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 別にいくらミステリーだからといって、犯人たちがわざわざそんなことをしなくていいのではとうんざりしてくる本。しかもこの本はガリレオシリーズの長編版で、テレビドラマの人気を背景に映画化が決まっている。

 東野圭吾は、長編小説になるとストーリーがうまく組み立てられないことがあるようだ。これはトリックばかりが先行する。ガリレオシリーズは、短編だけ書いていればいいのではないか。短編でも、ストーリーテラーとしてはそんなにうまくないと思う。でも少なくともめちゃくちゃな破綻はない。
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【2008/08/31 00:21】 | 奈良たかし・本の話
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 アフガニスタンの国民の寿命は平均40歳、世界でもっとも低い。最貧国である。しかもその原因はソ連米国が介入した戦争とその際持ち込んだ大量の武器をすべて残して引き上げたための軍閥の内戦にある。大国のしわ寄せのための戦にあけくれるこれまでの国内の状況にある。

 アフガンは半砂漠で乾燥している。そのためイラン発のカナートアフガニスタンではカレーズという地下水路が整備され、果樹園など農業が行われてきた。農業収入が半分を占める農業国だった。
 それが戦争で塹壕に使用され手入れもできないままズタズタになり、整備し直す力も国民にはない。それで水があまりいらないで簡単に栽培できるものにはしった。アヘン・モルヒネを作るための芥子栽培だ。しかもこれは売買の際タリバンや軍閥を経由するので軍備資金ともなっている。

 だから農業の再生こそアフガニスタンにとってもっとも必要なものなのだ。そのため『医者、用水路を拓く―アフガンの大地から世界の虚構に挑む』の本で報告されたように病院の運営に続いて水路づくりと農業指導にNGO「ペシャワール会」は尽力してきた。アフガニスタン地域住民にとても信頼されている。その中心の一人が殺された伊藤和也さんなのだ。

 でも、日本がインド洋で米軍などのアフガニスタン派遣軍に給油する中で日本に不信感を抱く勢力も現れてきた。それが武装勢力でタリバンと名乗っている。伊藤和也さんを殺した連中だ。

 本当にほんとうになぜだと問い続けている。
 愚かしい自己責任論など書いているのは産経新聞だけのようだ。
 伊藤和也さんは私たちの代表として人々のために活動し続け、そして31歳という若さで死んだ。その意味の重さを私たちは問い続けなければならない。

 国葬などはいらない。でも国民葬でみんなで送りたい。

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【2008/08/28 00:24】 | 戦争と平和
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アフガニスタン東部のジャララバードで26日午前にNGO「ペシャワール会」の伊藤和也さん(31)が武装グループに拉致された。
 「ペシャワール会」は、日本で軍事力に頼らないアフガニスタンの復興ができる有数のグループだ。それで私も精神的に身近なものがある。
特に代表の中村医師のメッセージをことあるたびに読んでいる。それで心配しているのだがみなさんはどうでしょうか。

 その活動は会ホームページ冒頭のメッセージでは、

「ペシャワール会は中村哲医師のパキスタンでの医療活動を支援する目的で結成され
1984年より現地活動を開始しました
現在パキスタン北西辺境州・アフガニスタンに1病院と2診療所を運営して
年間約87000人(2006年度)の患者診療を行っています

加えて2000年夏より戦乱についで今世紀最悪の干ばつに見舞われた
アフガニスタンの村々で約1600カ所以上の水源(井戸、カレーズ)確保作業を継続しています

2001年10月からアフガニスタン空爆の中、緊急食糧援助を行ないました
この時に寄せられた「アフガンいのちの基金」をもとに医療事業、
水源確保事業、農業計画から成る「緑の大地計画」をスタートし
2003年3月より灌漑用水路建設に着工
2007年4月に第一期13キロが完成、現在第二期工事を進めています
この用水路によって6000ヘクタールの農地への灌漑が可能になりました

これを日本では約12500人のペシャワール会会員が支えています」

 現地では、日本人ワーカという職名で、パキスタンとアフガニスタンの医療、会計事務、水計画、農業などの部門で活動していた。つい最近治安悪化までは次のように多くの職種を募集していた。

