きのう3月30日にFM大阪でアグネス・チャンが創価学会と池田大作の大宣伝をしたそうです。
 アグネス・チャンが、池田大作を誉め讃え、池田が作詞し自ら作曲した歌を紹介し、「この歌を聴いたおかげで、病気の時も平常心で手術できました。」「手術から1ヶ月で、中国の大会堂でコンサートをしました」と池田大作の功徳を絶賛。
 これが公共性の高い電波を使ってやることですか。アグネス・チャンもFM大阪もメチャクチャです。

 挙げ句の果ては、番組の会話では、1分に1回くらい「やまもとしんいちさん」という作詞家の名前が叫ばれ、最後の創価ソングが流れる直前に、アナウンサーらしき男が「山本伸一さんて池田大作さんのことですよね」と、いうと、すかさずアグネスチャンが「私34年前にもお会いしたことがあるんです。云々」と、池田大作への熱い賞賛。
反戦な家づくり

 昨年3月発売のアグネスのシングル『そこには幸せがもう生まれているから』は、作詞をしたのは山本伸一つまりは池田大作名誉会長なのです。

 それどころではなく、安倍晋三元首相も現役総理の時アグネス・チャンのため「美しいのは」を作詞したそうです。日本デビュー35周年記念オリジナルアルバム「平和」をテーマにしたというものが1月9日、発売。その名前も、
「世界へとどけ平和への歌声-ピースフルワールド-」
オフィシャルサイト内「世界へとどけ平和への歌声」-ピースフルワールド-
<収録曲>
1 そこには幸せがもう生まれているから
  作詞:山本伸一 作曲:アグネス・チャン

2 鳩
  作詞:日野原重明 作曲:アグネス・チャン

3 母の言葉
  作詞:山田洋次 作曲:アグネス・チャン

4 マザーの愛しかた
  作詞・作曲:アグネス・チャン

5 優華
  作詞・作曲:遠藤実

6 美しいのは
  作詞・作曲:アグネス・チャン

7 帰ってきたツバメ
  作詞:康珍化 作曲:アグネス・チャン

8 七つの海に橋をかけよう
  作詞・作曲:アグネス・チャン

9 みんな地球に生きるひと
  作詞・作曲:アグネス・チャン

10 朗らかに
  作詞:山本伸一 作曲:アグネス・チャン

11 ピースフルワールド-Peaceful World-
  作詞:山本伸一 作曲:アグネス・チャン
このアルバムは池田大作と安倍晋三とアグネス・チャンとの合作で平和を祈るときた。サブタイトルのピースフルワールドの歌も池田大作の作詞だ。有事法制からイラク侵攻まで何でも認めてきたお二人が平和、しかもアグネス・チャンが提灯持ち。ただし「美しいのは」はアグネス・チャン作詞となっていますが、「所属事務所によると、「今年がアグネスの日本デビュー35周年になり、そのプロジェクトとして『平和』をテーマに各界の方に曲や詞を依頼しています。参院議員になられた歌手の喜納昌吉氏、聖路加国際病院の日野原重明氏、作曲家の遠藤実氏には了承をいただき作品をいただいています。安倍総理の作詞については、現役総理の詞をCD化していいのかどうかという問題がまだ残っていまして……」」とあるので間違いないだろう。まさに悪い冗談か悪夢のような名前だ。

 池田大作との関係は創価学会広報室は、
「アグネスさんとは73年10月、『週刊平凡』の取材でお会いして以来、親交を深めて参りました。これは、昨年10月、先方からの要望に応えて作詞したものです。

 安倍首相とは「アグネスの関係は、外相秘書官時代にテレビ番組で知り合い、首相の結婚式ではアグネスが「草原の輝き」を歌ったりしている。」とのこと。

 アグネス・チャンは芸能界でのしっかりとした教育学博士の学位を持つ知識人として、日本ユニセフ協会大使となり、平和と社会への確かな発言を若い頃から続けてきた。それがいまや権力者とどっぷり癒着して太鼓持ちで広報役だ。みにくい情けない姿は見たくないので引退していただきたい。

恐るべしアグネス・チャン?! [ 2007年03月26日]Exciteニュース
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【2008/03/31 19:10】 | タレント・芸能人
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 アニメ版の「プラネテス」は、しっかりと見ているのに、幸村誠の原作漫画は見ていなかった。感激したことに、原作がアニメ以上にすばらしいことを知った。

