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 一昨日27日に書いた、木村盛世検疫技官の政府参考人招致は、民主党の鈴木寛議員のがんばりで理事会で招致が決定し、昨日28日に参議院予算委員会で国立感染症研究所の森兼啓太主任研究官と木村盛世検疫技官の政府参考人による質疑が行われた。

 森兼主任研究官は「検疫は、有症状者を見つけることに関しては当然ながら有効」とする一方、「それに要する人手と、お金、時間、手間、そういったところのバランスというところではないか」とした。実際の対応については、成田空港の「水際対策」で日本最初の感染者が4人確認された際に、「皆さん、わたしも含めてそちらの方に目が向いてしまって、国内の態勢がワンテンポ遅れた」と指摘。

「これは大きな教訓として、第2波以降に備えるべきだと思う。国内の対策も水際対策も、両方とも大事」と強調した。検疫縮小のタイミングについては、「国内例が見つかって最初(の16日)から48時間ぐらいで150人ぐらいの患者が検知された。国内でも既に流行しているということが分かった。

この時点で国内の検疫体制を速やかに縮小すべきだったと思う」と述べた。これに関しては、19日に舛添要一厚労相に機内検疫をやめて有症状者のスクリーニングに切り替えるよう提言したといい、3日後の22日に対処方針を改めて機内検疫を中止したことについて、「こういったスピード感を持った対策は非常に良かった」と評価した。

 一方、木村厚生労働省技官は「現場としては(検疫態勢は)大して変わっていない。今もかなりの労力をかけて検疫を行っている最中。そういう意味では人的にもかなりの負担を強いられている状況」と説明。

「検疫偏重」となった理由として、「毎日毎日、マスクを着けて検疫官が飛び回っている姿は、国民に対してアイキャッチ。パフォーマンス的な共感を呼ぶ。そういうことで利用されたのではないか」

「検疫では国が主体となる検疫法に基づいて動くが、国内に入ると感染症法で、地方自治体の主導になる。感染症法という“国内お任せ”をある意味、想定外とした厚労省の考え方があったのではないか」

「医系技官の中で、十分な議論がされないまま、十分な情報の見直し、収集がされないまま、このような検疫偏重が起こったのではないか」の3点を挙げた。



[質疑内容] 2009/05/28 18:13 キャリアブレイン「検疫偏重」で議論―参院予算委から(BY「晴天とら日和」)

 木村盛世技官の言われるとおり、膨大な費用と人員と手間をかけた水際作戦は一体何なのか、何の役に立ったのか、その反省が出てこない。

 国立感染症研究所の森兼啓太主任研究官の言葉は異様なよいしょぶりである。まあ、そのよいしょのために出てきているということはあるのだが、木村技官による、現在も検疫体制が変わっていないというのは気になるところだ。ブレーキが効かないのだろうか。機内検疫をやめただけになっているのだろうか。

 今回は政治家のパフォーマンスがなぜ出てきたのかも気になる。厚労省があまりに巨大になりすぎ政治家である舛添大臣は対応できず、そのためにパフォーマンスしかできなくなったという見解がある。的を得ていると思う。

 そうならば今回の厚労省二分割も非常にだいじなことではなかったか。それが文部省の幼稚園行政を取り上げ、幼保一元化を厚労省を分割した国民生活省で少子化・児童局新設で行うことへの反対で厚労省分割が中止になったのは何ともお粗末ではないか。麻生総理は分割を命じてないと逃げるばかりでおよそ総理の役目を果たしていない。幼保一元化は棚上げにして橋本政権の中央省庁再編の一部失敗を認めて、厚生労働省の分割を行えばいいのだ。それが総理大臣の役目でリーダーシップだろう。

 毒性を強めた第2波の時はどうするか今から議論と検討を行うべきだと思う。こんな森兼研究官の言葉で終わっては困る。おそらく水際作戦は2波でも役立たない。蔓延が予想されるのだ。もはやかなり大流行することを前提にPCR遺伝子検査をしっかりとやれる体制を整え、国民ができることを宣伝する。重篤になった人の治療体制を整える。それしかないと思う。
 それには今起こっている事実を見つめることだ。

 実は木村盛世技官がホームページか、ブログに何か書かれるのを待っていたが、待ちくたびれたので参考になることを書かれたら後日報告したい。

 それともう一つ、木村盛世技官インタビュー記事

●ロハス・メディカル(2009年5月 1日 18:37)
新型インフルエンザ、水際封じ込めはナンセンス(BY「晴天とら日和」)

