今年のベストニュース 順位はなく、十個と限らない。

今年は有数に悪い年ではなかったか。
◎福田首相辞任と麻生総理誕生と馬鹿をさらす。

 福田首相は無責任に職を放り投げるし、後の麻生総理はどうしようもない頭が漫画のおぼっちゃま総理で日本の危機は深まるばかり。

◎朝日新聞、毎日新聞、サンケイ新聞、すべてが赤字となったこと。

 これ、特に朝日新聞の罪は重く自ら招いたような感じがする。とにかく新自由主義新聞で、消費税10%を大賛成し、派遣切りもいっさい載せず、国民の希望や必要なことに何も答えず、若者たちの貧困化も取り上げにすごく消極的。湯浅 誠や雨宮処凛など専属記者を張り付けるべきだ。だいたい、1か月3,925円も払わねばならない。ちゃんと生活基盤が整った中流が主体の社会でないと新聞など購読者数が維持できないのだ。
 そういうことすらわからない特権階級気取りの馬鹿な記者連中が若手リーダーの中に多いのだ。

◎アメリカ発の金融危機がグローバルに世界へ広がった。しかもそれにつれて実体経済が危機となった。

◎中国で四川省大地震が発生。

◎中国北京オリンピックが大成功。

◎中国発の食品汚染が多発。

◎私がブログを始めた。

◎第7巻『ハリーポッターと死の秘宝』刊行で完結する。

◎「本の雑誌」未曾有の危機となる

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【2008/12/31 23:59】 | 総合
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 いつまでも、国連安全保障理事会の動きが伝えられないと不思議に思っていた。

 なんと、28日の日曜日に国連安全保障理事会で、強制力のある「イスラエルのガザ攻撃停止を要求する決議案」をアメリカが拒否権を使って阻止していたことがわかった。全く驚きでこんなことすら日本国内で報道されていない。



ブログ:「マスコミに載らない海外記事」から

アメリカ、拒否権で国連の反イスラエル決議案を阻止

2008年12月28日 "Press TV"


国連安全保障理事会は、アメリカ合州国による干渉のおかげで、ガザに対するイスラエルの攻撃を終わらせることができなかった。日曜日、ワシントンはまたもや拒否権を使い、現行の大規模なイスラエルのガザ攻撃停止を要求する決議案を阻止した。


安全保障理事会は、かろうじて、イスラエルに対し、包囲された地域に対するイスラエルの全軍事活動を自発的に即座停止するよう要求する「法的拘束力を持たない」声明を発表したにすぎない。


この声明は、日曜日に、イスラエルがガザに対し新たな空爆を開始し、少なくとも6人を殺害した時点に発表された。土曜日の同様な攻撃では少なくとも230人が殺害され、800人が負傷した。パレスチナ人死者の数は、これまでに271人にのぼっている。


安全保障理事会は、当事者に対し、当該地域における人道的な危機に対処するよう求めたが、イスラエルの空爆は非難しなかった。


クロアチアのネヴェン・ジュリカ国連大使が、15人の委員を代表し「あらゆる暴力の即時停止を要求し」、 当事者に「即座にあらゆる軍事活動を停止する」ことを求める、法的拘束力を持たない声明を読み上げた。


「安全保障理事会の諸メンバーは、ガザにおける状況の激化に対し、深刻な懸念を表明した」と安全保障理事会議長として彼は述べた。


安全保障理事会は、ガザにおける深刻な人道的、および経済的な需要に対処し、医療と、食糧や燃料の継続的な供給を確保するため、ガザに通じる国境の開放も要求した。


国連安全保障理事会のアメリカ代表、ザルメイ・ハリルザドは、イスラエルの動きを、テルアビブには自己防衛の権利があるとして擁護した。


「あらゆる無辜の命を悼みます」と彼は述べ、ハマースのロケット弾がこの状況の導火線になったと付け加えた。


ガザのパレスチナ人戦士たちは、イスラエルによる彼等に対する毎日の攻撃への報復として、イスラエルにロケット弾を撃ち込むのだと語っている。最先端のイスラエル兵器や弾薬とは異なり、自家製のカッサム・ロケット弾が死傷者をもたらすことは稀だ。


1972年以来、イスラエルの断固たる同盟国アメリカは、安全保障理事会で要求された、40以上の反イスラエル決議案に拒否権を行使してきた。


2004年以降、ワシントンは、テルアビブに、ガザにおける作戦の停止を求める他の四決議案の採択を阻止してきた。

Press TV 原文

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【2008/12/31 22:54】 | 中東、ユダヤ、パレスチナ
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◎まずは本から
 ○小説『荒野』桜庭一樹

 ○漫画『キャットストリート』神尾葉子

◎映画は、
 ○『ドレスデン 運命の日』

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【2008/12/31 20:59】 | 総合
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 ようやくフランスによる48時間の停戦の動きが出てきた。

 [追記 午後8時50分] どうやら31日午後8時頃に、イスラエルはこの提案を拒否したようだ。なんということだ。

 それと、めずらしや麻生首相がイスラエルのオルメルト首相に対し電話している。
中曽根弘文外相が、29日、イスラエルのリブニ外相と電話で会談して「民間人の犠牲を出さないように自制を」促したが、形式だけのことしか言えなかった。しかし今回にしても自制というだけである。やはり形式だけではないか。なぜ停戦アピールができないのだ。

 日本は今回の事態にフリーズしている。ひどいものだ。言っとくが日本は世界の事態に発言し影響を与えうる大国である。こんな状態ではいけないのだ。

特に中曽根弘文外相は無能の極致である。こんなに何もしないのならすぐやめるべきである。


イスラエルのガザ空爆、パレスチナ人の死者380人以上に

2008年 12月 31日 09:36  [ガザ/クロフォード(米テキサス州) 30日 ロイター]

 イスラエルによるパレスチナ自治区ガザ地区への空爆は4日目を迎え、医療当局者によるとパレスチナ人の死者は384人、負傷者は800人を超えた。

 死者のうち最低62人は民間人とみられる。イスラエル人の死者は4人となった。

 ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスなどはイスラエル領内に向けてロケット弾で反撃、犠牲者の数が増え続けるなか、各国からは停戦を求める声が相次いだ。

 国連の広報担当は、中東和平に仲介する国連、米、ロシア、欧州連合(EU)が外相級の電話会議を開き、即時停戦を求めたことを明らかにした。

 西側の外交筋によると、EU各国は陸海海空路によるガザ沿岸への支援を検討しているが、支援にはイスラエルと強硬派ハマスによる停戦合意が前提となる。

 フランスのクシュネル外相は、ガザ地区への支援が可能となるよう、イスラエルに対し48時間の停戦を受け入れるよう提案。イスラエルの当局者は、サルコジ仏大統領がイスラエルを訪問する可能性があると言及した。

 こうしたなか、ブッシュ米大統領は30日、パレスチナ自治政府のアッバス議長およびファイヤド首相と電話で協議。ホワイトハウスのジョンドロー報道官は「持続的停戦に向けた対応について話し合われた。いかなる停戦実現も特にハマス側による順守が必要との認識で一致した」と述べた。


麻生首相、速やかに攻撃停止を

2008年 12月 31日 18:42 (共同通信)

 麻生太郎首相は31日午後、都内の個人事務所でイスラエルのオルメルト首相と電話会談し、イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの空爆に関し「速やかに攻撃を停止し、暴力をエスカレートさせないよう最大限の自制を要請したい」と伝えた。麻生首相は民間人に多数の犠牲者が出ていると指摘した上で、「イスラエルのイメージにも影響し、和平プロセスの進展にも好ましくない」と強調した。

27日のガザ攻撃の動画です。

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【2008/12/31 19:48】 | 戦争と平和
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 酒のつまみのもっとも簡単なものを紹介したい。実は、作家の恩田陸さんに学んだもの。と、いっても料理教室を開かれているわけでもなく、最もありそうだが料理の本を出しておられるわけでもない。
 エッセイを2冊出しておられるがそのうちの『小説以外』に、自分の好きなつまみとして缶詰を買う軽快なシーンとともに紹介してあったのだ。

 それは、イワシのオイル漬けの缶詰をパカンと開けて、弱火のガステーブルにそのままかけて醤油をチラリとたらすというもの。究極のズボラ料理である。しかし、とてもいける。

 恩田陸さんは女性のんべえ作家として有名で独身で一人で7時から飲み始めてお開きは夜の2時までビールばかり飲んでいる。というすごいもの。
 これで男性なら破滅型作家間違いなしだが女性なのでそうはならない。ある雑誌の対談ですら始まってしばらくすると、もう飲み会へ一直線というふんいきになってきて、司会があわてて引き戻してやらせるということになっていた。

 ちなみに、エッセイのもう1冊は『酩酊混乱紀行『恐怖の報酬』日記』という旅行エッセイなのにやはり酒から切れないというもの。楽しいなと思います。

 ところで、いくらなんでもつまみの料理の本などこういうのは載ってないだろうと信じていたら、2年ほど前本屋でぱらりと開いたら載っていました。本当にびっくりしました。買っていませんが。

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【2008/12/31 19:35】 | 料理
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 この、記事を見て力がなえ、なかなか次のエントリを書く気がしなかったのだ。逃避の気持ちがあったのかなと思う。でもそんなことは爆弾で殺される人たちにとったらたまったものではないので、死んでも傷ついてもいない私たちは書く以外ない。

