アフガニスタン東部のジャララバードで26日午前にNGO「ペシャワール会」の伊藤和也さん(31)が武装グループに拉致された。
 「ペシャワール会」は、日本で軍事力に頼らないアフガニスタンの復興ができる有数のグループだ。それで私も精神的に身近なものがある。
特に代表の中村医師のメッセージをことあるたびに読んでいる。それで心配しているのだがみなさんはどうでしょうか。

 その活動は会ホームページ冒頭のメッセージでは、

「ペシャワール会は中村哲医師のパキスタンでの医療活動を支援する目的で結成され
1984年より現地活動を開始しました
現在パキスタン北西辺境州・アフガニスタンに1病院と2診療所を運営して
年間約87000人(2006年度)の患者診療を行っています

加えて2000年夏より戦乱についで今世紀最悪の干ばつに見舞われた
アフガニスタンの村々で約1600カ所以上の水源(井戸、カレーズ)確保作業を継続しています

2001年10月からアフガニスタン空爆の中、緊急食糧援助を行ないました
この時に寄せられた「アフガンいのちの基金」をもとに医療事業、
水源確保事業、農業計画から成る「緑の大地計画」をスタートし
2003年3月より灌漑用水路建設に着工
2007年4月に第一期13キロが完成、現在第二期工事を進めています
この用水路によって6000ヘクタールの農地への灌漑が可能になりました

これを日本では約12500人のペシャワール会会員が支えています」

 現地では、日本人ワーカという職名で、パキスタンとアフガニスタンの医療、会計事務、水計画、農業などの部門で活動していた。つい最近治安悪化までは次のように多くの職種を募集していた。

(1)医師、看護師、臨床検査技師
(2)土木工事経験者(コンクリート打ちなど)
(3)現地作業員管理
(4)事務・会計
(5)検査技師
(6)男性炊事担当者 
 伊藤さんは03年12月から活動に参加して、農業指導をする日本人ワーカー一番の古株で、現地語も話せた。

 まさに、平和的な市民復興を象徴するような団体でそして人なのだ。

 代表中村医師は、テレビでアフガニスタンの空港に着いたときも多くの人に握手を求められる。それくらい親しまれている。
 アフガニスタンへの自衛隊派遣を憂慮し、自分たち民間のNGOがねらわれると憂慮していた。それなのにこういうことになった。

 でも今日の締めとしては、これで、自民公明与党が勢いづいて、前から撤退するよう指導していた外務省に指導を強めさせNGOを撤退させて自衛隊を派遣するかもしれないのだ。でもそれは現地に何ももたらさない地獄の道だと思う。どんなことがあろうとも、市民による平和復興が必要なのだと信じる。そうだ拉致があってもだ。米日欧の軍隊によるものではないと感じているのである。


 伊藤さんの遺体が拉致された周辺で発見され、ペシャワール会の現地スタッフが本人であることを確認した。
 最悪である。心から冥福を祈る。なぜこんなことになるのか。
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【2008/08/27 00:45】 | 戦争と平和
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