岡田克也外相がインド洋給油でテレビでしつこく聞かれても、「いや単純延長はないというそれだけです。ほかに選択肢は握ってないと交渉にならない。」とくり返していた。政治家としては正しい返事だろう。これは外交交渉の基本だ。
それを外務担当でもないのにべらべらと、「国会承認をして(自衛隊を)出すよう法律を変え、活動を続けるべきだ」と政府でも交渉ごととして検討していることに講演で垂れ流す。頭で思っていたら何でもしゃべらなければ気が済まないようだ。
それで、平野博文官房長官に注意を受けたのだが、そもそも外交交渉を台無しにしかけた国を危うくする輩がなぜ防衛政務官なのかわからないところだ。
政治家としてはもっと修行が必要で、政務官はとても務まらないのだから、辞任して、もう少し社会勉強をすべきだと思ってしまう。
wikipediaで見ていても、浮ついた自民党的な右翼言動のみ。これではいけないという自覚がないのだろうか。「防衛」とはオタク的な知識や右翼的なプロパガンダやパフォーマンス行動で必要なのではない。
それぞれの国とのつきあいの中で平和のためにすりあわせを行い国と国民がどのように生きるかそのためにこそ存在する。長島昭久氏は政治家としてあまりに浅い。こんな事を続けていたらもうすぐ政治生命が終わってしまうのでは。
「生活者の利益に軸足を置きつつ、さらに徹底した改革を標榜する保守層へ食い込むような政策立案や運動を展開すべき」としている。人権擁護法案から人権を守る会、永住外国人の地方参政権を慎重に考える勉強会、慰安婦問題と南京事件の真実を検証する会に参加する。
保守の立場から、一貫して共産・社民との野党共闘に反対。2006年の沖縄県知事選では、民主党も含む野党統一候補となった糸数慶子が米軍基地反対派であるため「共産党と変わらない」と批判し、党執行部に対抗して糸数候補を批判した。糸数が落選すると「野党共闘路線は破綻した」として、教育基本法全部改正案などの審議拒否を止め、「面舵いっぱい」に右転換するよう主張。
温家宝来日の際に行われた国会演説についての辛口のコメントが産経抄で絶賛され、光華寮訴訟に関する国会質問が櫻井よしこの週刊新潮コラムで取り上げられた。
衆議院のテロ防止特別委員会でソマリア沖の海賊対策として海上自衛隊艦艇による民間商船の護衛を麻生太郎首相に提案。麻生首相が「(聴いていて)自民党の方が提案しているのかと思うくらい」と賛意を示す一方で、民主党の政調会長である直嶋正行からは、自衛隊の海外派遣につながるとして「どういうことなんだ」と詰め寄られた。
一連の言動から、ビートたけしのTVタックルで三宅久之に「あなた民主党にしては随分マトモだねぇ」などと評される。
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