 昨日、本屋で見ていてもパレスチナやイスラエルの問題を書いた新書も棚に並んでいない。これではいったいどういうことなのかわからないだろうな。そうしみじみ思った。

 イスラエルの言い方だとハマスが自分たちの国内のテロリストみたいではないか。それをやっつけてるんだてな感じである。本当はイスラエルというのは、パレスチナという国を占領し軍事支配している軍事勢力なのだ。それが封鎖しガザのパレスチナ人を飢えさせていて半年間停戦しても封鎖を解除するという約束も守らない。それで抗議のためもあってロケット弾を打った。
 そうしたら、それをだいぶん前から計画し口実を待ち構えていたイスラエルが、ハマスとガザのパレスチナ時の絶滅を目指して大殲滅攻撃を始めたのだ。

 もちろん、彼らがナチスのためにひどい目に会った人たちやその子孫などで、もとから欧米で差別されていた、だからもしかしたらまた迫害を受けるかもしれないから防衛のためにユダヤ人で国を作るべきだと考えた、ということは分かる。でも、ナチスはドイツ人であって、パレスチナ人やアラブ人は歴史的な古さでは彼らに何もしていない。
 ドイツを分割してそこに国を作るべきだったと思う。これは冗談みたいに聞こえるかもしれないが、第二次大戦後にはそういう意見もあったのだ。

 あんな危険なドイツ国の隣が嫌だというなら緩衝地帯を設ければいい。もし、ポーランドの人が納得するなら、今のポーランドの位置は戦前より東にずれた。ポーランドの領土というのは歴史的にずいぶん変遷していて、このときはソ連が西をとって領土を増やし、ポーランドを西寄りにドイツ側にずらしたのだ。これも古いポーランドの位置だった。このときソ連さえ我慢すれば、西側にユダヤ国家を作ることは可能だった。

 それを古い聖書の場所に造らせたのだ。ヨーロッパにとってじゃまな連中を異郷に追いやってせいせいしているのだろう。そして、迫害を受けたはずのユダヤ人も、さすが白人で、あっという間にアラブではかつてのナチスや欧米白人が植民地に対してやってきたのと同様のことをし始めたのだ。それはアラブ人に対する軍事占領と皆殺しと絶えざる抑圧だ。

 パレスチナ人への皆殺しを当然の権利だなんて言えるのか。言ってるブラウンやメルケルのような連中は、殺されているのがアラブ人でいいと思っているからそんなことが言えるのだ。

 まあ、もう少し詳しくは別にエントリを改めて書くが、この国際社会が反応が鈍いというのは、間違いなく世界にテロリストがあふれかえるということだからだ。世界から見捨てられた者たちのために、どちらかといえば上層に属する者たちが動き出すのだ。そして私たちの民主主義がまたいくつも減じられる。せっかく戦争狂のブッシュの時代が終わろうとしているのにだ。だから他人ごとではない。



<ガザ空爆>国際社会、反応鈍く 欧米「自衛」に理解
12月30日21時23分配信 毎日新聞

 イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザ地区への空爆について、国際社会は暴力の即時停止要求では一致しているものの、非難を強めるイスラム諸国に対し、欧米主要国の首脳がイスラエルの「自衛」に一定の理解を示すなど、分裂の様相を示し始めている。国連は鈍い反応にいらだちを強めている。

 ヨルダンのアブドラ国王は29日、ブッシュ米大統領に電話で「空爆を中止させる国際的な努力が必要」と促した。インドネシアのユドヨノ大統領は「平和が引き裂かれている」と記者団に述べた。

 30日はイラン、インド、韓国、日本など世界各地で平和を求めるデモが行われた。

 しかし、米国家安全保障会議(NSC)のジョンドロー報道官は29日、空爆について「イスラエルの自己防衛に必要な行動」と述べ、事態の責任はイスラム原理主義組織ハマス側にあるとの見方を強調した。27日にはライス米国務長官が、ガザでの暴力再燃はハマスの責任だとする声明を発表した。

 また、ブラウン英首相は29日、イスラエルに強く自制を求める一方で「イスラエルには、自国民を守らなければならない義務がある」と理解を示した。

 独政府によると、メルケル首相は28日のオルメルト・イスラエル首相との電話会談で「事態の責任は一義的にハマスにある」との見解で一致したという。メルケル首相は「イスラエルが自国領を防衛するのは法的権利だ。ハマスがロケット砲撃をやめれば、イスラエルは速やかに軍事行動を終えることができる」と語ったという。

 一方、アラブ連盟は来月2日に緊急首脳会議を開く方向で調整しているが、サウジアラビアのサウド外相は29日、「影響力のある声明を出す条件が整わない会議に出席する意味はない」と発言するなど、アラブ諸国には無力感も漂っている。

 国際社会の反応に国連はいらだっており、潘基文(バンギムン)国連事務総長は29日の記者会見で、イスラエルの自衛権は認めるとしながらも、空爆が「度を越したもの」との見方を示した。そのうえで「周辺地域や国際社会の指導者は(事態収拾のため)十分なことをしていない」と不満をもらした。

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【2008/12/31 16:30】 | 中東、ユダヤ、パレスチナ
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 NHKの「2009アニメ先取りスペシャル」を見たところだ。注目は「獣の奏者エリン」。1月10日からの新番組アニメだ。

 これは、私も守り人・旅人シリーズで熱烈なファンである上橋菜穂子先生が新たな着想を得て書かれた、すでに傑作との評価が高いファンタジー「獣の奏者」のアニメ化なのだ。

 NHKの前アニメ化「精霊の守り人」には神山健治監督が細心の注意を払いストーリーを練り、すぐれたアニメとしての世界を築き上げたことでファンにも何の不満もなかった。ところが今回は制作は同じプロダクションIGでも監督は「テニスの王子様」の浜名孝行監督に代わり不安の声がある。

 つい先ほど、NHK「2009アニメ先取りスペシャル」で「獣の奏者エリン」の概要を見た。
 世界観や背景、キャラクター設定エリン、闘蛇や王獣も含めて問題なく、声優や音楽もスキマスイッチ でいい。
 今回は、1年間という期間なので、原作では描かれなかったエリンと母の生活と親娘の情愛もたっぷりと描かれるようで楽しみだ。

 しかし、不安が残るのは、プロダクションIGは、神山健治監督以外はストーリー展開が弱くて、「精霊の守り人」SPでも言及されていたほどだ。

 ところで、かつてTBS「BLOOD+」プロダクションIG制作アニメで問題になったのが今回もシリーズ構成担当の藤咲 淳一氏である。映画『BLOOD THE LAST VAMPIRE』はよかったのに、ストーリーを改めてのテレビ化では、藤咲氏がシリーズ構成を担当して、だらだらとおもしろくなく、視聴率もこの枠では珍しく2%と凋落してしまった。
 はたして今は別会社のトランスアーツに所属する浜名孝行監督がうまく引っ張っていけるのか、不安でいっぱいだ。

 ただ、他は問題ないので、脚本がうまくいってなければまだ全部できあがっているわけでもなく、みんなで申し入れるという手もあるかなと思う。
wikipedia「獣の奏者 エリン

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【2008/12/31 14:55】 | テレビ
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「永瀬ユキのブログ」 - 「ガザ空爆続報:イスラエル3日連続の空爆、死者は500人に達したとの報告も」から、先に転載したガザ現地のアブデルワーヘド教授のメールの続報を転載します。


ガザ空爆続報:イスラエル3日連続の空爆、死者は500人に達したとの報告も
2008-12-30 (Tue) その他
先にお伝えした情報の続報です。

*********転送・転載歓迎*********

==8==送信日時:2008/12/29 13:25
今のところ無事だが・・

私も家族も無事だが、緊張が続き疲労している。自家用発電機のトラブルのせいで、依然、電気なしの状態。2時間前、隣接するビルがヘリから小規模なロケット砲で攻撃された。標的は7階のアパート。私のアパートは4階だ。それから、通りの向かいにあるビルの5階のアパートも攻撃された。耐え難い状況だ。住民は正真正銘のパニックに襲われている!昨晩、F16型戦闘機がアル=アクサー衛星放送局を攻撃した。同局は粉々になり、周囲のビルも多くが居住不可能になってしまった!ビルの持ち主も住人たちもよそへ移らなければならない!シファー病院の向かいにある小さなモスクも粉々になり、その攻撃のせいで周りの住宅も深刻な被害を受けた。私の友人の家もその一つだ。何が起きたのか、言葉では言い表せないと?! ?[この文字化けは「彼」と思われる(寺尾記)]は言う。彼の家は重篤な被害に見舞われた。56歳になる姉は重傷を負った!さらに英国の委任統治時代に英軍が建設した庁舎(アル=サライヤ)もやられた。

標的になったのは刑務所だった。収容されているのは政治犯や一般の囚人だというのに!メディアは死者280名と報道しているが、シファー病院で医師をしている友人の一人は、死者は約500名に達し、負傷者も1000人以上にのぼるという!ラファの国境地帯でも攻撃はエスカレートしている。
トンネルを破壊するための作戦が展開されているのだ。何百人ものパレスチナ人が怒涛のようにエジプト国境に徒歩で押しよせているが、エジプト人官憲の発砲に遭って、誰もエジプト側に入れないでいる。

==9==件名:ガザより(8)
     送信日時:2008/12/29 13:26

数分前、複数の地点を狙ってまた空襲があった。死傷者多数。うちの窓ガラスも砕け散った。税関事務所と入国管理事務所も
先刻、破壊された。飛行機やヘリがまだ上空で作戦を継続中。

==10==件名:ガザより(9) 破壊
     送信日時:2008/12/28 11:48

破壊

F16型戦闘機がガザ最大の、公安関係のビルを破壊した。
アラファトの身辺警護のためにEUが建設した一群のビルだ。
4発のミサイルを受けてビルは粉々になった。各地の警察署も攻撃され、今日、すべて破壊された。230もの地点がイスラエル軍用機の標的になっているという話だ。今日の攻撃で、子どもを含む大勢の民間人が死傷した。ラファの国境地帯ではパレスチナ人が一人射殺された。さらに発砲があり、エジプト人官憲が一人撃ち殺された。国境の状況も悲惨だ。
イスラエルによる地上攻撃もありうる!

