ハンガリー映画「人生に乾杯!」。マイナーな映画と思うだろうが、これがとてもおもしろい。何しろ81歳の老夫と70歳の老妻が強盗をして回るという痛快な映画なのだ。年金では電気代すら出せないほど追いつめられたからだ。シビアな映画なのだが大丈夫。ユーモアあふれる作りだからだ。

 でも、よく考えれば社会主義から資本主義になり、物価は果てしなく上がり、年寄りは捨てられた状態なのだ。だからこそ、やがては国民が英雄視して応援し始める。はたしてこのまま逃げ切れるでしょうか。


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【2010/05/31 23:38】 | 映画
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普天間基地の返還がなぜ辺野古への建設につながるのか。またアメリカ政府と米軍のための「アジア太平洋地域の安全と繁栄」という軍事戦略のために、沖縄を捨て石にすると読める、ほとんど太平洋戦争末期と何も変わらない思想と体質の恐るべき文書である。


米軍普天間飛行場移設に関する政府方針(全文)

 1 日米両国政府は、2006年5月1日の日米安全保障協議委員会において承認された「再編の実施のための日米ロードマップ」(以下「ロードマップ」という。)に示された普天間飛行場代替施設について検討を行い、ロードマップに一部追加・補完をし、ロードマップに示された在日米軍の兵力構成見直し等についての具体的措置を着実に実施していくことを再確認した。
 これに伴い、「在日米軍の兵力構成見直し等に関する政府の取組について」(06年5月30日閣議決定)を見直すこととする。

 2 日米安全保障条約は署名50周年を迎えたが、特に最近の北東アジアの安全保障情勢にかんがみれば、日米同盟は、引き続き日本の防衛のみならず、アジア太平洋地域の平和、安全及び繁栄にとっても不可欠である。このような日米同盟を21世紀の新たな課題にふさわしいものとすることができるように、幅広い分野における安全保障協力を推進し、深化させていかなければならない。同時に、沖縄県を含む地元の負担を軽減していくことが重要である。
 このため、日米両国政府は、普天間飛行場を早期に移設・返還するために、代替の施設をキャンプ・シュワブ辺野古崎地区及びこれに隣接する水域に設置することとし、必要な作業を進めていくとともに、日本国内において同盟の責任をより衡平に分担することが重要であるとの観点から、代替の施設に係る進展に従い、沖縄県外への訓練移転、環境面での措置、米軍と自衛隊との間の施設の共同使用等の具体的措置を速やかに採るべきこと等を内容とする日米安全保障協議委員会の共同発表を発出した。

 3 政府としては、上記共同発表に基づき、普天間飛行場の移設計画の検証・確認を進めていくこととする。また、沖縄県に集中している基地負担を軽減し、同盟の責任をわが国全体で受け止めるとともに、日米同盟をさらに深化させるため、基地負担の沖縄県外または国外への分散及び在日米軍基地の整理・縮小に引き続き取り組むものとする。さらに、沖縄県外への訓練移転、環境面での措置、米軍と自衛隊との間の施設の共同使用等の具体的措置を速やかに実施するものとする。その際、沖縄県を始めとする関係地方公共団体等の理解を得るべく一層の努力を行うものとする。

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【2010/05/29 16:41】 | 政治・経済
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 福島大臣が署名を拒否した日米共同声明が外務省ホームページに掲載されました。段落を付け、読みやすく末尾引用するとともに、沖縄を踏みにじり、北部の軍事要塞化を強行する問題点を記述します。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/
usa/hosho/joint_1005.html


1.辺野古埋め立て建設明記と共同使用
 辺野古埋め立てでの滑走路建設を明記して、しかもこれまでなかった自衛隊との共同使用としている。これで沖縄北部の軍事要塞化が一段と進む。また将来米軍海兵隊の撤退にかかわらず無くならない。

2.滑走路は複数
 日本語版ではないが英語版では「1,800 meters long」とメートルズと複数であり、2本の滑走路が建設される予定である。

3.遅延無く建設、完了 および自治体介入
 建設迅速化を「環境影響評価手続及び建設が著しい遅延がなく完了できることを確保するような方法で,代替の施設を設置し,配置し,建設する」とうたいこの13年かかってもできない現状を強行突破しようとしている。しかも自治体との米軍プレゼンスのための意思疎通の強化をうたい、知事の埋め立て免許も特別立法で強行するのではないか。

 訓練の若干の移転はされるが、米軍再編と強化により日米政府によるいっそうの沖縄軍事植民地化を強行する宣言文というべき文書である。


<仮訳>
共同発表
日米安全保障協議委員会

2010年5月28日


英語版はこちら


岡田外務大臣
北澤防衛大臣
クリントン国務長官
ゲイツ国防長官


 2010年5月28日,日米安全保障協議委員会(SCC)の構成員たる閣僚は,日米安全保障条約の署名50周年に当たる本年,日米同盟が日本の防衛のみならず,アジア太平洋地域の平和,安全及び繁栄にとっても引き続き不可欠であることを再確認した。北東アジアにおける安全保障情勢の最近の展開により,日米同盟の意義が再確認された。この点に関し,米国は,日本の安全に対する米国の揺るぎない決意を再確認した。日本は,地域の平和及び安定に寄与する上で積極的な役割を果たすとの決意を再確認した。さらに,SCCの構成員たる閣僚は,沖縄を含む日本における米軍の堅固な前方のプレゼンスが,日本を防衛し,地域の安定を維持するために必要な抑止力と能力を提供することを認識した。SCCの構成員たる閣僚は,日米同盟を21世紀の新たな課題にふさわしいものとすることができるよう幅広い分野における安全保障協力を推進し,深化させていくことを決意した。

 閣僚は,沖縄を含む地元への影響を軽減するとの決意を再確認し,これによって日本における米軍の持続的なプレゼンスを確保していく。この文脈において,SCCの構成員たる閣僚は,同盟の変革と再編のプロセスの一環として,普天間飛行場を移設し,同飛行場を日本に返還するとの共通の決意を表明した。

 閣僚は,このSCC発表によって補完された,2006年5月1日のSCC文書「再編の実施のための日米ロードマップ」に記された再編案を着実に実施する決意を確認した。

 閣僚は,2009年2月17日の在沖縄海兵隊のグアム移転に係る協定(グアム協定)に定められたように,第三海兵機動展開部隊(MEF)の要員約8000人及びその家族約9000人の沖縄からグアムへの移転は,代替の施設の完成に向けての具体的な進展にかかっていることを再確認した。グアムへの移転は,嘉手納以南の大部分の施設の統合及び返還を実現するものである。

 このことを念頭に,両政府は,この普天間飛行場の移設計画が,安全性,運用上の所要,騒音による影響,環境面の考慮,地元への影響等の要素を適切に考慮しているものとなるよう,これを検証し,確認する意図を有する。

 両政府は,オーバーランを含み,護岸を除いて1800mの長さの滑走路を持つ代替の施設をキャンプ・シュワブ辺野古崎地区及びこれに隣接する水域に設置する意図を確認した。

 普天間飛行場のできる限り速やかな返還を実現するために,閣僚は,代替の施設の位置,配置及び工法に関する専門家による検討を速やかに(いかなる場合でも2010年8月末日までに)完了させ,検証及び確認を次回のSCCまでに完了させることを決定した。

 両政府は,代替の施設の環境影響評価手続及び建設が著しい遅延がなく完了できることを確保するような方法で,代替の施設を設置し,配置し,建設する意図を確認した。

 閣僚は,沖縄の人々が,米軍のプレゼンスに関連して過重な負担を負っており,その懸念にこたえることの重要性を認識し,また,共有された同盟の責任のより衡平な分担が,同盟の持続的な発展に不可欠であることを認識した。上記の認識に基づき,閣僚は,代替の施設に係る進展に従い,次の分野における具体的な措置が速やかにとられるよう指示した。

