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 森田健作氏が千葉県知事に県民に「完全無所属」だと嘘をついて、千葉県知事になったときこのまま首都圏の知事が次々とポピュリストに入れ替わったら、たとえ自民党の危機でも、その知事たちが連合して新自由主義・タカ派のポピュリズム新党を作り、キャスティングボートを握る可能性があると思っていた。結局は政権交代の内実が破壊されることになる。

 今度の橋下大阪府知事の地方分権新政治勢力というものは、自民党や民主党に地方分権の政策を入れさせると言いつつ、このポピュリズム新党を目指したものだ。その「地方分権」はどこでも受け入れられる程度のもの。実質は自民党と連立して救済すると共に民主党の新自由主義への回帰と引きずりこみをねらったものだ。

 しかし、なぜ中田横浜市長が入っているのだ。少し意外には思う。今週の「週刊朝日」によると、中田市長の勉強会が母体となっていると報道されている。この勉強会で何らかの政治的アピールをしたほうがいいのではという意見が交わされ、こういう動きが出てきたそうだ。ただし、中田市長は橋下知事に比べると慎重派で、ずいぶん差があるようだ。

 しかも古賀誠自民党選挙対策委員長が、東国原宮崎県知事に総選挙の出馬要請をしたことからこの戦略が打撃を受けた。東国原知事の機会主義的で政治的センスのない面が露骨に出て、自民党に色気を見せておいてなおかつ総裁でならば、という趣旨の発言をしたことで、自民党内部からも大きな反発を呼んだのだ。
 このせいで橋下大阪府知事も東国原知事と別行動を提案した。
 東国原知事はテレビ出演をたび重ねて宮崎県の宣伝はするが宮崎の行政や経済的な面で何もしていない。


http://www.pref.miyazaki.lg.jp/
parts/000114916.pdf

21年度予算
投資的経費の縮減・重点化▲5億円
(1) 公共事業の縮減・重点化
・新直轄、維持管理経費を除き、前年度比▲5%
・新直轄、維持管理経費は所要額
(2) 必要性、緊急性が特に高いものを除き、施設の新規着工を凍結

特に平成21年度歳入不足 ▲337億円

収支改善の取組み(一般財源ベース)
(単位:億円)

1 人件費の削減         16
2 投資的経費の縮減・重点化  5
3 事務事業の見直し       58
4 歳入確保対策         18
計                  97


 不況下で何もできないのに、公共事業縮減もできず破綻している。むしろこのままでは破たんしてぼろが出るので中央政界へ逃げようとしているらしい。

 一方で、橋下大阪府知事も、この後大きなブレを見せる。地方分権を旗印にした新しい政治勢力結成を宣言して、まず大阪府内の市町村に呼びかけそして全国の自治体首長に参加するよう発言した。
 ところが、この勢力で既存政党の支持を決めようと6月29日に言い始め、大阪府市町村や石原東京都知事からも、政党支持に否定的な声が出た。これは当たり前でそんなことをするのは、無党派で当選している自治体首長の選挙まで影響して何らメリットはないのだ。

 そうすると、橋下知事は、独裁者として決めるわけにはいかないと、そう言ってるそばから、個人として一人で政党支持を決めると言い始めた。これでは実質橋下知事の政治思惑で引きずり回されることになりかねない。このまま行けば、新政治勢力そのものが空中分解する。橋下知事の政治センスそのものが突然おかしくなったのだ。

 しかし、私としてはこのまま雲散霧消することを願う。
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FC2blog テーマ:衆議院選挙 - ジャンル:政治・経済

【2009/06/30 18:05】 | 政治・経済
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