昨晩、ガザ市内だけで20ヶ所が空襲された。爆撃について私が
知るかぎりのことをお伝えする。

1.自宅近所に3回目の攻撃。元公安局。うちミサイル1基が不発のまま、自宅アパートのあるビルの正面、救急ステーションから数メートルのところ、に落ちる。

2.ガザのイスラーム大学の主要校舎二つが粉々に。建物の一つは実験室棟、もう一つは講義棟。いずれも地上4階、地下1階建て。

3.ビーチ難民キャンプ、イスマーイール・ハニーエ氏の住まいの隣家が空と海から同時攻撃され崩壊。

4.モスク2つが空襲され粉々に。中にいた10人が死亡、うち5人はアンワル・バルーシャ氏の娘たち。自宅が危険なのでモスクに避難していたのだろう。これで、破壊されたモスクは計6つに。

5.内務省のパスポート局の建物も今朝、破壊された。

6.文化省のビルも今朝、こなごなに。

7.首相執務室のビルも空襲され完全に破壊。

8.民事行政の主要ビルも完全破壊。

9.地元メディアが報道していないため私が把握できていない複数ヶ所に何度かの攻撃が実行されている。夜間、ヘリコプターが複数回にわたり攻撃するのを目撃。

10.ジャバリーヤ青年スポーツセンター(UNRWAの施設)が、空から直撃された。

11.サライヤ政府センター近くの空き家が空襲され破壊。

12.ゼイトゥーン地区で移動中の車体が攻撃され破壊、男性2人、子ども1人が死亡。

13.下校途中の高校生の姉妹2人が、空爆を受け死亡。

14.いつかの警察署が再度、攻撃される。

15.イスラエルはジャーナリストおよび記者に対し自宅もしくはオフィスにとどまること、従わない場合は攻撃目標にすると公式に伝達。ガザで起きていることをメディアに報道
させないためだ。

16.病院二つが標的に。ファタ病院はまだできたばかりで操業していなかったが、空から攻撃された。もう一つのほうは小さな個人経営の病院。テル・エル=ハワーのアル=ウィアム病院も標的にされた。

17.ベイト・ハヌーンの庁舎も昨晩、破壊された。

18.ラファの自治体のビルも昨晩、破壊された。

19.ラファの庁舎も昨晩、標的にされた。

20.ラファのハシャシュ地区が昨晩、二度にわたり攻撃された。いずれもミサイル2基によるもの。
2回目の着弾で周囲15軒の家々が破壊される。

21.ゼイトゥーン地区のグランドにミサイル一基、着弾。

22.ラファ国境地帯にある40個のトンネルに対し空から攻撃、トンネルすべてを破壊。

23.ビーチ難民キャンプの警察署、完全に破壊。

24.旧エジプト・ガザ総督の邸宅も空と海からミサイル攻撃を受け完全に破壊。

続報
ガザの負傷者のための民間協会が破壊された。ガザとハーン・ユーヌスにあるアル=ファラフ慈善協会の二つの建物も破壊された。

続報2
数分前、ウンマ大学の新しい小さな校舎が1棟、攻撃を受け、破壊された。

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【2008/12/30 18:38】 | 中東、ユダヤ、パレスチナ
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 今年、本について一番驚いたのは、NHKテレビの11月1日(土)放送の「わたしの1冊 日本の100冊 オープニングスペシャル」での、大人になってから本を読むようになったゲスト、国生さゆりや司会の1人名倉潤の話が新鮮でびっくりの連続だった。

 まず、国生さゆりが、本のソムリエとして登場。馳星周『不夜城』を、すごい悪に出会うと自分の持つ小さな悪が浄化される本として紹介した。しかし、すごいことを言う。しかし、私も読んだけど推薦しないぞ。だって、新宿歌舞伎町にたむろするチンピラがそんなに大きな悪のわけがないだろう。ガザを連日爆撃して子供を殺している連中や「当然の権利だ」などと擁護するほうが悪人だ、などと思わず書くがまあそれはこのエントリでは置いといて。

 小中高校と全く本を読まなかった国生さゆりは、ドラマに出るため脚本あわせに初めて出て、他の人がシナリオを読んだだけでその場で動けるのでショックを受けて、共演の名取裕子さんに聞くと本を読みなさい、想像力が付いてシナリオを読むと場面が浮かび動けるようになる。最初はガマンして読みなさい。と、教えられ、読むようになったとのこと。

 それで、まず、最初は5行読んだだけで眠たくなるのをガマンして読んだら、やがて読めるようになる。と国生さゆり、名倉潤が画面に向かってアピールをしたので、驚いた。本を読んですぐ眠たくなるような経験が一度もなかったからだ。

 それでやがて読む力が付いて「心の旅」が、できるようになったと、国生さゆり、名倉潤が感嘆したように「この興奮がわからないでしょう」と画面と観客に向けて言った。これもまったくわからなかった。

 いくら考えてもわからず、放送後一週間ほどして、「心の旅」とは、本を読んで空想しその世界にはいるという事をどうやら指しているのだとわかった。私にとって幼い頃からの日常行動で、あまりに当たり前なので意味がわからず、興奮するのも理解できないのだ。その興奮にひたすら驚いた。
 『不夜城』はその後かなり読めるようになってジャケ買いして出会ったそうだ。

 それから、山根基世、広瀬修子両アナウンサーのスタジオ朗読に感激した。夏目漱石の『坊ちゃん』の朗読のおもしろさは意外だった。
 そして、山根基世がアナウンサー生命をかけて(w)朗読した矢沢あいの漫画『天使なんかじゃない』に、高校の頃は青春の、そして今は人生のバイブルとして推薦した本のソムリエ宮地真緒(女優)がスタジオでは1人涙ぐんでいたが、私も涙を流した。それほどすばらしかったのだ。

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【2008/12/30 18:11】 | 奈良たかし・本の話
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 イスラエル軍によるパレスチナ、ガザ地区への大規模な空爆と殺戮は、もう3日も続いてる。ガザは、41年間イスラエルが占領し、1年以上の封鎖で生存的な危機の中で360平方キロの土地に150万人もの人々が密集し、寒さと飢えに苦しむ人々に、爆弾が落とされ続けている。
日本時間の29日20時の時点で、318人もの死亡と1400人以上もの負傷が確認されてる。国連パレスチナ難民救済機関によると、少なくとも57人の民間人が死亡した。ハマス側の発表では死者は300人以上で内ハマスのメンバーは180人で後は民間人。でも忘れてならないのは死んだハマスのメンバーは政権政党の職員なのだ。

 ところが、今回の大規模な空爆を当初は「ハマスのロケット弾に対する報復」だと防衛行動を強調していたイスラエル政府が、実は半年以上も前から今回の空爆を綿密に計画していたことがイスラエル内の報道で明らかになった。

潘国連事務総長は、27、28日と続けて、「即時暴力行為停止」の声明を発表したが、29日イスラエルのリブニ国防相は拒否。(gyao動画ニュースで見た)

 その日の、夜には、リブニ国防相は、オバマ時期アメリカ大統領のコメントも引き合いに出して、攻撃を正当化、ハマスとの全面戦争を宣言した。そのうえ、ガザ周辺を「軍事閉鎖地区」に指定。ガザとの境界には数十両の戦車や装甲車が集結。地上部隊の侵攻準備も進め、ガザ沖に軍艦を派遣しているとの情報もあり、大規模な戦闘と大殺戮へと突入しようとしている。地上戦とは言わない一方的な皆殺しだ。

 アメリカ政府は、国家安全保障会議の報道官が、「ハマスによる(イスラエルへの)ロケット弾攻撃の停止が必要だ」と述べ、イスラエルの軍事行動に理解を示し、民間人の犠牲者を出さないよう要請したが形式だけのもので無差別殺戮状態なのに口をぬぐっている。

 それで、国連安全保障理事会はアメリカ政府が理解を示しているのだから何もできないままだ。だから強制力のない国連事務総長の声明しか出せない。

 そして、日本政府は、中曽根弘文外相が、29日、イスラエルのリブニ外相と電話で会談して「民間人の犠牲を出さないように自制を」促したが、形式だけだ。ここまで軍事侵攻して他国を軍隊で蹂躙しようとしているのにそんなことしか言えないのか。どうして誰も止めないのか。


【ガザ空爆】敵や国民欺き電撃作戦 イスラエル、周到に準備
2008.12.29 17:59

 イスラエルが27日に始めたパレスチナ自治区ガザの大規模空爆は半年以上前から周到に準備され、ガザを支配する強硬派ハマスや自国民をも欺く電撃作戦だったことがイスラエルの報道で分かった。