  • 訓練移転

  •  両政府は,二国間及び単独の訓練を含め,米軍の活動の沖縄県外への移転を拡充することを決意した。この関連で,適切な施設が整備されることを条件として,徳之島の活用が検討される。日本本土の自衛隊の施設・区域も活用され得る。両政府は,また,グアム等日本国外への訓練の移転を検討することを決意した。

  • 環境

  •  環境保全に対する共有された責任の観点から,閣僚は,日米両国が我々の基地及び環境に対して,「緑の同盟」のアプローチをとる可能性について議論するように事務当局に指示した。「緑の同盟」に関する日米の協力により,日本国内及びグアムにおいて整備中の米国の基地に再生可能エネルギーの技術を導入する方法を,在日米軍駐留経費負担(HNS)の一構成要素とすることを含め,検討することになる。閣僚は,環境関連事故の際の米軍施設・区域への合理的な立入り,返還前の環境調査のための米軍施設・区域への合理的な立入りを含む環境に関する合意を速やかに,かつ,真剣に検討することを,事務当局に指示した。

  • 施設の共同使用

  •  両政府は,二国間のより緊密な運用調整,相互運用性の改善及び地元とのより強固な関係に寄与するような米軍と自衛隊との間の施設の共同使用を拡大する機会を検討する意図を有する。

  • 訓練区域

  •  両政府は,ホテル・ホテル訓練区域の使用制限の一部解除を決定し,その他の措置についての協議を継続することを決意した。

  • グアム移転

  •  両政府は,2009年2月17日のグアム協定に従い,III MEFの要員約8000人及びその家族約9000人の沖縄からグアムへの移転が着実に実施されることを確認した。このグアムへの移転は,代替の施設の完成に向けての日本政府による具体的な進展にかかっている。米側は,地元の懸念に配慮しつつ,抑止力を含む地域の安全保障全般の文脈において,沖縄に残留するIII MEFの要員の部隊構成を検討する。

  • 嘉手納以南の施設・区域の返還の促進

  •  両政府は,嘉手納以南の施設・区域の返還が,「再編の実施のための日米ロードマップ」に従って着実に実施されることを確認した。加えて,両政府は,キャンプ瑞慶覧(キャンプ・フォスター)の「インダストリアル・コリドー」及び牧港補給地区(キャンプ・キンザー)の一部が早期返還における優先分野であることを決定した。

  • 嘉手納の騒音軽減

  •  両政府は,航空訓練移転プログラムの改善を含む沖縄県外における二国間及び単独の訓練の拡充,沖縄に関する特別行動委員会(SACO)の最終報告の着実な実施等の措置を通じた,嘉手納における更なる騒音軽減への決意を確認した。

  • 沖縄の自治体との意思疎通及び協力

  •  両政府は,米軍のプレゼンスに関連する諸問題について,沖縄の自治体との意思疎通を強化する意図を確認した。両政府は,ITイニシアチブ,文化交流,教育プログラム,研究パートナーシップ等の分野における協力を探究することを決意した。


安全保障協力を深化させるための努力の一部として,SCCの構成員たる閣僚は,地域の安全保障環境及び共通の戦略目標を推進するに当たっての日米同盟の役割に関する共通の理解を確保することの重要性を強調した。この目的のため,SCCの構成員たる閣僚は,現在進行中の両国間の安全保障に係る対話を強化することを決意した。この安全保障に係る対話においては,伝統的な安全保障上の脅威に取り組むとともに,新たな協力分野にも焦点を当てる。

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【2010/05/29 13:12】 | 政治・経済
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 政治家の言葉に感動するなどというのはなかなかないものですが、今回の福島瑞穂社民党党首の会見にその真摯な言葉に感動して全文を聞き書きしました。


連立政権の中で大臣として多くの人とともに頑張ってきました。労働者派遣法の改正、消費者問題、男女共同参画などです。しかし、社民党沖縄を裏切ることはできません。数々の犠牲を払ってきた沖縄の人たちにこれ以上の負担を押し付けることに加担するわけにはいきません。だから、署名をしませんでした。

 12月3日私はこの内閣が辺野古に基地を作ると決定した場合社民党としても、私としても、重大な決意をせねばならないと言いました。日米共同声明にも閣議決定の文案にも辺野古とはっきりと書きこんでいるのに署名はできません。沖縄の人たちにも国民にも辺野古に基地を造らせないとはっきりと約束してきました。
私は言葉に責任を持つ政治をやっていきたいと思います。だからその言葉に従ってサインをしませんでした。

 この問題には3つの大義の問題があると考えています。

 一点目は、沖縄の人たちと日本国民の連帯です。 
 沖縄の人たちはもうこれ以上基地を新たに造らないでほしいと異議申し立てをしています。日本国民はその異議申し立てにしっかりと答えるべきです。辺野古に基地を造るというのはこの連帯を踏みにじることで、沖縄の人たちの声を踏みにじるものだと思います。

 二点目の大義は日本政府と国民の信頼関係です。
 国外、最低でも県外、辺野古には造らせないという約束をいろんな形でしてきたのであればそのことを実現すべきなのです。それを反故にするのであれば、日本政府と国民の間の信頼関係が破壊されます。

 三点目の大義は、日米の信頼関係です。
 沖縄の人たちの同意なくして今回日米共同声明は作られました。そのことを日本政府もアメリカ政府も熟知をしているわけです。

 地元の人たちの同意なく反対の中で強行することは日米関係も破壊すると思っています。

 この三つは重要な大義ですが、今回の日米共同声明と閣議決定は踏みにじるものだと思います。

 鳩山総理は辺野古の海を埋め立てるのは自然への冒涜だとおっしゃいました。その思いでこの内閣は頑張ってきたはずです。

 社民党も私もまったく変わっておりません。私を罷免することは沖縄を切り捨てることです。私を罷免することは国民を裏切ることです。

 さきほど、言葉に責任を持つ政治をやらなければならない、と、申し上げました。そのことは鳩山総理にも本日しっかりと申し上げました。社民党はしっかり言葉に責任を持つ政治をやらなければ存在意義はありません。そうでなければ日本の政治は切り開いていけないと思います。社民党と私は国民のみなさんと沖縄の人たちに約束した政治をこれからもやってまいります。新しい時代をむしろ切り開いていきたいと思っています。
今後沖縄問題の真の解決のために、沖縄の人たち、国民と世界中の人たちと手を結び、渾身の力をこめて問題の解決のためにこれからもまい進してまいります。
(質問)
NHKです。党幹部からも当然連立政権の離脱とあるのですがどうされますか。

●福島党首
私は今日罷免されました。この30日に全国幹事長会議があります。社民党はボトムアップの政党なのでそこで十分議論して考えていきたいと思います。

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【2010/05/28 23:50】 | 政治・経済
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http://www5.sdp.or.jp/comment/
2010/seimei100528_2.htm


2010年5月28日
福島大臣の罷免に抗議する(声明)
社会民主党

 本日、福島内閣府特命担当大臣は、日米両政府が交わした共同文書を確認するための閣議決定に反対し、署名を拒否した。

 この共同文書は、2006年に交わされた日米ロードマップを再確認するものであり、沖縄県内の辺野古地区に新たな基地を作ることを含んでいる。また、鹿児島県徳之島を訓練基地として使用することを検討することも書き込まれている。

 「沖縄県民の負担軽減の観点から、日米地位協定の改定を提起し、米軍再編や在日米軍基地のあり方についても見直しの方向で臨む」とした鳩山連立政権において、沖縄の基地を強化することを盛り込んだ文書の実施を閣議で決定することは、「沖縄県民と国民の連帯を断ち切る」、「国民と政府の信頼関係を断ち切る」、「日本政府とアメリカ政府との関係を損なう」という三点で大義に反し、社民党としては絶対に容認できるものではない。福島党首が閣議において署名を拒否するのは当然のことである。その結果、鳩山首相によって罷免されることとなったが、社民党としても大変遺憾であり憤りを禁じ得ない。

