川内原発再稼働川内原発再稼働の火山審査で、3500年前のサントリーニ火山のミノア噴火という特定の山の噴火現象の描写的な記述した海外の一論文を、無理にカルデラ噴火全体に一般化し適用するデタラメをしていた。川内原発再稼働して運転中は大噴火が無いとしていた。それを前提にしていることに火山学者から根本的な疑義が表明される。本審査に火山学者入れず合格させ、批判を受けて「モニタリング検討チーム」という形での事後検討で問題になる。認識の根本的な誤りを指摘されて、審査合格の前提が覆った。
---------------------------------------------------------------------------------------------------
川内原発再稼働審査で火山審査に専門家から疑義噴出 審査「合格」の根拠崩れる
http://toyokeizai.net/articles/-/47016

FC2blog テーマ:脱原発 - ジャンル:政治・経済

【2014/09/04 13:04】 | 政治・経済
トラックバック(0) |  ]
原子力規制委員会は川内原発を含めた再稼働などで、原発事故の際の30km圏の住民避難先や計画が無くてもいいと設定していることが、8月21日の原子力規制委員会との政府交渉で判明しました。これは、国の従来の指針をねじまげ、10km圏外の施設の避難計画がほとんど策定されていない鹿児島県の現状にあわせようとするものです。以下はその交渉をまとめたFoE Japanの満田さんのメールです。

交渉で、担当者がおかしいだけではなく、これは無理を押しとおそうとするから、変になっているのだと判断します。

-----------------------------------------------------------------------

みなさま(重複失礼、拡散歓迎)

FoE Japanの満田です。

規制庁・内閣府が、30km圏内5km圏外の要援護者の施設の避難先は、「必ずしも決まっていなくてもよい」「避難計画が策定されていなくてもよい」としていることが明らかになりました。

これは、10km圏外の要援護者の施設の避難計画がほとんど策定されていない鹿児島県の現状にあわせて、国の従来の指針をねじまげるものです。

また、施設の避難計画が、計画通りに実施できなかったときに、自治体が避難先などを調整するために設置する調整委員会については、鹿児島県では設置されていません。

鹿児島県は、かわりにコンピュータ・システムを導入して避難先などの調整をするそうですが、規制庁・内閣府は、これについても「必ずしも、"委員会"でなくてもよい」と、鹿児島県の方針を容認する構えです。しかし、具体的に、どのようなコンピューター・システムであるかについては、規制庁・内閣府は答えることができませんでした。

報告を下記にアップしたので拡散をお願いします。
http://www.kiseikanshishimin.net/2014/08/22/140821report/

昨日(8/21)、「原発避難問題に関する政府交渉 in 東京」が開かれました。
鹿児島から杉原さん(反原発・かごしまネット)、永池さん(出水市市民)、賀から石丸さん、永野さん、新潟から小木曽さん、石川から林さん、静岡から鈴木さん(浜岡原発を考える静岡ネットワーク)、関西から島田さん、アイリーンさんがかけつけてくださいました。
参加者は全部で70名ほど。参加者のみなさん、スタッフのみなさん、本当にお疲れ様でした。

質問書および付随する資料は、以下のリンクの「資料1」「資料2」としてアップしています。また各地からの報告もアップしています。
http://www.kiseikanshishimin.net/2014/08/12/140821/。

ポイントとなったのは、要援護者の避難についてでした。

30km圏で、要援護者が入所・入院している社会福祉施設や病院は、施設側が避難計画を策定し、それに沿った形で避難が行われることになっています。福井県などは、自らが国の指導に沿って、30km圏の要援護者の施設の一覧および受け入れ先施設の一覧を作成しています(資料2のp.13, p.14参照)。

ところが、鹿児島県は、10km圏内での施設は避難計画を策定したものの、10km圏外では策定されていません。
伊藤知事は、「10km以遠の要援護者の施設の計画を策定することは現実的ではない」と発言しています。

これに合わせるかのように、原子力規制庁が、5km圏外の要援護者の施設は、避難先などを決めなくてもよく、調整する仕組みさえ決まっていればよいとしていることが、昨日の交渉で明らかになりました。

