上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

政治資金問題を巡る政治・検察・報道のあり方に関する第三者委員会」が報告書を民主党に提出した。
本篇(623kb):
政治資金問題を巡る 政治・検察・報道のあり方に関する 第三者委員会 報告書
2009 年 6 月10 日(pdf ファイル)

資料篇(2,228kb):
政治資金問題を巡る政治・検察・報道のあり方に関する第三者委員会 報告書
資料編
2009 年 6 月10 日(pdf ファイル)

はじめに 当委員会の目的と課題
第1章 検察の捜査・処分をめぐる問題
 所管省である総務省に聞いても政治資金の記載についてきちんとした回答が得られない。その中で検察が法律解釈を勝手に変更する形となっている。
 また「新聞等では、これらの政治団体から寄附を受領した側の政治資金収支報告書には、これらの政治団体の所在地として「西松建設の本社所在地」が記載されている場合が多かったと報じられており、それは、寄附を受領する側が、実質的に西松建設と一体の団体と認識していたことを示しているだけでなく、両者の実質的に一体の関係が、関係者の間では既に周知の事実であったことを示している。」と容易に知りうるもので巧妙に隠していたと言うことを否定した。
 重大な政治的影響を生じさせた検察は大きな説明責任を負っている。


第2章 政治資金規正法のあり方について

第3 章 検察・法務省のあり方について
 任意聴取に応じた大久保秘書をそのまま逮捕する。この対応は疑問である。

第4 章 報道のあり方について

 検察のリークと見られる報道一色であった。

第5 章 政党の危機管理の観点からの分析
 国策捜査だと述べるのは司法介入だと見られかねない。
 政治家小沢個人と、政党である民主党が会見場所も政党本部の同一場所で行われ判然としなくなった。
 峻別して個人事務所ですべきだった。


第6 章 政治的観点から見た民主党の対応
 臨時代表を選出するなどすべきで、対応が不十分だった。代表に不測の事態が生じたときの体制をあらかじめ決めておくべきである。

おわりに
(補論)本件政治資金問題に関連する法解釈及び事実関係についての検討結果
【委員一覧】
飯尾潤(座長) 政策研究大学院大学教授
郷原信郎(座長代理) 名城大学教授、弁護士
櫻井敬子 学習院大学教授
服部孝章 立教大学教授

 郷原さんの影響が強いなと思う。しかし、国策捜査と述べないで、というのはとても了解できない。

スポンサーサイト

FC2blog テーマ:民主党 - ジャンル:政治・経済

【2009/06/12 01:25】 | 政治・経済
トラックバック(0) |  ]
 小沢全体表の大久保秘書は西松事件で政治資金規正法のとおり献金先を記載したのに東京地検特捜部に逮捕され、この三ヶ月間の間拘留されていました。しかし東京地裁は今日25日に保釈金1,500万円で保釈の決定をいったん下しました。大久保秘書側は即日納付しましたが、検察は同地裁に準抗告と保釈の執行停止を申し立てました。東京地裁はこれに対し改めて判断することになりました。

 西松建設の献金問題では西松の前社長の國澤幹雄氏(70)の初公判が来月19日に東京地方裁判所で開かれることになっていますが、大久保秘書については、裁判の日程がまだ決まっていません。

 さいたま市長選で民主党埼玉県連が支持した前県議の清水勇人候補が、現職の相川宗一氏(66)や前自民衆院議員、中森福代氏(59)を押しのけて圧勝したように首都圏大都市部でも地方でも自公政権側はすでに見放されています。

 それを麻生政権は何とか謀略政治と検察弾圧で乗り切ろうとしています。その悪あがきが出ました。
 大久保秘書が釈放されて西松事件について語るとき検察の問題点が大きくクローズアップされるだろう。それが検察は怖くて仕方ないのです。でも権力による弾圧だけで保持できる政権などないのです。特に先進国では。それをよく考えることです。お前たちに明日はない。

FC2blog テーマ:小沢一郎 - ジャンル:政治・経済

【2009/05/25 19:17】 | 政治・経済
トラックバック(2) |  ]


