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 北朝鮮が、今日25日午前9時50分頃、2回目の地下核実験を実施した。2006年10月9日第1回地下核実験以来の再開であり、もちろん世界の手を振りきってである。支援国の中国やロシアの意向も無視している。

 まず、北朝鮮の主要な課題である米国との関係進展がオバマ政権に代わっても進まないことへの失望があると思われる。4月5日のロケット発射でも変わらないので次の手を打った。
 それと盧武鉉前大統領の自殺で国内が動揺し世論が分裂した韓国への揺さぶりという戦略があると思われる。
 また金正日委員長の健康不安により弱体化した国内政治体制を引き締める意味もあるように思う。

 2006年の第1回の実験の規模は4キロトンの予定が1キロトンに終わり不完全燃焼して失敗したといわれている。しかし今回は韓国気象庁の観測によると咸鏡北道吉州付近でマグニチュード(以下Mと省略)4.5を観測した。前回はM3.8で、マグニチュードは0.2で2倍になるので約3.5倍ということになる。すると4キロトンに成功したことになる。核技術がより高度化したのは間違いない。

 これは、麻生政権のマスゴミと一体化した情報謀略政治が新たに展開されるだろう。ちゃんと立ち向かう必要がある。

 北朝鮮の個人崇拝政治体制は金正日後はそんなに保たないと思うからだ。
 息子たちへの後継が問いざたされるが、金正日は早い段階で父親の金日成の権限の一部を継承し、「党中央」という名称で文書にも指導者として名を残し党内で重きを置かれていた。そんな跡がまるでない息子たちに、突然個人崇拝の指導者として継承するのはあまりに困難である。

 それを十分理解し、韓国、北朝鮮との理解と今後の関係、制裁と対話の交渉を進めるべきなのだ。
 北朝鮮は瀬戸際外交として小国なりにみごとな外交術を展開してきた。確かに国民生活を窮乏化させ、先軍政治の下個人独裁を維持してきたが、それなりの国家のポリシーというものがある。

 こんど拉致被害者家族連絡会の元事務局長の蓮池 透氏が、以前の単純な制裁と圧力のみの姿勢から交渉も混ぜた対応にすべきだと転換して著書『拉致―左右の垣根を超えた闘いへ』を出版して大きな話題をよんでいる。これには一理あると思うのだ。

 北朝鮮をはじめとして、米国、中国などいずれも一筋縄ではいかない国だ。外交には強弱ないとすすまない。懐の深さと妥協点を見つけるずるさが必要で、日本人は外交を知るべきなのだと思う。敵対だけでもダメだし、アメリカ相手のように信用し依存するだけでも何も進まない。平和とは交渉と妥協の中からしか生まれないのだ。

 日本人は平和主義でやってきて外の風にあって慌てふためいているのかもしれない。だが世界のシビアさというものを知り、その中でどう生きて付き合うかをもうそろそろ学び始めたほうがいい。単純に中国や韓国などを侮辱するバカげた姿勢も改めたほうがいい。単に隣国と付き合えない馬鹿国民というのにすぎないのだ。北朝鮮はもっと嫌な国だが相手も同じに思っていることだろう。外交は一筋縄ではいかないのだ。

  これは日本中麻生政権とマスゴミに煽られてヒステリー状態になるのではと心配している。
 日本人が戦後作り上げてきた平和への思想をもっとしたたかに生まれ変わった形で受け継ぎたい。実はヒステリックに言っているような人でも怖いことに元の平和ナイーブ主義者だったりする。
 平和とは自然に訪れない。あらゆる国とそこの人たちの調整の中にある。だからといって軍事狂に突如なられても困るわけだ。

 ヨーロッパでは宗教皆殺し戦争の中でこれではみんな全滅だと平和への協議が始められた。ヨーロッパではみんな神の名の下に自分たちが絶対正義だと果てしない殺し合いを続けてきた。それをやめるため、純粋なものではなくてもその神の名による血みどろの戦いの中から話し合いと調整による平和が生まれた。
 日本も戦前には神の国の下に人殺しと侵略をやってきたので平和を話し合いで作るアプローチがありうると思う。

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【2009/05/25 17:45】 | 政治・経済
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えん
核実験にミサイル数発

これ全部 日本の外交力が低い

挙句 北朝鮮を 意味不明に

刺激しすぎたせいだろうな。

って思ってしまう私。

なんだか、中国や韓国に

白い目で見られてる感じがしてヤダナァ。。 
もちろん北朝鮮・・の次元の低さ も 
腹たちますけどね。

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