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 フェーズ6になったが、もはやだれも驚かないし、エントリにすらしないので私がしておく。弱毒性だし、日本国内は蔓延しているのに、情報が伝わらない。それは極端に、問診で絞り簡易検査で絞り込み実際のウイルスのDNA検査を抑えている。これではわからないわけだ。仮に蔓延していても季節性インフルエンザと何も変わらないのだからフェーズ5や6であっても何も怖くないのだ。というか他の先進国と一緒になった。

 ただし、問題は先進国で影響は軽くても、これから冬季に入る南半球の国の内で途上国は、実際の被害は大きくなる可能性がある。スペイン風邪も当時の世界人口は18億人、感染者は6億人、死者は5000万人と言われている。途上国の人口は現在52億人であり、もちろん同様の割合でなら死亡者は1億4千万人となるが、一定の医療水準はあるのでそこまでは被害が広がらない国も多いだろう。しかし、医療の貧困な国もまだまだ多い。メキシコでも高額なので実際の感染者は発表よりも数十倍と言われた。そのために途上国に対しては心配されている。
 WHOは、「6に上げたのは、途上国を含め世界が連帯して感染拡大を防ぐべきだという国際社会へのシグナルだ」と述べている。

 それに、数ヵ月後には、より毒性の高い第二波が襲うのは間違いない。
 
 いぜん、インフルエンザなどの対応のため厚労省を分割すべきだと書いたが、もう少し踏み込んでおきたい。舛添厚労相や、厚労省幹部が役にも立たないパフォーマンスのために水際作戦を行い莫大な無駄金が使われた。
 また舛添大臣が深夜あおったため国民に不安感ばかり広がった。

 こういうことを防ぎ、毒性の高い第二波に最適な対処を取り、途上国も応援したい。そのために、新型インフルエンザ責任官庁と責任者を明確にして専門職による対策をきちんと構築して実行する必要がある。
 その実現のために、国立感染研究所と本省の感染症対策の部門を分離して合わせて米国疾病予防管理センター (CDC) をモデルに日本版CDCを設立するよう提言する。

 なお、役に立たない幹部は本省で転勤してもらい、トップは岡田晴恵、実行部隊長兼報道官となる審議官は木村盛世さんを推薦する。

新型インフルエンザ:「警戒度6」でWHO局長、途上国支援呼びかけ
 【ジュネーブ澤田克己】新型インフルエンザの警戒度を現行の「フェーズ5」から、世界的大流行(パンデミック)を意味する「6」へ引き上げた世界保健機関(WHO)は11日、「第2の感染の波に備えるべきだ」(マーガレット・チャン事務局長)と警告するとともに、途上国への支援を呼び掛けた。

 チャン事務局長は11日の会見で、「ウイルスは医療体制が貧しい地域で広がっている」と、新型インフルエンザが途上国で重症化している点に憂慮を示したうえで、「6に上げたのは、途上国を含め世界が連帯して感染拡大を防ぐべきだという国際社会へのシグナルだ」と述べた。

 さらに各国に感染への監視を求め、感染がピークに達した国にも「第2の波」への警戒を要求。事務局長は「いくつかの国では感染者の2%程度が重症」としたが「今のところ死者数は少なく、重症者や死者が急増することはない」と予測した。

 ワクチンについては、季節性インフルエンザのワクチン生産は間もなく終わると想定、「生産容量全体が新型インフルエンザにあてられるだろう」との見方を示した。

==============

 ◇WHO事務局長声明(要旨)
 新型インフルエンザの世界的大流行(パンデミック)宣言に関するマーガレット・チャンWHO事務局長の声明要旨は以下の通り。

 これまで74カ国で3万人近い感染者が確認された。人-人間の感染の広がりが追跡不可能な国もあり、今後のさらなる感染拡大は避けられない。パンデミックの科学的基準が満たされ、「フェーズ5」から「6」へと引き上げることを決断した。

 パンデミックの初期段階にある。重症度は中等度であると予想されるが、各国によってその程度は異なる。

 今のところ死者数は少ない。これから重症者や死者数が急増することはないだろう。

 ウイルスは若い人に感染しやすく、大半は25歳未満だ。いくつかの国の例では感染者の2%程度が重症で、しばしば致死性の肺炎を伴う。重症者の多くは、ぜんそくや心臓病、糖尿病などの慢性疾患、肥満を抱えていた。