 社民党は、昨年9月の連立政権樹立にあたっての三党合意に基づいて、政権を運営するために、8カ月余にわたり誠実に努力してきた。

 戦後65年経ってもなお沖縄県民が米軍基地の負担に苦しんでいる状況を変えなければならないということは、鳩山首相自らが幾度も言明されている。「国外、最低でも県外」という発言は、沖縄県民のみならず国民の期待も高めてきた。

 にもかかわらず本日公表された日米合意は、鳩山首相のこれまでの主張に反するものであり、何よりも沖縄県民の心を踏みにじってしまったことは大変遺憾である。また、「地元の合意」「連立の合意」「日米の合意」を確認すると言いつつも、「日米の合意」を優先させて、他のことを後回しにしてきたことも、大きく信頼を損なうこととなった。

 したがって、社民党としては、ここに至って連立政権のあり方について重大な決定をせざるを得ない。今月30日の全国幹事長会議で全党的な論議を行い、誤りのない最終判断を下すこととしたい。社民党は、今後とも、平和・軍縮の実現のために多くの人と連帯して努力していく。

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【2010/05/28 22:39】 | 政治・経済
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普天間移設の辺野古への移設政府方針の閣議決定への署名を拒否した福島瑞穂消費者相・社民党党首が鳩山由紀夫総理に28日夜に閣僚を罷免された。消費者担当相、少子化担当相、男女共同参画担当相は、平野博文官房長官が兼務する。

 福島瑞穂さんは最後まで妥協しなかった。このことをほめたたえたい。社会党時代を含め腰砕けになっていたこれまでの党首とは違う。これほど国民のことを思い自らの信念を貫きとおした政治家が戦後何人いるだろうか。
 連立も離脱すべきである。戦略的に見ても、社民党の連立政権参加でいったい何ができたのだろう。

 とにかく選挙のたびに2割ずつ得票数をへらしている状態を止めねばならないだけだ。だとしたら、いまのまま連立政権にとどまっても意味がないと思う。

普天間移設の政府方針要旨

 一、日米両政府は普天間飛行場を早期に移設・返還するため、代替施設をキャンプ・シュワブ辺野古崎地区および隣接する水域に設置するとの共同声明を出した。

 一、普天間飛行場の移設計画の検証・確認を進め、沖縄県に集中している基地負担の沖縄県外・国外への分散や、在日米軍基地の整理・縮小に引き続き取り組む。

 一、沖縄県外への訓練移転、環境面での措置、米軍と自衛隊の間での施設共同使用など具体的措置を速やかに実施。その際、沖縄県をはじめとする関係地方公共団体などの理解を得るよう一層努力する。

 一、日米同盟は日本の防衛のみならず、アジア太平洋地域の平和と安全に不可欠。21世紀の新しい課題にふさわしいものにするよう、幅広い分野で安全保障協力を進め、深化させる。


閣僚罷免後の社民・福島党首の会見 要旨 2010年5月28日21時54分

http://www.asahi.com/politics/update/
0528/TKY201005280448.html


 連立政権で頑張ってきたが、社民党は沖縄を裏切ることはできない。(昨年)12月3日、私はこの内閣が(沖縄県名護市の)辺野古に(米軍普天間飛行場の移設で)基地を造ると決定した場合、重大な決意をしなければならないと述べた。日米共同声明と閣議決定にまさに辺野古と書き込んでおり、署名できない。

 この問題には三つの大義がある。「もう基地を造るな」と異議を申し立てている沖縄の人たちとの連帯。二つ目は国民と政府との信頼関係。(首相が)「最低でも県外」という約束をほごにするなら政府と国民との信頼は破壊される。三つ目は日米関係。地元の賛成なく反対の中で強行することは日米関係も破壊する。

 鳩山総理は「辺野古の海を埋め立てるのは自然への冒涜(ぼうとく)だ」と言った。私を罷免することは沖縄を切り捨て国民を裏切ることだ。激しく失望している。沖縄の負担を増やす政治に加担できない。私は約束した政治をしっかりやり、新しい時代を切り開いていきたい。沖縄問題の真の解決のため邁進(まいしん)していきたい。

 (連立政権を離脱するかどうかは)30日の全国幹事長会議で十分議論して決めたい。


 

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【2010/05/28 22:31】 | 政治・経済
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 脱原発の運動を長い間やっていて困っています。たとえば関西運動でも縮小が続き、新しい世代の参加者がなかなかできないのです。

 このままでは、みんな老化して死んでしまい終わりだなんていう人もいます。困っています。どうしたらいいのでしょう。

こんなことを書いてみました。別にこれだけではないと思います。
--------------------------------------------------------------------------------
 上関のことはその周囲に任せて、私たちはもんじゅの周囲なのですから、もんじゅの問題に全力を集中すべきだと思っています。

 全体の運動や広報活動では、原発の運動が知っている運動周囲のこと。マスコミに取り上げてもらい、政府官僚と交渉するというのは、全て様変わりしているのに、私たちが認識と対応ができていないのです。

民主党の政務三役が役所を動かす体制になっています。とにかく原発推進派に乗っ取られたのではという民主党ですが、働きかけもせずそんなことを言っていても仕方ないのであらゆる手を使って民主党に働きかけるべきです。

 マスコミは第四連力から第一権力となったといわれるくらい反動化が進んでいます。新聞も載せない。テレビもひどい。5月12日(水)放送 クローズアップ現代「検証 もんじゅ運転再開」も宣伝番組みたいでした。

 ところが、それを嘆くことはなくて、新聞もテレビも購読視聴者が若者中心に減っています。それでブログ論壇や動画サイトなどの存在が大きくなりつつあります。後5年くらいで社会的な議題設定機能がネット上に移るのではいう観測があります
。これも正負あって韓国で女優がネットのうわさで自殺しましたが、もともと韓国では新聞への不信が強くて社会的な議題設定機能がネット上に移ったことでネット情報の影響が甚大で起こりました。

 私もブログ論壇の参加者ですが、政治・社会派ブログはあっても原発のことを書くのは、「きっこのブログ」
http://kikko.cocolog-nifty.com/

と私の「生きてるしるし」しかありません。

 原発のブログ記事を書いたら集めるトラックバックピープルもありません。
トラックバックピープルはその新記事の表題をブログサイドで表示でき、今何が問題なのか一瞬で全国に広めることができます。
 ネットで、脱原発版ブログ論壇を作るべきだと思います。

http://tbp.jp/

 だいたい講演したらなぜ了解を得て動画サイトに載せて広めないのでしょう。

それと、ネットの市民ニュース新聞があるのだからきちんと投稿すべきだと思います。
http://www.janjanblog.com/

また、ツイッターの影響も大きくなりつつあります。なにかあったら実況中継してもいいと思うのです。
私のtwitterページ
https://twitter.com/naratakasi

スラッシュタグで、もんじゅ脱原発のtwitter投稿を集めてもいい。

 そのうえで、ワーキングプアの運動のようにデモや集会で社会的な認知を行う。

 運動をやる側に現場で声をあげて体を動かさないとだめと決めつけ、ネット軽視が沁みついているように思うのです。それもおかしくて、私たちは都市部での宣伝戦を中心にした運動のはずです。

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【2010/05/17 20:33】 | 原子力
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グアムとマリアナ諸島の知事から事前に海兵隊と基地移転であってほしいと申し入れられているのになぜ門前払いで拒否する。これは平野官房長官だろうが。そんなにアメリカのいいなりになりたいのか。

