前回アップした中川しどろもどろ会見だが、一言も「酩酊」とは使わなかった。画像で見る限り判断がつかなかったのだ。ふだん大酒している人が脳の一時的な障害でああいうことがあるように思ったのだ。

 しかし、釈明会見など見たりすると、病気ではないようだし、しかも内科医の方の説明を見ていると、やはり酩酊会見ではと判断するようになった。

 中川氏は風邪薬を飲みすぎてあのような状態になったと釈明したが、2倍ほど飲んだと言っている。
しかし、内科医の方の話では規定量の5~10倍くらい飲まないとあのようにはならないとのこと。もし少し多めに飲んであのようになるのなら、何という製薬会社のどういう風邪薬をどれだけ飲んだのか明らかにすべきだと要請している。

 しかも16日の記者に囲まれての会見では、G7記者会見前の飲酒については「前の日はパーティーでは飲んだが記者会見の前には飲んでいない」と強く否定した。しかし、午後の衆院財務金融委員会での中川大臣の釈明では、昼食にワインで乾杯して口に含んだ程度と飲んだことを認めた。このときに、かなり飲んだのではという疑いが濃くなってくる。これでは酩酊会見としか思えず、即時辞任すべきだ。
 なぜ、こんな人が金融、財政のトップになっているのか。昨年10月~12月期で3.3%もGDPが落ち込み、年率換算では12.7%で戦後最悪の不況となる状況を呈している。どう思っているのだろう。これだけのことをやらかした中川大臣に、いかに盟友とはいえど続投を命じた麻生総理も本当にどうしようもない。
 一桁しか支持率がないわけが良く分かる。中川泥酔会見はこの内閣の象徴だ。

 国民から見放された内閣の終焉が近付いているのだ

 麻生政権も、いかなる自民党政権にもこの不況対策などできはしない。この世界的な危機の中で、今の世の中の崩壊を国民に隠さずに語り、その上で指導者として新たな道を示してともに歩もうと呼びかけねばならないのだ。

 それが麻生総理や自民党にできるだろうか。だから政権交代をしなければならない。選んだから悪いことがあっても我慢する、などということはない。私たちは、市民が平和で、豊かさを味わえる、一定の平等な基礎の上に立ち、そのうえで努力する者にはそれなりの報酬が与えられる極端な格差のない世の中を求める。

 もし民主党政権が、そういう私たちの願いに反して財界主導の新自由主義を進めて、ダメならどうするか。それなら私たちがやると、国民が立ち上がり新たな政権担当者を内部から生み出すことになる。見ているだけの劇場政治は終わりなのだ。


 

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【2009/02/16 20:55】 | 政治・経済
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 ローマで14日午後に閉幕した先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)の結果報告の記者会見の席上、中川昭一財務・金融担当相は、体調が明らかにおかしい状態だった。時折ろれつの回らない口調がみられた。時差ぼけの影響か、疲労によるものか、様子から見てあるいは病気なのか原因は不明だが、初めて目にしたイタリア人の政府職員からは「彼はどうしたんだ」という声が出た。

 中川氏は、白川方明日銀総裁らと会見に臨んだが、終始眠そうにまばたきを続けていた。そして知覚までおかしくなったのか、白川総裁に対する記者の質問に「何、もう一度言って」と割り込んだり、いきなり強い語調で「どこだ」と質問した記者の位置を確認するなど、周囲もとまどう不自然な態度だった。

 また「アメリカの対策も……、一応……説明を、説明を……受けましたし」と、かなりろれつの回らない遅い口調で語った。しかもこの異状な様子が世界に配信されてしまった。この世界的な経済危機の中でその対応の日本側の責任者の一人であるのに何ということだ。

しかも、質問への回答も、「アジア開発銀行(ADB)に10億ドル(約900億円)の支援をすると約束した」と発言。しかしこれは実際にはしていないことだ。
 無担保コール翌日物金利の誘導目標が0・1%程度である現行の日銀の政策金利についても、「ゼロから0・25(%)ですか。非常に低い状況になっていらっしゃる」と返答した。内容もデタラメだった。

 中川氏は酒好きで知られ、体調管理も言うのはきついが本人の責任である。政治家は結果責任を取らねばならず言いわけが聞かない激務である。

 14日の「G7財政リーダーのミーティングで居眠りしていたようだった」とABC Newsのマット・ジャフィー記者に報告されているように、既に事前からかなり調子が変だったのだ。
 スタッフと話し合い代役を立てることもできただろう。国際的な場でこんな状態でつとまらないのなら引退すべきである。


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【2009/02/16 02:06】 | 政治・経済
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