高速水着の素材開発で一躍有名となった「山本化学工業」(大阪市生野区)がこの素材「バイオラバー」のベストやベルトなどを東京都千代田区の「壮快薬品」京都駅前店長と「山本化学工業」の子会社のゴム製品販売会社「ハーキュリーズグループ」(大阪市東成区)の社員説明員2人が薬事法違反で逮捕された。

 京都駅前店で開かれた説明会で「がん細胞を抑制する効果や、緑内障や白内障を治す効果がある」と説明するなどし、女性客(44)にベスト2着を約51万円で販売。7月13日には別の主婦(54)にも同様の効能を説明してベルトを約23万円で販売した。ベストは定価35万7000円、ベルトは同28万6650円。しかも2002年から全国14店舗で月1~2回開いていた。いずれも「ハーキュリーズグループ」から説明員が派遣されていた。これでは完全な詐欺商法である。

 ところが、簡単に終わりそうなこの事件が広がってきた。それは子会社「ハーキュリーズグループ」が「山本化学工業」本社と同一の建物にあり、しかも山本化学工業の山本富造社長(50)が子会社の社長を務めていたのだ。山本化学工業は「社員たちは『がんが治る』などということは話していないと認識している」と釈明している。

 でも何と落ちたものだと思ってしまう。

 ハーキュリーグループのホームページでは、

(●は引用者添加)
http://hercules-group.net/biorubber.html

●バイオラバーとは。
炭酸カルシウムを99.7%以上含む高純度の石灰石をベースとし、独自製法のミクロの気泡によるハニカム構造を持ったラバーに、 希少金属を配合し混入することで、人体に有益なバイオウェーブ(遠赤外線)を放射するのが「バイオラバー」です。

●バイオウェーブとは。
東洋では「気」の一種として認知されており、健常者が発しているのと同じ、4~25ミクロンの波長を持つ遠赤外線レベルの波動のことです。 遠赤外線は有機物に接触すると、熱や電気に変換されて、人体に有用な働きがあります。

●日米の臨床医療学会で数多くの正式発表を行いました。
大学や研究機関とタイアップして開発を進め、国内外の医療学会で機能を正式に発表し、2007年2月、米国ガン治療学会(ASCO)に、 治療法開発が、正式承認されました。

●様々なメディアの紹介で大反響。
新聞やTVなどで取材・報道されています。
また出版物ではバイオラバーの第一人者たちが、バイオラバーの確かな機能を、豊富な実証例とともに詳しく紹介されています。



 この中で、「大学や研究機関とタイアップして開発を進め」となっているがこの大学というのは何と近畿大学だったのだ。しかも今年9月28日にはプレスリリースも発表されている。ただし現在は説明もなく消されている。しかしキャッシュがある。

これもいつ消えるかわからないので転載しておく。
 近畿大学はぜひ説明すべきである。

「バイオラバーのがん抑制効果」に新たなメカニズム 近畿大学医学部の研究グループが解明プレスリリース  (2009年9月28日)

近畿大学医学部(大阪府大阪狭山市、学部長:塩均)の研究グループは、山本化学工業株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:山本富造)が開発した医療用素材「バイオラバー」(学術名:活性型ゴムレジン)が持つとされるがん抑制効果について、これまで指摘されてきた「がん細胞に対する直接的効果」とは異なり、生体内における間接的効果によるがん抑制のメカニズムが存在することを解明しました。

研究グループでは、今後の課題として、他の温熱治療との比較検討と、がん発生予防を目的とした研究が必要としており、これらを検証すべく現在、さらなる研究を進めています。詳細な研究成果は、来年4月に開催されるアメリカ癌学会で報告する予定です。

研究を進めているのは、近畿大学医学部の植村天受教授を中心とするグループ。2009年2月から、「バイオラバーによるがん抑制メカニズムの科学的な解明」を目的に、研究を続けてきました。

今回、行ったのは、がんに対してバイオラバーを短期間、暴露使用した場合のがん抑制効果を、培養細胞を使った(In vitro)実験と動物を用いた生体内(In vivo)実験の双方で比較検討する研究です。

通常、このような研究では、培養細胞を使った実験の方が、生体内実験より、その効果がはっきり出る場合が多いのに対し、今回のバイオラバーを使用した研究では、生体内実験(実際の患者治療に近い実験)の方が、圧倒的にがん抑制効果が大きいという、きわめてまれな結果が出ました。

さらに、複数の分析を重ねた結果、短期的には、バイオラバーが生体に影響を与え、宿主(実験で用いられる生体)自身において、間接的にがんを抑制するメカニズムが存在することを、解明しました。

バイオラバーについてはこれまで、遠赤外線(波長4~25ミクロン)を発信することによる温熱作用、すなわち「バイオウェーブ」による、直接的ながん抑制メカニズムの存在が指摘されてきました。しかし、今回、解明されたメカニズムは、生体内における間接的効果によるという点において、まったく異なるメカニズムとなります。

 
これは、生体内で惹起(誘導)された抗がん作用であることから、今後のさらなる研究によって、将来、実際のがん治療やがん予防の臨床応用に発展する可能性を示唆するものであるといえます。

参考資料山本化学工業株式会社について
http://www.yamamoto-bio.com

「バイオラバー」について
http://www.yamamoto-bio.com/health.html


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【2009/10/22 01:28】 | 社会、考えたこと
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