 時代は2075年以降の未来で、宇宙航行が当たり前になる中で、地球周囲を回るロケットや器具などの破片や残存物など宇宙ゴミが原因で大事故が頻発して問題になっていた。そのデブリを片付けるデブリ屋の姿と活躍と、その中の主人公ハチマキが木星エネルギー開発探査ロケットの乗員になっていく。そして代替要因だった女性タナベと結ばれる、宇宙の中で生きるとは何かを描く。ハチマキのビックリの野放図なオヤジも最高の宇宙船機関乗務員として機関長に選出される。

 宇宙ですら戦争に向かうバカ人類の愚かしさと、宇宙の中で生きる人類の孤独、そして愛をしっかりととらえているのだ。これはすばらしい。

 アニメでこれはだめだというのは、ストーリーを変えてテロ組織ばかり追って戦争を起こす国家の愚かしさをちゃんと描いてないこと。
 それと家で待つ妻というステロタイプのラストにしてしまったということ。ラストがタナベが嫁として、ハチマキの実家で妊婦として出発を見守り、姑がハチマキの赤ちゃん時代の服を洗い乾かすでラストになるではどうしようもない。妻は家にいるものというロコツな、古い思想で描いているのだ。宇宙アニメでも男は古いふるい。もうビョーキですね。

 漫画では、ハチマキが出発して1年半後に木星に到着した人類初スピーチを悩んだ艦長のいろいろのドタバタがあって、ハチマキが選ばれ述べて、その日もタナベはデブリ屋の仕事にきちんと行き、船内でモニターで見る。

 ここではきちんとハチマキとタナベが、宇宙の中で生きていく二人だときちんと描いている。こうでなくちゃ。
 事件とアクションをテロを中心にしたのは、リーダーが中東のしかも石油が枯渇した後の小国の人だからだ。そして宇宙戦争を起こしてこれまでの10倍くらいのデブリ、宇宙ゴミをばらまいて勝利宣言をした大統領がアメリカという設定だからだ。

 ただしテロを行うのは、先進国が宇宙のエネルギーをも独占しようとしているのに反対するためであり、こちらの方もそれなりにテーマとしてはおもしろかったが。
 漫画では、自分らの宇宙進化のためにどうしてもエネルギーが必要で月や小惑星に求め、ついには木星に行く人類の業を描いている。

 それと、作者幸村誠は宮沢賢治を愛読してたびたび詩が登場するがその影響か、宇宙と人類と神の問題を正面から描いている。ガガーリンは日本では「地球は青かった」という言葉で有名だが、実はその後に「私は宇宙を見回してみた。しかし、そこに神はいなかった」と述べていて、無神論の共産国の発言として欧米に衝撃を与えたのだ。この言葉だけを引用している。

 それでラスト近くに、宇宙開発の利己的な鬼となった科学者の言葉として「真理の探究は科学者が自らに課した使命です。「本物」の神はこの広い宇宙のどこかに隠れ我々の苦しみを傍観している。いつまでもそれを許しておけるほど私は寛容な人間ではない。」
「神が愛だというのなら、われわれは神になるべきだ。さもなくば、われわれはこれから先も永久に真の愛を知らないままだ。」

 それに対してハチマキはスピーチでデブリ屋をやっていたがきつくて危なくて人手は足りないし何より地味だ「金のためにやってんだ、こんなのは今だけだと翌自分に言いきかせてました。金を貯めたら宇宙船を買ってこの宇宙を自由に駈けまわるんだ。宇宙船があれはどこへだって行ける。本当の自由だ。でもスッゲーがんばんないと宇宙船なんか手に入らない。マジにならないとダメなんだ。だからオレはそれ以外のことはいっさいしないと決めた。それ以外のことを考えるのはやめようと思った。でも、愛し合うことだけがどうしてもやめられない。いいか悪いかは知らないがとても強い力だ。核融合なんて目じゃない。人間はみんなスゲー力を持ってんだ。素晴らしいことだしおそろしいことだと思う。」と宇宙愛宣言をして地球に戻ったらデブリ屋に戻ることにする。

 人間が思い上がって神にならなくとも、すでに愛の力を知っていることを宣言するのだ。孤独では生きられず愛し合うことで生きることを自覚したのだ。そして終わる。

Wikipediaプラネテス

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【2008/03/30 20:04】 | 漫画・アニメ
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サンサン中国の謎

 中国については、ずいぶん本を読み、テレビもニュースや特集番組も見ているが、しっくりとくる説明がない。例えばニセ物の横行。なぜ、当たり前のように出回っているのか。
 人々の利益追求だけの利己的な行動パターンが多すぎる。それなのにそれとは反する様子もけっこう多い。とても親切で色々世話になったとか。