これは従来の、要援護者の避難について国が出している指針とは異なります。

原発の避難計画に関する国の指針「共通課題についての対応指針」(平成25年10月)では下記のように記述しています。

「医療機関・社会福祉施設等による避難準備重点区域内にある、病院等の医療機関や社会福祉施設等(以下、「入所施設」という。)は、入院患者・入所者の避難に関する計画をあらかじめ作成する。この計画においては、入院患者・入所者の受入れに足る十分な避難先施設をあらかじめ決めておく…」
「道府県及び市町村の保健福祉部等は、行政区域内にある入所施設の避難の計画をあらかじめ把握するとともに、原子力災害時に各入所施設の避難が計画通り実施出来ない場合に備えて、緊急時に搬送先や搬送手段の調整を行う調整委員会の設置等の体制を、あらかじめ整備する。」

→つまり、この指針では、施設の「計画の策定」と、それがうまくいかなかった
ときのバックアップとしての「調整委員会」の設置の二本立てで対応するというもの。

昨日対応したのは、喜多 充氏(原子力規制庁原子力防災対策課地域防災推進官 兼 内閣府 原子力災害対策担当室参事官補佐)でしたが、市民側とのやりとりは下記のようなものでした。

当方:(上記の指針を読み上げ)鹿児島県では、10kmより外の施設は、避難計画がほとんど策定されていないが、国としてはそれでよいのか。

喜多氏:UPZ内(30km圏内)の施設であっても、避難先などを決める必要はない。
調整する仕組みさえつくればよい。

当方:それはどこに書いてあるのか。

喜多氏:(答えられず。)

当方:調整する仕組みとは、指針の「調整委員会」のことだと思われるが、鹿児島県の場合、どのようなものが設置されているのか?

喜多氏:鹿児島県の場合は、コンピューターシステムである。(会場から驚きの声)

当方:どのようなコンピューターシステムか。

喜多氏:確認中。

喜多氏:また、避難先候補の施設のリストが記録されている。

当方:避難先のリストというが、その施設側の了解は得ているのか?

喜多氏:まだ「候補」なので了解は得ていないと思う。

当方:施設のリストをつくるだけだったら、誰にでもすぐできる。それを避難先とは言わない。

(実際、どの県でもそうだと思いますが、鹿児島県は、従来から県内の社会福祉施設のリストを公表しています)

当方:調整委員会として、「コンピューターシステム」を立ち上げているのは、鹿児島県だけか?

喜多氏:はい。

当方:通常の住民の場合は、避難先が具体的に決められている。要援護者の施設の避難先を決めなくてもよいとする理由は何か。

喜多氏:要援護者の状況・病状が変化するために、決めることができないため。

その他にも、喜多氏からは、驚きの発言がありました。

◆原子力防災計画についての国の責任について

当方:原子力規制委員会設置法の附帯決議に、地域防災計画(ここに原子力防災計画も含まれます)の内容・進捗を「確認」するとなっている。

喜多氏:防災基本計画に沿った内容であるかどうかを確認する。

当方:実効性・合理性については確認しないのか。

喜多氏:実効性・合理性については、ごにょごにょ(言を左右にして、結局よくわからず。) 防災訓練によって、向上させていく。

当方からの質問項目:川内原発の原子力防災計画および避難計画に関連して、国が行っている財政支援はどの程度か?

喜多氏:(なんだか聴き取りづらかったのですが)原子力施設安全交付金として、62.3億円→110億円→120.5億円(UPZの自治体に交付)、病院の防護や周辺地域における防護措置で、平成24年度111億円、平成25年度200億円

当方:つまり、原子力防災計画に対しては、国が多額の交付金や補助金を支出している。すなわち、国の責任があるということは自明ではないか。

喜多氏:金を出しているからといって、責任を負うとは限らない。

(会場から怒りの声)

川内原発の避難計画の実効性について

当方からの事前質問:川内原発の避難計画においては、避難先が風下の可能性が高いことが指摘されている。計画は放射性物質の拡散シミュレーションを踏まえたものではない。北西・北からの風が多いのに、設定されている避難先が南・南東が多いなど、風下への避難になる可能性がある。これは問題ではないか。国としてはどのように指導しているのか。

喜多氏:PAZ(5km圏)の住民は、原発からの放射性物質の拡散前の避難になるので、風向きがどうあろうと関係ない。(→意味不明)

