きょうはN社の中華シリーズの中華風かに玉を作って写真など載せようとしていたらみごと大失敗でどうもぐちゃとなって焦げもあり、難しいものだ。

FC2blog テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用

【2009/01/01 20:46】 | 食・農魚業
トラックバック(0) |  ]
 これほど重要な文が、かんじんの大佛次郎賞の贈呈会社の朝日新聞社のサイトにないのでまことに勝手だが掲載させてもらった。

 30年間の新自由主義の失敗を今こそ自分たちの内部を問うていかねばならない財界・企業が、恥知らずにも、派遣労働者にしわ寄せする。しかも莫大な内部留保があるのにだ。そのうえ、戦後最長の好景気の中で経営者たちは巨額の給与を受け取ってきたのにだ。

 いままで、格差社会を肯定してきた人々よ。これでいいのか。このままでいいのか。

 国内を貧困にたたき落して、輸出産業中心にしてきた。それがダメだとわかったのだから今こそ社会を新自由主義から解き放ち、中間層を再形成して、豊かさの感じられる社会に戻さねばならないのだ。

 戦前の日本社会では貧困層こそ、戦争を熱狂した。民衆は騙されていたという単純なものではなかったということがわかってきた。国民の大方は貧しく、戦争と侵略を望んだ。はっきりいってこのままでは戦争を待望する社会になってしまう。だいいち、治安が悪化してろくでもない道も歩けない社会になる。
 湯浅誠さんはこの暗い世の中を照らす一つの灯台の灯だ。



政治の監視、市民の責任 
大佛次郎論壇賞を受賞して
湯浅誠(反貧困ネットワーク事務局長)
2008.12.17 朝日新聞

 今回、大変栄誉ある賞を受賞させていただいたが、率直に言って、複雑な思いがある。『反貧困』という本を書いて、貧困などないと言われてきた日本の貧困の実態を告発し、それに抗する人々の奮闘を描いたわけだが、では状況が劇的に変化したかと言えばしていない。
すでに大量横行している。単なる雇い止めを超えて、違法な予告なしの中途解雇も少なくない。もちろん被害は製造業非正規に止まらず、建設業・サービス業等にも波及し始めている。

 私の所属するNPOもやいにも、相談者が訪れ始めている。キヤノンのある工場で働く派遣労働者は、05年から偽装請負→派遣→請負とめまぐるしく雇用形態を変更させられながらも、3年以上まじめに働きつづけてきたが、今月4日から待機を命じられた。期間満了を迎える25日には、あっけなく更新を拒絶され、仕事を失い寮も追い出されるではかと不安のどん底にある。

 今回の不況「人災」
 日本経済にとって、今回の米国発不況は「天災」のように言われることがある。しかし、アメリカン・スタンダードをグローバル・スタンダードと言い換えて、新自由主義的資本主義に無批判に追随してきた経営者団体、規制改革会議、経済財政諮問会議等の責任は大きく、その意味では「人災」である。にもかかわらず、反省の弁は聞こえてこない。結局も自己責任を棚上げする人たちが主張していたものなのだ。私たちが、そんな下劣なものに引きずられる必要はない。

 私たちの取るべき責任は他にある。それは、市民生活が健全に保たれるように政府・企業を監視し、法を守らせ、一人一人の命と暮らしを守る政治を行わせる、という責任である。「お金がないから仕方ない、不況だから仕方ない」と言って、結果的に弱者の命を削ることになる政策を採用しようとする政治家は、いくらでもいる。しかしそまとき、医者は「この患者を見殺しにしろというのか」と、介護ヘルパーは「この寝たきりのお年寄りを放置しろというのか」と、労働者は「今日まで一緒に働いてきたこの仲間を路上に放り出せというのか」と異議申し立てをしなければならない。それが、市民としての責任だ。

 私たちの毎日は、「この人、あの人」と名指せるような家族・友人・同僚らとの身近な関係の中に、その一人が苦しんでいれば心ざわつき、死ねば悲しい。それが私たち市民の日常であり、その平凡な生活を守るのが政治の役割に他ならない。難しそうな顔をして国家財政の危機を語る政治家に、私たちは一瞬もひるむことなく、「この命、この生活を守れないならは、あんたは政治家失格だから退場しなさい」と言っていい。
そうするとすぐに「では財源はどうするのだ」と威嚇されることがある。2年前まで、私たちにとって「埋蔵金」など存在しなかった。しかしそれが「ある」ということになった。私たちに真実は伝えられておらず、したがって正確な判断もできない。それは私たちの責任ではない。「財源問題は、すべてがきちんと整理されて公開してくれるなら検討しますよ」とこたえればよく、そんな威嚇にひるむ必要はない。