かえる
時効制度の撤廃により、被疑者に長期間に渡り精神的に圧迫感を与えることも、
確かですが、同時に国際指名手配をしなければ、もしかしたら被疑者は、
国外で悠々自適な生活を送るかも知れませんね。そして、警察官の職務
怠慢に繋がることも必至なのである。

 民間人は、大旨、とても厳しいノルマを課せられ、責任感をもち仕事を
遣り遂げて給料を受け取ります。一方、警察は公的な機関ですから税金を
俸給としています。その税金を無駄にしてほしくないと一般国民は思っ
ています。
 徒でさえ、警察に対しての悪評が流布している日本国内です。現、情況に
於ける警察組織は、一般国民にとって不安と不審、そして憎悪の念までも
抱かせ止まない存在であり、また、清く・正しく・美しくを標語として
前面に掲げている国家機関だけに非常に嘆かわしいです。
 全可視化と検察の全情報開示は、当たり前。
裁判員制度が開始したのに、全可視化と取調べで弁護士を同席させないとは、
どこまで国民を虚仮にすれば気が済むのか腸が煮え返ります。
 (詳しく具体的に警察の悪評の要因を列次挙げれば切がないので各自で
調べて下さい。)
 それにしても、次々と捏造が発覚しいる今日ですが、これから、本当に
捏造が立証されれば、晴れて冤罪が成立し、殺されずに済みますが、その
反面、明確な証拠も無く警察や検察の根拠の無い面子やプライドにより、死刑に
される可能性も多分に残っています。
 とにかく、冤罪の一言で片付けられる問題ではないのです。警察や検察、そして
裁判官にも同じ処遇を与えなければ気がすまないです。
なぜなら、金で解決すれば、必ず冤罪詐欺が横行します。

 時効制度が撤廃されたら、皆さんは、不安になりませんか?
例えば、ゴミは、どの家庭からも捨てられます。そのゴミが焼却されるまでの
過程を監視している人は、いないでしょう。また、車を廃車にする場合、
廃車業者に車を渡した後、その車の消息は分かりませんよね。
 つまり、捏ち上げの材料は幾らでもあります。ですから、こんな情況で時効
制度を撤廃したら毎日が不安になりませんか?

 現在の警察や検察は、牽強付会な説や詭弁論理、恣意的な解釈を恥もプライドも
かなぐりすて理路整然と語ることがあります。私は、こんな歪な警察や検察組織に
戦慄を感じてなりません。 そこで、闇雲に時効制度を撤廃するのではなく、例えば、
廃業になった英会話学校、ノバのイギリス人女性殺害事件では犯人が明白ですから、
この様なケースに於いては、時効期間を定めない方が好ましい事は、誰もが
異論なく賛成するでしょう。(まあ、警察がこれを出しに弄んでも、それを追求する
術が無く遺憾ではあるが、その分は警察の良心の裁量に委ねるしかない。ですが、
もし、この当て推量が、本当なら遺族感情を逆撫することは否めない。こんな懐疑を
国民に安に感じさせるのは、時代錯誤して世の中と没交渉な姿勢や態度を執る警察の
職務怠慢さに他ならない。)

 何度も言うけれど味噌も糞も一緒にすると警察や検察の思う壺です。
ディー・エヌ・エー鑑定ばかりに頼るのでは無く、技術の進歩と現況を精査・分析して
一般国民の感情と警察や検察の立場を折衷すれば、警察や検察には、今よりも、
厳しいノルマを課せなけらば、ならない様な気がしてきます。そして、それは、確実に
日本国民の安心・安全に結びつきます。

以上

コメントを閉じる▲
 とうとうマスコミはどんなデタラメでも流し始めた。独裁国家と同じだ。北朝鮮並みだ。
どういうつもりだ、恥を知れ。まともな記者は管理職にはいないのか。最低限デタラメを書いてはいけない。
 嘘をついてはいけないと小さい頃お母さんに言われなかったのか。新聞社に入ったとき、真実を書くと誓わなかったか。本当にこんな新聞が日本にあって恥ずかしい。