 感染のピークを過ぎた国は「第2の波」に備えるべきだ。まだ広がっていない国は監視強化に努めてほしい。WHOは引き続き渡航の規制や国境封鎖をしないよう求める。ウイルスは医療体制が貧しい地域で広がっている。

 季節性インフルエンザのワクチン生産は間もなく終わり、生産容量全体が新型インフルエンザにあてられるだろう。
毎日新聞 2009年6月12日 東京夕刊

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【2009/06/13 23:55】 | 病気流行、パンデミック
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 新型インフルエンザで初の国内感染の患者が出た。国立感染症研究所の検査で、感染が確定した。神戸市の兵庫県立神戸高校の生徒(17)で3年の男子で渡航経験がない。11日に症状を訴え、しかもその後に周囲にいた同校生徒の男女2人も、神戸市環境保健研究所が実施した遺伝子検査で感染が濃厚となった。なお、朝日新聞や毎日新聞のサイトで高校名を出しているので明記する。

 感染が確認された3年生男子生徒は11日に悪寒を訴え、12日に登校したが、37.4度の発熱で早退し、市内の診療所を受診し、簡易検査でインフルエンザと判明。15日に同市環境保健研究所がウイルスの遺伝子を調べるPCR検査をしたところ、新型インフルエンザの陽性反応が出た。

 男子生徒は治療薬リレンザの処方を受け、自宅療養していたが、16日、感染の広がりを抑えるために市内の指定病院に入院している。現在の容体は安定しているという。

 2年生男子は15日に発熱し、市内の別の診療所を受診し、簡易検査でインフルエンザと判明。夕方には39.7度の熱が出て、リレンザで治療している。16日未明に市内の指定病院に入院し、同日朝、遺伝子検査で新型インフルエンザの陽性反応が出た。

 2年生女子は12日に発熱。3年生男子と同じ診療所を受診、簡易検査をしたところインフルエンザと判明し、16日未明に市内の指定病院に入院した。16日朝の遺伝子検査で、新型のインフルエンザの陽性反応が出た。だが舛添厚労相によると、鼻汁程度で現在回復しているとのことだ。

いずれも市立医療センター中央市民病院へ入院した。
この2人も同様に渡航経験がない。

〈神戸の高校生、新型インフル確認までの経緯〉2009年5月16日13時2分 朝日新聞

http://www.asahi.com/national/update/
0516/OSK200905160054.html


【神戸高校での新型インフルエンザをめぐる経緯】(厚生労働省や神戸市の発表内容などから作成)

