民主党の細野豪志氏は3日の衆院予算委員会で、元水産庁長官の農水省OBが退職後の6団体への天下りと「渡り」で、計2億6900万円以上の退職金や報酬を得ていたと指摘した。元長官の天下り先の前任と後任のうち計11人も同省OBで、細野氏は「こういう『渡りルート』は氷山の一角」と政府に調査を要求した。

 細野氏によると、元長官は88年2月に海外漁業協力財団に再就職した後、今年1月までの21年間に6団体を渡り歩いた。4年半在任した最初の天下り先での報酬と退職金が推計で9700万円。その後、渡り歩いた5団体からの所得が1億7200万円にのぼる。

 農水省の佐藤正典官房長は前任も後任も同省OBが占めることについて「各団体が前任者同様の能力、適性を有する人物を求め、結果的に共通するものが多くなったと考えている」と答弁し、偶然との認識を示した。

 しかし、何が偶然だろう。白々しい。冗談じゃない。2億6,900万円の内、給与は退職後の嘱託として年800万円、4年半で3,600万円、退職金は年50万として225万。合計で3,825万円がせいぜい。差額の5,875万円。後の渡りなど普通あり得ない。誰もこんな働きもしないものを本来雇おうとはしない。従って過剰な給付された金は2億3,075万円は、これは、元の権限と顔つなぎのための賄賂なので、それは価格などに転嫁され国民の懐から盗まれているのだ。この役人は、国民のためでなくずっと業界のためにだけ働いているのだ。

 国民からの泥棒として逮捕されるべきだ。あまりに慣らされてみんな無感覚になっているのだ。

 この官庁の態度は、役人を時代錯誤の領主扱いなのだ。

 秦の始皇帝の時代や封建時代の役人というのは実は賄賂は公認されていた。特に、日本の江戸時代は、賄賂を取ることは、外様を中心とした藩の力を弱めることで受付窓口もあった。
でも今は秦の時代でもなく、江戸時代でもない。

 そして途上国では腐敗が蔓延している。でももはや先進国日本でそんなのはごめんだ。

 実はこれは至る所に、役人が甘い汁を吸い上げるシステムがある。
 例えば道路を見てみる。消火栓の標識がある。ところが丸い標識部の下に広告が付いた背の高いものがある。あれなぜ広告が付いている。年20万の広告費としても全国で10万本あるから200億円という膨大な金額になる。実は消防庁の天下り会社「消火栓標識株式会社」が立てているのだ。そもそもあんなもの何も広告付きで立てる必要はない。
標識なんだから各消防庁が自分で予算を確保して税金で立てればいいのだ。

 そう言うと必ず消防関係の人は「無料で国民に周知できるのだからいいことだ」と必ず返してくる。しかし、これ自体すごくおかしいのだ。消火栓を国民自身が使うだろうか。消防署が場所を知っていればよく、90cm位の高さの標識もある。あれは安くて十分な機能があるのであれを立てればいいのだ。

http://www.syokasen.co.jp/index.html

 水道栓や蛇口にいちいち器具認定シールが付いているところが多い。あれは各水道局ごとにやっている。膨大な無駄だ。なぜ認定シールなど付いている。国で技術基準を決めてそこに合ってればいいはずだ。それをあんな形にしてわざわざ検査とシールをさせ、料金を取る。市町村認定の水道業者がやるときはシールの付いている製品を使うように強制している。あれも水道関係の役人の天下り団体の利益になっている。

 一事が万事で役人たちの天国が続いている。
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【2009/02/05 00:31】 | 政治・経済
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2009/02/06(Fri) 21:57:19 |  ブログ論壇