自民党の二階経済産業相が、西松建設から6,000万円の裏献金をもらっていたことが判明した。しかも政治資金規正法の届け出に一切記載がない裏献金で極めて悪質である。
 しかし、検察リークも、小沢氏の反撃と漆間副官房長官が捜査情報を漏らしたことから、自民にも手をつけざるを得なくなったのでは。しかし、これでも逮捕すらされていない。小沢一郎氏は、記載誤りという段階で公設第一秘書は即逮捕だった。この区別は何なのだ。

 正直動きがあるかと待っていたが遂にない。ほっておく気だ。

 かつて、田中元首相がロッキード事件でのロッキード社からの5億円収賄で逮捕されたとき、立花隆に追及された金権問題でやめているにもかかわらず、闇将軍と言われ、田中派は最大派閥で巨大な権勢を誇っていた。それを逮捕したのだ。このとき、一部では追及の臨時のミニコミを出していて、その中で逮捕した検察の動きを「検察クーデター」と呼んでいた。国粋的な国家防衛という権力機構の意思が働いたと感じられたのだ。もちろんそれがいいとは思わない。これもある意味では危険なことだ。しかし、やがては国民の信頼は集めた。ところが、いまやもっとひどい。自民党・麻生政権の番犬と化したのだ。検察腐敗もここに極まれり、という感じだ。

 こんな、検察権力の乱用があるか。検察の権威はこんなことではしばらくすると地に落ちるだろう。

 それからアメリカの指令で逮捕したなどと書いている人がいる。それはない。何事も多くのアメリカとの関係や財界も含めた権力機構は、それぞれの絡み合いによってなっている。海外の指令などあり得ないのだ。つまりはアメリカとの関係を見て独自に動いたのだ。

 ちなみに、アメリカは、経済的に弱体化したので、覇権体制が維持できなくなり、やがて軍隊を韓国も含めたアジアから長期的には撤退するという観測がある。日本、韓国にそれぞれ任せるという形になる。だから小沢一郎が言ったのもその感触をつかんだということではないか。でも、検察権力としてはそういうことは許せなかったのかな。やはり時の政権の使用人だ、使い走りだ。そう言われても仕方ない状態だ。

 コメントに、小沢一郎が大嫌いなのではと書いておられたが、すぐれたキーマンとしての政治家で過去に権力乱用、「剛腕」とおだてられての失敗などいろいろあったが、いまや社会民主的な経済政策をとる原則を守る政治家だと思う。好きでも嫌いでもない。


二階経産相側を聴取へ 来週にも会計責任者ら
http://www.47news.jp/CN/200903/
CN2009030701000808.html

 西松建設の巨額献金事件で逮捕された同社前社長国沢幹雄容疑者(70)が、東京地検特捜部に対し、小沢一郎民主党代表側や二階俊博経済産業相側などへの献金工作の実態を詳細に説明していることが7日、関係者の話で分かった。

 二階経産相側が、同社のダミーとされる政治団体によるパーティー券購入などについて違法と認識していた疑いもあり、特捜部は来週にも、政治資金規正法違反の疑いで経産相側政治団体の会計責任者らから事情を聴く方針を固めた。

 西松建設関係者が自民党の有力国会議員側を名指しして「10年以上にわたり総額6000万円前後の現金を渡していた」と裏献金を供述していることが、既に判明。この有力議員は二階経産相で、特捜部は慎重に裏付けを進めている。

 二階経産相は共同通信の取材に「全く知らない。なぜ、そんな話が出るのか」と全面否定している。



自民有力議員側に6千万円 裏献金、西松関係者が供述(共同通信 3月7日)
http://www.47news.jp/CN/
200903/CN2009030601001177.html

西松建設の巨額献金事件に絡み、同社関係者が東京地検特捜部の調べに対し「自民党の有力国会議員側に、10年以上にわたり総額6000万円前後の現金を渡していた」という内容の供述をしていることが6日、関係者の話で分かった。

原資は同社が捻出した裏金で「(議員側の政治団体などの)収支報告書には記載されていない」とも供述したとされる。政治資金規正法に違反する可能性もあり、特捜部は慎重に調べを進めている。

西松建設の献金事件で、裏献金の存在が明らかになったのは初めて。

議員は共同通信の取材に「全く知らない。なぜ、そんな話が出ているのか」と否定した。

関係者によると、議員への資金提供を認めた西松建設関係者は「10数年前から最近まで、自民党有力議員側に年間約500万円、総額6000万円前後の現金を提供していた。議員本人と1対1の場で渡したこともあった」と供述したとしている。

議員が代表を務める資金管理団体などの2004年-06年の収支報告書には、こうした資金提供に関する記載はなく、関係者は、これ以前の報告書にも記載がないとしている。

収支報告書の不記載罪には、5年以下の禁固、100万円以下の罰金が科せられる。これまで、自民党旧橋本派の政治団体「平成研究会」の1億円献金隠し事件で、平成研の元会長代理の村岡兼造元官房長官が04年に在宅起訴され、禁固10月、執行猶予3年の有罪判決が確定したケースがある。