UPZ(30km圏)の住民は、1週間おいての避難となるため、風下ではない方向に避難すればよい。

一方向からの風であれば、風下ではないUPZの住民は避難する必要はなく、その住民が避難するはずであった場所を使えばよい。

当方:風向きは一定ではない。

喜多氏:風向きが一定でなければ、放射性物質は、30km圏外には飛ばない。

当方:意味がよくわからないので、根拠となる資料を出してほしい。福島原発事故のときの根拠とも大きく異なる。

喜多氏:根拠は、原子力規制庁が行っているシミュレーション。
(ちょっと意味がよくわからないので、再度、質問を出す予定です)

<感想>
喜多氏の答弁は、あまりにひどく、無責任な上に、わけがわからないものでした。

あきらかに、わけのわからない発言を繰り返す彼一人に答弁させている原子力規制庁の姿勢もわけがわかりません。

また、「原子力規制庁防災政策課」 兼 「内閣府原子力災害対策担当官」という肩書きが示すように、原子力防災計画の策定を支援するという内閣府の立場と、第三者的な立場で規制する(実際はしていませんが)の規制庁の立場を兼任して
いるのは問題ではないでしょうか。(というか、内閣府の原子力災害対策担当は全部、規制庁の防災政策課の人たちではないかと思います)

規制庁が、川内原発をなんとか再稼働させるために、原子力防災にまつわる従来の指針をねじまげるものであることは、間違いないと思います。

↓↓↓ こちらもよろしく! ↓↓↓

★テーマ別パンフレット
川内原発~避難計画のここが問題 これでは命は守れない!
PDFダウンロードはこちら
http://goo.gl/EWRDmq
8/6から印刷版も配布しています。
印刷版の申込みはこちらのフォームから
https://pro.form-mailer.jp/fms/13b7183062932
---------------------------------------------------

満田夏花 MITSUTA Kanna

FC2blog テーマ:脱原発 - ジャンル:政治・経済

【2014/09/03 11:22】 | 政治・経済
トラックバック(0) |  ]
原子力規制委員会は川内原発再稼働方針に対する大きな批判から、火山噴火の検討チームを設置しましたが、「運転中のカルデラ噴火を除く」という基本設定にしたいと発言。これに対して火山学者から多くの批判が出て、再稼働申請の前提が覆りました。

 直ちに原子力規制委員会は、再稼働の検討自体をやめるべきだと思います。

 ところが、規制委・規制庁は、兆候把握時の対処については、九州電力が保安規定に書き込むでしょうと逃げた上で、来週早々?に行われる次回には中間とりまとめをして、川内原発の火山審査に関わる問題は終わらせてしまおうとしています。

とてもまとめを行うような状況ではありません。

<緊急>みなさまへ<拡散希望>
再びのお願いです。予備のフォーム設置しました。どちらからでも

賛同急募【緊急要請】川内原発火山審査は白紙に!
<緊急要請書全文>http://nazr.in/CvK
<団体・個人賛同署名フォーム> http://nazr.in/Cvn

うまくいかないときはこちら→ http://urx.nu/bsa3
FAXは氏名又は団体名と都道府県を書いて 03-5225-7214 まで
締切は9月1日(月)の24時です。
-----------------------------------------------------------------
8月27日付の阪上さんメール>
みなさまへ<転載歓迎>

原子力規制委員会は「原子力施設における火山活動のモニタリングに関する検討チーム」を設置し、8月25日に第一回の会合が開かれました。委員には、この間、規制委員会による川内原発の火山審査に異をとなえてきた火山学者が含まれています。この間、私たちは火山専門家会合の開催を何度も求めてきました。この会合はこの間の取り組みの大きな成果だと思います。

FFTV:http://www.ustream.tv/recorded/51878615
http://twitcasting.tv/fukuroufoe_tv/movie/94249240
http://twitcasting.tv/fukuroufoe_tv/movie/94258618

規制委員会は形式上、会合を川内原発の審査と切り離し、「運用期間中にカルデラ噴火に至るような状況ではないと判断している」とした上で、「事業者が行うモニタリングによって万が一異常な状況が認められた場合、原子力規制委員会として安全側に判断するというスタンスに関し、基本的にどういう考え方で進めたら良いか」について意見を聞く場だとしています。

しかし、会合は、実質的に専門家による川内原発の火山審査の場と化し、批判的な意見が続出しました。特に東大名誉教授で火山噴火予知連会長の藤井氏は、カルデラ噴火の可能性及び兆候の把握について、九電の申請及び審査書案を根底から覆す批判を行いました。これに対し、他の委員からも規制庁からも明確な反論はありませんでした。