(1)医師、看護師、臨床検査技師
(2)土木工事経験者(コンクリート打ちなど)
(3)現地作業員管理
(4)事務・会計
(5)検査技師
(6)男性炊事担当者 
 伊藤さんは03年12月から活動に参加して、農業指導をする日本人ワーカー一番の古株で、現地語も話せた。

 まさに、平和的な市民復興を象徴するような団体でそして人なのだ。

 代表中村医師は、テレビでアフガニスタンの空港に着いたときも多くの人に握手を求められる。それくらい親しまれている。
 アフガニスタンへの自衛隊派遣を憂慮し、自分たち民間のNGOがねらわれると憂慮していた。それなのにこういうことになった。

 でも今日の締めとしては、これで、自民公明与党が勢いづいて、前から撤退するよう指導していた外務省に指導を強めさせNGOを撤退させて自衛隊を派遣するかもしれないのだ。でもそれは現地に何ももたらさない地獄の道だと思う。どんなことがあろうとも、市民による平和復興が必要なのだと信じる。そうだ拉致があってもだ。米日欧の軍隊によるものではないと感じているのである。


 伊藤さんの遺体が拉致された周辺で発見され、ペシャワール会の現地スタッフが本人であることを確認した。
 最悪である。心から冥福を祈る。なぜこんなことになるのか。

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【2008/08/27 00:45】 | 戦争と平和
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 優れた漫画家というのはなかなか出ないものだ。人を本当に感動させ大ヒットする。しかも次々とヒット作を生み出せる。

 中でも難しいのは、大ヒット作でブレイクした後。
 故藤子・F・不二夫先生が、「未来の想いで」という漫画でこのことを取り上げて書いていた。才能がある人でも、1作程度なら自分の中の生まれたときからの蓄積と趣味やスタイルでヒット作は描ける。ところが次が問題になる。もう自分の中の貯めた物は使ってしまい、次が描けなくなる。連載終了半年前から、資料集めや、取材やいろんな他分野の優れたものを見たり、それをベースにしてキャラクター設定したりと、地面を這うような地道な努力で、次作を生み出す以外手がないそうなのだ。

 しかし、一度簡単に自分の中身から出た作品でヒットするとそういう苦しい努力ができない。ごく手じかで済ませて、百科事典で見たものを題材にしたりする。それでいい発想が生まれるわけもない。

 これは深刻な問題で、多くの漫画家が1作で終わっている。あの天才漫画家、鳥山明すら『DR.スランプ』、『ドラゴンボール』という奇跡的な漫画2作の後優れた作品が出てこない。彼ほどの天才は別格としてもきらびやかな才能がある漫画家がだめになった例は多くいる。

 特にあまりの次回作のひどさに呆然としたのは、
『キン肉マン』ゆでたまご 1979年から1987年連載

『マカロニほうれん荘』鴨川つばめ 1977年から1979年連載

 「少年ジャンプ」連載の『キン肉マン』は、作者のゆでたまごは何年も全国長者番付に載り、1984年には全国9位となった。それで、漫画家志望のそれまでの漫画が好きだという人たちから、新たにお金目当てという若者が激増した。
 ところがいよいよ『筋肉マン』連載が終わり、3ヶ月後新連載がスタートした。何と妖怪漫画『ゆうれい小僧がやってきた!』で、1987年34号(同年8月) - 1988年24号(同年5月)で新連載直後から調子が悪いのがわかった。挙げ句の果てはプロレス漫画に戻り、それでもやっていけず完全に行き詰まり、キン肉マン記念博物館を出して終了してしまった。あまりにひどいのでそれ以後は見ていない。しかしwikipediaによると次は1年後だが3ヶ月間、その次は11ヶ月後だが7ヶ月で終了。少年ジャンプの連載はそれで終わってしまった。

 ゆでたまごは2人の共同ペンネームだが、島田隆司(ゆでたまご) (全国56 位)、3位 2億7666万 中井義則(ゆでたまご) (全国59位)合算で全国9位 ( 漫画家史上初)
お金のことを書いて申し訳がない。でもお金も大事なのだ。一体このお金は次の作品を生み出すのにどう使ったのだといつも思うからだ。
 もしも、各闘技が好きなら、世界中の格闘技を見て回り、取材して資料を集めるお金があったのだ。
 今また『キン肉マンⅡ世』を描いている。やはりこれしか描けないという状態が続いている。