――『厚生労働省崩壊』(講談社)というショッキングな題名の本を、現役厚生官僚・医系技官の実名で出版されましたね。なぜですか。
厚生労働省が危機的な状況だからです。広く議論していただくために、自分の専門的立場から提言したかったのであって、暴露本を書いたつもりはありません。実名でないと意味がないし、辞めてから言っても意味がないと思いました。何が危機的かといえば、今回の新型インフルエンザへの対応ひとつとっても実にお粗末です。インフルエンザの疑いだけでギャンギャンやっているけど、もっと危険な感染症やバイオテロに襲われたらどうするのかという思いもありますし、『JAPAIN』と書かれてしまう位に日本の国際的な存在感が低下しているのに日本人があまり危機意識を持っていないようにも見えました。

 ――お粗末ですか。
厚生労働省が言っているのは、検疫による水際での封じ込め、ワクチン、タミフルの3点セットですよね。でも、こんなの新型インフルエンザに対してはナンセンスです。特に問題が大きいのは検疫です。症状だけでは、普通の風邪や既存のインフルエンザと見分けがつきませんし、10日間の潜伏期間もあります。それから、簡易キットによるスクリーニングが100%の精度であるはずありません。過去のインフルエンザの例を見ても、学校の閉鎖や空港の閉鎖なども成功した試しがないんです。日本に入っちゃうと思った方がいいし、入っちゃったら間違いなく広がります。幸いに今回のウイルスは弱毒性のようですから、やるべきことは既存のインフルエンザとそんなに変わらないですよ。

インフルエンザワクチンは効果がそもそも不明です。昔、日本で小さなスタディがあって、ワクチンを打った群と打たない群とを比較したら打った群の方が発症率は低かったというのですけれど、よくよく調べてみたら、そもそもワクチンを打たない群というのは、元々体調が悪かったとか体力がなかったとかで打てなかっただけだったんですね。要するにワクチンが有効という大きなエビデンスはありません。それよりは、感染される側の体力の方が大切です。

タミフルについては今回のウイルスに効くかどうか分かりませんし、既に日本は使いすぎて耐性を獲得したウイルスもある位なので、濫用せず本当に使う必要がある時に留めるべきでしょう。あまり頼りすぎない方がよい。

 ――なぜそんなものを前面に押し出しているんでしょう。
専門家がいないからでしょうね。WHOもフェーズ3から4に上げる時、封じ込めに努力せよなんて言ってません。それなのに封じ込めできると言っているのは、国民を欺く行為です。もし彼ら自身が本気で可能だと思っているのだとしたらあまりに宗教的だし、頭に何か新種のウイルス感染でも起こしているのでないかと心配になりますよ。

現実的な解釈はこうです。そもそも日本の病院は感染症に対応するようにできていません。今回の疑い患者が収容された横浜市民病院も360万都市なのに陰圧室が2床しかないですよね。アメリカの試算では、新型インフルエンザに対応する能力を病院に持たせようと思ったら1病院あたり1億円かかります。病院経営がどこでも悪化している中、それだけのお金が出てくるはずもありません。

それから、重症患者にあたるには、一般内科医や皮膚科医、精神科医などでは無理で、呼吸器科の医師、挿管できる救急医、感染制御の知識を持った医師が必要ですけど、ただでさえ医師不足なのに、どこにそれだけのドクターがいますか。ナースの人手も全然足りません。ハコもヒトもカネもない、どうやったら対応できるんだという議論をしないといけないはずなんですけれど、その議論を避けたいから100%水際で止めるんだと言っているんでないかと感じます。

もう一つは法律の問題もあります。海外から国内へ入ってくるものを止める検疫法は厚労省の直接管轄ですけれど、国内で発生してしまった後の感染症法は主体が地方自治体になります。厚労省は「やれ」とだけ言えばいい。今回の疑い患者の例に関しても、厚労省は横浜市からきちんと連絡が来ないという言い方をしてますでしょう。いちど入ってきてしまったら、後は厚労省が責任を負わないで済むんです。だから検疫、ワクチン、タミフルという効果のないものでごまかしているんではないでしょうか。

 ――そう言われると、なるほどと思いますね。
今回はたまたま弱毒性のインフルエンザだったからいいですけれど、この体制の不備を突かれてバイオテロなんかやられたら日本は崩壊しますよ。私はずっとこの問題を言い続けています。

今は、厚労省の結核感染症対策課も不眠不休で対応に追われて疲弊していると思います。ただ、そもそもが机上の空論。現在の日本は、天然痘のように封じ込めできる疾患と、インフルエンザのように封じ込めできない疾患の区別すらついていません。それで、お金かけても仕方ないところにお金かけてます。発見率の極めて低いサーモの機械は1台300万円しますし、これを見るための検疫官を他の省庁からも借りてまで増やす、そんな無駄なことに税金を使っています。