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【2009/03/08 23:30】 | 政治・経済
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 小沢代表への集中攻撃がされているため、小沢代表に灰色部分があることは認めるものの、辞職の勧めは3月5日1時10分に撤回しました。下記エントリ参照。
http://isiki21.blog45.fc2.com/blog-entry-186.html


 小沢一郎民主党代表の公設第一秘書逮捕は大きなショックだった。このタイミングはもちろん国策捜査の意味が濃い。しかし、西松建設の政治献金の疑惑は冤罪ではない可能性が高いから小沢一郎代表はきっぱりと民主党代表を辞めるべきである。後任はただちに議員総会で決めるべきである。

 小沢辞職に伴い、千載一遇の機会を狙って麻生総理が解散に打って出るだろう。民主党は正々堂々と戦うべきである。
 小沢一郎はやはり総理としては問題も多いのだ。今回のことは確かに民主党には打撃だが、それを乗り越え新たな波を起こし政権を奪い取ってほしい。今度は麻生総理始めすっかり油断すると思うからだ。

 検察の中でも東京地検などの政治姿勢というのは、国粋主義的な国家防衛に走る面が強い。そのため事実関係をストックしておいていざというとき使うのだ。古くは田中角栄、最近では佐藤優、鈴木宗男逮捕でも国家関係を憂慮してという色彩が強い。佐藤優の時は取調官が「国策捜査」だと認めたと自著に書いてあるが真偽は分からない。この件は、まちがいなく、第七艦隊発言とヒラリー・クリントン国務長官との会談を一回は断ったことが大きいと思う。

 だが、どうしても事実であることは間違いないだろう。政治改革をずっと言い続けた小沢一郎だからこそ、この事実はインパクトが強いのだ。

民主・小沢代表の公設第1秘書を逮捕…東京地検
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/
20090303-OYT1T00743.htm?from=nwla

 準大手ゼネコン「西松建設」(東京都港区)が、OBを代表とする二つの政治団体を隠れみのに国会議員らに企業献金をしていた問題で、東京地検特捜部は3日、小沢一郎・民主党代表の資金管理団体「陸山会」の会計責任者で小沢氏の公設第1秘書、大久保隆規容疑者(47)を政治資金規正法違反(虚偽記入、企業献金の受領など)容疑で逮捕した。

 また、同社前社長・国沢幹雄被告(70)(外国為替及び外国貿易法違反罪で起訴)ら2人を同法違反(企業献金など)容疑で逮捕した。海外で捻出(ねんしゅつ)した裏金を国内に持ち込んだことで発覚した同社の一連の疑惑は、政界を巻き込む事件に発展した。

 ほかに逮捕されたのは西松建設元取締役総務部長・岡崎彰文容疑者(67)。特捜部は同日午後、小沢氏が代表者を務める資金管理団体「陸山会」(港区)の事務所を捜索した。

 陸山会が献金を受けていた政治団体は、同社が1995年に設立した「新政治問題研究会」と98年に設立した「未来産業研究会」。それぞれ同社の別のOBが代表を務め、2006年に解散した。

 発表などによると、大久保容疑者は03~06年、両団体名義で計2100万円の寄付を受けたが、実際は西松建設からの寄付だと知りながら、陸山会の政治資金収支報告書には、両団体からの寄付であると虚偽の記載をした疑い。国沢被告、岡崎容疑者は06年10月頃、西松建設からの献金なのに、新政治問題研究会の名義を使い、陸山会に100万円の企業献金を行った疑い。

 同社関係者らによると、2団体には、西松建設の社員やその家族が入会し、会費を払っていたが、同社が賞与にその分を上乗せして補填(ほてん)。大口の献金先や金額も、同社の総務・経理部門を統括する管理本部の本部長が決定していた。こうした仕組みを発案したのは、当時、同本部(旧事務本部)の本部長を務めた国沢被告だった。(後略)
(2009年3月3日20時22分 読売新聞)


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【2009/03/03 23:55】 | 政治・経済
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愛てんぐ
奈良さん、皆さん、こんにちは

私は見解が違います。
政治資金報告書の虚偽記載はこれまでも多数ありましたが、逮捕の前例は皆無でした。
企業献金と分かれば、政党支部を窓口にできるので、個人で受けて危険を冒す必要がありません。
政権交代させたくない勢力(官僚、自公政権、アメリカ)の謀略と考えるのが自然です。
自民党議員への捜査もあり、政治不信がさらに高まり、官僚の重要性が増します。
政権交代すれば、実質的支配者の官僚は政治家の下に下ります。
実質上、日本の最高権力に位置する高級官僚のミニクーデターと思います。
逮捕だけで相当のダメージを与えるのに成功しました。
辞めると非を認めたことになり、完全に術中にはまってしまいます。
辞めずに公権力と戦うべきです。
政権交代して、官僚支配を覆さなければなりません。

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