 少年チャンピオン連載『マカロニほうれん荘』は、鴨川つばめの大ヒット作。しかし、終了後はまるでふるわない。その後「少年キング」に移り連載したが、まるでおもしろくない。
 そして衝撃のことが起こった。まずその連載、『AAO』(エイエイオー)の絵、それが『マカロニほうれん荘』の主人公が現れてカーテンを引くようにそれまでの漫画は消えて、題名は元の、『AAO』のまま『マカロニほうれん荘』になってしまった。結局「マカロニほうれん荘」しか描けないということを暴露してしまったのだ。

 というのが、前ふりである。長かったかな、と思うのですがみなさまどう感じるでしょうか。

 こうしみじみ思うのは、先週神尾葉子『キャットストリート』を見たからだ。あの大ブレイクヒット作『花より男子』の次回作だ。実は第2巻だけ古本屋さんに出ていたので2年ほどというずいぶん前に買った。でも危惧の方が先に立った。当初の頃『花より男子』は、けっしてうまくはなかったからだ。はたして神尾葉子がブレイク後に対応できるのか。
 でも第1巻をはじめとして残りの巻が見つかったら、読んでみようと思っていた。それからしばらくして知り合いの子供の小学校5年生の女の子が第1巻を持っていたので、感想を聞くと「おもしろい」とのこと。

 評判は大して聞いてないのでそうかなと思っただけだった。そして今年の3月最終8巻が出た。すると、7月には翌月末放映でNHKドラマ化が決まったことを知った。これは驚きで終了して早々にドラマの企画が動いていたということだ。このドラマ化の影響か1、3、4、5巻はやっと今年7月古本屋で手に入った。

 そして深く衝撃を受けた。
 主人公青山恵都は9歳の子役の時に、舞台ミュージカルで同じ役を二人でダブルキャストで演じていた友人と思っていた園田奈子に裏切られ3千人の観客の前で幕開けのすぐ何もいえず立ち往生した。それ以来、家に引きこもりとなり7年間を過ごす。小学校も卒業していないので漢字もろくろく読めない。
 その絶望の日々からフリースクールに通い仲間との毎日で立ち直り復活していく。

 凍るような痛みと包む暖かさ、心の傷をいやす効果がある希有な漫画だと思う。
(ネタバレ、注意!!)
 どうしても続きを読みたくなり、6、7、8巻は新本屋で買った。
 ドラマや映画で認められ、クライマックスの8巻で復活時に一度は「もう声が出ないのでだめだ」と厳しく否定された高名な演出家に努力が評価され、恵都は子役時代のように再び大劇場に出演を求められる。そして過去の自分と手をつないで舞台へと歩んでいく時に深く感動して涙なしでは見られない。(これは実は比喩でなく、私はこのシーンを見るといつも涙ぐむのだ。)

 欠点はある。みんな一級の才能がある人間ばかりだからだ。野田紅葉が一番ふつうだが彼女でも服飾デザインの才能がとてもある。
 でもそれでなくては漫画にならないのだと思うし、それは許してあげてほしい。
 すべての傷ついた人たちに送られた漫画なのだ。

 立ち直っていく集まった彼らを指す言葉でもある「キャットストリート」は、渋谷にも同名の場所があるが、それとは意味が違う。

 今日の締めは神尾葉子先生に感謝をおくります。「とても難しいヒット後の作品に全く新たな分野に挑戦して、すばらしい作品を描いていただき、ありがとうございます」 

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【2008/08/26 00:10】 | 奈良たかし・本の話
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「中国軍、チベット住民を140人射殺か」(世田谷通信)