5月8日 インフルエンザと思われる症状で部活動を休む生徒が出始める

 11日 バレーボール部の3年男子生徒Aが悪寒を訴える

 12日 生徒Aが発熱、診療所での簡易検査でインフルエンザA型陽性。診療所が詳しい検査を神戸市環境保健研究所に依頼。同日夜に同じ高校の2年女子生徒Bが発熱

 13日 簡易検査で生徒BがA型陽性

 15日 同じ高校のサッカー部の2年男子生徒Cが発熱で高校を早退、簡易検査でA型陽性。生徒Aの検体の詳しい検査で新型の豚インフルエンザ陽性

 同日午後11時ごろ 市が生徒Aに自宅から出ないよう要請、厚生労働省に連絡

 16日午前0時ごろ 市が生徒Aと高校に新型インフルエンザの疑いを伝える

 同日午前0時半ごろ 高校に教職員が集まり、各生徒の家庭に新型インフルエンザの疑いについて連絡

 同日午前1時すぎ 市が記者会見で「新型インフルエンザ国内初感染の疑い濃厚」と説明。同じころ生徒Cが指定病院に入院

 同日午前3時15分 生徒Aが指定病院に入院。この時点でほぼ回復

 同日午前4時半 生徒Bが指定病院に入院、その後に新型インフルエンザ陽性

 同日午前7時 市が新型インフルエンザ対策本部員会議を開催。この高校と同じ学区の市立幼稚園・小中高校などを22日まで休校にすることを決定

 同日午前9時ごろ 市が記者会見で、同じ高校の別の生徒17人が体調不良を訴えていると説明

 同日午前11時ごろ 国立感染症研究所が生徒Aの新型インフルエンザ感染を確認


 舛添厚生労働相が会見した。

 神戸高校は休校を生徒らに通知。神戸市は、16日午前7時、矢田立郎市長を本部長とする「新型インフルエンザ対策本部」を開催。3人が通う神戸高校がある同市灘区と、東灘区や中央区の全市立小中高校と幼稚園の計75校園を22日まで7日間、休校・休園にすることを決めた。
 さらに、隣接する兵庫県芦屋市と3区内の県立・私立高校などにも休校を要請した。芦屋市教委は市内の小中学校と幼稚園を休校・休園とし、神戸大も休講することを決めた。厚生労働省も職員を派遣した。対象の児童、生徒は3万6千人にのぼるという。

 鳥インフルエンザと違い、弱毒性である。今は神戸市が対応している。

 あわてないことだ。行事や催しや集会などの対応も各自に任されている。
 なお神戸まつりの一部だけの停止はあるようだ、と舛添厚労相が言っていた。

 政府は16日、関係省庁の局長級でつくる「新型インフルエンザ対策本部」(本部長・麻生太郎首相)の幹事会を首相官邸で開いて、国内の感染状況がこれまでの第1段階(海外発生期)から第2段階(国内発生早期)に移ったことを確認し、患者が学校や保育施設に通う児童・生徒の場合、市区町村の一部ないし全域、状況によっては都道府県全域で休校、休業措置を自治体などに要請することを決めた。

厚生労働省まとめ、「新型インフルエンザ対策行動計画」に定められた「第二段階 国内発生早期」の対応

新型インフル 初の国内感染確認 神戸市の高校生
5月16日12時54分配信 毎日新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a
=20090516-00000013-maip-soci


 厚生労働省は16日、新型インフルエンザ感染が疑われていた神戸市内の男子高校生について、国立感染症研究所の検査で、感染が確定したと発表した。検疫での水際阻止でない初の国内感染例になった。男子高校生と同じ神戸市内の高校に通う男女2人も、市環境保健研究所が実施した遺伝子検査で、感染の疑いが濃厚と判明。3人に海外渡航歴はなく、国内で人から人への感染が広がっている可能性も高い。厚労省は現地に職員を派遣し、感染ルートの解明を急ぐ。市と周辺自治体は、学校の休校など、まん延防止策を取り始めた。

 神戸市は「今回の新型インフルエンザは、季節性インフルエンザに近い症状で治療薬も有効なので、冷静に対応してほしい」と呼びかけている。

 政府は感染確定を受け、対策本部の会合を開き、国内の行動計画を第1段階(海外発生期)から第2段階(国内発生早期)に移す。 関係者によると、3人が通うのは県立神戸高校(神戸市灘区)。感染が確定した3年生男子(17)と2年生女子(16)、2年生男子(16)で、発症は11~15日。いずれも市立医療センター中央市民病院へ入院した。

 3年生の男子生徒については、市環境保健研究所が15日に実施した検査で新型感染の結果が出たため、市は16日未明に厚労省に「感染を否定できない事例」として届け出た。この生徒はバレーボール部に所属。部内ではインフルエンザがはやっており、他にも体調不良を訴えている生徒がいるという。

 この検査結果を受けて市が調査したところ、さらに2人の感染疑いが見つかった。2年生の女子生徒は、12日に38度の熱が出て15日から入院中だが、ほぼ回復している。2年生の男子生徒は15日夕に39度まで熱が上がり、リレンザを投与された。16日未明から入院している。

 さらに、同じ神戸高校に通う生徒17人が体調が悪いと訴えているといい、同市は外出禁止を要請した。集団感染の疑いもあるため、高校は16日朝から登校禁止の措置も取った。

 神戸市医師会の川島龍一会長によると、12日夜、医師会の新型インフルエンザ会議で「A型インフルエンザが四つくらいの高校ではやっている」との情報があった。医師会のこの会議には市の予防衛生課長も出席していたが、新型ではないと思ったため、環境保健研究所への報告はしなかったという。