なおアメリカに呼ばれている理由は、米国議会小委員会での連邦問題公聴会で証言予定で基地問題とは別件。

Saipan Tribune新聞http://www.saipantribune.com/
newsstory.aspx?cat=1&newsID=99361


「鳩山首相への2知事の面会を官邸が拒否」(世田谷通信)

http://kikko.cocolog-nifty.com/
kikko/2010/05/post-9992.html


沖縄の普天間飛行場の移設問題で、飛行場と海兵隊の受け入れに前向きなグアムのカマチョ州知事と北マリアナ連邦のフェテル知事が、13日に来日し鳩山由紀夫首相と面会したいと希望していたが、鳩山首相も面会を希望したのにも関わらず、官邸サイドが面会を拒否していたことが分かった。与党議員でつくる「沖縄米軍基地問題議員懇談会」の会長、川内博史衆院議員をはじめ民主党の有志6名は、7日から9日までテニアンとサイパンを視察し、両知事から鳩山首相宛ての「移設先はぜひテニアンにして欲しい」という親書を預かって来た。この親書には「13日に来日するので面会して欲しい」ということも書かれており、鳩山首相も両知事との面会を希望したが、官邸サイドがこれを拒否し面会は先送りにされた。北マリアナ州のフェテル知事はホワイトハウスから呼ばれているため、13日に鳩山首相と面会し、16日に訪米する予定になっていたが、今回の官邸サイドの異例の面会拒否により、鳩山首相とは面会できないままワシントンへ向かうことになった。(2010年5月12日)

普天間移設問題:2知事、首相に親書 米グアムと北マリアナ

http://mainichi.jp/area/okinawa/
news/20100511rky00m040007000c.html


 【東京】与党議員でつくる沖縄米軍基地問題議員懇談会会長の川内博史衆院議員(民主党)らは10日、首相官邸に佐野忠克首相秘書官を訪ね、普天間飛行場移設受け入れに前向きな米グアムのカマチョ州知事と北マリアナ連邦のフェテル知事から鳩山由紀夫首相あての親書を手渡し、移設先としてグアム・北マリアナを検討するよう求めた。13日に来日する両知事と鳩山首相の面談も要請した。

 親書の内容については明らかにされていないが、川内氏は「日米両政府が抱える問題解決のための懸け橋になる用意があり、海兵隊を歓迎するという趣旨の発言があった」と説明した。

 官邸への要請に先立ち川内氏らは北マリアナの視察内容を報告。「辺野古建設をやめて、国外移設を強く目指してほしいと申し入れたい」と述べ、5月末の政府決着はグアム・テニアンへの移転という方針にすべきだと強調した。

 瑞慶覧長敏衆院議員は「向こう(北マリアナ)に移設する可能性はますます高まった。県内あるいは県外は可能性はまったくない。可能性があるところを目指すべきだ」と鳩山首相の翻意を求めた。

(琉球新報)


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【2010/05/12 21:19】 | 政治・経済
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Re: 鳩山総理の資質に問題があるのでは
奈良たかし
> 鳩山首相の最低でも県外はできるだけ県外となり、今は普天間周辺に変わりました。
> 今から思えば、オバマ大統領への「トラストミー」はアメリカが望む原案に復帰するから、私を信用してくれと言っていたように聞こえます。
 
愛てんぐ 様
 こちらこそおひさしぶりです。鳩山由紀夫総理の資質に大きな疑問を抱いています。
 たしかに、マスコミもアメリカ軍産複合体の広報に近く、外務省、防衛省官僚たちもジャパンハンドラーズとの関係に飲み込まれています。しかし、それを突破することこそが対等な日米関係を掲げて政権交代した鳩山総理の使命だと思うからです。また国民に対する真摯な目的意識をもった呼びかけでマスゴミ包囲網を打ち破っていく。しかし、鳩山総理はあれほど政権交代後の政策変更を妨害している平野官房長官すら更迭できません。
 身内政治しかできず何ら困難を切り開けないのならどうしようもないのです。正直民主党政権の出方では普天間問題も解決できたのではと思っています。それを感じるからこそ沖縄県民・国民にフラストレーションがたまるのでしょう。民主党政権のまま総理を館副総理と代わるべきだと思います。


愛てんぐ
奈良さん、お久し振りです。

テニアンの議会が、普天間基地受け入れを議決したとか、今回のグアム、北マリアナ連邦の知事が移設の件で鳩山首相に合いたいと申し入れたが官邸は断ったというニュースは殆ど報道されませんね。
いずれも、沖縄では報道されているのに、内地と沖縄の温度差はかなり違いますね。
大手マスコミは沖縄原案へ、沖縄のマスコミは県外という落差は極めて大きいです。

鳩山首相の最低でも県外はできるだけ県外となり、今は普天間周辺に変わりました。
今から思えば、オバマ大統領への「トラストミー」はアメリカが望む原案に復帰するから、私を信用してくれと言っていたように聞こえます。

Re: はじめまして
奈良たかし
> はじめまして。
> こちらの記事をリンクさせていただきました。
r0ck0n 様
 リンクありがとうございました。

はじめまして
r0ck0n
はじめまして。
こちらの記事をリンクさせていただきました。
ありがとうございます。


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郷原信郎元東京地検特捜部検事が、先週小沢一郎検察審査会での起訴を求める議決についてテレビで語ったことをまとめている。

検察審査会の本来の目的とは「起訴相当」とされたのは不動産取得の期ズレの問題
http://business.nikkeibp.co.jp/
article/topics/20100507/214296/


 今回の検察審査会での議決ほどがっかりしたことはない。というのは、昨年5月の検察審査会法の改正で「起訴相当」との議決が2回行われた場合には、裁判所が指定する弁護士によって強制的に起訴の手続きがとられることになった。というのはあまりに不透明な不起訴が多かったからだ。この改正自体はアメリカの例にならったものだと思う。
これでこれまで再議決されたのは、明石横断橋事故での副署長、JR西日本の福知山線脱線事故の責任を問うた利益至上主義と日勤教育による恐怖支配を蔓延させた井手正敬元社長。いずれもなぜ起訴されないのか不思議だという人々だ。

 しかし、検察審査会が冤罪作りに利用された例は実は存在する。それは兵庫県西宮市の知的障害者施設 甲山学園で園児2人の死亡事故が発生したことに端を発する冤罪事件、「甲山事件」での山田悦子さんの例だ。
 検察の証拠不十分と同僚のアリバイ証言による不起訴に対し、被害者の男児の遺族が検察審査会に不服を申し立てた。検察審査会が「不起訴不当」の決議を出したため、警察による再捜査が始まったのだ。この事件自体は、知的障害者とふれあってきた学園の係員はすぐ事件の内容が理解できた。しかし警察関係者は知的障害者のことがわからず殺人と決めつけて起こった明らかなえん罪である。ところがマスコミのラッシュ報道により山田悦子さんがあたかも犯人と決めつけられた。それで検察審査会に選ばれた人々までそれに動かされ、再捜査により強引な起訴が行われ同僚まで偽証だとされた。検察審査会は何ら機能を果たせず冤罪製造機と化した。

 今回の小沢一郎捜査に検察は半年間かけて全力をあげたが何も出なかった。政治目的での暴走以外の何ものでもない。それが西松建設の5千万円の裏金を受け取ったかのような検察リークでマスコミ一体となったデタラメ報道と情報操作をした。それに簡単に検察審査会に選ばれた人々が引っかかって「起訴相当」の議決をした。「甲山事件」の時と同様の状態である。

 当然検察は再度不起訴にする。そうすると裁判所選任の弁護士による「強制起訴」である。しかし、これでも何もないので裁判になっても何もできないまま終わる。政治家小沢一郎が振り回され弾圧されたことだけが残る。

 検察特捜にとっても今回の「起訴相当」の議決は困ったものだと郷原氏の指摘でわかった。自分たちが捜査した証拠を裁判に出さねばならない。

しかし、これも検察が原因を作ったのは間違いない。検察暴走でリークと情報操作、不起訴時にも内容を説明せず、「小沢氏を起訴する余地もあったが慎重を期して不起訴にした」などと疑惑があったのだと根も葉もないことまで記者会見で述べている。
 これで検察審査会選任の市民が動かされてしまった。