「産経新聞などが事実に反する報道」(世田谷通信)

西松建設からの違法献金事件で逮捕、起訴された民主党の小沢一郎代表の秘書、大久保隆規被告(47)が「最近になって西松建設からの献金であったと認識していたとの供述を始めた」と産経新聞や読売新聞を始めとした一部の報道機関が報じているが、大久保被告と接見した担当弁護士は「そのような事実はなく、大久保秘書は一貫して否認している」とコメントした。担当弁護士によると、大久保被告は逮捕当初から「西松建設からの献金とは知らなかった」「政治資金収支報告書の虚偽記入には当たらない」と一貫して主張しており、起訴事実についても否定していると伝えた。産経新聞や読売新聞を始めとした報道機関は検察の発表に基づいて報道しており、今回の事実に反する報道も東京地検特捜部がリークしたものと推測される。事実、大久保被告が容疑を認めたのなら保釈されるはずであり、現在も保釈されないのは一貫して容疑を否認しているからである。これで今回の強制捜査や異例の逮捕が自民党と検察による「小沢代表の失脚」を狙った国策捜査であったという疑惑がほぼ確定したと言えよう。(2009年3月27日)



今日13:23ごろ放送されたTBSラジオ「ストリーム」で、

武田一顯記者 「新聞やテレビで 『大久保容疑者 容疑の一部を認める供述』と報じられてるが、大久保容疑者の担当弁護士は 『容疑は一切認めていない』 と言っていた。」

「これもおかしな話で、容疑を仮に大筋で認めていれば保釈されるはずなんですね。
人権問題ですから。従ってそういうことを誰から聞いたのか、関係者という名無しの権兵衛からと言ってるわけですけども、供述聞いてる人は決まってるわけですから。
 その人の言ってることを垂れ流す、というのは記者のあり方としては、あるいはメディアのあり方としてですね、そういうことに疑問を持たずに出てくるということがそれ自体、検察に対してひざまづいているという気がしてなりませんね。」

新聞やNHKの 「大久保容疑者容疑の一部を認める」 との報道は全くのガセだった事がはっきりしました。ほんとうにマスコミの報道ぶりは酷すぎる。
http://www.asyura2.com/09/
senkyo60/msg/836.html


http://asyura2.com/09/senkyo60/msg/861.html
武田一顯記者の発言は、2番目のURLの聞き書きで補正しました。



小沢氏秘書、起訴事実は否認=弁護人「認める報道、異なる」-西松献金
3月27日18時11分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/
hl?a=20090327-00000122-jij-pol

 小沢一郎民主党代表の資金管理団体「陸山会」が西松建設から違法献金を受けたとされる事件で、会計責任者の公設第一秘書大久保隆規被告(47)=政治資金規正法違反罪で起訴=の弁護人が27日、「大久保被告が起訴事実について、大筋を認めている報道がなされているが、弁護人らの認識は全く異なっている」とするコメントを発表した。
 関係者によると、同被告は逮捕当初から、「政治資金収支報告書の虚偽記入には当たらない」などと一貫して主張しており、起訴事実についても否定しているとみられる。
 小沢氏は同被告が起訴された24日夜、記者会見し、「献金を受けた事実をそのまま報告し、相手方をそのまま記載するのが規正法の趣旨であると理解しており、その認識の差が起訴になったと思う」などと述べていた。 


FC2blog テーマ:報道・マスコミ - ジャンル:政治・経済

【2009/03/27 22:10】 | 政治・経済
トラックバック(2) |  ]


しゃー・あずなぶる
 日本国の警察官は勇気がない軟弱者ばかりだ。裏金問題に誰も内部告発するものがいない。

 不気味な中央集権的官僚組織、まるでカルト教みたい。警察学校では、殴り、殺し合いの権力闘争が茶飯事だ。

 今日から国名は殺人立国日本に改名だ。

 人を信じるな疑え、隣の警官は拳銃を持っている。一緒にパトロールする時はひやひや・どきどきの毎日だそうだ。それなら、拳銃を手放す勇気も必要だ。しかし、知的水準が低い更には、脆弱なので高校生に逮捕される。
 だが、ハイジャックされたとき民間航空機の機長は乗客と飛行機とともに命を終える。
(日本国民は、拳銃などもっては、いけない。)