 3人のうち3年の男子生徒の検体が同研究所に届いたのは12日午後5時前だったが、別の検体も届いたため、検査を途中で中断。13、14日はノロウイルスの食中毒の検査をし、14日夕にはさらに別の新型インフルエンザが疑われる検体が届いたため、男子生徒の検査が15日夜まで遅れる結果となった。

 ◇神戸まつりも対象区で中止

 神戸市は16日午前7時から新型インフルエンザ対策本部会議を開催。感染研の結果を待たず、国の行動計画の第2段階(国内発生早期)に相当する独自の対策を決定した。

 対策本部の決定事項によると、同市の東灘・灘・中央の3区の市立学校全75校を22日まで休校する。対象は幼稚園、小・中学、高校、特別支援学校で、修学旅行は延期する。また、区内の県立学校や私立学校・大学、同じ学区内に学校がある芦屋市にも休校を要請。保育所や高齢者通所・介護施設などには休校園、休業を要請する。

 16、17両日に予定されていた市の名物イベント「神戸まつり」も、休校対象区内の16日の催しを中止、17日はメーンイベントの「おまつりパレード」など、すべての行事を中止する。市の公共施設については、入り口で衛生管理を呼び掛けた上で開館するという。

 矢田立郎市長は「的確かつ迅速に対応することで、感染の拡大が起こらないようにしたい。情報を共有して、総力を挙げて取り組む」と指示した。

 ◇冷静に対応を 症状は「季節性」程度

 元世界保健機関鳥インフルエンザ薬物治療ガイドライン委員会委員 菅谷憲夫・けいゆう病院小児科部長の話 神戸ではおそらくまん延し始めた段階で、周囲にも発症者がいるはず。感染源、感染ルートは分からないが、全国各地に同程度の感染者がいると考えていい。

 しかし、患者の症状はあくまで季節性インフルエンザ程度のため、個人は絶対冷静に対応してほしい。そうしなければ偏見や隔離を避けるため、発症しても隠すようになってしまう。

 感染が確定すると、現在の国の行動計画では、診断した医者も含めて隔離されたり、病院が閉鎖されたりしてしまう。今回の症状程度では、そこまでする必要はない。過剰な対策は、発見を遅らせたり、拡大させる原因になりかねない。

 また、健康な人が感染を恐れて家に閉じこもる必要はない。だが糖尿病など別な病気を持っている人が重症化する例はあり、基礎疾患をもっている人は注意してほしい。

 今回の感染発覚は水際対策では完全に防ぎきれないという証拠だ。今後は水際対策より、早期の治療、診断を進めなければならない。


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【2009/05/16 14:42】 | 病気流行、パンデミック
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 WHO警戒レベルがフェーズ4に上がった。そして豚インフルエンザも新型インフルエンザと公式に認められた。

 それ以来情報は増えたが、中心に当たるようなことは少しも論議されていない。ウイルスは弱毒性なのに、なぜメキシコでのみ死者が出てしかも増えているのか。やっと読売新聞に出たが、発表数より10倍くらい圧倒的に感染者が多いせいではないかというのだ。なるほどそれなら弱毒性のウイルスで致死率が低くても、死者がたくさん出る。他の国でなぜ死者が出てないのかも説明がつく。

 やはり、発生源は同国ベラクルス州の人口約3千人の山間の村、ラグロリアの米国メキシコ合弁子会社Granjas Carrollの養豚場の疑いが強くなってきた。養豚場を経営するのは米国畜産大手企業の食品会社スミスフィールドフーズ社(リンク英語)(バージニア州)でもちろん責任を否定している。米国内ではメキシコの同社養豚場が関係していると報道されていない。
◎日本の販売会社
http://www.scfoods.co.jp/
brand/brand01.html

 ところが、4月2日以前に4歳の男の子が新型インフルエンザに感染していたことを、メキシコ政府のコルドバ保健相が公式に明らかにしたのだ。幸い現在は健康状態を回復したそうだ。
 ただし、養豚場の発生源や企業責任を認めず、米国での新型インフルエンザ感染の発生は3月28日にさかのぼるという米当局の発表を根拠に、米国発のインフルエンザではないかとまで明言した。