 また、2万件の抗議行動や暴動が起こるような、国民への土地収用のでたらめさ。地方幹部と企業が癒着して1割程度の保証金で追い払われ人々が路頭に迷う。それがなぜ起こるのか。
 こういうのに整理がないのだ。謎の国のままである。

 謎は中国経済が巨大になり世界の工場でしかも世界一の市場となっていくとより困惑が大きくなる。毒入り冷凍餃子に象徴されるように日本にも直接的な被害や影響がダイレクトにくるからだ。ええっなぜこんなことになってしまうの、と驚愕してしまう。

 ところが、待ってみるもので、中国の全体を俯瞰した、しかもわかりやすい新書が出た。画期的なことだと思ってしまう。100個くらいバタバタと落ちるような目ウロコ本なのだ。

中国の不思議な資本主義 東 一眞 (著) (中公新書ラクレ 247)

 この本に基づいて、中国の謎を解明したい。
 中国は、もの作りが実はじっくりと構えて造るのが苦手だ。それは利益を求めて殺到するという形である。鉄鋼ではすでに日本を超える生産量の高炉があり世界一なのに、建設中の設備が6000万トンとロシア一国並み、しかもそのうえにまだ計画が6000万トンある。地球上にこれ以上はいらないという規模なのだ。こういう過剰設備による企業披露と撤退が繰り返される。
 製造業でさえ利益本意の投機となる。

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【2008/03/29 00:59】 | 中国
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 しばらくご無沙汰だったブログ、「バクダットバーニング」の執筆者の女性リバーベンドがとうとうシリアに脱出したことを知った。それ以来更新がない。私たちがイラクの内情を知る数少ないルートがまた絶たれた。
 次々とバクダッド市内で米軍とイラク政府治安部隊により起こされる乱入とレイプ事件。バクダッドを仕切ろうとする分断の壁。彼女と家族にとって限界だったのだろう。  

 リバーベンドこそ、イラクに必要な民主主義者だ。それは今イラク政権を率いているシーア派の連中ではない。もちろんブッシュ大統領やネオコンでもない。

 リバーベンドは無事だろうか。そのあふれる知識欲と活力を思う。

 彼女が世界中に有名なのは、独裁国家だったはずのイラクで生きいきとした自由人を見つけたからだ。戦争の不安におびえ、占領後の電気も水もまともに供給されないと言う不思議の中、悪化する内戦にまたも多く直面しながらブログを書き続けてきた。

イラクは中東でも有数のインフラと医療が整った先進国だったのに、民主主義を与えると侵攻した米軍により何もかも破壊され内戦の中の貧困国へと落ちぶれた。

 リバーベンドがイラクへ戻れ本当の建て直しができる日が来るのだろうか。
バグダードバーニング by リバーベンド

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【2008/03/26 00:59】 | 戦争と平和
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 中国が不安定になったら困るからチベットが1950年に地中化人民共和国により軍事占領され1959年の抵抗闘争が起こったことは知っているが、「ファナティックな右翼のイデオロギーの増長充満と跳梁跋扈という日本の思想的現実を意識することなくチベット問題を論じることはできない。」チベットが独立したらウイグル、内モンゴルも独立するからチベットの抵抗も支持しない。

 と、言ってはわるいが、ナチスの生存圏もどきのようなことを言ってる人がいる。生存圏とはつまりはよその国土が自分たちの生存にとって必要なんだと範囲を決めることをいう。ナチスはスラブ民族の東欧やロシアをアーリア人種の人口増加率からみて生存にとって必要な国土として侵略してやがては植民していこうとした。戦前の日本もまねをして朝鮮半島に設定しやがて満州へと広げ、次は蒙古も含めた満蒙へと言った。

 別に侵略しようというわけではないが発想は同じであり、もともとはリベラルな人なのだが、まるきりずれてしまった。

 正直そんな国家主義的な視点で、世の中を見ていたらダメだと言うことだ。
 大国による軍事支配をいやがる人を大国的な視点で不安定になるからというのではいかなる人々の願いもわかることはない。太平洋戦争前にもどったような。

 正直、三自治区が仮に独立を求めるなら仕方ないと思う。ウイグルが本当に独立を求めるかどうかわからない。内モンゴルとなるともっとわからない。これらはチベットとは歴史的な経過が違うのだ。