 フランスを訪問中のダライ・ラマ14世は、今月18日に、チベット自治区東部のカム地区で、中国軍が一般の住民たちに向けて無差別の発砲をしたと語った。そして、「未確認の情報だが」と前置きした上で、住民140人が死亡した可能性があるとも語った。これは、ル・モンド紙のインタビューに対する発言で、「今年3月以降、中国軍によって殺されたチベット系住民の数は、ラサ地区だけで400人に達している」とも語った。ダライ・ラマの発言内容が事実であれば、中国は、平和の祭典であるはずのオリンピックを開催しながら、一方で、チベットの住民たちを殺害し続けていることになる。(2008年8月21日)

 「きっこのブログ」の「世田谷通信」として掲載されたのでかなり確度が高いのではと思うし、事実検証はかなり難しいと思うので載せます。それにダライラマ自身が公表した場合数字は未確定でも事実関係は確かに起こったことが多い。

 しかし、非常にショックなのです。
 なぜこんなことが起きたのか。
 ブログ制作者は、チベットの即時独立を訴えてチベットの独立運動を支持しています。ウイグルの独立運動とは訳が違う。

 それはチベットが吐蕃王国として古くからの独立国で中国に支配される理由がないからです。唐代には、安禄山の蜂起による安史の乱の混乱に乗じて首都長安を逆に数ヶ月とはいえ軍事体制が回復すると撤退しましたが、占領しています。
 それに中国が清王朝のときに一時支配されたからといって清朝崩壊後には独立を回復している。
 それを共産党政権になって人民解放軍を送り込んで軍事支配してしまう。これはいかなる国際法や条約によっても許されない行為だからです。

 なぜこんな無理をするのか。チベットの安定支配など望むことは出来ないでしょう。軍事に訴えて暴力支配する以外無い。それが無理な占領支配の特徴です。独立を認めて千年現状を変えないという条約を結んだらどうでしょう。

 

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【2008/08/23 00:34】 | 中国
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 宮崎駿の『崖の上のポニョ』が19日公開31日間で興行収入100億円を突破した。これはものすごい記録で100億円突破は、映画『千と千尋の神隠し』は25日間だが、『ハウルの動く城』の33日、映画『もののけ姫』の43日を上回った。

 しかしである。わたしはおもしろくないのだ。宮崎駿の深さがないのだ。子供向けだけで幼稚なのだ。その意味で『となりのトトロ』とは訳が違う。やはり宮崎駿が67歳という年齢のせいではないか。とらえどころに失敗している。手描きにした効果もさほど出ていない。独りよがりを感じる。
 実は映画館に入る前チケットを買った時の列の前のカップルの男性が、終わって出てくるときに「(つまらないので)途中で寝てしまった」と彼女にぼやいていた。彼は年から見て子供の頃から宮崎駿作品を見ていたので失望と驚きは深かっただろう。

 夏休みが終わり子供の見に行く期間が過ぎればこの観客は急減してしまうのでは。しかし、ネットでの感想など読むと見る人によればいいのかもわからない。観客によってかなり評価に差の出る作品ではないか。

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【2008/08/20 00:40】 | 映画
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 環境研究者 中西準子さんによると、今回の北京オリンピックより過去の東京オリンピックの方がずっと環境は悪かった。
オリンピックと大気汚染

大気汚染では二酸化硫黄がひどく東京(現在)を1とすると東京(1964年昭和39年オリンピック)は15、北京(現在)は10と1.5倍ある。

 浮遊粒子状物質濃度は、東京(1975年昭和50年)は0.14mg/m3
、北京(現在)は0.15mg/m3
程度と変わらない。

経年変化についてはここを参照。

 NO2だけは東京オリンピック時は今より低い。車がなかったせいだ。
大気汚染がさほど重大視されていなかったから、誰も話題にはしなかった。私も聞いたこともない。だから競技参加の時だけなら大丈夫なんだろう。そこに住んでいる人は健康問題が出るかもしれないが。

 経年変化を見るとほとんどの値が日本とそっくりのグラフで下がってきています。大気汚染については昔の自分たちを無視してあまりに無茶を言っているのでと疑います。もし協力できることがあれば日本は積極的に協力すべきでは。

 マスコミの記事はすべて中国をおとしめようという意図的なバイアスがかかっているとしか思えません。いかになんでもひどいという記事が目に付きます。

 確かに感情的になってしまうことも多い。たとえば長野県での聖火ランナーの応援にきた中国人留学生が暴力をふるったことなど。でも韓国では暴力をふるった学生は国外退去にしました。それを思えば日本政府がそもそもおかしいのです。分断しようという手ではないでしょうか。

