天皇は23日、80歳、傘寿の誕生日を迎えられた。
誕生日を前に皇居・宮殿で行われた記者会見の全文は次のとおりです。
NHKニュースウォッチ9では、戦争の惨禍から「平和と民主主義を守るべき大切なものとして日本国憲法を作った」と指摘したことも、「今後とも憲法を順守する立場に立つ」との決意の言葉も一切無視し隠して報道した。このことに厳重に抗議する。

(宮内記者会代表質問)
●(問1)
陛下は傘寿を迎えられ、平成の時代になって、まもなく四半世紀が刻まれます。
昭和の時代から平成の今までを顧みると、戦争とその後の復興、多くの災害や厳しい経済情勢などがあり、陛下ご自身の2度の大きな手術もありました。
80年の道のりを振り返って、特に印象に残っている出来事や、傘寿を迎えられたご感想、そしてこれからの人生をどのように歩もうとされているのかお聞かせください。

(天皇陛下)
80年の道のりを振り返って、特に印象に残っている出来事という質問ですが、やはり最も印象に残っているのは先の戦争のことです。
私が学齢に達したときには中国との戦争が始まっており、その翌年の12月8日から、中国のほかに新たに米国、英国、オランダとの戦争が始まりました。
終戦を迎えたのは小学校の最後の年でした。
この戦争による日本人の犠牲者は約310万人と言われています。
前途にさまざまな夢を持って生きていた多くの人々が、若くして命を失ったことを思うと、本当に痛ましいかぎりです。
戦後、連合国軍の占領下にあった日本は、平和と民主主義を、守るべき大切なものとして、日本国憲法を作り、さまざまな改革を行って、今日の日本を築きました。
戦争で荒廃した国土を立て直し、かつ、改善していくために当時のわが国の人々の払った努力に対し、深い感謝の気持ちを抱いています。
また、当時の知日派の米国人の協力も忘れてはならないことと思います。
戦後60年を超す歳月を経、今日、日本には東日本大震災のような大きな災害に対しても、人と人との絆を大切にし、冷静に事に対処し、復興に向かって尽力する人々が育っていることを、本当に心強く思っています。
傘寿を迎える私が、これまでに日本を支え、今も各地でさまざまに、わが国の向上、発展に尽くしている人々に日々、感謝の気持ちを持って過ごせることを幸せなことと思っています。
すでに80年の人生を歩み、これからの歩みという問いにやや戸惑っていますが、年齢による制約を受け入れつつ、できるかぎり役割を果たしていきたいと思っています。
80年にわたる私の人生には、昭和天皇をはじめとし、多くの人々とのつながりや出会いがあり、直接、間接に、さまざまな教えを受けました。
宮内庁、皇宮警察という組織の世話にもなり、大勢の誠意ある人々がこれまで支えてくれたことに感謝しています。
天皇という立場にあることは、孤独とも思えるものですが、私は結婚により、私が大切にしたいと思うものを共に大切に思ってくれる伴侶を得ました。
皇后が常に私の立場を尊重しつつ寄り添ってくれたことに安らぎを覚え、これまで天皇の役割を果たそうと努力できたことを幸せだったと思っています。
これからも日々、国民の幸せを祈りつつ、努めていきたいと思います。

●(問2)
両陛下が長年続けられてきた「こどもの日」と「敬老の日」にちなむ施設訪問について、来年を最後に若い世代に譲られると宮内庁から発表がありました。
こうした公務の引き継ぎは、天皇陛下と皇太子さまや秋篠宮さまとの定期的な話し合いも踏まえて検討されていることと思います。
現在のご体調と、こうした公務の引き継ぎについてどのようにお考えかお聞かせください。