 それに、あまりに漢民族中心主義で歴史を見ている。中国は漢人中心では歴史は理解できない。漢民族と周囲の騎馬民族のせめぎ合いと支配と分離のくり返しが、実は中国の歴史なのだ。

 もともと、秦の始皇帝時代に中国は国家として統一される。しかし、国土は今の4割に過ぎない。
 秦の後に漢が建国され、新、後漢を過ぎて分裂する。しかしすぐまた統一され、隋唐が建国される。
 しかし、これらの国の皇帝がどういう出自かだ。

 唐の太宗、李氏の血筋を明らかにして処刑された学者がいたのでこれは分かりやすい。鮮碑という騎馬民族からの血筋だった。祖父は鮮碑と漢族のハーフだった。

ところが遣隋使に「日没するところの天子」と国書を送られて怒った煬帝で知られる隋皇帝、楊氏は、元々の性を「普六茹」といって突厥の血筋だった。隋は突厥とも戦っているのにだ。中枢部まで騎馬民族の係累は及んでいる。それだからこそ力を持て出世できたということなのだ。

 そして元も清も別に侵略しに行ったわけではない。向こうから中国を占領しに来て混じり合ったのだ。だから別に独立したいという声は大きくない。

 征服戦争は明の永楽帝が大規模に実施、そして清の乾隆帝の時にもっとも行われ最大版図となった。今の中国はチベット以外はその時の領土そのままである。チベットのように近代になって新たに征服した所でいやだというものは分かれても仕方ないではないか。

チベット問題を論じる前提 - セーフティネットとしての小平路線国家

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【2008/03/26 00:57】 | 軍事支配
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 実は、「兵庫のおじさん」の動画を最近知って感激した。一部でとても有名だそうだ。「アメリカ大統領選挙編」、ぜひごらんあれ。
 

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【2008/03/25 23:34】 | アメリカ
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 アムネスティが、声明とニュースを出しています。ニュースは貴重です。


アムネスティ日本支部声明 : 中国当局はチベット人抗議者たちに自制をもって対応を

アムネスティ・インターナショナル日本(理事長・搆美佳)は本日付で、中国当局のチベット人抗議者への弾圧に抗議する書簡を、駐日中国大使館の孔鉉佑臨時大使代理宛に送付しました。

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中華人民共和国大使館
臨時大使代理 孔 鉉佑 殿

中国当局はチベット人抗議者たちに自制をもって対応を

私たちアムネスティ・インターナショナル日本は、世界中の220万人以上にのぼるアムネスティの会員・支援者とともに、チベット自治区と隣接するチベット人居住地域における人権状況について深く憂慮し、自制をもってこれに対応することを貴国に要請します。

非暴力の抗議行動に参加した人びとへの中国当局による厳しい弾圧は、チベットの首都ラサで3月10日に行われた400人にものぼる僧侶のデモに始まり、現在も拡大が懸念されています。抗議行動の発端は、ダライ・ラマの非難を紙に書かせることを強制するなどの政治的プロパガンダ・キャンペーンを緩和するよう要求する僧侶たちのデモ行進で、平和的な方法による訴えでした。 これにより50人以上の僧侶が路上で拘束されました。後日、捕らわれた僧侶たちの釈放を求めて集まった群集に向けて警察と軍は催涙ガスを発砲、電気棒などを使用して抗議行動参加者を殴打し、群集を解散させるために実弾を発射しました。 

中国当局は厳戒態勢を徹底し、警察と軍隊によって包囲されたラサにある3つの主要な僧院では僧侶たちが院内に監禁され、外出禁止令下にある市内全域では市内への立ち入りを武装車両や武装警察部隊が封鎖しています。その一方、ラサ市内の一部では散発的な抗議行動が続き、隣接する青海省、甘粛省、四川省にまでチベット人の抗議活動が拡大していると報じられています。チベット自治区と上記3省のチベット人居住地域では当局との衝突により多数の死傷者を出しながら、依然不安定な状況が続いていると報告されています。

アムネスティ・インターナショナルは、当局が非暴力の抗議活動に参加したチベット人に対して過剰な武力を持って弾圧したことを強く非難し、継続中の抗議活動に対して自制をもって対応するよう貴国に要請します。抗議行動に参加する人びとには平和的に反対の意を表明する権利があり、集会の自由と表現の自由を認めない中国の姿勢は国際人権基準の違反行為であり、許されるべきではありません。