 これまでの、検察審査会の動きをみると何らかの裁判所の介入や裁判所選任の専門家の参加など検察審査会制度自体の再検討がどう見ても必要である。このままでは政治弾圧と冤罪の巣となってしまうのではないか。

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【2010/05/10 00:00】 | 政治・経済
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 沖縄の普天間基地の返還をめぐり、沖縄に鳩山総理が「公約ではない」その政権政党が例えば「地方に行けば普天間というのは雲の上の話で子供手当は自分たちの生活の話だ。」と山岡健次国対委員長が言う。沖縄の人たちをないがしろにしている。これまでの沖縄への迫害の歴史、琉球処分を繰り返さないことだ。

 琉球処分とは、すなわち占領による国内植民地扱いのことである。

 江戸時代始めまで、沖縄が琉球王国という独立国であった頃、日中の貿易の仲介をすることで国を成り立たせていた。

 これを強引に江戸時代の薩摩藩が軍事的に侵攻することで占領してしまった。薩摩藩に付属する小国として存在させた。植民地化である。現実に他の国を支配したと江戸幕府に届けている。珍しい風俗の女性たちも江戸に送っている。これを琉球処分とよんだ。だが国としての独立性を保ち薩摩藩と中国両方に朝貢して両属していた。

 だが、江戸幕府から明治政府になってから明治12年についに琉球王国を廃し沖縄県を設置し県令を置いた。これが第2の琉球処分である。

 しかし、もっともひどいことをしたのが、太平洋戦争末期から敗戦後である。沖縄は本土を守るための一島を要塞として米軍を迎え撃ち、地獄の地上戦の舞台となったのだ。しかも日本軍は集団自決を指導していた。それで多くの人がさらに亡くなることになった。

 米軍は多くの市街地を攻撃して占領した。それが普天間基地を始めとする現在の沖縄の米軍基地に繋がる。
 敗戦後も日本政府からの切り捨ては続き、米軍の沖縄軍事占領の状態のまま占領統治を認めた。昭和天皇もアメリカ政府に対し沖縄の軍事利用を勧めている。やがて昭和27年の日米平和条約の締結にも、アメリカは沖縄に琉球政府を設立し、軍政を敷いた。特に朝鮮戦争の時に民有地も占領継続のまま周囲を接収し、各地に大規模な米軍基地が造られ東アジアの軍事的な要石として扱われた。これが、一部で第3の琉球処分とよばれる。

 アメリカ政府は全く返還する気はなかったようだ。沖縄は日本ではなく本土に占領された島国だとして、グアムのように永久支配する気だったのだ。

 しかし、沖縄の粘り強い祖国復帰運動と、米軍兵士の犯罪から沖縄中に満ちた怒りから起こったコザ暴動をきっかけに日本への返還を認めるようになった。

 しかし、占領の既得権を残そうとした。そして日本政府も迎合して、核持ち込みや施設撤去費用などの密約を結んだ。
 アメリカの意識は、米軍基地の呼び名にも表れている。「キャンプシュワブ」、「キャンプハンセン」、他にも「…レスター」、「…コートニー」、「…マクトリアス」この名前は、沖縄戦での海兵隊功労戦死者の名前を付けているのだ。今だ意識は占領状態だということなのだ。

沖縄の米軍基地マップhttp://earthhopper.syuriken.jp/
mashups/okinawabasesJ.html


 そして今もなお日本の0.6%の県土の沖縄に、全国の75%の米軍基地を集中させ負担と被害を押し付け、迫害しているのは、米国政府と日本政府の犯罪で、国民もマスコミも見て見ぬふりでそれに加担している。

 山岡国対委員長が漏らしたように、世論調査をすると普天間基地返還問題は3%しか問題点として上げないという。沖縄通を自認する山岡さんは、実は本当のことを言ってしまったのかもしれない。でもだ。それでいいのだろうか。

 私たちは、平等に沖縄の人に暮らしてほしい。多くの琉球処分の歴史はあった。だが現時点でなお日本に復帰したことを悔やんでほしくない。そんな日本政府の政策に加担したくない。

 鳩山総理と政権は、問題点を暴きだし、沖縄の人々が声を再び上げる状況を作った。その功績は認める。だが人々の声をくみ上げ、問題の解決にほとんど失敗したように思う。対米従属の姿勢を何ら変えられない。

 実は、鳩山政権と民主党にブログ論壇の影響は大きいと思う。

 かつて70年代のころ、革新自治体で問題な重要政策をしても贔屓の引き倒しで労組をはじめとした支持勢力は批判しなかった。全体のためだとひどい政策をしても擁護発言ばかりした。
 それが、放漫財政問題をきっかけに自民党・自治省官僚に奪い返される結果となった。

 本当に今後のことを思えば重大な誤りをしたときはきちんと批判せねばならない。今は自民党が何をしても政権へ選ばれていた時代ではなく私たちは、政権交代を成し遂げた。

 私は、近日「過渡的政権だと覚悟」と書いた。何か評判が悪いようだが、本当に自分たちの民主的で平和で平等な政策を行う政策と政権を作るための過渡期だという意味だ。贔屓の引き倒しをして何も言わないのでは決していい政策と政権はこない。
 国民に見放され、橋下的ポピュリズム政権が生まれるだけだ。ただし誤解しないように。今鳩山首相が退陣すべきだと言っているわけではない。
 鳩山首相は、国外移設、最低でも県外移設を望んでいるということは明らかだが、鳩山首相民主党にそういう能力がないのだろう。尻を叩くべきである。

 機密費で違法買収された御用評論家と、権力と化したマスゴミを批判するとともにきちんと自分たちの政治を作り上げる努力をしようではないか。

 

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【2010/05/09 16:08】 | 政治・経済
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高速増殖炉もんじゅ
 今日、午前中についにもんじゅ臨界に達しました。臨界とは、核分裂が連続して起こる状態のことです。普通の原子力発電所でも危険なのに、もんじゅというのは、特に原子炉としてもともと安全と危険の危うい中間点にいます。

 核分裂の起こるウラン235というのは、原子核が大きく不安定で条件を整えれば、中性子が当たり原子核が分裂します。その時原子核をまとめていた巨大な力が解放され高熱エネルギーが出るのです。ところが、この分裂のとき中性子が2個出るのがわかり、次々と他のウラン235の原子核に当たりその原子核も分裂。つまりは核分裂の連続反応が起きると分かったのです。

 2個2個と乗数で増えていって、あっという間に核分裂が展開したら、これは原子爆弾です。それで産業の展開に、これを使うために、核分裂の制御が考えられた。これが原子力発電で、まず水で中性子のスピードを抑え、その中に制御棒を入れて中性子を1個吸収させる。そうすると連鎖反応が抑えられるのです。この1個の中性子を吸収するのが原子炉の眼目です。補助として、ボロンやホウ酸などの中性子を吸収する薬品も使います。

 ところが、もんじゅのような高速増殖炉では、燃料棒の周りに分裂しないウラン238を置いて、中性子をあてプルトニウム239を作らねばならず、あまり中性子が遅いと十分増殖反応が起きないのです。

 そのためかなり無理をしてまず燃料棒のある炉心では水の代わりにナトリウムを使用しています。そのうえナトリウムでは当たり前ですが、蒸気タービンを回せず発電ができない。また炉心の中で直接燃料棒に触れたものは高濃度の放射能で汚れています。そのために格納容器内で二次系統に熱を伝えます。ところが直接水に伝えるとナトリウムと水が接して熱を伝えるのですからわずかな漏れで混ざれば爆発します。格納容器内で爆発するとあまりに危険なのでその伝達部分に直接水は使えずまたナトリウムに熱を伝え、格納容器から出て三次系統でまた水に伝えるという、ナトリウム→ナトリウム→水と熱伝達を三重にしているのです。

