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 最近、周囲で古い音楽CD-ROMが音飛びするようになったという声を聞いた。

 いよいよ、という感じがする。1980年に規格がソニーとオランダのフィリップス社の共同開発で決定され、1982年に発売されたが、当初は永久保存できるというふれこみだった。

 それに対し、ディスクの材料のポリカーボーネートは、吸湿性が低い材料と言うが、低いだけで湿気を吸う。しかも中の音源記録部はアルミ製なので、やがて錆びるので耐久性は意外に低い。20年~30年もたてば音源としてはダメになるのではという意見があった。

 その後はみごとにレコードを駆逐して「レコード屋」という言葉そのものが、時の向こうに消えようとしている。
 その中で、耐久性の問題がやはり出てきたのだ。
 ところがこの耐久性の話がメーカーの手により封印されているらしくみんな聞いたことがない。
 早いものでは7年くらいで音飛びしたとのこと。湿度の高いところでの保管の仕方もあるだろうが、それなら黙ってないできちんと広報すべきではないか。

 DVDも同様に、ポリカーボーネート製なので同様の運命だ。DVD+Rディスク、DVD+RWディスクは、反射膜に銀もしくは銀合金を使用しているので、CDよりは強い。

 実はDVDメーカー各社は下記のサイトで「暗く湿度の低い涼しい環境で保管しましょう」と呼びかけている。でもあまりにこっそりと。これはアリバイのためだけではないか。もっときちんとテレビで流さんかいと思う。

DVD+R/RWの正しい保管法
 
http://www.dvdrw.jp/media/hozon.html

ほとんどのDVD+Rディスク、DVD+RWディスクは、反射膜に銀もしくは銀合金を使用しています。(中略)接着剤でポリカーボネート基板に接しています。通常は、この接着剤に銀の保護機能を持たせていますが、接着剤の選定が不適切であるとその界面で化学反応を起こし、銀が腐食する可能性があります。

さらに、紫外線にさらされる事でこの化学反応は促進し、銀が反応触媒になる事さえあります(図5)。その為、この接着剤の選定も開発段階では非常に重要で様々な接着剤を試して加速試験を行い、腐食の起きないものを選んでいます。
 また、DVD+Rディスクの場合、基板として使用しているポリカーボネート材料は、わずかですが水分を吸収します。その上の色素も水分を透しますので、それにより銀が腐食する可能性があります。それを防止するために腐食しにくい銀合金を採用しているメーカーもあります。
 では、銀反射膜が腐食するとどのような影響が出るのでしょう。銀が腐食すると反射率が下がりレーザー光でディスクを読み取る際、光が正常に戻ってこなくなってしまいます。その結果、その部分は欠陥となります。わずかな欠陥であればエラー訂正機能が働き、さほど問題にはならないのですが、腐食が広がるとエラーだらけとなり、もはや正しい信号を読み取る事は不可能となってしまいます。


 しかも水分が多い場合は加水分解といってポリカーボネート自体が水で分解して白濁して終わりを迎える。

 思えば昔のレコードは丈夫だった。多少たわんでも何とか聞けた。もっと強い材料やシール方法を研究するのが筋だろうと思う。
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【2009/06/05 18:57】 | 政治・経済
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