(天皇陛下)
「こどもの日」と「敬老の日」にちなんで、平成4年から毎年、子どもや老人の施設を訪問してきましたが、再来年からこの施設訪問を若い世代に譲ることにしました。
始めた当時は2人とも50代でしたが、再来年になると、皇后も私も80代になります。
子どもとはあまりに年齢差ができてしまいましたし、老人とはほぼ同年配になります。
再来年になると皇太子は50代半ばになり、私どもがこの施設訪問を始めた年代に近くなります。
したがって再来年からは若い世代に譲ることが望ましいと考えたわけです。
この引き継ぎは体調とは関係ありません。
負担の軽減に関する引き継ぎについては、昨年の記者会見でお話ししたように、今のところ、しばらくはこのままでいきたいと思っています。

●(問3)
ことしは五輪招致活動を巡る動きなど皇室の活動と政治との関わりについての論議が多く見られましたが、陛下は皇室の立場と活動についてどのようにお考えかお聞かせください。

(天皇陛下)
日本国憲法には「天皇は、この憲法の定める国事に関する行為のみを行ひ、国政に関する権能を有しない。」と規定されています。
この条項を遵守(じゅんしゅ)することを念頭において、私は天皇としての活動を律しています。
しかし、質問にあった五輪招致活動のように、主旨がはっきりうたってあればともかく、問題によっては、国政に関与するのかどうか、判断の難しい場合もあります。
そのような場合はできるかぎり客観的に、また法律的に、考えられる立場にある宮内庁長官や参与の意見を聴くことにしています。
今度の場合、参与も宮内庁長官はじめ関係者も、この問題が国政に関与するかどうか一生懸命考えてくれました。
今後とも憲法を遵守する立場に立って、事に当たっていくつもりです。

●(関連質問)
質問させていただきます。
先日、陛下は皇后さまとインドを訪問され、日印の友好親善をさらに深められました。
53年ぶりとなったインド公式訪問の御感想をお聞かせ願うとともに、国際友好親善に際して陛下が心掛けていらっしゃることについても併せてお聞かせください。

(天皇陛下)
このたびのインドの訪問は、インドとの国交60周年という節目の年にあたっておりましてインドを訪問したわけです。
インドを初めて訪問しましたのは当時のプラサド大統領が日本を国賓として訪問されたことに対する答訪として、昭和天皇の名代として訪問したわけです。
当時は、まだ国事行為の臨時代行に関する法律のない時代でしたから、私が天皇の名代として行くことになったわけです。
当時のことを思い起こしますと、まだインドが独立してまもない頃、プラサド大統領は初代の大統領でしたし、これからの国造りに励んでいるところだったと思います。
ラダクリシュナン副大統領は後に大統領になられました。
それからネルー首相と、世界的に思想家としても知られた人たちでしたし、その時のインドの訪問は振り返っても意義あるものだったと思います。
そして、私にはそれまでヨーロッパと中国の歴史などは割合に本を読んだりしていましたが、その間に横たわる地域の歴史というものは本も少なく、あまり知られないことが多かったわけです。
この訪問によって両地域の中間に当たる国々の歴史を知る機会に恵まれたと思います。
今度のインドの訪問は、前の訪問の経験がありますので、ある程度、インドに対しては知識を持っていましたが、一方で、日本への関心など非常に関心や交流が深くなっているということを感じました。
ネルー大学での日本語のディスカッションなど日本語だけで非常に立派なディスカッションだったように思います。
また、公園で会ったインドの少年が、地域の環境問題を一生懸命に考えている姿も心に残るものでした。
そういう面で、これからインドとの交流、また、インドそのものの発展というものに大きな期待が持たれるのではないかという感じを受けた旅でした。

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【2013/12/24 16:08】 | 政治・経済
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 「きっこのブログ」を見て愛川欣也さんが創価学会員だと間違えられて「きっこのブログ」にまで書かれていたと初めて知りました。そして愛川欣也さんのホームページに下記の号外が掲載されていました。それできっこさんも間違いを知ったのです。

 私は、ブログを本格的に初めて2ヶ月ちょっとで、前のエントリを知らないし、愛川さんが次の「マガジン九条」”この人に聞きたい”にも登場した反戦と平和と護憲を語る人であることを知っていたので間違いはしません。しかし、誤報が広がっているようなので、ぜひこのことを知っていただくためにこのエントリを書きました。
http://www.magazine9.jp/interv/
aikawa/index.html