 時々手合いは目明しなのかなと錯覚することもあります。

以上

K様へ
奈良たかし
K様

 残念ながら違いますし関係者ではありません。

管理人のみ閲覧できます
-



むう
よくも平気でガセネタを流せますよね。ニュースや新聞じゃマスゴミのことだからこの件には明日からも一切ふれないんでしょうね。誤報のまま。新聞やテレビしか見ない人は週末の世論調査で小沢おろしに一票ってとこでしょう。それが狙い。検察のリークをうのみにしちゃいかん。『関係者によると』ってすぐゆーけど関係者って誰だよ。このけんで名前出してないのは全てリークだね。もっと国民は冷静に判断してほしい。この事件最初からすべて変。かたや自民党の二階は大臣にもかかわらずマスゴミはさらっと流す。信用できん。


愛てんぐ
奈良さん、皆さん、こんばんは

検察のリーク情報は、恐らくその部分だけは正しいのでしょうが、全体の文脈のなかでは、間違いなんだろうと思います。
それが、彼らの常套手段だと思います。
献金であったことと容認したというのは、報道され検察も言っているので、献金の原資は西松建設のものだったのかと今、気付きましたというようなものだと思います。
請求書があったというのも、小沢事務所からの請求書だが、この一件のものではないとか、そういうようなものだと思います。

コメントを閉じる▲
 Googleでの来場者数が3月11日の140をピークに急速に下がっていくのでこれはGoogle八分なのかと思ったのですが、下記のように表にしてもユニーク、トータルとの率が、バラバラで関連性が見あたらない。ということで漆間副官房長官のせいではなかった。てっきり「情報官僚」としての特異なルートを書いたから総務省を通じて働きかけたのだと思ってしまったのです。お詫び(!)しておきます。 これはどうやら「小沢一郎国策捜査」から人々の関心が薄れつつある証拠ではないでしょうか。24日の保釈期限がきたらまた盛り上がるのでしょうか。
日付更新google
来場数
ユニーク
アクセス
ユニーク数/googleトータル
アクセス
トータル数/google
03/01 (日)google601110.541540.38
03/02 (月) 551040.521480.37
03/03 (火) 411080.371590.25
03/04 (水) 472010.233100.15
03/05 (木) 882180.43430.25
03/06 (金)書籍861320.652200.39
03/07 (土) 461180.381620.28
03/08 (日) 741350.542380.31
03/09 (月) 722500.284230.17
03/10 (火) 1162130.543300.35
03/11 (水) 1403220.434970.28
03/12 (木) 1252700.464310.29
03/13 (金) 1173130.376050.19
03/14 (土) 911740.522840.32
03/15 (日) 771690.452980.25
03/16 (月)休み551980.273140.17
03/17 (火)書籍 541160.461950.27
03/18 (水)441610.273060.14
合計 1,3883,3130.415,4170.25

FC2blog テーマ:民主党 - ジャンル:政治・経済

【2009/03/19 12:40】 | 政治・経済
トラックバック(0) |  ]

ありがとうございます
奈良たかし
kojitakenさん、ありがとうございます。確かに始めたばかりなのに検索アクセス数は多く、googleからすれば、google八分どころか十六分でおまけしてやっている、という状態でしょう。少し「カナダde日本語」の状態を見て、心配しすぎたのでしょう。すいませんでした。

そんなに簡単に「Google八分」なんかにされません
kojitaken
こんにちは。
「Google八分」の件ですが、そんなに簡単にやられませんよ。私もブログ解説初期の頃から、毎月アクセス解析をしてその結果を蓄積していっていますけど、それと比較すると、奈良さんのブログは検索エンジン経由のアクセス数が多いほうだと思います。

コメントを閉じる▲
漆間巌官房副長官をめぐる追及がブログ論壇から消えている。これは怖いのだろう。しかし、この人が今回の小沢一郎国策捜査の中心でキーマンである。この人の追及抜きでは何も語れない。