 ただし、、ラグロリア村では今年2月にはすでに、体調の不良を訴える住民が続出して州保健局に対応を求めていた。
 日本の公害の最初でもそうだが、企業の力が強すぎて何も行えず、政府も企業の肩ばかり持って責任を認めない。それをこれだけ感染が同国と世界に危機をもたらしているのに同じことをやっているのだ。何という無責任政府だろう。

 実は2日前のテレビでメキシコ観光に行くという50代の夫婦の空港での映像を見たという人が「なぜ行くんだ、ウイルス持ち帰りのためにわざわざ観光に行って迷惑だ」と、ぼやいていたのだ。

 他の国の感染者でもメキシコからの帰国者が多い。もはや、メキシコには、勧告でなくて不要不急以外の人以外は渡航を禁ずる制限を出すべきではないか。というのは、感染が広がりを持てばもつほど、いつ強毒性のウイルスになるかわからないからだ。それにこんな状態ではいつ収まるかわからない。

養豚場廃棄物処理放置状態
http://enlace.vazquezchagoya.com/?p=812

違うウイルス?栄養不足で?死者はメキシコだけ、深まる謎
4月29日1時2分配信 読売新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/
hl?a=20090429-00000105-yom-sci


 メキシコを中心に新型インフルエンザが世界各地に広がる中、同国だけでなぜ犠牲者が増えるのか、専門家の間で謎が深まっている。

 同国の死者数(28日午後10時半現在)は152人に上る一方、同国以外では犠牲者が出ていない。疑い例を含む感染者数(同)は1995人で、豪州の88人、ニュージーランドの54人に比べて突出する。計算上の死亡率は7・6%に達する。

 AP通信などは〈1〉ウイルスの種類が違う〈2〉栄養不足〈3〉水不足〈4〉大気汚染〈5〉医療体制の不備--を「考えられる理由」として挙げるが、すべて憶測にすぎない。

 「感染者は報告よりもずっと多いのではないか。軽症の場合、医療機関を受診しない人も多い」と、東北大の押谷仁教授(ウイルス学)は指摘する。感染者数が10倍なら致死率は10分の1に下がる。メキシコ以外の感染者のほとんどが、同国の訪問者なのも、同国内の感染の広がりを裏付ける。




 スミスフィールドフーズ社は、1936年設立の世界最大の養豚と加工会社です。本社はバージニア州で、9カ国の26地域に事業所があります。年間に1,400万頭の豚を飼育し、2,700万頭を加工します。
(中略)
メキシコのベラクルス州のスミスフィールドフーズ社の養豚場では、この地域の住民は廃棄物が沼となり、蝿の大群が発生していると苦情を訴えています。(アメリカWikipediaから)
http://en.wikipedia.org/
wiki/Smithfield_Foods
(英語)

メキシコ「第一号」は?…感染源、小さな村の5歳児に注目

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/
20090429-OYT1T00669.htm


 メキシコ発の新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)の感染が世界的に拡大する中、同国東部のベラクルス州が、今回の感染源ではないかという見方が出ている。養豚場がある小さな村に住む男児の症状が、「感染確認第1号」とみられているためだ。

 「頭がとても痛かった。息ができないかと思ったよ」――。29日付の英紙ガーディアン(電子版)は、男児にインタビューした際の模様をこう伝えた。同紙によると、ラグロリアに住むエドガー・エルナンデス君(5)。3月下旬に高熱などの症状が出たものの奇跡的に回復し、地元メディアは感染源の解明につながる貴重な「生き証人」とみている。

 エルナンデス君の場合、4月3日に病院がノドの粘膜のサンプルを採取して検査した。念のため、2週間後に米国の研究機関に送って再検査をしたところ、陽性反応が出たという。

 村には米国資本の豚肉会社が経営する大規模な養豚場があり、フンの処理などを巡って以前から住民とトラブルになっていた。

 村人の間では2月以降、エルナンデス君と同様の呼吸器障害や高熱の症状が相次ぎ、死者も出た。3月には人口の6割にあたる約1800人に症状が広がり、「異常な風邪が流行している」との不安が一気に高まった。村の男性(34)は今回、新型インフルエンザの症例などを報じたテレビを見て、「我々と同じ病気だ」と叫んだという。