規制委・規制庁は、兆候把握時の対処については、九州電力が保安規定に書き込むでしょうと逃げた上で、来週早々?に行われる次回には中間とりまとめをして、川内原発の火山審査に関わる問題は終わらせてしまおうとしています。

とてもまとめを行うような状況ではありません。川内原発の火山審査のやり直しを求めていきましょう。是非規制委や規制庁に対して、電話、FAX、メールなどで批判の声を寄せてください。

藤井氏のプレゼンについて紹介します(規制委のHPにある動画では開始37分くらいから)。彼が取り上げたのは、2012年の「ドルイット論文」です。これは、ギリシャのサントリーニ火山で3,500年前に発生したミノア噴火とよばれる噴火の岩石学的調査から、噴火直前の100年程度の期間に、マグマが急速に供給されたという知見です。

この論文の位置づけですが、藤井氏がプレゼンの冒頭で的確に述べていたように、九電及び規制委・規制庁が以下の主張を行う根拠となっています。
(1)原発の運用期間中に巨大噴火が発生する可能性は十分に小さい
(2)巨大噴火について兆候の把握が可能である
(3)しかも核燃料の搬出に間に合わせることができる

逆に、九電及び規制委・規制庁の立場からみれば、この論文の結論を一般化し、九州のカルデラに適用することでしか、申請を出すことも通すこともできないという状況にあります。このことは、審査書案が出た7月16日の規制委の定例会合での島崎氏のコメントに表れています(島﨑氏はAについては一つ証拠がありBについては証拠がない場合、Aをとるのが合理的だが、それが完全ではないこともある…などと謎めいたことを言っていますが、その先のコメントから、A:兆候の把握は可能、一つの証拠:ドルイット論文を指すものだとわかります:動画では27分あたり)。特に(1)については、可能性が十分に小さいといえなければ即「立地不適」と火山ガイドに明記されています。

これに対し藤井氏は、以下の3点を指摘しました。

(1)まず、ミノア噴火の一事例にすぎず一般にカルデラ噴火について述べたものではない、という点です。藤井氏はこれを、論文を書いたドルイット氏本人に確認したといいます。論文はあくまで、サントリーニ火山のミノア噴火において、約35~50立法キロのマグマがたまっていたところ、噴火直前の100年程度の間に、地下から約5~10立法キロのマグマが供給されたという知見に過ぎず、カルデラ噴火一般について述べたものではないと。本人に確認したというのは強いですよね。

九電はミノア噴火の事例を姶良(あいら)カルデラに思いきり適用しています。
>100年で5~10立法キロ→年間0.05~0.1立法キロ→現在は年間0.01立法キロと見込まれているから、マグマの供給(地殻変動に比例するとみなす)が現在の5倍になったら警戒体制に入る。
>現在このような急速なマグマの供給は見られないことから、今後100年の間は、巨大噴火が発生する可能性は十分に小さい。
>兆候を把握してから数十~100年程度あれば、核燃料の搬出等も可能。といった具合です。

(2)これはドルイット論文に書いてあるこということですが、マグマの供給速度が上がったとしても、それがそのまま地面の隆起につながるとは限らないということです。マグマだまりが下に沈降する場合もあり、その場合は、GPSでみてもわからないことになります。

(3)岩石学的調査による知見は、検証が難しく、50年後に書き換えられるということが珍しくない。すぐに反論がないからといって、それが正しいとみなすことはできないとのことです。ドルイット論文はわずか2年前の2012年のものです。

これにより、九電の申請と規制委の審査の前提はガラリと崩れました。これに対し、誰も何も反論できない状況です。改めて、審査の前提が崩れた以上、一旦白紙にもどして検討しなおすべきだと思います。

阪上 武

FC2blog テーマ:脱原発 - ジャンル:政治・経済

【2014/08/31 18:27】 | 原子力
トラックバック(0) |  ]
東日本大震災と原発爆発と被害が全てが無いものにされようとしている。言葉が今ほど大切な時はない。あさのあつこさんの東日本大震災から2週間後の文章を掲載する。


2011年3月28日 朝日新聞夕刊 作家 あさのあつこ「言葉の力 試されている」

 あらゆるものが剥き出しになった。人の高貴さも愚劣さも、優しさも姑息さも、国のあり方も人の生き方も、ことごとくが仮面を剥ぎ取られ、さらけ出された。そんな感覚がしてならない。