 麻生首相が漆間巌官房副長官を指揮して今回の国策捜査が展開されているようだ。政権防衛という検察ファッショ政治に陥っている。

(官邸HPから引用)0809iwao-uruma.jpg
 漆間巌官房副長官は、これまでの中立的な民主警察機構とは道が違う世界を歩んできた。産経WEBに取材連載がある。

●1980年(昭和55年)、35歳の時に警察出身者として初めてモスクワ日本大使館の一等書記官として赴任。これは自衛隊の大使館付きの武官が情報官であるように、警察としての初の一種の情報官だと思われる。

●1986-1988年(昭和62年から平成元年)41歳から43歳まで、防衛庁陸幕調査部調査第2課調査別室、通称「調別」の室長を勤める。これはまぎれもなく情報機関である。

●1991年(平成3年)47歳の時に金賢姫元死刑囚に面会、李恩恵が田口八重子さんである事実を確認。

 一貫してこれまでの警察官僚の道筋ではない情報官僚として歩んできた。どうして誰がこのようなルートを作ったのか。そしてどうやら、不審船への対応が評価されて安倍晋三政務官房副長官(当時)の取り立てで警察庁長官に出世したようだ。

●2004年8月-2007年8月 警察庁長官を務める。北朝鮮による日本人拉致問題の徹底解明を指示する。

 そして今回の国策捜査を全く検察庁法を無視して直接個々の事件を指揮している。あきらかに検察・警察ファッショとでもいうべき状態を始めている。恐ろしい話でこの人物をたたかない限り日本の民主主義はおしまいである。
 ついに上からのファシズムの動きが始まったのだ。

  昨年2008年10月26日の麻生首相邸見学ツアーでの理由もなく逮捕したのは漆間官房副長官の差し金だという観測があった。これが事実なら個々の警視庁の公安警察官まで動かせるということになる。これも本当ではという疑いが濃くなってきた。

【話の肖像画】徹底捜査せよ(1)前警察庁長官・漆間巌さん
2007.11.19 03:11
【プロフィル】漆間巌

 うるま・いわお 昭和20年、東京生まれ。62歳。44年、東大から警察庁に。55年、警察出身者として初めて在モスクワ日本大使館に一等書記官として赴任。警察庁外事1課長当時の平成3年、大韓機爆破犯の金賢姫元死刑囚に面会、李恩恵が田口八重子さんである事実を確認。警察庁長官就任後、拉致事件の解明を指示。今年8月、長官を退官。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/
071119/crm0711190922002-n1.htm


■「ちとせ」に運命つながり

 《この8月、長官を最後に警察庁を去るまで、全国警察に拉致事件の徹底捜査を指示。長官在任中に国際手配された拉致容疑者は6事件で延べ10人に》

 --拉致を「ライフワーク」と言ってました

 漆間 警察庁の外事1課長だった平成3年、ソウルで大韓機爆破事件の金賢姫元死刑囚に直接、面会したことが大きい。(犯人の)面割用の写真を15枚ほど持参し、1枚ずつ見せました。彼女は7枚目の写真を真剣な視線で見つめて、ぐっと引き寄せ、そのときだけ日本語で「恩恵(ウネ)先生です」とつぶやいたのです。

 《日本語教育係の「李恩恵」が、初めて田口八重子さんと確認された瞬間だった》

 --拉致事件への認識はいつごろからですか

 漆間 外事1課長になって、北朝鮮の事件や工作に関して警察が持つさまざまな資料や調書に接する立場になって初めて、拉致を知ったのです。その前年の秋、福井県の海岸に工作船と工作員の水死体が漂着した事件や、拉致事件の現場にも足を運ぶうち、北朝鮮の工作の実態が次第に分かりました。

 --国家ぐるみの犯罪

 漆間 北朝鮮が自国の犯罪のために日本人を次々に拉致する。航空機まで爆破して、それを日本の仕業に見せかける…。日本人の命にかかわる問題ですから、拉致は絶対に糾明しなければならないと決意しました。