 ただ、感染源の特定には謎も残る。コルドバ保健相によると、エルナンデス君以外の村民からは陽性反応が確認されなかったという。村の豚肉会社は「うちの豚にインフルエンザの兆候はなく、ワクチンも打っている」と病気との関連を否定し、メキシコ農業省も同社の豚からウイルスは検出されていないと指摘する。

 コルドバ保健相は「感染が拡大している豚インフルエンザとは別のケースだ」として、村が感染源との見方を否定した上で、最初の症例が確認されたのは、「あくまで4月13日に死亡した(ベラクルス州の南にある)オアハカ州の女性だ」と強調している。

 その女性にしても、国勢調査員として不特定多数の人と接触があったとされるが、豚との接点は見えない。そもそも、国内の養豚場からは、豚がインフルエンザにかかったという報告すらない。

 だが、ラグロリア村の住民の多くは、この村が感染源だと確信している。ガーディアンの取材に対し、村の男性はこう訴えた。

 「私も妻も、子どもたちも、伯母もみんな病気にかかった。豚インフルエンザと全く同じ症状だったのだ。この村の養豚場が無関係とは思えない」――。(リオデジャネイロ 小寺以作)

(2009年4月29日21時55分 読売新聞)


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【2009/04/29 17:43】 | 病気流行、パンデミック
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 WHOが、フェーズ4へ警戒レベルを上げるのを見送ったのは、メキシコでしか死者が出てないためだと思われる。

 今回の豚インフルエンザは、動物から人へダイレクト感染して、いま人から人へうつる能力を獲得した。こういう過程で人から人への感染の中でも、ウイルスはまた急激に変化して新たな能力を獲得する。どの程度毒性が強く強力なものになるか、まだわからないのだ。

 なお、豚肉を食べただけではウイルスに感染した例はないし、加熱したらウイルスは死ぬ。

 今回のメキシコでの豚インフルエンザ感染者千人の半数は医療従事者のようだ。患者周辺に接触した医療関係者に広がったらしい。2003年に香港で本格感染がまず医療関係者の感染と死亡から起こったサーズの時を思い出す。

 また、メキシコでふだんは体力のない老人と子供に感染するが、普通は軽症で済む若者が死亡しているが、米失病対策センター(CDC)リチャード・ベッサー所長代行によると、「パンデミックの場合にみられる特徴の一つ」とのことである。
----------------
4月22日、ワシントンポスト紙は次のように論評している。
「先月末にカリフォルニア州、サンジエゴ周辺で新型ブタインフルエンザが2人に感染した異常な状況を、公衆衛生当局では調査中である。これら2例は小児であるが、ほぼ同時に発生したが、両例ともブタとの接触もなく、またお互いに出会ったこともな」い。

 発病した10歳の少年と9歳の少女の家族の中からも、発熱や咳の様なインフルエンザ症状が出ていることから、家族内感染も疑われている。二人とも軽症である。
 また少年は症状がある間にテキサスを航空機で移動したことから、搭乗者や接触した可能性のある人々の追跡調査がなされている。

 二人とも豚との接触がないところから人から感染したものと思われる。

 また、CDCでは検体が届いた当日にブタインフルエンザウイルスA(H1N1)であることを確認した。
ウイルスの遺伝子分析では、遺伝子の再集合という希な現象が起きていたようだ。

 つまり、2種類のウイルスが同一細胞に感染し、両ウイルスの遺伝子組み換えが起きる現象である。インフルエンザウイルスの8本の遺伝子鎖のうち、6本が北米で感染を繰り返しているブタインフルエンザの遺伝子で、2本がユーラシア大陸のウイルス由来であった。これまで世界で見つかったことのない遺伝子構成であり、新型ブタインフルエンザウイルスである。
-----------------参考資料(1)
 [スペイン風邪の解説]
 過去のスペイン風邪について知っておくことが重要なので解説する。スペイン風邪は、実は米国のシカゴ付近で1918年3月に発生した。ただし情報が第一次世界大戦中で中立国で検閲がなかったスペインから流れてきたのでスペイン風邪という紛らわしい名前が付けられた。人類が初めて体験したパンデミック、世界的感染爆発であった。なお他の世界的感染症であるペストも14世紀に大流行したがヨーロッパ中心である。