 愛川欣也さんは創価学会員ではありません。



http://www.aikawakinya.com/

僕は創価学会の会員ではありません。

YOUTUBEというサイトにアップされている画像を見てびっくりしました。

「創価学会に入信した有名人リスト」の中で、愛川欽也がなんと写真入りで出ているじゃないですか!
僕は一度も入会したこともないのに、この画像では「退会された方も載っていることがある」と、意味不明のことも言っております。
僕は一度も入会しておりませんので、退会も変です。
僕にとっては迷惑なことです。学会も迷惑だと思います。
僕はこのサイトの方へ訂正して削除をするように連絡します。学会もそうして下さい。
削除されないと、黙認しているのかと思ってしまいます。僕にとっても、学会にとっても困ることだと思います。
友達に聞きましたら、その他いろいろなサイト、「きっこのブログ」などにも、同じような情報がたくさん出ています。

もう一度言います。

僕は創価学会の会員ではありません」

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【2009/03/02 03:50】 | タレント・芸能人
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 麻生総理が、正直オバマに会いに何しにいったのだろうと思う。昼食も無しに1時間。この無しというのは、実は日米会談後に米有力テレビの、ABCテレビなど3大ネット、CNN、FOXの夕方と日曜日のニュース番組のキャスターたちと、昼食懇談会をするためだった。テレビ関係者より格下だったのだ。
 この異様な冷たさは、こんなに支持率が低くて総選挙による国民の信託も受けていないしだいいち選挙を逃げ回っている外国首脳と大々的な形で会談すると自分の支持率や人気にも響くからだろう。

 アメリカにとっては何とかこの不人気首相を利用してやろうという魂胆しかない。そのくせ、「アフガニスタン」戦争、「ドル信任、基軸通貨維持」と言いたいことを言われて約束してきたようだ。本当に馬鹿じゃないのか。

 ところが、朝日新聞では、「異例の厚遇」だと書いている。なにがだ、どこがだ。もう本当に朝日新聞を取るのはこんどからは止めようかと思う。

 気になるのは、アフガニスタンで
「◇日本がアフガン安定化への支援を強化、加速。
 大統領 これまでの支援に感謝。開発、治安分野、インフラ整備などやることは多い。日本の積極的な役割を歓迎。」
となっている。しかし、これでは「治安分野」を「積極的な」協力となると、直接戦闘以外のアフガニスタン戦争のほとんどということになる。そのうえに「開発」、「インフラ整備」まで。

 このような形で、事実上のほぼ戦闘区域のみの国で、ここまで踏み込んで「積極的協力」を求めたのはアメリカ大統領では初めてではないか。
 ブッシュ政権下で2005年1月までのアミテージ元国務副長官が以前から提唱していたように、日本を英国と同様の戦争パートナー化させる構想はあったが、日本により協力させる民主党政権下で遂にそれを現実に求めてきたのではないか。これは非常に危険である。

  そのうえ、ドル基軸通貨維持まで、かなりのことを要求している。具体的には何か。ドルの基軸通貨としての信任なら米国債を買えということなのだろうか。

 新しい世界を見据えた日本の政策が必要でアメリカ追随では済まなくなったのだ。

 ただ人気取りしか考えていない麻生首相にはこんなことはわからないか。

日米首脳会談:要旨
 (日本側説明に基づく)

http://mainichi.jp/select/world/news/
20090226ddm007030103000c.html


 ■日米同盟

 ◇在日米軍再編の着実な実施を含め、日米同盟の一層の強化で合意。
 オバマ米大統領 日米の友好関係は米国に極めて重要。大統領執務室を訪ねる初の外国賓客が首相なのは、このためだ。日米同盟は東アジアにおける安全保障の礎石で、私の政権として強化したいものだ。世界中の問題で連携する機会がある。日本は気候変動からアフガニスタン問題に至るまで、偉大なパートナーとなってきた。