私たちアムネスティ・インターナショナル日本は、今回のチベットにおける人権の危機的な状況を深く憂慮し、事態の改善を求め貴国に以下を申し入れます。

1.抗議行動の弾圧において、ラサやチベットのそのほかの地域で拘禁された人びとの消息を明らかにし、自らの意見や表現の自由、集会・結社の自由を主張したために拘禁されたすべての人びとを速やかに釈放すること。

2.中国当局は、ここ数日の同地域の封鎖と、長期にわたってチベットの人権状況の調査が制限されている状況を特に踏まえ、現在チベットで起きている事件について、独立した国連の調査を受け入れること。

最後に私たちは、チベットの人びとの根本的な不満や憤りを生み出した政策の問題について、貴国が真摯に取り組む必要があることを、お伝えいたします。

2008年3月18日

社団法人アムネスティ・インターナショナル日本
理事長   搆 美佳
アムネスティ日本支部声明


そのほかのアムネスティ国際ニュース
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中国 : チベットへ独立した国連の調査が必要

「中国当局は、ここ数日の同地域の封鎖と 長期にわたってチベットの人権状況の調査が制限されている状況を特に踏まえ、先週末にチベットで起こった事件について、独立した国連の調査を受け入れるべきである」。15日、アムネスティ・インターナショナルはそのように述べた。「国連人権理事会も、現在の会期中に、このチベットの状況について取り組むべきである」。


アムネスティは、中国当局に対して、継続中の抗議行動に対して自制をもって対応するよう要請する。また、先週行われた抗議行動への弾圧において、ラサやチベットのその他の地域で拘禁されたすべての人びとの消息を明らかにし、自らの意見や表現の自由、集会・結社の自由を平和的に主張したために拘禁された人びとを釈放するよう要請する。

「また、中国当局は、チベットの人びとの根本的な不満や、人びとのそうした憤りを生み出した長期にわたる政策の問題に取り組む必要がある。」アムネスティのアジア太平洋部長キャサリン・バーバーはそのように述べた。今回表面化した長期にわたるチベット人の不満には、経済発展の利益から排除されているという認識と、宗教活動が制限され、チベットの文化や民族的アイデンティティが中国政府の政策によって弱められているという問題がある。

背景情報:
抗議行動は、先週月曜に約400人の僧侶がデプン寺院からラサの中心部に向かって、政府が強制したキャンペーンを緩和するよう要求する行進を開始したことから始まった。このキャンペーンは、ダライ・ラマへの非難を書くよう僧侶に強制し、政府の政治的プロパガンダに従わせようとするものである。50人以上の僧侶がラサ市内の路上で拘束された。それに続く抗議行動は、その他の僧侶たちが拘束された僧侶を支持して起こしたもので、ラサやその他のチベット全土で一般の人びとが参加し、全面的な騒乱に発展した。隣接する青海、甘粛、四川の各省でチベット人による抗議行動が報告されている。

警察と軍は催涙ガスを群集に向けて発砲し、抗議行動参加者を殴打し、群集を散会させるために実弾を発射したと報道されている。金曜日にはラサでの抗議行動が激化し、一部の抗議行動参加者が警察車両に火を放ち、特に中華系企業を対象に焼き討ちするなど暴徒化した。中国の当局筋によれば10人が死亡し、その大半がラサの実業家であると伝えている。より多くの犠牲者がいるとの未確認情報もある。

外出禁止令が市内全域に出され、全ての店舗が閉鎖されていると伝えられている。市内への立入りは市周辺の検問所で封鎖されており、ラサのいたるところに武装車両や武装警察部隊がいる。報道によれば、本日も市内の一部で散発的な抗議行動が続いているという。

警察及び軍隊がラサ地域にある3つの主要な僧院を包囲し、僧侶を院内を監禁し、外に出ようとする者を殴打している。セラ寺の僧侶たちは、僧院からの軍隊の撤退を求めてハンガーストライキを始めたと伝えられている。

今週は、ネパールやインドでも、チベット人による平和的抗議活動が行われている。インドでは、中国国境まで行進しようとした抗議行動参加者たちが制止命令を受けて拘禁された。ネパールでは、カトマンドゥで行われた抗議行動が暴力的に散会させられ、一次的に拘禁された抗議参加者は殴打され、または劣悪な処遇を受けていると言われている。

アムネスティ国際ニュース発表
2008年3月15日
アムネスティニュース中国 : チベットへ独立した国連の調査が必要



中国 : チベット人抗議者たちへの弾圧に高まる懸念

アムネスティ・インターナショナルは本日、チベットの首都ラサで非暴力の抗議活動に参加した人びとに対して厳しい弾圧が行われたことを非難する。目撃者の報告によると、3月11日、前日の抗議で捕らわれた僧侶たちの解放を求めて集まった500人を追い払おうと、中国の警察は催涙ガスと電気棒を使用したという。