 しかも、ナトリウムというのは、熱が低いと固体に戻ってしまいます。だからパイプを熱保護剤で包んで、その中に電熱線を入れて絶えず熱しています。
文部科学省もんじゅパンフレット炉発電図

文部科学省「もんじゅ」下記パンフレットより引用
http://www.jaea.go.jp/04/turuga/mext-monju/
download/pamph/new_monju.pdf


 つまりは、あまりにも、うんざりするような複雑な構造なのです。

 それと原子力発電は夢のエネルギーで電気はすべて無料になる、と開発当初に言われました。でもウソだったのです。
 結局はヤカンでお湯を沸かしているのと大差がありません。高熱が出るのでそれを利用して水を熱して発電用の蒸気タービンを回して発電しているだけなのです。かなり古めかしい技術なのです。しかも熱の発生が核分裂を利用したものであまりに危険なのです。いかも大規模すぎて自動車など手近な燃料にも使えません。危険性もあり過疎地に造って長大な送電線で送電ロスと送電のための費用をかけながら遠くに運んで行きます。しかし、事故が起こればあっという間に距離など関係なく危険です。

 もうこんな古い技術はやめて、例えば今トウモロコシなどのデンプンからバイオエタノールという液体燃料を作っていて食料高騰を招いたり批判されていますが、化学反応を工夫して雑草のスチロールから直接バイオエタノールが作れないか研究されています。

 また、太陽光発電も植物の葉緑体に似た反応でもっとダイレクトに超高率で電気に変換できないか。

 少なくとも日本が危険と危険な技術をばらまくということは避けたいのです。

 どうか、もんじゅに反対してください。全ての原発に反対してください。お願いします。
 

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【2010/05/08 21:31】 | 原子力
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「グリーン・アクション 代表:アイリーン・美緒子・スミス」と、「美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会 代表:小山英之」が、もんじゅ運転再開に抗議声明を出しました。関西の住民にとって深刻だし、実は、あらゆる日本国民住民や周囲の国の人にとっても問題です。

抗 議 声 明

「もんじゅ」の運転再開に抗議する

原子力機構の情報隠ぺい、安全性軽視の体質は何も変わっていない

美浜の会ホームページより
http://www.jca.apc.org/mihama/
monju/monju_prtst100506.htm


 原子力研究開発機構(原子力機構)は本日(5月6日)、多くの人々の反対や不安の声を踏みにじり、あの大事故から15年近く止まっていた「もんじゅ」の運転再開を強行した。これによって、いつ起こるとも知れぬ事故の恐怖と隣り合わせの生活を広い範囲の周辺住民は強いられる。生命の安全を侵害するこのような行為に強く抗議する。

 運転再開の直前になって、原子力機構の情報隠ぺいと安全性軽視の体質がなんら変わっていないことが改めて明らかになった。
 4月26日の深夜に起きたナトリウム漏えい検出器の故障では、故障した検出器は、実は昨年にも同様の故障が起きて取り替えており、さらに、昨年の取り替え時に原因究明を行っていないことが明らかになった。福井県は、4月30日になって原子力機構からこのことを初めて知らされたにもかかわらず、事実を公にすることもなく、原子力安全・保安院の調査に全てを委ねた。
 5月3日に原子力機構が出した検出器故障に関する報告書では、昨年の事態について何も触れていない。保安院は隠ぺいしていたことについて責任を問うこともせず、報告書を了承した。運転再開のスケジュールを最優先にして、原子力機構の隠ぺい体質を隠ぺいした。
 しかし、今回の検出器の故障は氷山の一角にすぎない。15年近くも運転を停止していた「もんじゅ」では、機器の故障の見落としや、さらには全ての機器を検査できないという事実がある。耐震安全性についても、活断層の抹消や、解析を駆使して機器の耐震性を安全であるかのごとく見せかけている。

 「もんじゅ」運転再開にあたって、原子力安全委員会は、少々のことがあっても運転を止めないことを基本姿勢にしている。一度止めれば、二度と立ち上がれないという「恐怖心」からだ。事実、原子力機構は、1種類のナトリウム漏えい検出器が鳴っても炉を止めないと表明し、超危険な運転を開始した。
 これらの背景には、鳩山政権の異常なまでの原発・核燃料サイクル推進政策がある。温暖化対策に名を借りて、「もんじゅ」、プルサーマル、老朽原発にむち打つ稼働率アップの危険な運転、さらには原発輸出を「成長戦略」の重要な柱として推し進めようとしている。
 福井県知事は、新幹線をはじめとする「地元振興策」と引き替えに、「もんじゅ」の運転再開を了承した。住民の生命の安全と危険な「もんじゅ」運転再開を天秤にかけた。

 地元をはじめ周辺住民の生命をもてあそぶ「もんじゅ」の運転再開に抗議する。
 「もんじゅ」が大事故を起こす前に、即刻運転を停止するよう強く要求する。

2010年5月6日
  グリーン・アクション 代表:アイリーン・美緒子・スミス


  美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会 代表:小山英之

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【2010/05/08 19:29】 | 政治・経済
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高速増殖炉もんじゅ
 1995年のナトリウム漏れ事故で14年5カ月間も止まっていた高速増殖炉もんじゅの運転が再開された。
 これだけ、長い年月停止されていた原子力発電所の運転など世界でも例がない。

 民主党政権になって無駄遣い分を削って「税金の無駄遣いの根絶」など歳出削減で9・1兆円、埋蔵金の活用や租税特別措置見直しなど歳入増で11・4兆円の計20・5兆円を 捻出するとしていたが、事業仕分けでの捻出もわずかのものでしかない。

 これは、政策変更とそれによる予算そのものを組み替えていないからなのだ。無駄削減だけではそれほど出ない。昨年の第1回事業仕分けで運転再開は問題に上げたのに民主党から異論が出て取り上げられなかった。

 もんじゅ再開と運転など無駄以外の何物でもない。もんじゅは、高速増殖炉を開発するための実験炉から2番目の原型炉だが、次の実証炉は2025年の建設だが、もんじゅとは違う型式になることがすでに決まっている。今までに9千億円もかけている。そのうえ運転すればこれからも今年230億円、そして毎年200億円以上かかるのに、それだけ金をかけて再開しても何もならないのだ。無駄の極致といっていい。

 それに、増殖といっても、30年かけて実は2倍にしかならない。つまりは本当にこれだけ金を使っても実際に経済的に合理的にあうのか疑問なのだ。

 一般の公共事業と同じ、ただの、これまでの政策だから継続するという官僚的な政策にすぎない。

 これでまた事故が起こればあまりに危険だ。ナトリウムは水に合えば爆発する。なぜ原子炉内では危険かというと原発はほとんどコンクリートでつくられている。床や壁など一般物はその60~55%は、実は水分なのだ。コンクリートを触ってみればしっとりしている。それは水分が多いせいなのだ。コンクリートだらけのところでナトリウムに当たれば、コンクリート自体が爆発状態になる。そしてまたナトリウムがそれで漏れる。

前回のナトリウム漏れの際はどうなったか。実は床には厚さ8mmの鉄板が敷かれていて、それがナトリウムで溶けて1mmの薄さとなり穴が開く寸前で幸いなことに止まって事故が拡大するのを防げた。いつもこうなるわけじゃない。

 本来は炉全体に窒素を充てんしなければならないのだが、もんじゅはそういうことはしていないし、完全に造り直さねばできない。

 あまりに非合理な再開は、やめるべきである。 

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【2010/05/06 20:11】 | 原子力
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4日の沖縄での鳩山総理へのぶら下がりインタビューで、マスゴミが珍しく核心に触れる質問をしていたのに、答えていない。いったい海兵隊の抑止力とは何か。


--総理、海兵隊の抑止力は何でしょうか?一体、ここにいなければならない理由は何でしょうか?

