秋田県の地域の中学校では優等生なのに、中心都市の進学高校に進学したとたん底辺に追いやられ、とうとう一ヶ月余りの間、家出して、その後戻ったが遅れた分の学習に追いつけなくなり、授業に出ず保健室がよい。
 完全に落ちこぼれた著者のうめきのような体験を小説化。でもなにげに明るいけど。

 東北から家出して大阪駅に直行。怪しいおじさんに声をかけられる。土地勘が全くなくて大阪駅に出れば何とかなると思っていたらオフィス街で何もなくなる。駅も閉まるが、追い出すとあまりに危ないと思った駅の担当者さんが中に置いてくれる。

 本当にいい人ばかりであっている。トラブルにも幸いに巻き込まれなかった。

 最後にがんばって中退だけは避けられる。でもみんなと一緒に卒業できず補習後一月遅れでの1人での卒業式。どうしたらこういう子を救えるか。豊島さんの時には誰も何もできない。
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【2008/12/15 17:23】 | 奈良たかし・本の話
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