アムネスティ・インターナショナルは本日、チベットの首都ラサで非暴力の抗議活動に参加した人びとに対して厳しい弾圧が行われたことを非難する。目撃者の報告によると、3月11日、前日の抗議で捕らわれた僧侶たちの解放を求めて集まった500人を追い払おうと、中国の警察は催涙ガスと電気棒を使用したという。

3月10日には、9人の僧侶を含む11人の抗議行動参加者たちが、ラサの中心にあるツクラカン大聖堂(ジョカン寺・大昭寺)の外で激しく殴打され拘禁されたと報告されている。参加者たちは、中国の支配に反対して行われた蜂起が失敗に終わり、ダライ・ラマがチベットから亡命して49周年を迎える日を記念して、抗議行動を行っていた。同様に約50人の僧侶が首都全域で拘禁されている。

「抗議行動に参加する人びとには平和的に反対の意を表明する権利がある。集会の自由と表現の自由を認めない中国は国際人権基準に違反している」と、アムネスティ・インターナショナル・アジア太平洋部のティム・パリット副部長は述べた。

「人権侵害が北京の路上で起ころうがチベットの山中で起ころうが、アムネスティ・インターナショナルはその行為を非難する」

アムネスティ・インターナショナルは、平和的に自らの権利を行使しただけで拘禁された人びとを速やかに解放するよう、中国に要求する。

アムネスティ発表国際ニュース
(2008年3月12日)
アムネスティニュース中国 : チベット人抗議者たちへの弾圧に高まる懸念

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【2008/03/24 00:51】 | 軍事支配
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 もちろん、大方の人がそうだと思うけど、テレビドラマ「ハゲタカ」を見て、この小説を知った人が多いと思う。
 しかし、読んでみるとドラマとこの小説はかなり違う。『バイアウト』文庫化で改名『ハゲタカⅡ』は、まだ未読なのだが、『ハゲタカ』は日本経済と金融批判の色彩が濃い。だから、外資ファンド、つまりはハゲタカファンドに対する評価はかなり高くなっている。日本の銀行でリスクを取って企業再生のため貸すところがないというのだ。主人公は柴野と鷲津だが、メインは鷲津の方に置かれている。ドラマ性は薄く、金融の世界での蠢きがほとんど全ての小説なのだ。

 しかも、鷲津は銀行マン出身ですらない。次々と腐った日本の企業に切り込み再生していく。すごく、日本の企業の現状に対する批判的な刺激を受ける。
 しかし、政治や行政がほとんど登場しない。これも現実離れしている。そんなことってあり得ないだろう。

amazon ハゲタカ 上巻

amazon ハゲタカ 下巻

 この下は、原作者の真山仁の言葉だが、「ドラマと小説は別物です。なので、ドラマとして面白い『ハゲタカ』を見せて下さい。」と求めている。と、いうことでドラマ性の希薄さを埋めてあのテレビドラマが誕生したのだろう。しかし、政治や行政までNHKで出てくるわけがない。もっとがっちりとした社会ドラマが描けないか、真山仁の今後の課題だろう。
ドラマ化にあたり原作への思い

凄まじき生命力のある生き物「ハゲタカ」

おもしろいのはドラマか小説か

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【2008/03/23 20:23】 | 奈良たかし・本の話
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 チベットは、秘境というイメージでしか知らなかった。それが身近に感じたのはチベットの歌手で日本人と結婚した「こんにちはバイマーヤンジンです。」 (バイマーヤンジン著)という本を書かれた歌手バイマーヤンジンさんのすばらしい歌を聴いてそれからこの本を読んだ時。
こんにちはバイマーヤンジンです。

 もちろん、本ではチベットの置かれた事情など何も語ってはいないけれども、とてもチベットを身近に感じた。
 彼女は、チベットの遊牧民出身だが、北京で教師をしていて日本人に出会い、結婚して日本に来た。ヤンジンさんは、日本人に「遊牧民、気楽でいいじゃないですか」と言われて、返答するそうだ。
 彼女は、遊牧がいやでいやでたまらなかったそうだ。雷が鳴り始めるとどこにも隠れる場所が無く、そのままでいると落雷する。羊の下に必死で隠れる。
 また羊を馴らすのも本当に大変で、零下の中で乳搾りも凍える手でやらねばならない。それで遊牧民からは脱したかったが、それは教師になる以外無い。ところがチベットに学校はなく北京などの中国の大都市で教師になるしかない。
 彼女は日本の歌手活動と講演、募金で、私立学校をチベットに作っている。バイマー・ヤンジンさんは書いてないが、中国は学校すら作ろうとしないのだ。それは利口になったら困るからだろう。
バイマー・ヤンジンのホームページへようこそ

