以前NHKで見たメディアの代表者とインターネット評論家の出た番組を見ていたら、新聞はこれほど部数を減らしながらまるで自己批判がなく、専門的な知識のある記者を育てて、きちんと取材していい記事を書いているからこれでいいと、のたまっていた。

確かにアメリカの新聞と比べると宅配制度が整っているから足腰は強い。しかし、アメリカの新聞もインターネットの影響が感じられなかったのは3年ほど前のことだった。ところが米国の新聞は70~80%を広告に頼っていた。それで3年間に広告費が43%も下落し部数も低迷。嵐のようなネット旋風に破たんする新聞が続出している。日本の新聞も加速度的に崩壊し半分以下になるかもしれない。

 またテレビもあまりの質の低下に若い層から始まって全く見ない人がすごく多くなってきている。しかし上記NHKの番組では、民放の日本民間放送連盟の代表はなぜ見ないのかわからないと憮然としていた。

 つまりはなんらの危機感もないのだ。

 私は時々休みながらも、何としてもブログを続けたいと思うのはこういうマスゴミの崩壊現象が起ころうとする中できっとネット側が今のマスゴミに代わってアジェンダ、社会的な問題や検討課題の方向性を決める機能がここ数年間でマスゴミからネット側に移ってくると思うからだ。ブログを書かれる人にお願いしたいのは休止期間があってもいいからしつこく粘って書き続けてほしいということだ。

 韓国で女優がネット上のうわさで自殺したことを覚えておられるだろうか。韓国では日本と違ってもともと新聞への不信感が強く、ネット上にアジェンダ設定機能が移っていて、ネット上の大きなうわささえ甚大な被害を与えるのだ。
 いわば2ちゃんねるが社会的な課題を決めるようなものなのだ。日本でもそうなる可能性がある。それは恐ろしく危険なことであり、しっかりとネットの役割の拡大を支えていかねばならない。もちろん宅配制度に支えられた新聞はそう簡単に衰退はせず共存する形になるだろう。私たちはネット側の柱となりたいのだ。

 どうか、一時的な忙しさやしんどさからブログをやめないでしばらく休憩して続けてほしい。私たちのステージは後わずかでとても大きくなる。

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【2010/04/28 00:35】 | メディア
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 連休前2日間と連休中は書けなかったが、昨日も連休明けの仕事で立て込んでいる上に大変なことで、しんどくてダウンして書けない。こんな事ではいけないと這うようにして書いている。

 やはり上杉隆さんの悲痛な、
非記者クラブメディアを排除した鳩山首相初会見への落胆」を読んだことから。
 鳩山首相はまだ選挙前からはっきりと記者会見を記者クラブ独占から開放すると公約していた。そして現党代表記者会見ではフリーライターにも公開していた。ところが首相になった記者会見で手のひらを返したように相変わらずの記者クラブ主催としてフリーライターやフリー・ジャーナリストたちを閉め出した。

 私はこれは、マスゴミが保守化して総力を挙げて鳩山政権を叩いており、そのための対処である戦術的なものであり、やがては公開するのではと思い様子を見ていた。ところが、フリー・ジャーナリストとしてマスコミ問題と公開問題を追求してきた上杉さんの文章が9月17日付けで発表されて鳩山政権と大手メディアが組んで公約破りをしたことが明確になった。上杉隆さんは、フリーのビデオジャーナリストとして野党民主党を撮影してきた神保哲夫氏とともに、この悲惨な締め出しを体験した。

 

 きょう(9月16日)、鳩山内閣が発足した。国会での首相指名投票、官邸への呼び込みを経て、現在、首相官邸で、鳩山首相が初の記者会見に臨んでいるはずだ。

 ――はずだ、と書いたのには理由がある。筆者はいま首相官邸の入口にいる。にもかかわらず、建物の中には入れない。衛視によって足止めを食らったまま、ワンセグの画面に見入っている。だが、そのバッテリーもいまや切れてしまった。

 果たして、鳩山首相はどんな言葉を発しているのだろう。おそらく後日には、首相官邸のHPでアップされるだろう。だがなによりこの歴史的な瞬間に、そして、いままでの取材の成果を得るこの時刻に、そうやって現場に立ち会えないことは悲しい限りだ。

(中略)
これまで、野党の記者会見などほとんど無視していた記者クラブメディアの政治記者たちだが、なぜか彼らだけが参加できて、年中、民主党本部に通っていたフリーのジャーナリストたちが排除されてしまった、それが鳩山首相の初の記者会見である。

 これは、何かおかしくないだろうか。

「でも、いつもこの道路のところで止められていたんだけど、初めて玄関まで入ることができた。これは大進歩だ。距離にして20メートル。1メートルずつでも、会見場に近づいていくしかないな」

 神保は、こう自嘲するが、いわれのない差別はまさしく現代のアパルトヘイトだ。
実は、筆者は官邸に入れる許可を事前に得ていた。だが、官邸入口で犯罪者のごとく扱われる神保たちの姿をみて、あまりの気の毒さに、一緒に出てきてしまったのだ。

(中略)
 神保は、民主党の本『民主党が約束する99の政策で日本はどう変わるか?』(ダイヤモンド社)を出版し、民主党の相対的な健全さを世に広めてきた「功労者」のひとりだ。その神保を締め出して、どの口で、情報公開に基づく自由な記者会見だ、というのか。ちゃんちゃらおかしいではないか。


 そして、検察のリーク情報で小沢叩きの垂れ流し報道を続ける大新聞に対し、


 そうした流れが変わったのは他でもない、民主党が開放し続けた記者会見、そこに参加していたフリーや雑誌の記者たちの報道によってである。
(中略)
 その結果、小沢一郎への風当たりは確かに弱まったのである。


 こんな悲痛な上杉さんの文章は読んだことがない。
政権交代の内幕 (Voice select)政権交代の内幕 (Voice select)
(2009/09/19)
上杉 隆

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それはこの9月19日に出たばかりの本でも、鳩山政権が記者会見をすべてのジャーナリスト・フリーライターに公開することを画期的だと絶賛し期待していたからだ。それがこれほど手ひどく裏切られる。

 マスメディアに対して私たちは、まだまだ幻想がある。いくらなんでも論理で動くだろうとか。これは国民すべてが持っていることで、そう簡単には抜けきらない。マスコミが報道機関として尊重されるのは国民の知る権利の代理人だからだ。

 でも、この数日八ツ場ダムでねつ造報道が行われている。これはまた別に書くが、マスコミの最低限持っていた国民の知る権利の代理人としての倫理性など欠けらもない。こういうデタラメしか流さないマスゴミなど本当にゴミだな、と私も思う。
 鳩山政権が公約を破ってまでマスゴミ対策をと思っても彼らは本質的に腐っていて右側のねつ造攻撃しかしない。最悪で腐臭のする悲喜劇状態だ。

 ブログがまだ日本ではそれほど大きな力がない。米国では「デイリー・コス」など1日70万~80万アクセスも集め、ある程度の世論を動かすような力を持ったそうだ。経済的な体制を確立し取材者を雇ったのだ。
 日本では、個人ブログでもそういう組織力はない。
 どうしたら日本でももっと影響力を高められるかそれぞれの検討が必要ではないだろうか。

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【2009/09/25 17:11】 | 政治・経済
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