 主権は民にある
 結局、私たちはナメられてきたのだ、と思う。自らの責任を棚上げしてところでの自己責任論や、情報公開なき財政危機論で黙らせられる、と見くびられてきた。私たちに責任があるとしたら、そこにこそ責任がある。私たちは、どんな悪政にも黙って付き従う羊の群れではない、と示さなければならない。政権を担う人たちには、私たちを恐れてもらわなければいけない。そのとき初めて社会は健全となり、悪化し続けてきた世の中に、折り返し点がもたらされるだろう。主権は民に在る。私たちはもう一度、その原点を思い起こすべきだ。


(2008.12.17 朝日新聞)
------------------------------------------
ゆあさ・まこと69年生まれ。
NPO法人自立生活サポートセン
ター・もやい事務局長。湯浅誠(ゆあさ まこと、1969年 - )は評論家・NPO法人自立生活サポートセンターもやい事務局長。東京都小平市出身。21世紀初頭に顕在化した日本国の貧困問題に取り組み、活発に発言を続けている。

[視点・論点 派遣切り]湯浅 誠


経歴
武蔵高等学校、東京大学法学部卒業。同大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学。大学院在学中の1995年よりホームレス支援などに関わる。父親の死をきっかけに大学院を辞め、貧困者支援活動に専念。閣僚時代の竹中平蔵による「日本に絶対的な意味での貧困は存在しない」との発言に反論する論文を雑誌に掲載したことがきっかけで編集者に声をかけられ、出世作となった著作『貧困襲来』(山吹書店)を執筆。

「もやい」事務局長職は無給であり、大学院を辞めてからは毎月数万円で生活していたが、『貧困襲来』発表後、講演会などの収入で多少は持ち直したという[1]。

2008年12月、著書『反貧困――「すべり台社会」からの脱出』にて平和・協同ジャーナリスト基金賞大賞、大佛次郎論壇賞を受賞。

「五重の排除」理論
湯浅は自身の活動経験から、小泉純一郎による「聖域なき構造改革」以降の日本社会で顕在化した貧困において、個々の人間が貧困状況に追い込まれるプロセスには5つの排除構造が存在すると指摘している[2]。

●教育課程からの排除
親世代が貧困状態である場合、その子供たちは多くの場合中卒あるいは高校中退で社会に出なければならず、社会的階層上昇(貧困脱出)の為の技術や知識、学歴を獲得することが極めて難しい。この背景には、日本がOECD加盟諸国の中でも、学校教育費への公的支出のGDP比が下から2番目という、教育関係への公的支出が極端に少ない国であるという問題がある[3]。

●企業福祉からの排除
小泉構造改革によって激増した非正規雇用の人々は、正規雇用の人々に与えられている雇用保険や社会保険、企業による福利厚生、安定した雇用などから排除されており、容易に貧困状態に滑り落ちてしまう。

●家族福祉からの排除
低負担・低福祉である日本社会では親族間の相互扶助が、社会的転落を防ぐセーフティーネットとしての重要な役割を果たしているが、貧困状態に陥る人々はもともと頼れる家族・親族が居ない(例えば家族・親族もワーキングプアであるなど)ことが多い。

●公的福祉からの排除
「ヤミの北九州方式(水際作戦)」に代表されるように、現在の日本では生活保護担当の公務員は、申請者をあれこれ理由を付けて追い返すことばかりに力を入れており、いよいよ追い詰められた状況でも生活保護受給に辿り着けない者が非常に多い。湯浅は現在、生活保護受給資格があるにも関わらず「水際作戦」などによって生活保護から排除されている人々(漏給と呼ばれる)を600万人から850万人と見積もっている[4]。「生活保護問題#水際作戦」も参照のこと。