 私事になるが一昨年、娘が福島県いわき市に嫁いだ。今、8ヵ月の赤ん坊を抱えている。3月11日、たまたま上京していた娘は、そのままいわき市に帰る方途を失った。幸い翌日、婿とは何とか連絡がついた。地震、津波、そして原発事故。三重苦に喘ぐ福島にいる彼がわたしに言った。「嫁と娘をどうかお願いします。おれは、今、何の力にもなれなくて」。被災の現場から届く気遣いの言葉に、わたしはただ頷くことしかできなかった。一方、こんなときでさえ、政治家たちの失言、妄言が相次ぐ。

 試されているのだと思う。言葉の力が試されている。

 おまえはどんな言葉を今、発するのだとこれほど厳しく鋭く問われている時はないのではないか。被災地に必要なのは、今は言葉ではない。物資であり人材であり情報だ。けれど、まもなく本物の言葉が必要となってくる。半年後、1年後、10年後、どういう言葉で3月11日以降を語っているのか、語り続けられるのか。ただの悲劇や感動話や健気な物語に貶めてはいけない。ましてや過去のものとして忘れ去ってはならない。剥き出しになったものと対峙し、言葉を綴り続ける。3月11日に拘り続ける。それができるのかどうか。問われているのは、わたし自身だ。


FC2blog テーマ:東日本大震災 - ジャンル:政治・経済

【2013/02/27 16:04】 | 政治・経済
トラックバック(0) |  ]
原発事故の被害者側から告訴状が提出されました。なにしろ電力会社と国家に原発事故を起こされ、踏みにじられているのに、今だ捜査されてませんし誰も逮捕されてないし、責任を取って辞めた政治家もいません。これでいいのでしょうか。
------------------------------------------------------------------
6月11日13時半、福島地方検察庁へ、私たち福島原発告訴団1324名による告訴・告発状を提出しました。

http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/2012/06/blog-post_11.html

20120606iwataniikenkoukokuyomiuri.jpg
福島原発告訴団」告訴声明

2012年6月11日


今日、私たち1324人の福島県民は、福島地方検察庁に
福島原発事故の責任を問う」告訴を行ないました。
事故により、日常を奪われ、
人権を踏みにじられた者たちが
力をひとつに合わせ、怒りの声を上げました。

告訴へといっぽ踏み出すことはとても勇気のいることでした。
人を罪に問うことは、
私たち自身の生き方を問うことでもありました。

しかし、この意味は深いと思うのです。

・この国に生きるひとりひとりが大切にされず、
だれかの犠牲を強いる社会を問うこと

・事故により分断され、引き裂かれた私たちが
再びつながり、そして輪をひろげること

・傷つき、絶望の中にある被害者が力と尊厳を取り戻すこと

それが、子どもたち、若い人々への責任を果たすことだと思うのです。

声を出せない人々や生き物たちと共に在りながら,
世界を変えるのは私たちひとりひとり。

決してバラバラにされず、
つながりあうことを力とし、
怯むことなくこの事故の責任を問い続けていきます。

福島原発告訴団」告訴人一同


11日は、いよいよ、「福島原発告訴団」による第一次告訴です。1324人の福島人が告訴人となりました。
福島地方検察庁へ、告訴状と告訴人それぞれの想いをこめた陳述書を提出してきます。
・・・と、決意されています。注目を!!

--------------------
福島原発告訴団 第一次告訴のお知らせ

6月11日 (月)
12:30集合:福島市市民会館* 第2ホール
13:00出発:福島地方検察庁へ全員で徒歩移動
13:30告訴状提出:福島地方検察庁
(弁護団・団長・副団長・各地区代表)
14:30記者会見:福島市市民会館第2ホール
15:00頃「告訴報告集会」:同所
16:15頃 閉会

※福島市の中でも信夫山の麓の線量の高めのところであるため、被曝防護にご注意ください。
------------------------
この未曾有の公害事件は、取り返しのつかない汚染と被曝をひき起こしました。
失われたものの数々は、戻ってはきませんが、少なくとも、社会的な公正、正義を回復するために、被害当事者として声をあげることが、私たち自身が尊厳をもって生き延びるために不可欠であり、何より、子ども達、未来世代の人々にこの重荷を手渡さなければならない私たち大人にとっての責任であり義務であると
思っております。
どうか、この動きが、広く日本の人々に伝わり、第一義的責任を負うべき者の責任がきちんと追求されますように。そして、311後もたらされてきた混乱と分断を私たちが自ら乗り越える契機となりますように。
今後とも、ご注目とご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
福島原発告訴団事務局・九州ブロック幹事 うのさえこ
------------------------------------------------------------------
「福島原発告訴団」 ブログ福島原発告訴団(累計35000ページビュー超)
住所〒963-4316田村市船引町芦沢字小倉140-1
メール1fkokuso at gmail.com TEL080-5359-7279
------------------------------------------------------------------