 麻生太郎首相 最初の公式な賓客として招待いただき、感謝する。世界第1位、2位の経済大国である日米が手を携えて取り組まなければならない。

 ■経済・金融

 ◇日米が取り組むべきは金融、世界経済との認識で一致。基軸通貨であるドルの信認維持が重要。国際金融システムの安定化、成長促進のため協力の加速で一致。
 首相 世界貿易機関(WTO)の多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)の早期妥結に努力する。日米経済対話の新たな枠組みの検討を進めたい。

 大統領 日本、中国など大規模な経済を持つ国は内需拡大をしてもらいたい。

 ■北朝鮮

 ◇6カ国協議で、検証可能で完全な北朝鮮の非核化実現のため協力。(弾道ミサイル発射など)北朝鮮は緊張を高める行動を取るべきではないとの認識で一致。
 首相 拉致、核、ミサイルなど諸懸案の包括的解決が重要。

 大統領 同意する。日米間の緊密な連携が重要だ。

 ■アフガニスタン

 ◇日本がアフガン安定化への支援を強化、加速。
 大統領 これまでの支援に感謝。開発、治安分野、インフラ整備などやることは多い。日本の積極的な役割を歓迎。

 首相 アフガンだけでなく、隣国パキスタン、イランという地域的広がりをもって取り組むのが重要。

 ■環境・エネルギー

 ◇日本が目指す低炭素革命と、クリーンエネルギーを重視する米国の経済再生策は方向性を共有すると確認。クリーンエネルギーに関する日米協力を具体化させる協議を開始。(温室効果ガス削減のための)13年以降の枠組み構築に向け、緊密な連携で一致し、25日に日米実務協議を始める。
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 ◇麻生首相会見要旨
 オバマ大統領は、一緒に手を携えていける、信頼に足る指導者との印象を受けた。会談は率直で内容あるものだった。今後も率直に話し合えると感じた。

 会談は景気対策、経済問題が中心。北朝鮮の拉致・核問題、アフガニスタン問題も話した。大統領はエネルギー、気候変動に極めて関心が高く、提案もいろいろあった。

 北朝鮮の弾道ミサイル発射は初動が大事。発射された場合、各国の対応を話した。オバマ大統領は、拉致問題をよく知っており、大統領の方が多く述べた印象だ。

 (内閣改造は)今の時点で考えていない。


政権浮揚、期待できず=日米首脳会談、自民にも厳しい声 (時事通信  02月25日)

麻生太郎首相とオバマ米大統領との日米首脳会談について、政府・自民党内では25日、「非常に意義深い」(河村建夫官房長官)などと評価する声が相次いだ。しかし、与党からは「形だけでは政権浮揚にもならない」と厳しい声も出ている。日米首脳の緊密な関係をアピールして失地回復を狙った首相だが、思惑は空振りに終わったようだ。

外務省幹部は記者団に「ホワイトハウスの最初の客として迎えられ、日米同盟強化を確認できた。サプライズはなかったかもしれないが、よかった」と成果を強調した。公明党の北側一雄幹事長も記者会見で「米国のジャパンファーストの姿勢が示された。世界的な課題に対して重要なパートナーとしての協力関係を確認し、非常に意味があった」と評価した。
 しかし、首脳会談と大統領の施政方針演説が同じ日で、米メディアの関心もほとんどがオバマ演説。両首脳の昼食会や共同記者会見は行われず、「強固な日米同盟」を十分に世界に発信することはできなかった。

自民党内からは「国民に伝わらない」「アピールがいまいちだ」との声が相次いだ。党幹部の1人は「これまでの失点が大き過ぎて、今回の訪米も起死回生の一打にならない」と指摘した。
 一方、野党は「国民の支持の低い首相が大統領と対等の話し合いができたのか」(鳩山由紀夫民主党幹事長)などと酷評。同党の山岡賢次国対委員長もCS放送の番組収録で「(米国は)『基軸通貨ドルの信認維持』を日本に言わせるため、首相を一番先に呼んだ。特に米国債を日本にはしっかり買ってもらおうということだ」などと指摘していた。 


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【2009/02/26 17:14】 | 政治・経済
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