 実は中国での環境問題の深刻さは、大都市部よりも地方での水汚染などの方が深刻でしょう。たとえば次の本に取り上げられた特定の川の流域でガンが地域で多発しているガン村の存在などです。

愛国経済 朝日選書

 地方での社会問題というのは、一党独裁で司法も国家の元で統制されている中国では戦いにくいのです。どうやって民主主義を今後実現していくのか長い道のりが必要なのです。日本はおとしめるためではなく日本と中国の人々がどうやって共に生きるかを長い道程で考えて行かねばなりません。

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【2008/08/19 00:48】 | 中国
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 パリ編も12巻に入り、今回は曖昧だったのだめと千秋の関係が決定的に結ばれていたことが判明。ショックを受けたのですが他の方はどうだったでしょうか。
 しかも、のだめからプロポーズまでした。千秋はどうするつもりなのか。何も言わないままではすみません。

 シュトレーゼマンがのだめのピアノを認めて、巨匠指揮でコンサートでピアノ協奏曲実現か。すごいことです。のだめはコンクールにも出場か。「音楽に正面から向かう」その結果が近づいているのか。
 しかし、こうなると、クライマックスに入ってもうすぐ終わりかなどと新たな心配が出てきます。

 世界的なデビューするまで続いてから終わりとしてほしいですね。

 パリに行ったのは、本場ということと日本ではのだめの立場が音大卒業後音楽家志望として展開できず、存在する場所がなかったからでしょう。
 何しろのだめは音大は中退のままとなっているのは、パリ編がうまくいかなかった場合、何らかの手続きを経て音大に戻すつもりだったからでしょう。

 せっかくパリにいるわけだし、ピアノ修行の立場でいろいろ広げてゆくことはできると思うのですが。

 と、ここまで書いていたら、作者の二ノ宮知子さんが公式ブログで現在妊娠8ヶ月であると公表した。おめでとうございます。でも、10月から休載だとか。まあ、ゆっくりしてください。

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【2008/08/18 00:54】 | 奈良たかし・本の話
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 グルジアがロシア国籍住民の多い南オセチア自治州へグルジア軍を進めたとしてロシア正規軍が侵攻してグルジア軍と戦闘になり自治州を占領して止まらずグルジア中部まで軍を進めた。そして黒海のグルジア沖を軍事封鎖した。

 国内はパニック状態になった。
 そこでグルジアはロシアが圧倒的に優勢なまま、EU議長国フランスの仲裁を受け入れた。一転ロシアもそれを了解しロシア正規軍を撤退させた。正規軍というのは小規模のロシア軍が平和維持部隊として南オセチアに常駐しているからです。グルジアのシャーカシビリ大統領はソ連崩壊後にロシア中心の機関として設立された独立国家共同体CISからの脱退を表明した。

 シャーカシビリ大統領が挑発したのが悪いという意見を述べる左派市民系ブログが多いので驚いた。ロシアはどういう理由であれ他国に軍隊を侵攻させている。いいわけはできないのだ。ロシアはすぐ軍隊を引き上げなければいけない。

しかしアメリカは軍事顧問団をグルジアに置いているが止めようともしない。南オセチア自治州を攻撃すればこうなることを承知していたように思われる。
 ロシア勢力圏であることを事実上認めたのか。

 NATO参加を旧ソ連国のグルジアもウクライナも求めている。実はブッシュ父アメリカ大統領はゴルバチョフソ連大統領との冷戦終結のマルタ会談で、旧ソ連諸国はNATO参加認めないと口約束している。トラブルを抱えたまま新たな対決状態の点火と膠着を望んでいるのか。

 ウクライナさえロシアと提携しなければ旧ソ連のような超大国の力を持てないと『文明の衝突』で有名なサミュエル・P. ハンチントンがかつて論文を発表している。ウクライナさえロシアと連合しなければいいと思っているのではないか。

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【2008/08/14 00:09】 | 戦争と平和
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 赤塚不二夫が亡くなった。天才的なギャグ漫画家で大きな影響を社会とそして私に与えている。

