都市部を中心に全国に波及した嵐のような民主党への流れの中で、北陸、四国、中国、九州地方や青森県はアンダードッグ効果、アナウンス効果の一つで選挙予測報道で不利とされた政党(候補者)が、選挙対策本部の引き締めや相手候補の油断により実際の選挙では有利になること、が起き自民党が巻き返しに出た。そのため当初に言われたほど自民党が負けず119議席にとどまった。それでも大惨敗だが。
 そのせいもあって民主党も衆議院の全議席の3分の2を占めるには至らなかった。

2009年8月30日政権交代選挙結果

党名

議席数

小選挙区

比例代表

公示前

民主党30822187115
自民党1196455300
公明党2102131
共産党9099
社民党7347
国民新党3304
みんなの党5234
改革クラブ0001
新党日本1100
新党大地1011
無所属66

-

6

480300180478

 しかも比例では近畿ブロックでは恐れていたように民主党候補が足りなくなり、2議席が自民党の谷畑孝氏と公明党の赤松正雄氏に配分されてしまった。ただしみんなの党も東海ブロックと近畿ブロックで各1議席ずつ足りなくなった。東海ブロックでは民主党の比例41位の磯谷香代子氏に、近畿ブロックでは、自民党の谷公一氏に割り振られた。所帯の小さな、みんなの党としては大誤算だったろう。

(民主党サイトより引用)鳩山代表勝利会見
 さっそく鳩山由紀夫民主党代表は組閣と政権の準備に入った。管直人代表代行の指示により、予算の概算要求は中止された。子供手当や予算の組み替えこそが民主党の政策の骨格でこれは当然のことである。

 なお、自民党は麻生総裁の後継を選ぶ総裁選を9月18日告示、28日投開票の日程で実施する予定だ。28日に党大会に代わる両院議員総会を開き、党所属国会議員200票(衆院119人、参院81人)と各都道府県連に3票ずつ割り当てる地方票(141票)の計341票を争う。

 しかし、9月15日に召集される見通しの特別国会の首相指名選挙で、大敗北した責任者の麻生総裁の名前を書くのに激しいこだわりがありもめ続けている。あまりに長すぎるし現在の任期を満了したいという麻生総理の下心が見え透いているからだ。

 実力者や派閥のトップも巻き返しで小選挙区で、町村信孝氏、伊吹文明氏は落ちたが比例で復活してきた。落選したのは山崎拓氏だけだ。派閥会長は二階俊博氏、高村正彦氏、谷垣禎一氏、古賀誠氏、森善朗氏はしっかり当選した。福田康夫元総理、安倍晋三元総理も当選した。また全閣僚も小選挙区で落ちた人はいるが比例で復活して復帰した。石破農水相も当選。実力者の与謝野馨経済財政担当相も小選挙区では落ちたが、比例で復活した。
 なお元総理では海部俊樹氏だけは落選した。
 それからすっかり忘れていたけど、もうろう会見で世界に日本の恥をさらした中川昭一氏は、当然落選した。この人が通るようなら日本は終わりだ。  

 確かに公示前は300議席でそれが119議席になったので混乱しているが意外に骨格はしっかり残っている。公示前の民主党の115議席よりは少し多いのだ。
 これは民主党の対応や失敗によっては巻き返してくる可能性がある。民主党は油断してはならない。

FC2blog テーマ:衆議院選挙 - ジャンル:政治・経済

【2009/08/31 23:55】 | 政治・経済
トラックバック(0) |  ]