ローマで14日午後に閉幕した先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)の結果報告の記者会見の席上、中川昭一財務・金融担当相は、体調が明らかにおかしい状態だった。時折ろれつの回らない口調がみられた。時差ぼけの影響か、疲労によるものか、様子から見てあるいは病気なのか原因は不明だが、初めて目にしたイタリア人の政府職員からは「彼はどうしたんだ」という声が出た。

 中川氏は、白川方明日銀総裁らと会見に臨んだが、終始眠そうにまばたきを続けていた。そして知覚までおかしくなったのか、白川総裁に対する記者の質問に「何、もう一度言って」と割り込んだり、いきなり強い語調で「どこだ」と質問した記者の位置を確認するなど、周囲もとまどう不自然な態度だった。

 また「アメリカの対策も……、一応……説明を、説明を……受けましたし」と、かなりろれつの回らない遅い口調で語った。しかもこの異状な様子が世界に配信されてしまった。この世界的な経済危機の中でその対応の日本側の責任者の一人であるのに何ということだ。

しかも、質問への回答も、「アジア開発銀行(ADB)に10億ドル(約900億円)の支援をすると約束した」と発言。しかしこれは実際にはしていないことだ。
 無担保コール翌日物金利の誘導目標が0・1%程度である現行の日銀の政策金利についても、「ゼロから0・25(%)ですか。非常に低い状況になっていらっしゃる」と返答した。内容もデタラメだった。

 中川氏は酒好きで知られ、体調管理も言うのはきついが本人の責任である。政治家は結果責任を取らねばならず言いわけが聞かない激務である。

 14日の「G7財政リーダーのミーティングで居眠りしていたようだった」とABC Newsのマット・ジャフィー記者に報告されているように、既に事前からかなり調子が変だったのだ。
 スタッフと話し合い代役を立てることもできただろう。国際的な場でこんな状態でつとまらないのなら引退すべきである。

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【2009/02/16 02:06】 | 政治・経済
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