 「…」(答えず立ち去る)



 これだけ問題になっているのになぜ答えないのか。

 以前テレビで見ていたら普天間基地がガラガラでどこに行っているのかナレーターが聞いたら、アフガニスタンに行っているというのだ。海兵隊というのはローテーション制で海外任務についていて、しかも海外演習にも出かける。1年のうち半分以上いないのだ。これが抑止力になんでなるのだ。

 また、中国が台湾へ侵攻するなどの時に出撃するという人もいる。まず長崎県佐世保の揚陸艇艦に乗らないと出撃すらできないから沖縄にいる必要がない。また、第一そういう争いに海兵隊など介入したら宣戦布告したのと同様で米中で戦争になってしまう。抑止力どころか戦争誘発部隊になるのだ。

 今年2月17日午前の東京・赤坂の米国大使館での、日米の防衛当局幹部による非公式会合で、米太平洋海兵隊のスタルダー司令官が「現行計画」と「公式発言」ばかりするのでもめた後、司令官は発言したが、「実は沖縄の海兵隊の対象は北朝鮮だ。もはや南北の衝突より金正日(キムジョンイル)体制の崩壊の可能性の方が高い。その時、北朝鮮の核兵器を速やかに除去するのが最重要任務だ」。しかし、北朝鮮に行くのならわざわざ沖縄にいる必要はない。

 そもそも、海兵隊司令部はグアムに移転することになっている。海兵隊もそれに合わせて多くが移転し主力は沖縄にいなくなるのだ。グアム島が米軍にとっての軍事拠点になる。

 したがって、くい打ち方式で造られるという滑走路は、新たに配備されるという垂直離着機MV22オスプレイに使用され、全く海兵隊に関係がない新たな軍事目的に使われる可能性が高い。
今回鳩山首相は、「昨年の衆院選当時は、海兵隊が抑止力として沖縄に存在しなければならないとは思っていなかった。学べば学ぶほど(海兵隊の各部隊が)連携し抑止力を維持していることが分かった」と述べたがアメリカの勝手な都合だけで辺野古に滑走路を造ろうとするのをごまかしているのではないか。ただし鳩山総理は、ウソをついているのではなく党内の米国派や官僚に丸め込まれているのではないか。

 沖縄を犠牲にする発想は鳩山政権、政府官僚やマスゴミもいい加減やめるべき時だ。

  

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【2010/05/06 17:52】 | 政治・経済
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 5月4日、鳩山首相は沖縄を訪問し、「最低でも県外移設」というのは党代表としての意見で民主党としての、そして政権としての公約ではないと、くい打ち方式での辺野古滑走路建設と徳之島への一部移転とセットで稲嶺進名護市長と仲井眞 弘多(なかいま ひろかず)縄県知事に提案した。稲嶺進名護市長は、「とうてい受け入れられるものではない」と直ちに拒絶した。

 最悪の提案である。学んだら抑止力としてだいじだと思ったそうだ。何を言っている。

 私も、もちろん学んだが、陸上への侵攻と殴りこみ部隊である海兵隊に日本防衛への何の抑止力がある。中台問題や朝鮮半島有事に海外にいても何らそん色はない。

 これは軽々しく言えないが、テニアンの議会が誘致決議までしていて、しかも基地誘致対象の島の3分の2は米軍がすでにリースしている。テニアンが国外移設への有力な候補地ではないか。

 グアムは運動側がわざわざ調査に行ったら、島の住民から土地を取り上げ米軍基地化してそれに反対してきた長い歴史があるそうで、第二の沖縄化を否定できない。テニアンがだめだというのならマスゴミはきちんと調査に行くべきだ。それがあなたたちのメディアとしての役割ではないか。

「移転先」の現実――海兵隊移転にゆれる島・グアムを歩く 山口響(ピープルズ・プラン研究所)2010年3月

http://www.peoples-plan.org/jp
/modules/article/index.php?content_id=53


 仮に、そんなに国内にいてほしいのなら、沖縄県外に移設してみろ。できないのなら国外に持っていくべきだ。

 また、普天間基地はその被害がひどいことをアメリカ政府自身が沖縄の声に耐え切れず返還を認めたものだ。日本が代替基地探しに責任を持たなくていいはずなのだ。

 もう鳩山首相にも、民主党政権にあまり期待はしない。アメリカの下僕という立場でしかない。やはり鳩山民主党政権は、日本国民が自らを高め守る政策を実現するための過渡的な政権でしかないようだ。しかも余りにその存在意義は小さくなってきた。

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【2010/05/05 14:38】 | 政治・経済
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 オバマ大統領は、5月2日にルイジアナ州のメキシコ湾岸の原油流出現場を視察した。オバマ大統領は州知事や沿岸警備隊から1時間にわたり現場対応の説明を受けた。そして過去に前例のない規模で環境汚染を引き起こす可能性があると発表した。同日事故現場に近いルイジアナなど南部4州は非常事態宣言を出した。

 ということなのだが、今回の原油流出は世界でも例がないものだ。というのはこれまでは原油の貯蔵所やタンカー座礁による流出事故はあった。それでも途方もない被害が出た。しかしこれは、4月20日の英石油大手BPの海底油田掘削施設の11人が行方不明となった爆発で流出が続いている。当初は施設に残存していたものと見ていたが流出が続き、事故時に油井を自動遮断する装置が働かなかったもようだ。

 そのため、1,500mもの深海での海底油田の爆発事故で油田そのものから原油が流出している。深海での流出阻止作業は難航している。1日あたりの流出量は5,000バレルでこの勢いが続けば、50日強で過去最悪の流出事故とされるアラスカ沖事故の流出量(約26万バレル)に並ぶ。1日当たりの流出量は2万5,000バレルに上るとの報道もある。原油が流失した海域が東京都の面積の5倍近くにあたる9,900平方キロメートルに達した。

http://dailynews.yahoo.co.jp/
fc/world/gulf_of_mexico_oil_spill/


 アメリカの国家的な非常事態だと思う。
 いったいなぜオバマ大統領がこれまで放置してきたのか理由がわからない。

 この海底油田は昨年9月2日に英BPが世界有数の海底油田を発見したと発表したものと同一らしい。

http://www.afpbb.com/article
/economy/2637312/4527495


◎緑色の矢印のところ

大きな地図で見る

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【2010/05/03 19:32】 | アメリカ
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 昔懐かしいギリシャ神話の映画化だがやはりリメイクだ。同名の「タイタンの戦い」1981年版というのがあったそうだが未見なのだ。「アルゴ探検隊の大冒険」というこれ見ている映画の続編として企画され、やがて独立作品となったものだそうだ。ただし今作品の神が下界を見下ろしているシーンというのが、「アルゴ探検隊…」とまるで同じだった。こういう昔の特撮映画も、人形を動かしてコマ撮りするモーションピクチャーで作られていたので、VFXが発達した現在リメイクすると大変な迫力のある映画となる。

主神ゼウスがかつての人間界の王妃を王に化けて犯して産ませた子がペルセウス。王は王妃とその子を棺桶に入れて海に投げ込むがゼウスにより雷に打たれて王の体は張り裂け焼き焦げ王の地位も失う。

 王妃は死に、ペルセウスだけが漁師に育てられる。

 しかし、次の王家も神のあまりの暴虐に争い、そのまきぞえで冥界の神セデスにペルセウスの両親妹とも殺される。 それでペルセウスが王に協力する。
 神は大蛇クラーケンで王都を襲わせ滅ぼそうとするが、それをやめる代わりに姫をいけにえに差し出せという。
 
ペルセウスはクラーケンを倒すのに、頭髪は無数の毒蛇の怪物で見たものを石に変える力を持つメデューサの首を切り、クラーケンに見せて石に変え退治する。

 「アバター」主演、「ターミネーター4」出演であっという間に有名俳優となったサム・ワーシントンが、主役の半神ペルセウス。まあ見ているには面白い映画だという感想しかない。