 《韓国当局に逮捕された金賢姫元死刑囚は、日本語教育係李恩恵の日本名が「ちとせ」だったと供述していた》

 --その名前に運命的なものを

 漆間 ちとせは、拉致される直前に田口さんが勤めていた東京・池袋駅近くの飲食店での源氏名。一方で、私にとっては子供のころの遊び場だった豊島区の橋の名前「千登世」と同じで、因縁めいたものを感じました。

 《千登世橋は明治通りにかかる陸橋である。田口さんが子供を預けた高田馬場のベビーホテルからも遠くなかった。漆間さんは「田口さんは源氏名をこの橋からとってつけたものではないか。田口さんもかつて、この橋の近くまで来ていたのではないか」と考え、拉致の非道さを思ったという》



【話の肖像画】徹底捜査せよ(2)前警察庁長官・漆間巌さん
2007.11.20 03:35

http://sankei.jp.msn.com/world/korea/
071120/kor0711200335000-n1.htm


 ■大きかったよど号犯元妻証言

 《平成14年3月、日航機「よど号」乗っ取り犯の元妻が、欧州での拉致事件への関与について証言。9月には日朝首脳会談で北朝鮮の金正日総書記が拉致を認め、謝罪。警察にとって、拉致の捜査を前進させる千載一遇の機会が到来した。金賢姫元死刑囚との衝撃的な面会から11年。漆間さんは再び、拉致事件の捜査が大きく動く場面に》

 --拉致事件をめぐる環境が激変する予感はありましたか

 漆間 少ない手がかりを積み重ねてきた拉致捜査でしたが、よど号犯の元妻が欧州での有本恵子さん失跡事件について関与を認める証言を始めたのです。あれは大きかった。事件をめぐる情勢が大きく変わり、新たな局面が開けました。

 --欧州からの拉致が明確になったわけですね

 漆間 拉致というと、被害者に袋をかぶせて無理やり海岸から連れ去り、工作船に乗せて-というイメージですよね。ところが欧州での拉致はそうではない。これを拉致と呼べるかどうか。だが、拉致というのは法律で定められた言葉ではないんです。であれば、警察庁で定義すればいいじゃないか、と考えたんです。

 《漆間さんは北朝鮮の国家的な意思が推認でき、本人の意思に反し、北朝鮮に連れて行かれた-という拉致事件の3つの要件を提示。警察はよど号犯の魚本(旧姓安部)公博容疑者に対し、拉致で初の逮捕状取得に至った》

 --事件の指揮方針は

 漆間 拉致はもとより、北朝鮮にからむ各種事件の捜査を活発にすることで、最終的に拉致被害者の解放につなげる転換点が来ることを期待しました。

 --徹底的な捜査を指示した中で、やり残した部分は

 漆間 帰国した拉致被害者について、日本国内で拉致に関与した者がいたとすれば、それは事件にできると考えました。しかし、私の時代には、5人の被害者について、国内の関与者は出てきませんでした。

 --平成14年9月の日朝首脳会談では日朝関係も大きく動きましたね

 漆間 実はその年の1、2月ごろ、警察庁警備局の抱える案件で官邸に報告に行くと、小泉純一郎総理(当時)が非常に熱心に聴いておられました。拉致だけを報告するわけではなかったのですが、今から思えば、首脳会談よりも半年以上前の当時すでに、会談に臨む方針だったのでしょう。(加藤達也)



【話の肖像画】徹底捜査せよ(3)前警察庁長官 漆間巌さん
2007.11.21 03:42

http://sankei.jp.msn.com/life/trend/
071121/trd0711210342001-n1.htm


 ■出会いに導かれ旧ソ連赴任

 ≪昭和55年、在モスクワ日本大使館に警察出身で初の1等書記官として赴任した。警察庁外事1課長や警備局長など、その後の警備畑への入り口となる旧ソ連赴任だった。少年のころのある音楽家との出会いに導かれたのかもしれない≫

 --冷戦下のソ連。刺激的な生活だったのでは

 漆間 赴任前年の12月、ソ連軍がアフガニスタンに侵攻したまさに東西冷戦の時代。私の赴任直前にはグルジアを視察中の陸上自衛隊の防衛駐在官が毒入りウオツカを飲まされる事件もあり、私も連れ去られるぐらいはあるかもしれないと。

