先週に坂本順治監督の映画「闇の子供たち」を見て、あまりの壮絶な内容に文字通り言葉を失い一週間、この映画について何も書けませんでした。

 8歳の子供が売られ、檻の中に閉じ込められ、外国人に幼児性愛の対象として性のおもちゃとして使いつくされ、ゴミとして捨てられる子供たち。とても頭のいい女の子だった。ゴミ袋から必死になって這い出し遠く故郷の村まで歩いてたどりつく。しかし、もうエイズで命も残り少なく寝た切りのまま死んでいく。こんなことがあっていいものだろうか。こんなことがなぜ起こるのか。深い絶望を感じました。

 そして一方では同じ人身売買組織が日本人の子の心臓移植のために生きながら臓器を取るため病院に連れていかれる。そのときだけきれいな服を与えられる。

 そしてこれを取材していた新聞記者も自身が幼児性愛者で買春の経験があることから後悔して自殺してしまう。しかしだ。ちゃんと取材結果を書いて死んだのか。なんか書いてないような雰囲気で無責任じゃないか。後悔で死ぬなら死ぬほど書いてからにしろと思ってしまいました。

 子供相手の売春宿で、ホルモン剤を4本と「象でも死ぬ」ほど過剰に与えて死なせても夫婦の客は金さえ払えばいいという態度。外道で幼児性愛者は全員本国で出国禁止すべきではないか。

 しかし、救いがない。道を示すべきではなかったかと思う。追求する新聞記者まで死んではどうしようもない。

 wikipdiaから、「本作に取材協力をした大阪大学医学部付属病院移植医療部の福嶌教偉[7]は、フィクションの部分として、子供の心臓移植について日本人がタイで心臓移植を受けた例はないこと、他の子供の生命を奪っても自分の子供の生存を願う両親は存在しないこと、を挙げた。また、心臓移植には8人のエキスパートが必要なことから、機密保持、量刑の重さから、不正な心臓移植自体の収益性に疑問を示している。」

 ただし、児童売春は歴然としてタイ国内である。

○映画公式サイト

http://www.yami-kodomo.jp/

[「闇の子供たち」予告編]

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【2009/05/30 01:48】 | 映画
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