いろんな社会問題があっても、人々はある程度たつと忘れようとしてしまう。そういうメカニズムがあるのだ。でも安倍政権のは別だ。

 それは、これが日本の民主主義を根底から覆すファシズムだからだ。ファシズムは気軽に使われてきた。でも今回のは本物だ。

消費税増税、特定秘密保護法、集団的自衛権の憲法解釈変更、そして自民党憲法改悪。

麻生太郎副総理自身がナチス発言で「いつの間にか憲法が変わっている。やかましい騒然とした中でせず静かな中でそうすべきだ。」きちんと教えてくれて注意したではないか。

だから忘れるわけにはいかない。これが正念場だからだ。

 それはあまりに大変だ。荷が重すぎる、そんな大変な事には耐えられない。そう思う人もいるだろう。だが、ある程度これは日本国民が初めての経験なのにキチンと対峙しているということなのだ。60年安保でも数週間だった。70年学生運動でも卒業して社会に出ればどっかにいくと見透かされていて現実にモーレツサラリーマンになってしまった。

今の日本で実にみんなしぶとく動きアピールしている。新聞・マスコミもかつてより骨抜きだ。でもネットの力が大きい。私たちは自らを表現する道具を持っている。忘れず闘い続けることができる。新しい抵抗を続け、新しい局面を切り開こう。

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【2013/10/19 05:09】 | 政治・経済
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 日本での不況による危機の中で現代のファシズムはありうるか。今大不況で今年40万人が路頭に迷うといわれています。これは戦後始まって以来の社会的危機で、この危機突破のため戦争待望と一層の独裁政治を求める動きが出てくる可能性があります。

 山口定『ファシズム――その比較研究のために』有斐閣1979年(改題新版『ファシズム』岩波書店1979年)によると、ファシズムは上だけ、下だけということはなく、必ず下からの大衆的な動きと権力層の中からのファシズムの動きの両方が合わさることにより、成立するそうです。その強弱のパターンは様々ですが。

 ではナチスの上からの動きなどあったのかといわれそうですが、まず大恐慌により資本家や権力層がワイマール体制の民主政治を廃止を求めるようになったのです。
 また、ヒンデンブルグ大統領も国会の束縛を嫌い、ワイマール憲法48条の大統領緊急令の規定「『公共の秩序と安定』が危険にさらされ国家が憲法の義務を履行できなくなったとき、大統領は軍隊の援助のもとに緊急令を強行でき、その際に身体の自由、住居不可侵、通信の秘密、言論の自由、集会結社の自由、私有財産の保護の一部または全部を停止することができる」を多用しました。
 ただし、通常言われている財界による補助は選挙の勝利直前でした。

 日本の戦前でも、実は幅広い層から戦争と天皇制の絶対化を望む動きがあり、新聞も同調しました。
 2.26事件による軍隊の、動きも強まりました。 軍部内で分かれていた皇道派が起こしたクーデーターで彼らは敗れ逮捕され対立していた統制派の勝利に終わったのに、その後政党政治はほぼ瓦解し、軍部による支配が決定的になりました。

 今の日本でのファシズムの動きというのは上からのものはまだないと思います。
 小泉や橋下などのポピュリズム政治だけではファシズムに至らないと思います。もっと上からのファシズムを目指したはっきりとした動きが必要だと思います。

 そして貧困化による下からの大きな動きも。戦争待望論などとなえる人が赤木智弘「丸山眞男をひっぱたきたい-31歳フリーター。希望は、戦争」など出てきて本人は別のところではレトリックだとの趣旨を発言していますが、これはそれだけの動きにとどまらないもので、貧困者が戦争を待ち望むある一定のベースを作ったのではないか。

 それとネットアホ右翼というのはネオナチスだと考えたほうがいいと思います。確かにアホでネットゴキですが、ナチスの末端もあんなものではないか。でもあれでは雑音に過ぎません。

 もっと普通の人が没落して路頭に迷い始めたとき、その中や予備群から真のファシズムの動きが起きるのではと思っています。派遣切りへのきちんとした対応を求めるべきです。それが日本社会を破壊しないための重大な施策です。

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【2009/01/31 13:59】 | 政治・経済
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