点目の大義は日本政府と国民の信頼関係です。
 国外、最低でも県外、辺野古には造らせないという約束をいろんな形でしてきたのであればそのことを実現すべきなのです。それを反故にするのであれば、日本政府と国民の間の信頼関係が破壊されます。

 三点目の大義は、日米の信頼関係です。
 沖縄の人たちの同意なくして今回日米共同声明は作られました。そのことを日本政府もアメリカ政府も熟知をしているわけです。

 地元の人たちの同意なく反対の中で強行することは日米関係も破壊すると思っています。

 この三つは重要な大義ですが、今回の日米共同声明と閣議決定は踏みにじるものだと思います。

 鳩山総理は辺野古の海を埋め立てるのは自然への冒涜だとおっしゃいました。その思いでこの内閣は頑張ってきたはずです。

 社民党も私もまったく変わっておりません。私を罷免することは沖縄を切り捨てることです。私を罷免することは国民を裏切ることです。

 さきほど、言葉に責任を持つ政治をやらなければならない、と、申し上げました。そのことは鳩山総理にも本日しっかりと申し上げました。社民党はしっかり言葉に責任を持つ政治をやらなければ存在意義はありません。そうでなければ日本の政治は切り開いていけないと思います。社民党と私は国民のみなさんと沖縄の人たちに約束した政治をこれからもやってまいります。新しい時代をむしろ切り開いていきたいと思っています。
今後沖縄問題の真の解決のために、沖縄の人たち、国民と世界中の人たちと手を結び、渾身の力をこめて問題の解決のためにこれからもまい進してまいります。
(質問)
NHKです。党幹部からも当然連立政権の離脱とあるのですがどうされますか。

●福島党首
私は今日罷免されました。この30日に全国幹事長会議があります。社民党はボトムアップの政党なのでそこで十分議論して考えていきたいと思います。
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【2010/05/28 23:50】 | 政治・経済
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