 赤塚不二夫の漫画を見たのは1962年から1967年の間のおそ松くんの連載開始後1年ほどしてから。

おもしろくわんぱくで行動的なギャグ漫画でした。なにしろこれまでにないものでした。でもそれは序の口。

 チビ太やイヤミが登場したときは衝撃でした。あんな登場人物が出てくるなんて考えられない。

 何しろチビ太はずるいところもありいたずらする。そしてイヤミは本当にいやなやつで驚いた。

 でもテレビ化されたときはそのペーソスと心にはいるようなギャグの力がわからない作りで粗暴さばかりが表にたち、非難された。悲しかったしだいいちおもしろくなかった。それに非難する人たちはあきらかに漫画のほうは見たこともない状態。怒りを覚えました。

 テレビアニメがわずかで終わり、デカパンやハタ坊も登場してますます調子がのってきたところで突然うち切り。やがて月一連載となったがこれは少年マガジンでの「天才バカボン」連載開始の報復だったようす。

 「おそ松くん」と平行してりぼんで「ひみつのアッコちゃん」が連載され、これはまるで調子の違う魔法的な少女漫画で赤塚の多様さに驚きました。トキワ荘時代は少女漫画を専門に描いていたということを後で知りました。

「もーれつア太郎」がやがて始まりこちらは「バカボン」と違い、ペーソスとギャグが混じった状態。しかしやがて反逆猫のニャロメやココロのボスが登場して爆発力を高めました。

 でも少年サンデーの編集部は混迷し、「もーれつア太郎」の後は何と原作者(牛次郎)付きのストーリー漫画「建師ケン作」をやらせ赤塚の能力を出させない漫画でまるでだめでした。あたり前です。何を考えているのでしょう。ギャグ漫画家は何本もヒット作が描けないものなので、そういう行き詰まったギャグ漫画家に対し最終的にとる方法なのです。天才ギャグ漫画家赤塚不二夫にやらせることではない。現に少年マガジンの「天才バカボン」でばく進している最中なのです。

 いっぽうその「天才バカボン」はギャグですべてを構成しつないでゆくという破壊的なギャグ漫画であらゆるギャグ漫画を乗り越えて新たな段階に入りました。向かう者もなく、しばらくはついていく漫画家もいないくらい大きなジャンプでした。漫画の世界は大きく広がった。

 ところで、「天才バカボン」は信じられないことに少年サンデーに一時移ったことがあるのです。1969年8月のサンデーに赤塚不二夫が翌週から新連載するとある日予告が載った。「もーれつア太郎」はまだ連載中にもかかわらずにです。なんだと思って始まったら、「天才バカボン」で少年マガジンから移ってきたのです。それはかなりの長い間続きました。ところが1971年6月これまた突然終了してぼくらマガジンを経由して少年マガジンに帰っていきました。何のコメントもありません。

 まあ、2007年1月に講談社のモーニングから小学館のビッグコミックスピリッツに移ってしまった「ブラックジャックによろしく」の例もありますが小学館というのは結構こういうことがあるのです。

 赤塚不二夫は漫画の革命ということでは漫画の神様手塚治虫の次にあげられるくらいの成果を上げられた。私たちが漫画で笑い楽しむすばらしい文化を与えてくれた恩人です。

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【2008/08/07 00:17】 | 漫画・アニメ
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 今日は広島に原爆が投下された日である。午前8時15分、あの殺戮が起こった。これはどのように政府やメディアが無視しようとしても無視できないことである。

 日本政府は被爆者がすべて死に絶えてしまうのを待っているのだろう。絞りにしぼる被爆の認定のやり方を見ていたらそうとしか思えない。やっと裁判で何とかこじ開けた。

 昨年の漫画「夕凪の街 桜の国」こうの史代原作を見ていると決して直接体験していない私たちにも経験は伝わると思う。伝えていかねば。それが生き続けている私たちの使命だと感じている。

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【2008/08/06 00:01】 | 戦争と平和
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 脚本家の倉本聰さんが、テレビへの絶望を感じて、現在、脚本を担当するフジテレビの10月スタートの連続ドラマ「風のガーデン」(木曜後10・00)を最後に、ドラマ脚本の執筆をやめるそうだ。