 かつて小学5年生でギリシャ神話を少年少女文学全集で読んだがちっとも面白くなかった。何しろ品行方正な小学生なのであまりの乱暴で放埓なギリシャ神話の神などうんざりするだけのゴロツキみたいにしか思えなかったのだ。
 この映画に出てくる神も同様で、これでは人間が逆らって反逆するのは当然だと思うが。

 それと、サム・ワーシントンがいつまでその新鮮さを保てるか今後が見もので、連日のパーティでのおしゃべりしかないくだらないただのハリウッドスターになればアバターやこの映画など初期の作品だけに終わってしまう可能性がある。

◎予告編


◎予告編 メデューサ攻略

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【2010/05/03 01:17】 | 映画
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 前編が素晴らしかったので後篇は実は不安を覚えていたが、やはり前編の力を維持できなかった。脚本を省略しすぎて、かなり長い、のだめのデビューからなぜ千秋から一度離れたが、再び音楽に向き合い千秋の元に戻ったかが、もう一つ映画からは理解できない結果になったのだ。

 のだめは19世紀的な自由を求める音楽家であり、今のクラシックの型にはめられた世界がどうしても合わない。しかし、千秋との共演という小さな目標だけを求めてピアノの勉強をずっとしてきた。

 しかし、ある意味でのライバルである孫ルイと千秋のすばらしいピアノ協奏曲を聞いて自信を失う。それで音楽に向き合う姿勢を失い千秋との結婚を望む。ところが、千秋は追いかけられれば逃げるというタイプであり、それにのだめが音楽から離れることを無意識に感じたのか、冗談だと思いこもうとして逃げ腰となる。

 そこで、シュトレーゼマンが登場。初期にきいて以来だが、進化したのだめのピアノを今回聴いて完成まじかであることを知り、のだめと千秋との間が壊れれば、このままではだめだとまず第一段階となる完成は自分の手でしてあげようとピアノ協奏曲の依頼をする。結果としてはこれは大成功に終わり、世界的なピアニストとして有名になる。

 しかし、のだめは千秋とデビューできず、しかも一応の完成を見たのでこれ以上できないと音楽への意思を失ってしまい、逃避して出国。あちこちをさまよう。

 しかし、コンセルバトワールの、のだめの教官であるシャルル・オクレールは、のだめが現在の音楽界で異種の存在であり、初期のデビュー後に投げ出す可能性を見抜き、もう少し時間をかけコンクールに今回出すことでのだめの道を固めていこうとしていたので、突然の介入に、シュトレーゼマンへ怒り、後は誰も何もできず、のだめ自身にまかせるしかないという。
 そのころ、千秋はのだめがいなくなったことを聞いて大混乱になり、対立していた父親に相談する。
「これ以上のことはできない」と思うことはよくあり、やがて切り替えができるが中にはそのままになり消えてしまう人もいる、と知る。結局は本人に任せる以外ないことを悟る。そして千秋にとってのだめがいかに大事で未来を共に歩む存在であることがわかる。

 のだめは、エジプトで動画サイトで見たという欧米の若者から絶賛を受けて励まされ、それを聞いていた旅行者にも「人をあれだけ感動させることができるなんてすばらしい」と言われ、音楽の道はもういいと思っていたが、帰る気持ちになる。

 アパートに帰ったのだめは、作曲科のヤドウィンと話し打楽器を合奏して、彼女が作曲して自由に演奏する姿を見て音楽に対する姿勢を取り戻していく。それに合わせて、のだめは第一志望だった幼稚園の先生の疑似体験である子供を私的預かり保育をするが、のだめ作曲の曲自体のアレンジも認めるという話で、
「のだめはいいデス。自分も人の曲をよくアレンジしちゃうし。学校で……クラシックでそれやるからよく怒られましたけど。昔からずっといつも」
ヤドウィンに「のだめはだから窮屈なんだ?
 18世紀みたいに作曲家が演奏者だったり、即興演奏も普通だった時代とか、モーツァルトやベートーベンの頃ね。演奏者の主観的な解釈や編曲が受け入れられていた19世紀の終わり頃だったらのだめはよかったのかもね。レコードやCDなんかもなかったからお客さんもその時々の演奏ライブを楽しんでたし」
 ここでのだめの欲求不満が炸裂して「そーですヨ!なんで今はこんなに窮屈なんですかね!勝手にこうだって決めつけたり。評論とかもいろいろ頭にくるんですヨ!!」

 千秋はブラジルでの仕事のうち、情熱的な雰囲気にそまる中で、のだめのプロポーズを受けることを決意する。

 のだめは保育でお遊戯でピアノを弾いているうちに自分のクラシック演奏をしてしまう。結局は音楽からは離れられないことが分かる。

 千秋が駆け付け、ピアノ協奏曲を一緒にやろうと申し入れる。だがのだめは最初の壁が越えられず、「いやデス!」と思わず断る。愕然とする千秋に「コンチェルトはもうミルヒーとやったし、てゆうか、あれ以上の演奏……先輩となんかできるわけない」

 千秋は「断定かよ!?おいっ」と叫ぶ。

のだめは苦しみながら、「怖いんです。自分だってあれ以上弾ける気がしないのに、一番大事な先輩との共演が、もしだめだったらって思うと……」「先輩のことも好きじゃいられなくなりそうで」

 ほとんど崖っぷちに立っているかのような発言に千秋は、のだめを引っ張って外へと連れ出す。そして二人の原点になったモーツァルトの「2台のピアノのためのソナタ」を弾こうと提案する。
 
「こんなことやって何の意味が」と激しくためらうのだめに、
「やってみなけりゃわからないだろう」と答える千秋。

千秋は思う。
”例えば、天気一つで音が変わってしまうように、小さなことがそのこと全てを変えてしまうことがある。オレたちの始まりだって、ゴミの部屋で聴いたベートーヴェンで、小さな練習室でやった2台のピアノのモーツァルトだっただろう。いくら苦しくても、気が遠くなるほどの孤独な戦いが待っていようと、こんな喜びがあるから何度でも立ち向かおうと思えるんだ”

 やはりのだめは最後に崩壊暴走してうまくいかない。しかし、のだめは原点に戻り千秋とやっていこうと決意する。
最初に千秋のことを思った言葉を口にする。「先輩の背中……、飛びつきたくてドキドキ。これってフォーリンラブですか。」
 そして二人は抱き合う。

 のだめは休んでいたコンセルバトワールに復学し、オクレール先生の指導のもと9月の追試を受けることになる。
 元のアパートからごみの袋を持ち出てくる千秋。住民から冷やかされてでも「別れてなかったんだね、よかったよかった」と祝福される。
(映画は、これからも次々と高いところを目指すよで終わる。)
 でも千秋は思う。のだめに「先輩のことも好きじゃいられなくなりそうで」と言われた時、あれは一度……事実上別れて(振られて)いた気がする、と。

 のだめは思う。といっても作者の二宮知子さんのクラシックへの思いだが”何百年も前に記された音符が、生まれ育った国も、性別も目の色も、何もかも違うふたり(これは、黒木君とターニャ)に同じ思いを抱かせる。わかり合えないと思っていた人とたった一音でわかり合えたり、惹かれ合ったり。”ここからのだめの言葉として、
「それは千秋先輩とだけじゃなくて、世界中そんなのがいっぱいあるはずだってわかったから、海の向こう岸があると思うと、やっぱり人は漕ぎ出しちゃうんですヨー!今も昔も変わらない。」

 エジプトで初めて会った人に感動を与えていた。世界で音楽でわかり合えることに千秋との関係だけでなく世界のいろんな人に感動を与えることへプロの音楽家としてやっていく。宣言をして「のだめカンタービレ」は終わっていく。

 映画は浅いし省略しすぎて、超えるべき箇所が何度あってもそれを乗り越えて目指すということで終わる。エジプトの話は出てこない。千秋の結婚への決意もない。シュトレーゼマンは超えさせることを狙った親心でコンチェルトをしたということになる。



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【2010/05/02 10:46】 | 映画
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