 感染者は6億人、死者は4000万-1億人、当時の世界人口は8-12億人と推計されているので、全人類の実に50%以上がスペイン風邪に感染したことになる。日本では当時の人口5500万人に対し39万人が死亡、米国でも50万人が死亡した。

(遺伝子により復元されたスペイン風邪ウイルス)
2005年復元スペイン風邪
 3期にわたり繰り返しの大流行があった。
 
 まず前段階としてニワトリの大量死。

○第1期は1918年3月に米国シカゴ付近で最初の発生があり流行した。やがて第一次世界大戦での米軍のヨーロッパ進軍とともに大西洋を渡り、5、6月にヨーロッパで流行した。

○第2期が重要で、同年8月にアフリカで強毒性(専門的には高原性)のウイルスに変化して、1918年秋にほぼ世界中で同時に再流行が起こり、病原性が強まって重症な合併症を起こし死者が急増した。

○第3期は1919年春から秋にかけて世界的に流行した。日本ではこの第3期が一番被害が大きかった。
-----------------参考資料(2)

 このウイルス研究が大きく進んだのは、それまで遺伝子の断片しかなく研究しようがなかった。1978年にアラスカ州の永久凍土の中に埋葬され自然保存された1918年にスペイン風邪で亡くなった4人の遺体からスペイン風邪のウイルスが抽出され、完全なDNAが手に入り解析されてN1H1亜型であることが判明した。

 しかも、1918年の流行直前に米国でニワトリが大量死していて、2008年2月には、その時の原因ウイルスがこのスペイン風邪ウイルスのDNAとほぼ同一であることが確認された。それでスペイン風邪が鳥インフルエンザであり、鳥から人への種を超えたダイレクト感染が起きていたことが判明したのだ。

 これで人類にとって初めての感染症でだれも免疫を持っていなくて死者が激増したことがわかった。

 豚と鳥とは違うが型は同じである。また第一次世界大戦のために世界的移動が行われるなど最初のグローバル化により激しいパンデミックとなった。

(以下、今日または深夜の状況に応じて変更・追記)



◎参考資料
(1)「鳥及び新型インフルエンザ海外直近情報集」パンデミックインフルエンザ- アラート 情報 2009/4/23

(2)Wikipedia「スペインかぜ

国疾病予防管理センター (CDC) 発豚インフルエンザ情報動画。

日本語訳字幕を付けていただいてます。出ていない時は動画ウインドウ右下三角▲をクリックしてcaptionキャプションをonオンで字幕が出ます。

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【2009/04/26 13:01】 | 病気流行、パンデミック
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 世界が警戒していた鳥インフルエンザ、H5N1と違う、豚インフルエンザの人への感染がメキシコで確認され、すでに60人も死者が出た。そして人の往来が激しいアメリカのカリフォルニア州メヒカリでも死者は出てないが3人の感染が確認された。

 メキシコと米国カリフォルニア州のウイルスの遺伝子は同じであることが確認された。
しかも普通は老人や子供のような体力のないものががかかるのに、いずれもふだんは健康な若者や40代が死んでいる。
眠り豚

すでに人から人への感染は確認された。 これまでにない特殊な遺伝子を持っているようだ。大警戒が必要である。

 豚インフルエンザは普通は人には感染しない。種が違うからだ。

 人のインフルエンザの場合は、鳥、カモからニワトリへと移り、ニワトリから豚、人から豚へは感染して、豚の体内で人のインフルエンザの遺伝子組み換えが起こり、人の新型ウイルスが、中国のニワトリから豚を経由して生まれてきた。これが通常の人のインフルエンザのルートなのだ。

 しかし、今回はあくまで豚のインフルエンザウイルスであるH1N1型ウイルスが、豚の体内で特殊な組み換えを起こして種を飛び超えてブタから人へダイレクト感染してきたのだ。

 今のところ、最大の問題はH5N1用に用意してきたワクチンメーカーが、H1N1に迅速に対応できるのかということだ。H5N1でも二か月と言っていた。

 今のところWHOでは、人から人への感染が確認されたが、「現在の状況が国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」という声明を発表してどの程度の患者増加がなるか情報を集めている。警戒レベルのフェーズ4への引き上げは見送った。