 ハーレツ紙によると、バラク国防相が軍に作戦準備を指示したのは、ことし6月にハマスと6カ月間の停戦に合意する前だった。国内治安機関シャバクの協力も得て、ハマスの治安施設や武器庫、訓練キャンプ、幹部宅の位置などについて詳細な情報収集が行われた。計画は今月24日の治安閣議で最終的に承認されたが、メディアを通じて「国際的なイスラム過激派」が主議題だったと虚偽の発表をした。(エルサレム 共同)
MSN産経【ガザ空爆】報道より


【12月29日 AFP】2008年12月29日 22:20 発信地:エルサレム/イスラエル
イスラエル国防相が攻撃を正当化、オバマ氏のコメントも引き合いに

パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)を実効支配するイスラム原理主義組織ハマス(Hamas)の拠点に対するイスラエルによる大規模な爆撃3日目となる29日、イスラエルのエフド・バラク(Ehud Barak)国防相は「ハマスとの全面戦争だ」と発言した。

 バラク国防相は「われわれはガザ住民に敵意があるわけではなく、ハマスやその権力を行使する者たちに対する全面戦争を行っているのだ。この作戦は必要なだけ拡大し、強化する。(イスラエル)南部の状況を改善するために、ハマスに大きな打撃を与えるつもりでこの戦争を始めた」と述べた。

 また同国防相はバラク・オバマ(Barack Obama)米次期大統領が2008年6月に、日常的にハマスの標的となっているイスラエル南部スデロト(Sderot)を訪問した際のオバマ氏の言葉を引用した。国防相によるとオバマ氏は、「2人の娘たちが眠っている間にわたしの家に向かって誰かがロケット弾を発射するとしたら、わたしはどんなことをしても彼を止めるだろう。イスラエルの人たちも同じことをすると思う」と語ったという。引用後、バラク国防相は「オバマ氏はこう述べた。わたしたちがやっていることはこれと同じことだ」と述べた。
 
 今回のガザ地区に対するイスラエルの攻撃によるパレスチナ人の死者は310人を超え、負傷者も1400人以上に達している。


イスラエル、ガザ空爆3日目 国防相「全面戦争」を宣言

【エルサレム=井上道夫】 イスラエル軍は29日、パレスチナ自治区ガザに対する3日連続の空爆を行い、AFP通信は現地医療関係者の話として、これまでに少なくとも345人が死亡、1550人が負傷したと伝えた。イスラエルのバラク国防相は同日、イスラム過激派ハマスとの「全面戦争」を宣言し、ガザ周辺を「軍事閉鎖地区」に指定。ガザとの境界には数十両の戦車や装甲車が集結。地上部隊の侵攻準備も進めているほか、ガザ沖に軍艦を派遣しているとの情報もあり、大規模な戦闘への突入が懸念されている。


 【ワシントン=黒瀬悦成】
ハマス側のイスラエル攻撃、米報道官「停止が必要

 米ホワイトハウス・国家安全保障会議(NSC)のゴードン・ジョンドロー報道官は27日、イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザのイスラム原理主義組織ハマスに対する空爆に関し、「民間人の犠牲者を出さぬよう要請する」との声明を発表した。

 報道官は一方で、事態の沈静化には「ハマスによる(イスラエルへの)ロケット弾攻撃の停止が必要だ」と述べ、イスラエルの軍事行動に理解を示した。
(2008年12月28日00時26分 読売新聞)

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【2008/12/30 02:40】 | 政治・経済
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2008年ベスト映画

◎日本映画
1.母べえ
 その情念の濃さと、静かな戦争への怒りで比類がない。普通
の人ががこんなにも苦しむ。
 吉永小百合の存在感がしっかりと刻み込まれました。

2.おくりびと
 きらめく極寒の中の清涼な思い。人の死を看取ることをこれ
ほど迫って描いた映画はないでしょう。死をみとることで差別
される。その激しい現実と周囲の覚醒。本木雅弘さんが執念の
映画化でそれも感心しました。

3.三本木農業高校馬術部~盲目の馬と少女の実話~
 始めは、高校の敷地からほとんど出ないしかも馬術の映画な
ので危惧しましてたが、見ていて人と馬とのふれあいとその描
写のみごとさに感服しました。

4.西の魔女が死んだ
 いじめにあい、クラスの女子グループたちからシカトされた
女の子。その強い立ち直りにとても感激しました。

5.ICAHI
 何しろ女版座頭市を綾瀬はるかが演じるというので、予告編
の時から馬鹿にしていたのに、綾瀬はるかの汚れ役部分も含め
たみごとな演技と殺陣にこちらの方が開眼しました。 

6.天然コケコッコー
 山の中の小学校の子供たちの何気ない生活を追う。でも子供
たちの演技がすばらしく、いつまでも続けと思いました。

番外 風花
 相米慎二監督の遺作ですが、今年テレビで初めて見て小泉今
日子のみごとな演技と、相米監督の演出に心の中にしみこんで
消えません
 小泉今日子がコメントして、この撮影のときもずいぶん怒ら
れたが、それで本当の演技ができるようになった。実は今も現
場で見守られ怒られていると感じるそうです。これも感じまし
たね。

◎外国映画
1.ドレスデン 運命の日
 そのドレスデン爆撃シーンの再現は、みごとの一語に尽き、
都市爆撃が、その破壊と死が正面から描かれる稀有な映画。戦
争を負けた側からしか描けない反戦映画。

2.魔法にかけられて
 ディズニーのお姫様アニメのパロディ実写版、でもすばらし
い出来映えで楽しさが増す。アニメ世界では、森で歌うと動物
の友達がくるのに現実にニューヨークで歌うとやってくるのは
ハエやゴキブリ、ネズミたち。でも手伝ってくれお友達になる
。とてもおもしろかった。

3.あなたにしか言えない秘密のこと
 古い話でなく今からわずか10数年前の出来事でしかない 、
すぐそこでやっていたサラエボ戦争の話、サラ・ポリー演じる
被害者の女性の体と心の傷、そして集団レイプされ拷問を受け
、妊娠し堕胎されたと思う子供の声に激しい衝撃を受けました
。最後は少し明るく終わる。それは私たちがそういう世の中を
作らねばということだと思いました。 

4.サラエボの花
 サラエボの戦争で集団レイプされ、生まれた娘。人はそれで
も生きていく。その思いに打ちのめされました。

5.善き人のためのソナタ
 舞台は、1984年の東ベルリン。少し前なのだ。国家保安省(
シュタージ)の局員ヴィースラー大尉は冷酷な盗聴者で国家に
忠誠を誓っていた。東ドイツ全体に監視社会で網が張り巡らさ
れていた。しかし反体制の疑いのある劇作家ドライマンとその
同棲相手の女優クリスタを監視するよう命じられ盗聴する中彼
らを理解し最後に嘘をついて彼らを守る。でも嘘だよね。実際
は実体が資料・記録で明らかになると夫婦が親子が裏切ってい
た。人は弱いものなのだ。だからこんな社会にしてはならない
ということなのだ。

6.アウェイフロムハー 君を想う
 本当に愛する夫婦でも認知症は全ての愛も壊してしまう。奥
さんは愛する旦那様を施設に入って一月会わないと忘れ果て、
旦那様は新しい相手を見つける。私も50代なので何か身につ
まされる。

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【2008/12/30 02:00】 | 映画
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「永瀬ユキのブログ」 - 「イスラエルがパレスチナのガザへ空爆、死者287人に」から、転載歓迎ということなので、ガザ現地の方のメールの貴重な情報を転載します。


友人より現地情報のメールをいただきました。(英文の部分は削除しています。)
==1==送信日時:2008/12/28 11:29:28

みなさま、

空爆下のガザのアブデルワーヘド教授のメールを転送します。
同教授はガザ・アル=アズハル大学の英文学科の教授です。
電気が切れたガザで、発電機でかろうじて電力を維持しながら、世界に向けて発信しています。

イスラエルがハマースの攻撃に対する報復としてハマースの拠点を攻撃しているという日本の報道は偽りです。
これは、非戦闘員、民間人に対する大量虐殺です。

重慶・ゲルニカ・ドレスデン・東京大空襲、そして、ヒロシマ・ナガサキ、同じことが2008年12月の今、起きています。

******   転送歓迎 ****************

25の建物がイスラエルに空から攻撃された。建物はすべて地上レベルに崩れ去った。死者はすでに250名に達する。負傷者は何百人にものぼるが貧弱な設備しかないガザの病院では、彼らは行き場もない。電気も来ないが、ディーゼル発電機でなんとかこれを書いている。世界にメッセージを送るために。携帯電話もすべて使用できない!

==2==件名:ガザより(2) 27日午後6時
       送信日時:2008/12/28 11:29:28

なんという光景だ。数分前、パレスチナ側のカッサーム・ロケットが飛んでいく音が聞こえた。続いて、もう一つ、そして爆発音。2発目は、パレスチナ人を標的にしていたイスラエルの機体から爆撃されたものと思われる。今、聴いたニュースによれば、イスラエルのアパッチ・ヘリが攻撃したのは、釣堀用の池のあるリクリエーション・グラウンドだという。シファー病院は、195人の遺体、570人の負傷者が同病院に運ばれていると声明を発表している。刻一刻と死傷者の数は増え続けている。これはガザ市だけの数字だ。ほかの町や村、難民キャンプからの公式の発表はない。
自宅アパートの近くで末息子がスクール・バスを待っていたところ、以前、国境警備局があったところが攻撃された。息子が立っていたところから50メートルしか離れていないところで、男性二人と少女二人が即死した!真っ暗な夜だ。小さな発電機を動かして、ネットを通じて世界と交信している。

==3==件名:ガザよりガザより(3) 27日午後8時
       送信日時:2008/12/28 11:48

今宵、ガザの誰もが恐怖におびえている。完全な暗闇。子どもたちは恐怖から泣いている。死者は206人。遺体はシファー病院の床の上に横たえられている。負傷者は575名をうわまわるが、同病院の設備は貧弱だ。病院事務局は市民に輸血を要請している。
教員組合は虐殺に抗議し3日間のストライキを決定。イスラエルの機体がガザ市東部を爆撃、大勢の人々が死傷した。犠牲者の数は増え続けている。瓦礫の下敷きになっている人々もいる。一人の女性は二人の幼い娘と一人の息子を亡くした。彼らは通学途中だった!