 モスクワのわが家についたメードからしてKGB(国家保安委員会)の回し者。外出前に本棚の本の場所を覚えて出かけたんですが、帰宅すると、それが別の場所に移っていたこともありました。何かを探していたんですね。電話の盗聴も当たり前。通話中に突然、音量が下がって聞き取りづらくなるので、それが分かるんですよ。

 --希望しての赴任だったんですか

 漆間 思いもよらない人事でした。先輩諸氏からは「漆間はユーゴスラビアだ」と言われていましたから。ロシア語の既習者だったこともあったと思いますが、当時、警察庁では、初のソ連駐在官を送り込むために調整、努力が続いていたようです。

 --なぜロシア語を

 漆間 大学で、偶然に選択したのです。私の入学以前には、文科系の第2外国語にロシア語講座はなかったのですが、私が履修する年度にたまたま開かれたんです。選択したのは、ロシア人の音楽家の影響でしょうか。子供のころ、D・オイストラフというバイオリニストのコンサートを聴いて感銘を受けた。多くの人々に聴いてもらおうと、どこかの体育館を会場にしていました。音響効果の悪い中での演奏にもかかわらず、伸びやかによく通るいい音でした。兄や私はこのころから、音楽にのめりこんでいきました。ロシアについてはこのバイオリニストの強い印象があります。

 ≪このコンサートは音楽の原体験として後々まで影響した。高校卒業後、大学入学までの1年間にはピアノを始め、モスクワ駐在時代には、音楽を介して多くの音楽家と知り合った。現在は、趣味の仲間とともにピアニストとしてコンサートを開いている≫(加藤達也)



【話の肖像画】徹底捜査せよ(4)前警察庁長官 漆間巌さん
2007.11.22 04:05

http://sankei.jp.msn.com/life/trend/
071122/trd0711220405001-n1.htm


 ■「警察 おもしろそう」

 《警察庁長官として、しばしば“サプライズ”を起こし、警察組織に対して叱咤(しった)激励の発言をした。トップが考えを思い切って言うことによって組織に勢いをつけ、難局を乗り切ろうという考えからだった》

 --昨年の新春の記者会見で「今年、勝負に出なければならないのは拉致」と発言。担当の警備局が慌てるということがありました

 漆間 それで、みんなやる気になって必死にやったでしょう。あれでずいぶん捜査に勢いがついたはずです。

 --確かな見通しは?

 漆間 捜査力は信頼するにしても、どこかに「古い事件だ」という意識があると、うまくいかない。だからトップが思い切って言い切ってしまったほうが、改めて意識付けができて、仕事が進むだろうと思ったのです。

 あのタイミングを外してはできないとの思いもありました。捜査員はよくやった。しかし、被害者の帰国に至らなかったことは、実に残念です。

 --警察関係の不祥事が起きると、「言語道断」などと厳しい言葉を使っていましたね

 漆間 それでも、不祥事の根絶は果たせませんでした。今年8月には、現職警察官が女性を射殺して自殺する事件も起きてしまった。

 《父は警視庁幹部、兄も警察庁キャリアという環境で育った。物心ついたころには、警察官への興味が芽生えていた》

 --子供時代から警察とかかわりを

 漆間 こんなことがありました。幼稚園に通っていなかったので、小学校入学前は昼間から東京・目白の署長官舎の近くで遊んでいたのですが、昭和26年5月、貞明皇后が亡くなられ、遊び場だった目白通りを葬列の馬車が通ることになりました。興奮していたのでしょうか、道路を横切ろうとしたその瞬間、「おいっ」と声がして。沿道警戒の警察官に捕まっちゃったんですよ。

 --警察にどんなイメージを

 漆間 物心ついたらおやじが署長で、官舎住まいでした。警察に興味をもちました。10歳上の兄が、警察庁に入っていまして、昭和39年ごろ、捜査2課長として宮城にいたところに、遊びに行ったことがあります。そのとき、捜査員が家に上がり込んで、別の部屋で、捜査の検討をしていたのが、実におもしろそうで。刑事にひかれましたね。(加藤達也)