「体力的なこともあるが、テレビへの絶望というのもはっきり言ってある」。

 「今回のスタッフは一生懸命取り組んでくれている」が「かつては知恵を使って作っていたが、今は知識でものを作るようになった」
「(一緒にやってきたスタッフが)役付きになり、現場から離れ、技術や知恵が伝承されず、役者を含めて現場がものすごく悪くなった」

 そのうえで「質は考えず、視聴率だけで評価するようになってしまった。脚本家、演出家、役者を悪くしていったのはテレビ局に責任があると思う」とこれまでのしがらみを破って原因を指摘した。

 確かに昨年後半から優れたテレビドラマが激減し、意欲作は、「ラストフレンズ」しかない。しかしこれも広い層がみれるようなドラマではなかった。
 私も合うようないいドラマは「のだめカンタービレ」以降見ていないのだ。期待した蒼井優主演の「おせん」もピントのずれたできばえだった。なぜこうなるのか。

 視聴率のみを追い求める姿勢でテレビは悪くなっていったが、とうとうスタッフの代替わりで昔を知って育ってきた人々が現場にほとんどいなくなったのだ。刹那的に適当に今だけの処理でつくる人ばかりになったのではないか。それなりに知恵を絞り、人の機敏を知らなければいいドラマなどできるわけがない。

 これは倉本聰さんでなくても絶望するしかない。

 倉本聰氏「これが最後」テレビ局に絶望-スポーツニッポン

 ドラマだけでなくバラエティも、同じお笑い、テレビ芸人がふざけるだけであまりにひどいという声がこれまで見てきた人たちからも聞こえるようになった。私ははるか以前から見ていないが、とうとうこまできた。異様である。末期的症状だ。

 もっともいまさらテレビ関係者に視聴率を気にするなといっても無理だろう。
 もう惰性で見ないで視聴率を下げて反省させる以外にないのでは。

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【2008/08/05 23:32】 | テレビ
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 近くのいつも行く中規模食品スーパーで、店の人と話していた。6月ごろから夕方の客の動きが全く違ってきたと少し嘆きのこもった声で言われた。

 夕方半額値引きにいっせいにどっと人が押し寄せてくるようになった。それで6時40分ごろに値引き時間を繰り上げたそうだ。そしてそれらの人はまた潮が引くようにさっと引き上げていく。ほかの店の値引きセールにまた行くようなのだ。少しずつということがなくなった。それで夜遅くの来店者も減り、閉店時間も1時間繰り上げた。
 しかしセール全面繰り上げは長くは続かず、7月後半からは半分くらいの食品の値引きタイムを40分ほど繰り下げた。
 でも完全に元のようには戻せなかったとのこと。

 本当にみんな食品値上げで困っているのだ。少しでも何とかならないかと値引きセール目指して押し寄せているのだ。悲惨の極みである。私も値引きセールにいってる一人なのだが。

 ところが、今日からまた大規模な食品値上げとなる。マヨネーズで12%、チーズで33%、魚肉ハムソーセージで15%容量減、冷凍食品10~20%、そして何と物価の優等生の卵が10個で30円値上げ。
 格差社会で「国税庁がまとめた2006年の民間給与実態統計調査によると、通年で勤務した給与所得者のうち、年収が200万円以下の人は1022万7000人と前年から4.2%増え、4.4人に1人の割合となった。性別でみると女性が同3.1%増の759万7000人と大半を占めたが、男性も同7.6%増の263万人と著しく増えた。」

「年収1000万円以上の人は224万2000人で同4.4%増となった。」

日経BPnet
とあからさまな弱肉強食社会を示している。
 そして今日夜には福田内閣改造である。何をするというのだ。どれだけ国民が困っていてどうしてくれるというメッセージが何も伝わってこない。愚かな強者のゲームにすぎない。国民の悲鳴は彼らには伝わらないのだ。困ったことなど彼らはないのだろう。

 総選挙をして彼らを政権から引きずりおろす以外ない。

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【2008/08/01 00:36】 | 政治・経済
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