サンサン中国の謎

 中国については、ずいぶん本を読み、テレビもニュースや特集番組も見ているが、しっくりとくる説明がない。例えばニセ物の横行。なぜ、当たり前のように出回っているのか。
 人々の利益追求だけの利己的な行動パターンが多すぎる。それなのにそれとは反する様子もけっこう多い。とても親切で色々世話になったとか。

 また、2万件の抗議行動や暴動が起こるような、国民への土地収用のでたらめさ。地方幹部と企業が癒着して1割程度の保証金で追い払われ人々が路頭に迷う。それがなぜ起こるのか。
 こういうのに整理がないのだ。謎の国のままである。

 謎は中国経済が巨大になり世界の工場でしかも世界一の市場となっていくとより困惑が大きくなる。毒入り冷凍餃子に象徴されるように日本にも直接的な被害や影響がダイレクトにくるからだ。ええっなぜこんなことになってしまうの、と驚愕してしまう。

 ところが、待ってみるもので、中国の全体を俯瞰した、しかもわかりやすい新書が出た。画期的なことだと思ってしまう。100個くらいバタバタと落ちるような目ウロコ本なのだ。

中国の不思議な資本主義 東 一眞 (著) (中公新書ラクレ 247)

 この本に基づいて、中国の謎を解明したい。
 中国は、もの作りが実はじっくりと構えて造るのが苦手だ。それは利益を求めて殺到するという形である。鉄鋼ではすでに日本を超える生産量の高炉があり世界一なのに、建設中の設備が6000万トンとロシア一国並み、しかもそのうえにまだ計画が6000万トンある。地球上にこれ以上はいらないという規模なのだ。こういう過剰設備による企業披露と撤退が繰り返される。
 製造業でさえ利益本意の投機となる。
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【2008/03/29 00:59】 | 中国
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