 評論家の日垣隆が言っていたが、種を超えないから新型インフルエンザが危険なわけがないと。
 一週間に30冊の本を読むという速読の大読書家のくせに、何を読んでいるのかとあきれた。インフルエンザとは先に書いたようにその存在と感染サイクルそのものが種を超えたものなのだ。

 パンデミック、新型インフルエンザによる大規模感染はいつか起きるのだ。

 、
WHO動物由来の人感染新型インフルエンザ大流行警戒度
フェーズ1豚鳥インフルエンザの豚鳥から豚鳥への感染が確認される。ただし、人への感染の危険性は低い。
フェーズ2豚鳥インフルエンザの豚鳥から豚鳥への感染が確認される。ただし、人への感染の危険性が高い。
フェーズ3豚鳥インフルエンザの豚鳥から人への感染が確認される。ただし、人から人へ感染する型のウィルスではない。
フェーズ4豚鳥インフルエンザが突然変異し、人から人へと感染する新型のインフルエンザウィルスが発生する。ただし、集団感染には至らない。
フェーズ5新型のインフルエンザが人から集団へ感染する。ただし、小さな地域限定である。
フェーズ6新型のインフルエンザが世界中で流行する。

豚インフル:「フェーズ4」の場合 政府は対策本部設置

http://mainichi.jp/select/seiji/news/
20090425k0000e010049000c.html?link_id=RSH01

政府は25日午前、米国とメキシコで豚インフルエンザが人に感染したことを受け、WHOが人から人への感染と新型ウイルスが確認された場合に出す「フェーズ4」を宣言した場合は、麻生太郎首相を本部長とする対策本部を設置することを決めた。河村建夫官房長官が明らかにした。

 また、政府は同日午前、首相官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置した。同日午後には全省庁課長級会議を開催し、政府としての対応を協議する。【坂口裕彦】



米とメキシコのウイルス、同一の遺伝子 豚インフル
2009年4月25日13時56分

http://www.asahi.com/international/
update/0425/TKY200904250051.html
  

 【パリ=国末憲人】メキシコで発生した豚インフルエンザの問題で、世界保健機関(WHO)は24日、一部のウイルスが、米国の患者から見つかった豚インフルのウイルスと同一の遺伝子を持つとの調査結果を公表した。現地に専門家を派遣し、警戒を呼びかけている。メキシコ国内の死者は62人に達したという。

 通常、人に感染しにくいはずの豚インフルのウイルスが広範囲に広がったことが確認されたため、感染拡大がいっそう懸念されている。

 WHOが明らかにした発生状況によると、メキシコでインフルエンザのような病気は3月18日に最初に確認され、4月になって急増。メキシコのコルドバ保健相は24日の会見で、23日現在、首都メキシコ市でインフルエンザが疑われる例が1004件報告されたと明らかにした。肺炎が少なくとも854例報告され、そのうち59人が死亡した。WHOによると同国中部サンルイスポトシでは24例報告され、うち3人が死亡。米国国境のメヒカリでは4例が報告されたが、死者は出ていない。

 米疾病対策センター(CDC)は23日、全米で豚インフルエンザ患者が7人報告されたと発表していた。WHOによると、米国ではこのほか、新たに9例の疑わしい例が見つかっている。

 カナダの研究所が分析した結果、メキシコの例のうち18例は豚のA型インフルエンザウイルス(H1N1)と判明。さらに、12例のウイルスは米カリフォルニア州で見つかったウイルスと同一の遺伝子を持っていた。

 通常のインフルエンザはお年寄りや子どもが患う場合が多いが、今回の患者の多くは、普段健康な若者。地域的にも広がりが大きく、予測しがたい事態が起きているのでは、との強い懸念をWHOは抱いているという。

 WHOはメキシコに専門家を派遣するとともに、25日にも緊急会合を開き、対応を協議する。WHOのマーガレット・チャン事務局長は24日、滞在中の米国で米、メキシコ当局者と情報を交換した。

ロイター通信によると、現時点で米、メキシコ両国への渡航を控える呼びかけは必要ないと、WHOはみているという。


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【2009/04/25 21:32】 | 病気流行、パンデミック
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おねえたま
さー やってまいりました 
パンでミック!! 
そろそろ人間ちゃんの時代も終わっちゃうのかな~ 
なーんて言わずにみなさん頑張って監禁されましょう! 

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