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 菅家さんの再審開始が決定した。それはいいのだが、取り調べの問題点や冤罪を作られる過程、警察の問題点などの検証を求めていたのに、東京高裁は何もせずただ再審を開始してしまった。

 そんなごまかしをしていたら何度でも同じことが繰り返される。

 当初は八海事件のように戦後の混乱の中で冤罪は起こってそれで戦前の非民主的な警察体制が残存してそのせいだと信じられていた。

 ところが、島田ラジオ商事件のようにそうでない冤罪が出て警察の構造的な問題であることが判明した。その後も狭山事件、名張毒葡萄酒事件、土田ピース缶爆弾事件、甲山事件、志布志事件と、続々と冤罪事件は作られる。それなのに警察と法務省は逃げ回り何もしようとしない。

 これは菅家さん側が求める努力などしなくてもいい問題で、本来は国会などで第三者委員会や独立検察官などおいて率先して追及すべき問題だ。

 こういう場合の取り調べは、まず、強制迎合自白で、強制されて抑圧されて認めてしまい取調官相手に迎合してしまう。その後は当然知らないわけなのに捜査官が誘導する。「それは違うんじゃないか」「そうかな」とか捜査官がうその自白なのに事実関係を補強するのだ。

 菅家さんも、死体発見現場で「ここだ」と言うと、捜査官が「いや違う、もっと先だろう」と案内して菅家さんがそこが現場だと証言したことになってしまった。

 始めから犯人だと決めつけているから、全部思い込みと誘導で犯人にしてしまうのだ。菅家さんはまず犯行を認めたとき、抵抗できない自分が悔しくて泣いたそうだ。それも犯行を悔いて泣いたと解釈してしまう。

 それにたとえば連続殺害事件で起訴保留となった件で、昼12時から13時までしか休みがなくこの時間内で殺害したと自白までしたBちゃん殺害事件で、当日14時にBちゃんのNさん目撃証言があるとわざわざNさんのところに行き調書を無理強いして偽造修正してしまう。それがばれるとまずいので不起訴処分にする。とにかく犯人をスムーズに逮捕し自白させ起訴することだけが優先されて、事実は後回しで、そのためにいろいろ証拠偽造までしてしまうのだ。これでは冤罪が絶えないわけだ。
 そのうえDNA検査は、菅家さんとの型も違うし、もともと服に付いた体液と管家さんのDNAは同一でないというグラフまで出ており、はっきりしているのに、検査官自体が警察に迎合して、同じだとしてしまう。寄ってたかって冤罪を作っている形なのだ。

 自分と関係がないと思う人は、江川紹子さんのサイトの菅家利和さんのインタビューを見てほしい。警察が職場に来たため突然解雇されたのにその理由を問いただすこともできないような気の小さい普通の人なのだ。
「足利事件・菅家さんインタビュー」
http://www.egawashoko.com/c006/000290.html

 ある日突然家に警察が押し入ってきて、「子供を殺しただろう」と決めつけ「やってない」というと突然思い切り肘打ちでガラス戸に倒されガラスが割れる。そのまま強制的に対保証もないのに警察署に連れて行かれそれで何を言っても聞いてもらえず気の小さい管家さんは絶望して言いなりになってしまう。

江川紹子さんのサイトではほかにも、
「足利事件3 誰に最も責任があるか」 で、裁判官の責任を問うている。
http://www.egawashoko.com/c006/000292.html 
 裁判官は、最高裁で弁護側のDNA鑑定を示して、科警研鑑定のそのおかしさを申し立てたが、無視して上告から5年半もかけて何もせず上告を棄却して無期懲役刑を確定させた。最高裁の亀山継夫裁判長と、河合伸一、福田博、北川弘治、梶谷玄ら4裁判官は本当におかしい。

 足利事件の問題点を詳しく解説している。普通の気の小さい人が巻き込まれる状態をどうしたらいいか。
「足利事件から学ぶこと」
http://www.egawashoko.com/c006/000289.html

 真の謝罪となぜ起こったのか解明のために
「足利事件2 真の謝罪のために」
http://www.egawashoko.com/c006/000291.html

とにかく取調べをまともにして冤罪を防ぐために、
●取り調べには弁護士同席を義務付ける。
●代用監獄、警察署内の簡易留置場での拘留は冤罪の元凶であり廃止して必ず拘置所に収監する。
●冤罪捜査特別検察官を国会の手で任命して原因を捜査する。

 以上をただちに改正制定するように。

6月4日、プレスクラブ記者会見、55分 無料放送中
http://www.videonews.com/asx/
press/090604_sugaya_300.asx
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【2009/06/23 23:50】 | 政治・経済
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愛てんぐ
奈良さん、皆さん、こんばんは

朝日新聞でも、NHKのクローズアップ現代でも、DNA鑑定は精度が低い(800人に1人の確率)ことに問題があったと言っています。
しかし、それは真実ではありません。真実を伝えたくなかったのでしょう。
本田教授は当時の鑑定方法で鑑定し直すと、科警研とは全くちがうDNA型が出てきました。
科警研のDNA鑑定は出鱈目だったということです。
鑑定を読み取ることができない、鑑定する技術に達していなかったと思います。
恐らく、数年間は鑑定は間違っていたでしょう。
その当時の鑑定はやり直さなくてはなりません。
飯塚事件など、取り返しがつかないことが分かってくるでしょう。
だから、裁判所も蓋をしたいのでしょう。

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