==4==件名:ガザより(3) 27日午後11時
       送信日時:2008/12/28 11:49

11:00pm。イスラエルのF16型戦闘機による、複数回にわたる新たな爆撃。ガザでは3つのテレビ局を視聴できるが、これは電力をなんとか確保できた場合の話だ。空爆はガザ市東部に集中。
ある女性は10人の家族を失った。生き残ったのは彼女と娘一人だけだ。
娘はメディアに向かって、何も語ることができなかった。何が起こったのか見当がつかない、と彼女は言う。町のいたるところでパニックが起きている。最悪の事態が起こるのではないかとみな、恐れている。エジプト、ヨルダン、レバノンで、この残虐な空爆に対するデモが行われた。死者数は、219以上にのぼる。
225という説もある。(アブデルワーヘド、ガザ)

==5==件名:ガザより(4) 空爆下、冷たく暗闇のなかで
       送信日時:2008/12/28 11:51

今晩、爆破のせいで窓ガラスが砕け散った家庭にとっては冷たい夜だ。ガザの封鎖のため、窓ガラスが割れても、新たなガラスは手に入らない。私が居住するビルでは、7つのアパートが、凍てつく夜をいく晩もそうした状態で過ごしている。彼らは割れた窓をなんとか毛布で覆っている。
何百軒もの家々が同じ境遇に置かれているのだ!私に言えることはそれくらいだ。他方、ハニーエ氏は地元テレビでハマースについて話をした。彼の話は、士気を高め、ハマースは屈服しないということを再確認するものだった。死者の数は210に、重傷を負った者もも200人に達した。今また、ガザの北部で新たな爆撃が!(アブデルワーヘド、ガザ)


==6==件名:ガザより(5) ガザに対するイスラエルの攻撃を
中止させる行動を!
       送信日時:2008/12/28 11:53

今、10分のあいだに5回の空爆。標的は人口密集地域の協会や社会活動グループ。モスクもひとつやられた。もう30時間、電気が来ない。なんとか小さな発電機でこらえている。
インターネットで世界に発信するためだ。

==7==件名:ガザより6) イスラエルから脅迫電話が!!
       送信日時:2008/12/28 11:55

世界に向けてガザの状況を発信しているワーヘド教授に対し、脅迫電話がありました。

*******************

今しがた、イスラエルから何者かが電話してきた。末息子が応答したが、電話の主は、私が武器を所有しているなら、住まいを攻撃すると脅しをかけてきた。
(アブデルワーヘド、ガザ)

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【2008/12/30 01:30】 | 戦争と平和
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保坂和志『書きあぐねている人のための小説入門』を読んでの続き。

物語とは小説とは何か。実は、保坂和志さんの本を読んですごく揺れ動いてしまった。私もマニュアル・テクニック本の影響が読んでないのに強かったわけだ。

私の敬愛する小説家の書く事への話を要約(文責:奈良たかし)。

◎恩田陸
 小説とは、もっと年を取ってから書くものだと思っていたら「後宮小説」で同年代の酒見賢一さんが、日本ファンタジーノベル大賞を取ったので、ショックを受けた。自分も「六番目の小夜子」で同賞に応募したら最終候補となって出版された。そして下積みがなかったから量を書くことで修行としたいと依頼された仕事を何でも受けて多作をこなしていた。
 有名作家となったら今度は、量を書くことで職人のように高みを目指すと相変わらず多作。現在で月8本の連載を抱えている。しかし最近、職人のようにたくさん作ることで小説がレベルアップするわけではないらしいと思うようになった。
 一年に読む本は、200冊、観劇、コンサートと趣味は多様。ついに「演劇集団キャラメルボックス」用に舞台脚本「猫と針」まで書いた。

◎桜庭一樹 
 小学生の頃から、本をもらうと喜ぶので名作全集を祖母の所に行くたびに一冊ずつ贈られた。
 それで。すっかり海外文学の文章になれてしまい、学生の時に、夏目漱石を読んだら読めなくて無理にかみ砕いて飲み込むような形になった。今も海外文学の方を多く読む。年間400冊という多続である。おもしろい小説は多く、そんな小説を書きたいと念願している。
『赤朽葉家の伝説』で、直木賞候補になったとき落選したが、
「鮮烈な印象を残した選評がありました。」選考委員の浅田次郎が、
「年若い候補者たちに投げかけた言葉です。
 「悪意の不在は作者の世界観に拠るところであるが、苦悩の不在は文学の背骨そのものの不在であろう」
 わたしに言われたんじゃないもん、などと考えてはいけない気がしたし、自分は書けてるもん、と終わらせたらだめだなぁと思いました。それから半年のあいだ、おおげさではなく、毎日毎日、これについて考え続けていました。日中もですが、夜になって眠ろうと電気を消すと、思いだしてしまって暗闇で目がピカリと光り、ぜんぜん眠れませんでした。

 平和な時代でも、恵まれた世代でも、関係なく、生きてさえいれば苦悩は存在すると思います。だけどもわたしたちはいま、そのことを、世代のちがう相手に伝えあえないでいる気がする。父母の世代の、見えざる苦悩に思いを馳せ……、自分の世代を代弁せんと考えこみ……、もっと年若い人たちの息苦しさももちろん……、わたしは小説家としてなんとか表現したいと思いました。みんなが感じているけれど、いまだ言葉にされて「形」を与えられていない感情。それを「物語」にして提示するのが、小説家の大事な仕事の一つなのではないか、とも考えました。」
「 『私の男』は、言葉にされて「形」を与えられたことのない、しかし時代や世代に関係なく誰の心にも巣くっているはずのある「苦悩」、つまり異性の親や子に対する、人間のエゴイスティックな慕情について、提示せんとした作品です。わたしはこのテーマを描こうとしたとき、反道徳的であることや批判を恐れず、小説家が社会に対してできる仕事をしたい、と考えました。」
引用:「桜庭一樹 直木賞受賞によせて 世代超え「苦悩」伝える」

 文学は何ができるかを、特に桜庭一樹さんのエピソードでは考えてしまう。
 派遣切りで若い人たちが、寒空の中で路頭に迷っている。
 しかも、世界ではガザが爆撃され、子供たちの体がバラバラになり死んでいる。そのエントリーの間にこの文章を書いているのだから。
古い言葉だが「飢えた子供を前にして文学は何ができるか」をもう一度深く考えたい。でも文学は必要なのだと。生きる上で物語はどうしてもいるものだと。
 でも昔のような社会主義リアリズムなんてまっぴらだが。

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【2008/12/30 01:26】 | 奈良たかし・本の話
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どうもありがとうごさいます
奈良たかし
 うわー、実は初めてのコメントです。
ミカさん
ほんとうにありがとうございます。
社会のことと文化のこと両立させて読んでおもしろいブログを目指してがんばりたいです。今後とも、応援よろしく。

はじめまして
ミカ
初めてコメントさせていただきます。
父にこのブログを教えてもらい、楽しみにしながら見ていますw
応援しています。


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きっこのブログ-ガザの真実」から、きっこさん翻訳の現地レポートを転載する。いかに民間人が殺されていて子供たちが虐殺されているかよくわかる。


 ガザ地区に住むジャーナリスト、サファ・ジューデーさんの27日付のレポート、「The amount of death and destruction is inconceivable (想像を絶する死と破壊)」の中から、アメリカやニポンのマスコミが絶対に報じないガザ地区の様子を紹介する。
**********************************
(前略)

ガザ市内の6ヶ所が空爆された。おそらくアメリカのニュース番組では、こうした映像は放送されないだろう。空爆を受けた場所には、多くの死体の山ができていて、その中には、まだ少数の生きている若者がいた。手を上げたり、頭をもたげたりしていたので、まだ生きていることが確認できた。でも、間もなく死んだだろう。何故なら、彼等は全身が焼けただれていたからだ。大部分の者は手足がちぎれていて、腹が裂けて腸が垂れ下がっている者もいた。こうした死体や息のある者たちが、おびただしい血の海の中に横たわっていたのだ。

ガザ市で最も大きな2つの大学の近くにある私の家の前では、大学生の集団の中にミサイルが撃ち込まれた。学生たちは、集団になるとミサイルの標的になりやすいから気をつけるようにと言われていたのだが、家に帰るためにバスを待っていたところだった。この攻撃で7人が死んだが、4人は大学生で、残りの3人は私の家の近所に住む仲の良い少年たちだった。

(中略)

