古賀誠自民党選挙対策委員長が、午前中の総務会で「東国原氏を擁立して比例区で票を取りたいと思っていた。自分の浅はかな考えで迷惑をかけた。辞めさせてもらう」と選挙対策委員長辞任を表明して総務会を中座した。
 一報があったときなぜ総選挙前のこの時期にと驚いたが、続報によると自民党総務会で明らかに古賀委員長を的にした「「だれかが責任をとらなければいけない」と執行部の責任を問う声が相次ぎ、東国原英夫・宮崎県知事への出馬要請による党内の動揺も都議選敗北を招いた、との批判も出」て、耐えきれず辞任へと追い込まれたようだ。だからこそ、総務会でも辞任表明に慰留の声や異論は出なかったそうだ。

 新聞記者には、「地方選敗北の責任は幹事長でなく、私にある」、「党内がまとまって、麻生さんが決めた日程に従って選挙をやる」と語ったそうである。

 確かに同じ道路族というだけで、あのような愚かな人物の東国原知事に出馬の声かけをしたのはあまりにお粗末の極みだ。しかし、それは全国を回って自民党崩壊の現実を思い知ったからだろう。

 それに、もはや衆議院選挙で勝てないのを一番わかっていたので、ここで「辞めろ」の声に乗っておいたほうが総選挙敗北の責任問題になるより得策だという計算も働いたのではないだろうか。今辞めなければ古賀さんの政治生命さえ危ういと思ったのでは。

 しかし、自民党はもうだめだ。もはや自壊の過程にある。今、そんな身内の争いをしている時なのか。そんなことさえ分からないのだろうか。

 一方、民主党の安住淳国対委員長代理は国会内で記者団に「総選挙を表明した翌日に選挙責任者が辞任するようでは、政権担当能力どころか政権維持能力がないと言われても仕方ない」と述べた。ごく当然の批判である。

自民・古賀氏、選対委員長を辞任へ 地方選敗北を引責
2009年7月14日12時10分 アサヒコム

http://www.asahi.com/politics/update/
0714/TKY200907140190.html


 自民党の古賀誠選挙対策委員長は14日の党総務会で、静岡県知事選や東京都議会議員選挙などでの与党敗北の責任を取り、委員長を辞任する意向を明らかにした。細田博之幹事長は慰留している。麻生首相が21日にも衆院を解散すると表明したことに反発する声が噴き出すなど、自民党内の混乱は収まらない。

 総務会では、都議選を含む地方選の連敗について「だれかが責任をとらなければいけない」と執行部の責任を問う声が相次ぎ、東国原英夫・宮崎県知事への出馬要請による党内の動揺も都議選敗北を招いた、との批判も出た。

 これに対し、古賀氏が「東国原氏を擁立して比例区で票を取りたいと思っていた。自分の浅はかな考えで迷惑をかけた。辞めさせてもらう」と語り、総務会を中座した。

 古賀氏は細田幹事長らと並ぶ党4役の1人。「地方選敗北の責任は幹事長でなく、私にある」としたうえで「党内がまとまって、麻生さんが決めた日程に従って選挙をやる」と記者団に述べた。

 総務会では、尾辻秀久・参院議員会長も「執行部の責任であり、私も辞める用意がある」と語った。

 古賀氏の辞意について、細田幹事長は記者団に「本人の責任ではない。地方選挙の問題だから総選挙前の辞任はだめだ」と語った。

 古賀氏が、東国原氏に出馬を要請した責任をとって辞任する意向を示したことから、自民党からの東国原氏の擁立は困難な情勢だ。

 一方、同日の党役員連絡会でも武部勤・党改革実行本部長が「会期は28日までなのに、なぜ来週早々解散なのか」と反発。島村宜伸・党総裁特別補佐は「(自民党で)戦いたくないやつは出ていけばいい」と反麻生勢力を批判した。

 その後の党代議士会で、首相が地方選の敗北について「反省と総括が必要だ」と発言。細田氏も議論の場を設ける考えを示したが、中川秀直元幹事長が「解散のあり方について大いに異論がある。民主党を利するような解散はすべきではない。人心の一新が必要で、そのために両院議員総会で議論したい」と述べ、騒然とする場面があった。


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【2009/07/14 18:00】 | 政治・経済
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