☆告訴宣言 http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/p/blog-page_17.html

☆陳述書記述例として、何通かの実際の陳述書を読むことができます。
http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/p/blog-page_07.html

☆週刊金曜日に連載されている「福島原発告訴団の想い」がネット公開されています(連載は7回までの予定です)。
第1回武藤類子さん
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120511-00000302-kinyobi-soci
第2回浅田眞理子さん
http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/?p=1972
第3回人見やよいさん
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120525-00000302-kinyobi-soci
第4回片岡輝美さん
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120531-00000302-kinyobi-soci

以下は、告訴団に共感を寄せていただき、紹介してくださっている記事です。
☆本日に向けて
http://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011/e/
1b7dc53e218c2ff2236505fc4447dc9c


--------------------

福島原発事故の責任をただす!告訴宣言

福島原発事故から1年を過ぎた今なお、事故は全く収束せず被害は拡大の一途をたどっています。美しい自然と豊かな生命をたたえたふるさと、何ものにも代え難い共同体を失った私たちは、地域社会の分断という重荷を背負い、いつ終わるともしれない苦難の中にいます。

福島原発事故は、すでに日本の歴史上最大の企業犯罪となり、福島をはじめとする人々の生命・健康・財産に重大な被害を及ぼしました。原発に近い浜通りでは、原発事故のため救出活動ができないまま津波で亡くなった人、病院や福祉施設から避難する途中で亡くなった人、農業が壊滅し、悲観してみずから命を絶った農民がいます。

このような事態を招いた責任は、「政・官・財・学・報」によって構成された腐敗と無責任の構造の中にあります。とりわけ、原発の危険を訴える市民の声を黙殺し、安全対策を全くしないまま、未曾有の事故が起きてなお「想定外の津波」のせいにして責任を逃れようとする東京電力、形だけのおざなりな「安全」審査で電力会社の無責任体制に加担してきた政府、そして住民の苦悩にまともに向き合わずに健康被害を過小評価し、被害者の自己責任に転嫁しようと動いている学者たちの責任は重大です。それにもかかわらず、政府も東京電力も、根拠なく「安全」を吹聴した学者たちも誰一人処罰されるどころか捜査すら始まる気配がありません。日本が本当に法治国家かどうか、多くの人々が疑いを抱いています。

生命や財産、日常生活、そして「健康で文化的な最低限度の生活」さえ奪われた今、すべての人々がそれを奪った者への怒りを込めて、彼らの責任を追及し、その罪を認めさせなければなりません。そのために、最も深刻な被害を受けている福島でまず私たちが立ち上がり、行動しなければなりません。告訴団を結成した理由もここにあります。

私たちは、彼らに対する告訴を福島地検で行うことを決めました。自分たちも放射能汚染の中で被曝を強要されながら存在しなければならない矛盾、逃れられない厳しい現実を背負う福島の検察官こそ、被害者のひとりとして、子どもを持つ親として、この事故に真摯に向き合うべきだと考えるからです。

私たちは、自分たちのためだけにこの闘いに踏み出すのではありません。日本政府は、あらゆる戦争、あらゆる公害、あらゆる事故や企業犯罪で、ことごとく加害者・企業の側に立ち、最も苦しめられている被害者を切り捨てるための役割を果たしてきました。私たちの目標は、政府が弱者を守らず切り捨てていくあり方そのものを根源から問うこと、住民を守らない政府や自治体は高い代償を支払わなければならないという前例を作り出すことにあります。そのために私たちは、政府や企業の犯罪に苦しんでいるすべての人たちと連帯し、ともに闘っていきたいと思います。

この国に生きるひとりひとりが尊重され、大切にされる新しい価値観を若い人々や子どもたちに残せるように、手を取り合い、立ち向かっていきましょう。

2012.3.16
福島原発告訴団結成集会参加者一同

FC2blog テーマ:ほっとけない原発震災 - ジャンル:政治・経済

【2012/06/12 01:23】 | 原子力
トラックバック(0) |  ]