原子炉につながる配管に複数の亀裂というのは、きわめて重大な損傷で、ただちに報告し、原因が追究されなくてはいけないし、他の原発にも点検が命じられる問題なのだ。なぜなら配管破損に直ちにつながるもので、配管が壊れれば原子炉のメルトダウンや破壊が起きる。
 今回の内緒にしていたというのは、それが面倒くさかったということなのだろう。正直、こんなことをするのなら東京電力に原発の運転資格などないと思う。

「柏崎刈羽原発で隠ぺい工作が発覚」(世田谷通信)

http://kikko.cocolog-nifty.com/
kikko/2009/03/post-d8dd.html

 東京電力の柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市)において、1998から99年にかけての定期検査の際に、原子炉につながる配管に複数の亀裂が発見されていたが、東京電力はこの検査結果を隠ぺいして国に報告していなかったことが、13日、匿名のはがきによる告発で発覚した。当時、原発の機能低下につながる故障などは必ず国に報告するようにとの大臣通達が出ており、東京電力による悪質で組織的な隠ぺい工作の実態が、勇気ある1人の告発者によって明るみに出た形となった。柏崎刈羽原発では、今月の5日に発生した火災でも、危険物取扱者の資格も持たず防火教育も受けていない作業員に現場を任せていたことが発覚し、原子力安全保安院から改善命令を受けたばかりだった。たび重なる火災事故がまったく改善されない上に、組織的な隠ぺい工作の事実まで発覚したことから、住民らの反対の声を無視して推し進められている運転再開については、抜本的な見直しを考える時期に来たと言えるだろう。(2009年3月13日)



原発配管の亀裂、国に報告せず(TBSnewseyeより、元記事は消えました。)

 新潟県の東京電力柏崎刈羽原発で11年前、原子炉圧力容器の配管に亀裂が見つかっていたものの、国に報告していなかったことが明らかになりました。

 経済産業省によりますと、東京電力が1998年に行った定期検査で、1号機の原子炉圧力容器につながる配管に亀裂が見つかっていました。

 東京電力は配管の取り替え工事を行いましたが、これまで公表はしていませんでした。

 「現状において、安全上に影響を及ぼすものではないというふうに判断しております」(東京電力・柏崎刈羽原発 富森 卓 広報部長)

 東京電力は「安全性に影響はないと判断し、当時、国に報告しなかった」と説明しています。

 報告すべきトラブルではなかったのか、国は東京電力に詳しい調査を求めています。


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【2009/03/14 13:35】 | 原子力
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