 チベットは、清朝の一時期に中国に占領されたけれど、それ以外は貢ぎ物はしていたが周辺にある他の国と同じく、独立国だったのだ。ところが清朝を倒して共和制となった中華民国でも支配しようという国家としての動きが止まらず、ダライラマの即位式に来た代表団が居座り始めたので、退去させた。

 そして、民族自立を掲げた共産中国の中華人民共和国になってもそれはやまず、軍事侵攻して占領してしまった。その後も漢民族の移住を奨励してとうとう漢民族の方が多くなった。言っちゃ悪いけど、国を占領して丸ごと乗っ取ろうという腹としか思えない。今回も平和的なデモを弾圧したところから始まり、家一軒ずつ捜索してどんどん逮捕している。ゴーモンと処刑をやめろ。

 中国のためにも、チベットの即時の独立を要求する。それが、中国の今後のためでもある。
 中国にはとても隣人として関係が深くて思いがある。日本の問題はほっといて自己陶酔で言うつもりはない。人のふり見てわがふり直せというではないの。日本のためにも言いたい。

●軍事で他民族を脅かしたり占領してはいけません。
●周囲の国ともうまくつきあわねばいけません。
●大きな国になればなるほど責任も重くなります。
●友好と外交が何よりも大切で、軍事ばかりに頼っていてどうして尊敬される国になれるのでしょう。
Wikipediaチベット

22日東京・港区で行われた。約900人(警視庁調べ)の在日チベット人や支援者たちが集まり、六本木の街頭や中国大使館前で「チベットに自由を」などとアピールした。(動画時間:5分31秒)
 なお、ずっと見ていくと、アホ右翼みたいなのが叫んでいるが、私の本意ではない。

22日東京・港区での「チベットに自由を」デモ

3月10日以降続いているチベット「弾圧」について、ダライ・ラマ法王日本代表事務所(東京)の文化・広報担当官であるルントック氏の話。

「チベット「弾圧」、印象操作に騙されてはいけない」

ルントック氏の話(動画ニュース:14分45秒)

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【2008/03/23 19:21】 | 軍事支配
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 映画「ライラの冒険 黄金の羅針盤」は、失敗作だと思う。難しいものだと思う。CG映像ばかり全面に出て、演技と演出が稚拙でワケ、わからないというのが正直なところ三部とも原作を読んでいる私がそう思うのだ。アメリカ映画が陥ったCG過剰映画の典型で箸にも棒にもかからない。

 人間としてのドラマがないのだ。冗談じゃない。

 バチカン周辺のキリスト教団体が、反キリスト教的だと非難している。確かに原作より映像にすると際だつ。パラレルワールドの、全てに浸透し、何もかも支配する教権。豪壮な建物の中で人々を押さえつけ意のままに動かそうとする宗教権力。まさにキリスト教そのものだ。

 ニコール・キッドマンが底意地悪くて冷たくて、そのくせ気まぐれに娘を愛する。悪女そのもののコールター夫人役で凄みを見せている。キッドマンは読書家として知られており、キャスティングの連絡後すごく悩んだそうで、当然原作を読んであまりの悪役に、困ったのだろう。原作者フィリップ・プルマンの「キッドマンを思い描いて書いた」という手紙をもらって、出演を決心したそうだ。お前は冷酷女に見えるということなのによく出るものだ。でもはまり役だ。
 本人は、ブルジョアのお嬢様なのに、なぜか悪女が似合う。

 この映画がわかりにくくなった原因は演出の低レベルが第一だが、主人公ライラの、キャスティングも失敗だからではないか。映画よりは百倍ぐらい悪ガキだからだ。まあ、それも制作会社であるニューラインシネマのいうことばかり聞いているスタッフが一番悪いのだが。