【話の肖像画】徹底捜査せよ(5)前警察庁長官 漆間巌さん
2007.11.23 03:42

http://sankei.jp.msn.com/life/trend/
071123/trd0711230342001-n1.htm


 ■「情報」に強い警察目指す

 ≪日本をめぐる犯罪情勢は国際化、組織化、凶悪化、サイバー化など、多面的な悪化を見せている。漆間さんは警察組織のトップとして、新しい時代の犯罪に対処するため、警察の情報力を高めることに重点を置いた≫

 --警察についてどんな将来像を

 漆間 情報に強い警察になる必要があるでしょう。テロや犯罪組織など国際的で組織化された犯罪に対処するには、やはり情報。その一環で外事部門や組織犯罪対策部門では、捜査官が海外に行って直接情報収集できるようになっています。

 今年、犯罪で得た利益を隠すマネーロンダリング(資金洗浄)への監視を強めるため、金融庁にあった監視部門を警察庁に移管しました。これは相当な武器になります。

 国内犯罪でも、複数の管轄にまたがった事件や振り込め詐欺、ネット犯罪などでは、中央にある警察庁の役割は高まってくるでしょう。

 ≪漆間さんが「情報」の重要性を力説するには理由がある。1等書記官として旧ソ連に在勤中、日本の情報収集力の高さと、情報収集の重要性を実感した出来事に遭遇したからだ≫

 --大韓航空機が旧ソ連空軍機に撃墜されたのは、モスクワ在勤中ですね

 漆間 東京の外務省から緊急指示で、とにかく陸路で撃墜現場に近いモネロン島に渡って情報を収集して送れ、と言ってきまして。結局、現場には外務省職員が船で行き、私はほとんど情報らしい情報は集まらず、外務省に連絡すると、すでにかなりのことを知っていたんです。なぜ、こんな情報が取れるのだろうと不思議に思ったのですが、それをやったのが、当時の防衛庁陸幕調査部調査第2課調査別室、通称「調別」と呼ばれる部署だったんです。

 調別は、ロシアや中国、北朝鮮など極東の軍事無線を傍受して、その動きを収集、分析するのですが、その能力はすごい。聞けば、軍事情報は米軍にも供与される。そんなに頼りになる機関が日本にあるということに、驚きを覚えましたね。

 --その仕事もすることに

 漆間 私自身、昭和62年から平成元年まで、調別の室長をやらせてもらい、とてもいい経験をしました。

 --そこでも、ロシア語が生きたわけですね

 漆間 ええ。人生の流れというのは不思議なものですね。偶然に導かれている。伏線の出合い、結果が一本の糸のように連鎖していくんです。(加藤達也)=おわり


FC2blog テーマ:検察・警察の腐敗 - ジャンル:政治・経済

【2009/03/15 23:11】 | 政治・経済
トラックバック(2) |  ]


ナンバ
小沢が正しいとか正しくないとか、小沢が好きとか嫌いとか、そんな低次元の問題ではなく、ホントに日本国民の危機だと思います。読朝毎産NHKのポンコツマスコミは永年自民党政権と深く癒着し、経営幹部は歴代総理番記者で占められ腐敗しています。読朝毎産NHKのポンコツマスコミは政府与党の広報資料やリークを右から左へコピーして垂れ流すだけの体制翼賛報道機関と化しています。小沢西松疑獄の検察リーク受け売り報道をみれば、マスコミの腐敗堕落ぶりが如実に現われています。検察も佐藤外務事務官、三井検事と恣意的、政治的捜査を連発し、まるで統帥権を振りかざしたかつての陸軍のようです。ポンコツ政治家をポンコツマスゴミと、選挙に無関心で結果的に自民党を間接支持してしまっているポンコツ有権者が支えているのがポンコツ日本の現状です。自民党にノーと言いたいなら、とにかく投票所に行って野党に一票投票するのが議会制民主主義というものです。

コメントを閉じる▲
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。