イスラエルのエフード・オルメルト首相は、「ガザの市民は敵ではない。攻撃のターゲットはハマースとイスラム聖戦だ」と言ったが、これは私たち市民の感情をやわらげるための方便だったのか?それとも私たちをからかっての発言だったのか?学校から帰る途中の子供たちがたくさん殺されたが、その子供たちもハマースのメンバーだったと言うのか?最初の空爆から30分後には、警備隊の本部へ撃ち込まれたミサイルの巻き添えで、たまたま近くを歩いていた3人の少女が犠牲になった。少女たちの体はバラバラに引きちぎられて、道路の反対側まで飛び散ったのだ。

空爆を受けたすべての場所で、多くの人たちが死体の山の間を素通りして行く。それは、死体の山の中に、自分の家族や知り合いを見つけるのが恐ろしいからだ。道路には、ちぎれた肉片が散乱している。誰のものが分からない腕や足が散乱していて、足の中には靴を履いているものとそうでないものがある。ガサ市全体が恐怖とパニックに陥っていて、携帯電話はつながらず、病院と死体安置所はすべていっぱいの状態だ。死体安置所では、それぞれの家族が死者の周りに集まり、頬にキスをしたり泣きすがったりしている。崩壊した建物の外では、老人が地面に膝をついて泣いていた。自分の息子が働いていた建物の崩壊した姿を見て、息子の生存の可能性が消えてしまったからだ。

何とか身元の判明した遺体は、家族に遺体を渡すために、医師たちがバラバラになった手足を正しくつなぎ合わせるという大変な作業を続けている。病院の玄関は、まるで屠殺場のようだ。どんなホラー映画よりも恐ろしい光景で、床はすべて血の海だ。治療を待っている負傷者たちは、壁にもたれかけさせてあったり、遺体と一緒に床に寝かされている。医師たちは半狂乱で働いているが、とても手が足りないため、ケガをしていても命に別状のない者はそのまま自宅へ帰されている。私の親族の女性も、飛び散った窓ガラスで顔面の中央を深く切ってしまったが、彼女よりも緊急を要する負傷者がたくさんいたため、治療を受けられずに帰されてしまった。そのため、歯科医である彼女の夫が、自分のクリニックへ連れて行き、局所麻酔をして傷口を縫い合わせた。

(後略)

The amount of death and destruction is inconceivable
http://electronicintifada.net/v2/article10059.shtml

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【2008/12/30 01:00】 | 戦争と平和
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 別に小説を書いているわけではないのにこの本を読んだ。子供のころから読んでいる小説とはなにかを知りたかったからだ。今多くの人が「小説入門」の本を書いているが、現在の現実の小説家が書いている本は、この本と高橋源一郎『一億三千万人のための小説教室』岩波新書くらいなのだ。あとは評論家など違う人がテクニックなど書いている。

 でもそれらテクニック本はほとんど役に立たないというのだ。保坂和志さんは芥川賞作家で、ここに書くのは、小説というのは小説を書こうとする個人が個別に探求するものでもっと直観的・感覚的にとらえるもので、誰かに学ぶテクニックなどない、それぞれで違うと主張する。

 私は17歳のころ物語を書いただけだが、確かに何か自分の中を探訪してやむなく出てきたものだった。どうしょうもなく何か書きたかったのだ。あれを発展させたものが小説だった。そうすると誰かがもうやっているという評論家の論説など無意味だということになる。

 自分の世界からそれはやってくる。それをどう発展させるかが小説家として高まることなのだ。保坂和志さんいわく、この本を読めば新人賞くらいとれるとのこと。
 各文芸誌が主催する新人賞には毎回1,000から1,500作の応募があるが、9割は箸にも棒にもかからない作品ばかりだとのこと。最終選考に残る作品でも何とか読めるのは5作品のうち2、3作くらいだそうだ。だから「この本は新人賞をとるためのマニュアルではないけれど、きちんと読めば、新人賞くらいはとれることを保証する」というのだから大変な本なのだ。

 私も小学校4年から物語の世界に浸りそこからやってきた人間なので、一時期はなれていたが小説が人と私に重要で絶えずおもしろい小説を探している。もちろん、小説以外のすぐれて世界を理解し変えうる本も、もっと熱心に探してはいるが。

 テクニックは小説を読んでいたら自分の中に自然に蓄積され動くものだとのこと。だからあとから当てはめようとしてもその運動を妨害することになる。

 だから何もないのはダメだけど、それは自分で見つけねばならないのだ。

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【2008/12/30 00:11】 | 奈良たかし・本の話
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 この冬号の雑誌「SIGHT」に元の衆院議員の田中秀征さんが、麻生首相の漢字読み間違いをこんなふうに言っている。
 「叩き上げは、間違えたら笑われたり、怒られたりして学んできているんだよ。そういう環境にいなかったんだろうね。「坊ちゃんにそんなことを言っちゃいけない」って話でね。」

 しかし、これが子供時代だけならまだいいけど麻生太郎という人はそういう精神状態が、現在まで続いている。あの読み間違いはその表れだったのだ。だからまず自分が正しくて人に説教しようとする。恐るべき話である。おぼっちゃま首相なわけだ。頭が悪いという以前に、精神状態からだめなのだ。この人を首相にしたのは自民党だが何を考えているのだ。彼に現状の危機を国の指導者として表明し、国民にあるべき姿を示して鼓舞できるのか。それが何より必要な時なのにだ。
とても勤まる人物ではない。
麻生首相首相官邸HPより引用

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【2008/12/29 01:55】 | 政治・経済
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 中東のパレスチナのハマスとイスラエルが半年間停戦していたがその期限が18日に切れて、ハマスがロケット弾攻撃してイスラエルが報復を宣言。ガザを大規模爆撃し27日から28日の攻撃による死者は282人、負傷者は600人以上。

 イスラエルのリブニ国防相は28日、ガザでの軍事作戦について、「市民を守るために地上部隊を展開する必要があれば、そうする」と、ついに地上軍を侵攻させることを示唆した。

 アメリカ政府は相変わらずハマスを非難している。

 これではハマスが全く悪いようだが、ハマスはパレスチナ国民から選ばれた政権政党なのだ。イスラエルも国家であるパレスチナを軍事支配しており、絶えず抑圧と破壊しているので、それを考えれば、悪いとは言えないのだ。その前は日本が中心のODAで造られた空港施設を破壊しつくしたし。半年前からガザを封鎖し兵糧攻めにしているし。停戦はポーズだけだ。

 しかも、イスラエル政府は、先月からすべての検問所を完全封鎖して、食料や燃料の搬入を全面禁止にした。国連による人道的な食糧配給までもストップさせたのだ。ガザ地区に住む150万人のうち、半数以上の80万人が難民だって言われてるが、この難民たちは、みんな国連から配給される食糧で生活してたのだ。それで、ガザ地区の人たちを守ってるハマスは、備蓄してた食糧を難民たちへ配ったりしたんだけど、これも底をつき、11月の半ばからは、ほとんどの人たちが飢餓に苦しむ状況が続いてる。その上、ガザ地区の火力発電所の燃料の搬入もストップされ、広い地域でずっと停電が続いてる。

 今回も、 そもそも、この停戦を受け入れる条件として、「ガザ地区に対する道路封鎖の解除」があったのに、イスラエル側はそれを守らなかった。

 だから、ハマスとしては、当然の要求としての「封鎖解除」を訴えるために、停戦の期限が切れた19日から、イスラエル側へロケット弾を撃ち込んだ。そして、それに対する報復攻撃が、今回の大規模な空爆だったのだ。1967年の第三次中東戦争以来という最も激しい攻撃を唐突にしたのだ。

 確かにハマスは攻撃はした。でもイスラエルとハマスとの兵力の差は歴然だ。少ない物資で作ったハンドメイドのロケット弾を撃ち込むのが精一杯のハマスと、最新鋭の戦闘機や戦車などの重武装と、アメリカのバックアップで200発もの核弾頭ミサイルまで隠し持ってるイスラエル軍とじゃ、最初から勝負は見えてる。だいたい、イスラエル国民もパレスチナ人も本当は戦争なんかしたくないだろう。
参考:きっこのブログ アメリカの都合で決まる善と悪

 イスラエルは全くパレスチナの平和と経済安定を考えず、抑圧と混乱しか招かない。これでパレスチナイスラエル間は報復合戦となり、中東は泥沼の争いとなる。むしろ、パレスチナ人など消滅させたいというイスラエル側の意志さえ感じられる。

 そして、これはどうやら、イスラエルによる軍事支配をつづけさせろというオバマ次期アメリカ大統領へのアピールではないか。今のブッシュ政権で中東での米国イスラエル軍事支配体制は、より露骨になっていた。しかしオバマ政権下では、パレスチナ・ハマスと協議する可能性があった。そのオバマをけん制する意味があったのでは。

 イスラエルは軍事抑圧以外何も考えられず止まらないのだ。ほーんとに、軍国政治そのものだ。
 今や、世界の軍国主義は、米英イスラエルが主導している。

空爆での死傷者の映像。


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【2008/12/28 23:36】 | 中東、ユダヤ、パレスチナ
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 映画監督、矢口靖史氏は、その肩に日本映画(業界と観客双方)の大きな期待を背負っている。何しろ近年「ウォーターボーイズ」、「スィングガールズ」大ヒット話題作の映画2本を撮ったからだ。青春映画で娯楽作としてすばらしいできばえで水準も高く見ておもしろい。

 当然次回作も待望されていた。しかも空港と飛行機を撮る大作「ハッピーフライト」である。

 しかしである。できた「ハッピーフライト」は内容はみごとこけたのではないか。

 矢口監督は、脚本も1人で担当する。それが今までうまく相互作用をして結実してきたのにそれが逆噴射を起こしたのではないか。明らかに脚本がまずく、それでキャスティングのミスが目立つのだ。