 あのファンタジー映画の金字塔である、「ロード・オブ・ザ・リング」でニューラインシネマは大成功した。それで、スタッフが過去にさかのぼる続編を作ろうとしたら、この映画の成功の第一の功労者である監督ピーター・ジャクソンに対して、あきれたことにいうことを聞かず経費を無駄に使っていると、監督から外した。それでガンダルフ役のイアン・マッケランは、ピーターが監督でないなら出演しないと揉めているところだ。映画への愛やどうしたらいい映画になるとかまったく考えていないのだ。そもそも、映画作りがわかっていない。

 米国での興行成績も惨憺たるものだ。あのできで1億8000万ドルも制作費がかかったのに、週末興行成績3,000~4,000万ドルを予定していたのに、2610万ドル。しかし、無駄な金を使う映画の典型だ。
『ライラの冒険』、米興行成績は“黄金”とはならず…

Wikipedia映画「ライラの冒険 黄金の羅針盤」

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【2008/03/21 00:49】 | 映画
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 せっかくの素材がだめになってしまったという失敗作。脚本がまるでだめなのだ。まず、簡単な状況の説明がない。イギリス以外の人が、まずわからない。
 それと副主人公に、海賊と侍女を配したが何でそうしたのかわからない。歴史に何の関係も無い人たちなので、この歴史映画の力をそいで混乱させるだけなのだ。

 ケイト・ブランシェットに不安を抱いたのではないか。それで若くて美人の副主人公を出そうとしておかしくなったのだ。もっと信じなくてはならない。エリザベスがどうして真の女王として君臨しイギリスの繁栄を作り出したか、それが全てではないか。

スタッフは何もわかっていない。


 Wikipedia映画「エリザベス ゴールデン・エイジ」

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【2008/03/20 22:52】 | 映画
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 イラクで多くの人が死に、アメリカ兵に強姦され、建物が爆破され、しかも内戦状態で苦しんでいる。この期に及んで別れの歌など歌っているブッシュ大統領の感覚。もちろん、アメリカ大統領としてはかつてないほど支持率は低い。しかし、こんなのを大統領に選んだお前ら米国民が悪いとしかいいようがない。
ブッシュ大統領 別れの歌

 写真報道誌「DAYSJAPAN」で、若い女性たちが、戦闘服と武器に身を固めて、腰までつかる水を入れたプールで訓練を受けている写真を見た。普通の市民がそうやって殺人機械に軍事訓練されていく。

 イラクを平和にして欲しい。しかし米軍が荒らし回るだけ荒らして、「別れの歌」と共にさっさと今撤退するとなるとあまりに影響が大きい。今以上の激しい内戦と、イスラム過激派のテロの巣となること請け合いだ。それも困る。

 米軍が引き上げて後始末に国連による共同監視部隊が適当なのか。でも犠牲者が山のように出るかも。
 こういう後始末はやはり困るか。

やはり米軍が縮小しながらイラク政府が育つまで駐留してるしかないのか。忸怩たる思い。

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【2008/03/20 10:28】 | 戦争と平和
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自称ディズニー世代の私としてはどうしても見たくなって映画「魔法にかけられて」を見てきました。50代なのに何見てるんだと言われそうな。

 主人公は何と御年34歳のエイミー・アダムス。最初は困ったと思ったのは、おとぎ話の世界。王子と結ばれ永遠の愛を誓い魔法のキスを交わすことを夢見るジゼル。その幸せなCGでない手描きセルアニメの世界から、「永遠の愛」など一切無い恐ろしい所、現在のアメリカ・ニューヨークの現実世界に来たら何もわからず、泥棒にあい、さまようシーンで汚れて雨に打たれるシーン。はっきり、34歳だとわかるのです。

 同じく永遠の愛を信じないで娘にも言い聞かす離婚専門の弁護士ロバートに救われますがすごい迷惑をかけつつ、永遠の愛を説いて聞かせます。

 でもそれからは調子が良くて、歌ってダンスして演技もうまいというのは、彼女以外キャスティングできなかったとわかりました。エイミーが演じるジゼルが歌うとハト以外にハエやドブネズミやゴキブリまでやってきて手伝ってくれる。あれがおもしろい。

 そして、業を煮やした、まま母となる予定の、ナリッサ(スーザン・サランドン ) 恐ろしい魔女の現実世界への登場。あんがい迫力があるかも。

お約束通りハッピーエンドで終わる物語だが、もちろん探しにやってきた王子様とは結ばれない。でも、この恐ろしい現実世界の中で永遠の愛が成立するのです。

 昔のディズニーアニメ映画のエッセンスを総まとめして取り入れたパロディ映画。
Wikipedia映画「魔法にかけられて」

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【2008/03/17 23:53】 | 映画
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