●自分自身からの排除
上に述べた4つの社会的排除に直面した結果、自分自身の存在価値や将来への希望を見つけられなくなってしまう状態を言う。

「自己責任の過剰」の指摘
湯浅は日本社会に特徴的な病理として「自己責任」論を厳しく批判する。湯浅によると、日本社会に蔓延する自己責任論は、自他の持つ社会資本の格差(親の所得格差、人脈の有無など本人の努力以外の部分で社会における有利不利を決定づけるもの)を見落としているという。またこうした自己責任論はいわゆる「負け組」の人々においても内面化されてしまっており、所持金が底をつきどうにもならなくなるまで「自己責任」で頑張りすぎる者が非常に多いと湯浅は指摘している。「負け組」におけるこのような自己責任論の内面化の弊害として、より早い段階で各種の支援事業にアクセスすれば防げる事態の悪化(多重債務や一家離散、自殺、無理心中など)を湯浅は挙げている[5]。

出典
[1] 『AERA』2008年3月31日号
[2]湯浅誠『反貧困』岩波書店、2008年、60-61ページ
[3] 湯浅2008年、56-58ページ
[4]同、29-30ページ
[5]湯浅前掲書

著書
『あなたにもできる!本当に困った人のための生活保護申請マニュアル』 同文舘出版、2005年
『貧困襲来』 山吹書店、2007年
『働けません。―「働けません。」6つの"奥の手"』 三五館、2007年(日向咲嗣、吉田猫次郎、春日部蒼と共著)
『反貧困―「すべり台社会」からの脱出』 岩波書店(岩波新書)、2008年

FC2blog テーマ:格差・階級 - ジャンル:政治・経済

【2009/01/01 19:04】 | 政治・経済
トラックバック(0) |  ]
 合間に何かいい話を書きたいのですが、なんか滅メツとしてきてそう簡単に書けないのです。でも大恐慌の頃よりはセキュリティーは良くなっていて、同様のことのようでもましといえばまし。そうならばまだ社会に力がある。ただ社会というより会社ですよね。内部留保が国家予算なみにある。そしたら非正規の方たちの派遣切りをどう救うかですね。

 世の中はやはり螺旋状に少なくとも上へとのぼっていくという。人が安心できる世の中をいやらしい日本経団連の連中にも作り方を教えてあげるべきですね。子供でも自分のことばかりは考えないものです。

【2009/01/01 18:40】 | 社会、考えたこと
トラックバック(0) |  ]
 次期アメリカ大統領オバマやヒラリー・クリントン次期国務長官も沈黙を守っている。

 オバマ陣営は、この件に関して話すことは何もないと言っている。

彼は人権派弁護士であるのに、ガザの人々が殺されるのに何もしない。そして陣営にも何も話すなと言ってるようだ。

 それはまだ大統領でもないのに国内の福音右派3千万人、ユダヤ人協会3百万人という政治的強固な組織と争いたくないのだろう。でも、そんな場合なのか。しかも28日には年末休暇でハワイに帰ってゴルフをしていた。

 確かにまだブッシュが米国大統領でイスラエルを支持している。しかし、「虐殺をやめろ」と言えるはずだ。

FC2blog テーマ:中東問題 - ジャンル:政治・経済

【2009/01/01 17:34】 | 中東、ユダヤ、パレスチナ
トラックバック(0) |  ]
あけましておめでとうございます。

 昨年は最悪でしたが、今年も不況の中、世界のしわ寄せが庶民のほうに掃き寄せられないように、したい。そして馬鹿な連中がそれに自ら乗せられないよう、アピールしたい、戦争とか弾圧とか、自分たちでホイホイついて行ったら終わりです。

 いずれにしても新自由主義は終わったわけです。豊かな日本の再生と内需が拡大してうまく経済が回るように、そういう道しかないのに経済界も政治世界もわからないようです。

 どんなに自民党が引き延ばそうが、9月までには総選挙があります。民主党が勝つのは確実です。まあ、自民党よりは聞く耳もあり、馬鹿ではないでしょうが、政権ができた始めから、多くの要求を突きつけなければいけません。前の細川政権の時はそれが足らなかった。そうつくづく思います。

 派遣労働問題は民主党になっても、今は労働法ビッグバン前に戻すと言ってますが、政権に就いたとたん財界の意向を聞いて渋ると思いますが、これも尻を蹴とばさねばならないと思います。

 まだまだ甘くはないが、ある程度のぬくもりはあるようになってきたというところでしょうか。

FC2blog テーマ:あけましておめでとうございます - ジャンル:ブログ

【2009/01/01 00:00】 | 総合
トラックバック(0) |  ]