 たとえば、主演は大人気でしかも前作「ICHI 市」ではかなり演技にも深みを見せた綾瀬はるかだ。それなのに彼女は主人公ですらない。
 副主人公のはずの機長昇進試験を受けている副操縦士役の田辺誠一と綾瀬はるかのからみどころか、実は面識すらもない。機内窓からちらっと初対面で見かけるだけというありさまだ。これではドラマが成立しない。そして何より何のロマンスもないのだ。

 だいいち機内客席での場面が、メインの人が国内線から海外線に初フライトの綾瀬はるか以外に、40代のチーフパーサー(主任)役寺島しのぶと先輩役吹石一恵と他に二人もいる。でコックピットに入りパイロットと話をするのはなんと脇役である主任のみなのだ。
 しかも、舞台はあちこちに飛び、エピソードは多い各シーンの比重が平均的な群像劇なのだ。もうほとんどドラマになっていない。

 脚本がそもそもおかしく、それでキャスティングも変になり、おかげで話がバラバラだ。
 ここは、せっかく吹石一恵を出すのだから、彼女を新任の主任にして、それを経験は少しあるが、まだ慣れないCAの綾瀬はるかとする。それで軋轢があったが、吹石が、ケガをするなりアクシデントのせいで綾瀬はるかが、パイロットと協力し努力する中で、田辺誠一とのロマンスが目覚める。それに、空港のいろんな部署が尽力することで危機を脱する。もちろんこれら他のシーンの比重は落とす。

 でも、こんなのは脚本のイロハで、矢口監督が、わからないわけがない。これまで成功したためのおごりと、何もかも1人に集中したためにチェック機能が働かなかったせいだと思う。それと、過去のアメリカ映画「大空港」を意識しすぎて群像劇にしたせいではないか。

 なんとか、出直していただきたい。

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【2008/12/27 00:02】 | 映画
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NHKスペシャル「医療再建」を見たが、かなり問題の多い番組だとわかった。医療被害を受けた参加者の柳原三佳さん(ジャーナリスト・ノンフィクション作家)のブログに詳しい。
http://mikay.blog44.fc2.com/blog-entry-485.html

 司会の高橋美鈴アナウンサーが、医師がいないという現象を示して「誰もが必要な時に必要な所で受けられるとされてきた日本の医療への信頼が崩れ始めている」と言って始まる。
もう一人の司会は岩本裕科学文化部記者。

まず嘘がある。
内容は、3つのセッションに分かれ、
第1セッション 必要な時、必要なところに医師がいない~拡大する“医師偏在”・東京編~


VTR①
  ●深刻化する診療科間の医師数の格差
  ●夜の医療を担う医師がいない(医師の昼夜偏在)
◇スタジオ②;拡大する“医師偏在”の実態と背景
  ◎“医師の偏在”(診療科、地域、昼夜)をどう考えるか?
  ◎新医師臨床研修制度について>



 臨床研修の改正による各診療科巡回研修化による弊害として、形成外科など楽な診療科に医師が集まり、勤務の厳しい小児科は医師数が減っている。厚生労働省のグラフも出た。

ところがそれは、

診療科の偏在を、小児科以外の診療科では、医師の総数(勤務医+開業医)の減少で示し、小児科については、小児科医の総数は、実は増えているにもかかわらず、その点には一切触れず、小児科医の総数ではなく、勤務している小児科医数の減少(グラフ)で示していた


と、インチキなのだった。

 この後、

第一セッション後の休憩時間に、小生と尾身さん、外口(引用者補完 厚生労働省医政局長)さんの3人で意見が一致したのが、地域の100~200床の病院で総合内科医を育てることであった。また第二セッションで、外口さん、尾身さんおよび複数の医師から、地域の医療ニーズに合う総合内科医の育成について医療再建に取って実に貴重な発言があったが、すべてカットされた。


と、発言カットを繰り返す。

第2セッション 適正な医療体制をどのように実現するか

VTR②
  ●イギリスの計画的な医師配置
  ●適正な医療体制の実現に向けた奈良県の取り組み
1.VTR②の流れた後に、イギリスの医師配置の管理システムを紹介したビデオについて、小生が、イギリスは日本とは医療制度が異なり、とくに人口2000人に一人のGP(総合医)が配置され年間契約でかかるGPが決まっていること、市民は病気になると契約しているGPにまずかかり、病院へはGPの紹介状がないと受診できないこと、フリーアクセスの日本とは全く異なる事を明確に話し、VTRの使い方に問題があることを発言したが、完全にカットされた。

2.医療崩壊の本質の一つは、中堅クラスを中心に勤務医が次々に退職したことによる勤務医不足である。医療再建にはこの点が不可欠で、地域病院の事例を挙げ具体的に説明した発言は完全にカットされた。



セッション3 適正な医師配置の実現に向けて


  ◎誰が医療のグランドデザインを描くのか?
  ◎医師の適正配置をどのように実現するか?
  ◎医療再建のために、今、何が必要か

 休憩時間中に、外口さんが、医療再建について厚生労働省としては自分の所管業務に限定され、総務省や文科省には口を出すことができないと話されていました。この点には小生も全く同感で、事前に担当ディレクターに伝え、是非発言してほしいと要請された最も重要な発言、「今日、最も重要なことは、医療再建に政府が取り組むのにあたって、たとえばITの医療分野での国家戦略は厚労省・総務省・経産省の3省を組織横断的に束ねる内閣官房IT戦略本部が担うように、医療再建については、卒後研修や医療制度を担当する厚労省、卒前教育を担当する文科省、自治体病院を担当する総務省の3省横断的な組織、すなわち医療再生戦略本部を内閣官房に設置することを強く求める」は、ついに全面カットされた。



 つまり、勝村久司氏(中医協委員)を中心にして、医師の計画的配置を強調し、そのため小児科医の医師数の不足と、イギリスの医師配置制度の紹介の前提となる家庭医制が抜かされ、多くの貴重な意見もすべてカットされた骨抜きとウソ番組になったというのだ。しかもその意見者には厚生労働省医政局長も含まれている。勝村久司氏は家族が被害者となりそれ以来の真摯な医療問題の活動家で、今回は利用されただけだろうが。

 しかも医師会副会長の竹嶋氏は医師の自律性が重要であると主張したが、岩本裕司会者がしつように「医師会が主体となって計画配置を進める」との言質を取ろうとし、最後は「医師会に宿題として持ち帰ります」と言わされ、雰囲気としてはそれで検討し進めるというような感じにされた。岩本裕司会者は鬼の首を取ったような物言いだった。

 ここで必死に隠されたのは、再配置というのは実は、患者となる国民に対しても大きな制限を伴うものだという事実だ。冒頭で高橋美鈴アナウンサーが言った「誰もが必要な時に必要な所で受けられる」という自由は実はなくなる。
 なにしろ、病院の専門医にかかるにも、地域の特定の家庭医に見てもらい承認が降りないとできないのだ。その家庭医の医師がヤブ医者やだめで嫌な医者だから他の家庭医にかかるというわけにはいかなくなる。不満なら他の家庭医にかかることができると法律に書けばいいと言われる方もいるだろう。現実にずっとその家庭医につきあわねばならないのにそんなことができるだろうか。

 奈良県奈良市内の脳外科もセンター2か所に集めることになる。医師を選ぶ自由はなくなる。
 それを隠してはいけない。

 なぜこんなことをしているのだろうか。おそらくは医師を増やすという政策の方向転換は財界・日本経済連にとって余計な国民への財政支出を増やし好ましくない。それで情報操作がすべてで番組が作られたのだろう。その決められたレール以外はいっさい行けないのだ。

 こんなことをやるのなら、NHKは解散したほうがいい。財界広報局とでも名前を変えたらどうか。

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【2008/12/24 00:05】 | 医療再生
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 東野圭吾原作のガリレオシリーズは確かにテレビドラマはおもしろいが、残念ながら、原作小説の方はおもしろいと思ったことがない。ガリレオと草薙のやりとりがおもしろくないのだろう。
 トリックも大したことはないし強引すぎる。連作小説としてのできが悪い。『xの献身』の中身が天才犯人のやることかと思う。いやになる。

 しかし、今回の内海薫が初登場する『ガリレオの苦悩』は、すばらしくおもしろかった。

 『xの献身』での友人の扱いに怒り、警察と草薙から離れ、協力を拒むガリレオ。しかし、内海薫が訪問して頼んだところしぶしぶ助言する。

 こういうスタイルが合っているのではないか内海薫はドラマに比べるともの静かでおとなしい。
 これは今後とも期待したい。

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【2008/12/17 00:47】 | 奈良たかし・本の話
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 自衛隊は輸送業務をイラクでやっているが、武装米兵を大量に輸送する後方支援をしていることが判明した。

イラク空自が米軍要請で定期便 2008年12月14日

 イラクで活動した航空自衛隊が、米軍など多国籍軍の要請で、首都バグダッドと南部アリ(旧タリル)とを結ぶC130輸送機の「定期便」を新たにつくり、今年に入って週1回運航していたことが分かった。

 両地点ともイラク駐留米軍の拠点で、隊員は「多くの武装米兵を運んだ」と証言。空自機は米軍の指揮下で、兵員輸送の一角を担っていた実態があらためて浮き彫りになった。

 陸上自衛隊がイラクから撤収した2006年7月末以降、空自はクウェートを起点に週4、5回、「アリ便」「バグダッド便」「バグダッド経由アルビル便」の3ルートで定期的な運航を実施。空自幹部は「バグダッドへの飛行を始めたころからも不定期でアリ-バグダッド間を運航したこともあったが、(07年からの)米軍増派で常態化した」と明かす。

 アルビル以外の便は「すべて多国籍軍向け」(自衛隊幹部)で、空自機は米軍から「タクシー」と呼ばれていた。隊員は「空自機は米軍のいいように使われ、コマにすぎなかった」と指摘している。

 空自は04年3月からイラクへの空輸を始めた。821回飛行し、延べ4万6500人と物資673トンを運んだ。輸送人員のうち国連職員は約2800人で、陸自隊員を差し引けば3万人を超える米兵を空輸したとみられる。

 名古屋高裁は4月、空自機が武装した米兵を戦闘中のバグダッドへ空輸することについて「違憲」との判断を示している。

(中日新聞)

イラク空自が米軍要請で定期便

 憲法違反だとの名古屋高裁判決を実証したのだ。何ということだろう。

 この米兵たちはイラクで民間人をおもちゃのように殺しまくっている。日本の罪は大きい。

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【2008/12/16 00:42】 | 戦争と平和
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 秋田県の地域の中学校では優等生なのに、中心都市の進学高校に進学したとたん底辺に追いやられ、とうとう一ヶ月余りの間、家出して、その後戻ったが遅れた分の学習に追いつけなくなり、授業に出ず保健室がよい。
 完全に落ちこぼれた著者のうめきのような体験を小説化。でもなにげに明るいけど。

 東北から家出して大阪駅に直行。怪しいおじさんに声をかけられる。土地勘が全くなくて大阪駅に出れば何とかなると思っていたらオフィス街で何もなくなる。駅も閉まるが、追い出すとあまりに危ないと思った駅の担当者さんが中に置いてくれる。

 本当にいい人ばかりであっている。トラブルにも幸いに巻き込まれなかった。

 最後にがんばって中退だけは避けられる。でもみんなと一緒に卒業できず補習後一月遅れでの1人での卒業式。どうしたらこういう子を救えるか。豊島さんの時には誰も何もできない。

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【2008/12/15 17:23】 | 奈良たかし・本の話
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 この14日の日曜日に1月号「本の雑誌」を読んで、同誌が未曽有の経営危機にあり休刊もあり得ることが編集後記などでわかった。2008年のしかも金融危機になってから急激に傾いたらしい。

 実に衝撃的で、椎名誠の『国分寺書店のオババ』で椎名誠が編集長をしているという同誌を知り、それ以来愛読をしてきたのだ。まだ同誌も初期段階だったが通じるものがあって創刊号から取り寄せた。それから25年以上になる。

 大混乱になり、部屋でいたたまれず、理由を付けて外へ買い物に出た。

 これまで、実に教えられることが多く自分の一部のような雑誌である。特に小野不由美『十二国記』は、これで紹介された。ほかにも多くの本を知った。

 群ようこさんが、事務員を務め、やがて作家としてデビューしたのもここだった。

 這いつくばってでも出すということでスタッフで取りあえずまとまったそうだ。
 でも私は悲観論に傾く。出版不況の中で時代にあわないのでは。読者の年代が固定化し高齢化していて、それが今度の金融危機でいっせいに離れたのでは。

 私も購読だけでなくキャンペーンをしたい。新刊紹介と活字を巡る優れたコラムマガジンです。ぜひ取ってみてください。
「本の雑誌」定期購読

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【2008/12/15 01:29】 | 奈良たかし・本の話
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 オバマ政権は、ブッシュ政権のドクトリン。何らかのアメリカを脅かす恐れのある兆候があれば突然先制攻撃する、を引き継ぐようだ。

天木直人さんのブログエントリー「ひとことコメントするとこうなる」から。


12月13日の産経新聞で編集委員の高畑昭男という記者が書いている。

 オバマ氏を歓迎・支援してきたリベラル派や反戦勢力にとっては、なんとも皮肉でいまいましい展開となりそうだが、オバマ次期大統領は、ブッシュ・ドクトリンの継承者となりそうだ、と。

 アフガンにおけるテロとの戦い強化を宣言したオバマ発言や、固まりつつあるオバマ陣営の顔ぶれを見るとそう結論せざるを得ないと。

 ご丁寧に、あのネオコンの理論家ロバート・ケーガン(「ネオコンの論理」光文社の著者)もオバマ氏を評価している、と書いている。

 私もそう思う。私がそう思う理由は、オバマ氏もまたイスラエルの影響から逃れられないと思うからだ。


 しかも、テレビの『クローズアップ現代』などで、アメリカ次期政権のスタッフに聞いても、アメリカが危機の今日本に対しより緊密な大きな協力を求めていくと言っている。

  やはり、泥沼の戦争になるのだろうか。日本を巻き込もうとする。そしてパートナーとしたいのだろう。
 でも世界でのアメリカ一極は無くなり、もはやアメリカの時代ではない。私たちは独自の平和のための世界観と戦略を持ち実現へと動いていかねばならない。

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【2008/12/15 00:29】 | 戦争と平和
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 これまで戦争映画は多くあった。そして戦闘場面はもちろん描かれてきた。しかし、爆撃がまともに描かれたことはなかったように思う。光や音の印象や壁や窓の破裂など部分的なシーンで表現する手法がとられてきた。
 一つの都市が粉々になるような都市空襲を再現し描くことなどあまりに大変なことでできなかったのだ。

 しかし、今回『ドレスデン 運命の日』というドイツ映画で、今のVFXとセットで正面から爆撃の始めから終わりまでを撮った。これは衝撃だった。
 第二次世界大戦末期の1945年2月13日から14日にかけて 「バロックの真珠」と言われた美しい古都ドレスデンをアメリカ軍とイギリス軍が無差別爆撃する。
 街が爆弾で粉々になり、焼夷弾で焼け落ちる中、逃げまどい人々は次々と泣き叫びながら死んでいく。生きながら焼かれ、身もだえしながら消し炭のように黒くなり多くが息絶える。
 建物の下の防空壕に逃げ込んでも、まわり中が火の海で多くが窒息してしまう。あるいは有毒ガス中毒死する。

 木材住宅の街の東京大空襲では約10万人、石造りの都市ドレスデン大空襲では約2万人と言われて、5分の1だ。それでも恐ろしい地獄だ。
 市立病院長の娘アンナは看護師として父の病院で働く。撃墜されたイギリス空軍のパイロットのロバートは病院に逃げ込みアンナは見つけて通報せず匿う。しかし、やがて爆撃が始まり、すさまじい惨状の街を逃げまどうことになる。

 大人のナチスの罪と爆弾を落とされた側であるドイツの人しか撮れない反戦映画である。そしてもはや戦争も末期で爆撃する意味もないのに、ソビエト軍に力を見せつけ牽制のため爆撃を行う英米側の無情も見せつける。

 こんな形で、東京大空襲の映画が作れないのかとしみじみ思う。

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【2008/12/10 00:02】 | 映画
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 日本は金融危機にIMFに10兆円も出したのにブッシュ大統領がカラ元気を取り戻しただけに終わった。
 そして国内では麻生首相のデタラメと彷徨いが続いている。小手先の景気対策すらもできないのだ。どうなっているのだ。

 法律で定められた来年4月からの年金の国庫負担割り増しすらまともに答えられない。

 あらたな日本の行く道をきちんと示さなければならないのに。これは目先の景気対策ではない、どう日本が生き延びるかの道を示さねばならないのだ。

 日本はどこまで漂流するのだろうか。何か官僚・政治家・自民党全てが劣化している。このままでは非正規労働者の大量失業者が生じて路上生活者と行き倒れが膨大な人数出るだろう。

 いまだ新自由主義の魔窟と化した日本経団連は労働者を締め上げ減らすことしか考えていない。麻生は雇用を増やしてくれと言ったそうだがパフォーマンスにすぎない。経済対策すらまともにできない首相が何を言っているのかと思われるだけだ。
 首相なら先にやることがあるはずだ。

 でも麻生首相には無理だろう。そして、こんな総裁しか選べない自民党も終わりだ。

 とりあえず民主党に代える以外無いのでは。それでだめならまた考える。自民党はもう終わりだ。

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【2008/12/06 00:17】 | 政治・経済
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 この小説『荒野』は文藝春秋の単行本だが、桜庭一樹のサイン会には縁の深い東京創元社の女性編集者が来ていて「青春時代を思い出して身もだえしてしまいました」と書いたそうだ。あまりに鮮やかな青春小説なのだ。

 遙かな過去と未来をのぞき込んだような。

 題の「荒野」は実は主人公の少女の名前で、父親が作家で母は亡くなっていない。この小説は中一から高一までの多感な時期を描く。

 父親は次々と女性と関係する。しかし新しい母が来て数才上の男の子の連れ子も入ってくる。彼女荒野はやがてその子を好きになるのだ。
 そして荒野は義母になじんでいく。

 最後に浮気に耐えかねて出て行った義母を数ヶ月ぶりに玄関先で迎える。帰ってきた義母を本当にこころから迎える。彼女は人から言われてばかりいた言葉を自分で言って大人になる。「おかえりなさい」

 今のところ今年最高の小説である。

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【2008/12/04 21:25】 | 奈良たかし・本の話
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