それよりは、医療センターや国立病院の空いている敷地にプレハブを建てて、JICAの感染症専門の医師たちに専門外来をさせればいいのでないかと提案を上げました。公務員と準公務員を活用すれば、大して金額はかかりません。そういうきちんとした専門外来を設けて、国民の不安を解消する方が大事だと思います。

 ――先ほど専門家がいないという話でしたが、医系技官は専門家ではないのですか。
医系技官の使命は、国民の健康と安全な医療を守ることであり、そのためにはプロフェッショナルである医師の能力が必要。だから本来は専門家であるはずです。ただし、今の医系技官は、臨床も何もできない専門能力のない医師がたまたまやっている。だから彼ら自身、自分たちの知識のなさをカバーするので精一杯。世界を見渡せば、専門能力を持って活躍している日本人は大勢います。そういうトレーニングを積んだ人間を登用するシステムに直して、総入れ替えした方がいいと思います。今は、単に天下りを守るだけの集団に成り下がっています。

 ――600人という医系技官の数が多すぎることはありませんか。
数より質ではありますけれど、しかし担う重責を考ると、能力のある人さえ確保できるのならもっと多くてもよいと思います。技官の役割は、現場と交流して、その意見をきちんと施策の企画立案に還元することです。霞が関にいたって現場のことは絶対に分からないし、施策の企画立案を法令官僚だけするのは不可能です。現場の意見をきちんと吸い上げるような仕組みと人が必要なんです。でも今はトップダウンで、現場では無理と思っているようなことが、本省が言っているからで全部押し通されてしまっています。

人材不足に関しては、アメリカやイギリスに留学している人も大勢いるのだから、いっそのこと向こうの大学を日本に誘致してしまえばいいと思っています。最初の教授は向こうの人になるんだろうけど、そのうち日本人も育って学術的な後れも取り戻せるし、留学費用にお金を使うぐらいならそっちの方がいいんじゃないですかね

 ――本を出して、何か本省から言ってきましたか?
本当にフランクに言ってくればいいんですが、何も正面切っては言ってきません。それをせずにイジメのようなことばかり。今回もアマゾンの書評に一般読者を装って悪口を書き込んでいる程度でしょう。彼らは一人ひとりは非常に臆病な羊。でも群れると狼になって意地悪をするんです。私は別に何も悪いことをしていないので、辞めろと言われる理由はないんだけれど、いつ辞めてもいい覚悟ではいますよ。一方で、もし責任ある仕事をしろと言われるならば、それも運命と思って懸命にやるつもりです。

 ――腹をくくっている分、上の人たちからすると一番始末に困りますね。
困るでしょうね。腹をくくってないと動いていかない、ビクビクしていたら動いていかないですよ。高校時代に五木寛之さんが学校に来て講演してくれて、「君たちは生きているだけでも困難な時代に直面している」と言っていました。今はさらに状況が悪くなっていて、私は娘たちが中学生だけれど、娘たちの時代に果たして日本があるんだろうかと思わざるを得ないんです。人生の中で日本を脱出するチャンスもあったし、日本に帰ってこない選択もあった。それでも私はやっぱり日本人だから日本に帰ってきた。だったら子供たちが安心して暮らせる日本をつくるのが私の務め、そう思っています。

 だから、ダメなものはダメと言い続けて、飛ばされ飛ばされ続けています

 ――同じような境遇の方は他にもいるのでしょうか。
1人だけ仲間を見つけましたけど、その人に話を聞いたら、他の人たちは辞めちゃったか、何も言わなくなっちゃったか、のようです。こんな姿を見ていると娘たちも何かを感じるんでしょう。「マミー負けるな」と言ってくれます。私も親の背中を見て育ちました。親がウソをついたり、ズルしたり、そういう姿も全部見ている。だからそういうことをしないで正々堂々としているというのも自分の役割かなと思っています。

 ――最後に一般の人たちに今回のインフルエンザに関して専門家の立場からアドバイスを。
厚労省の対策をけなしましたけれど、じゃあ国民は何もできないのかと言ったら、そんなことありません。他の気道感染性のウイルス感冒の予防と同様に、手洗い・うがいをしっかりやる。それからウイルスに負けない抵抗力を持つために、休養をちゃんと取ってバランスのよい食事をしてストレスを溜め込まないことが大事です。

マスクは、咳をしている人が他の人にうつさないためには意味があるけれど、感染を防ぐのに有効かは不明確です。あまり神経質になる必要はないでしょう。ただ日本では咳エチケットが定着していなくて、平気でゴホゴホやっている人もいるから、そういう人にマスクしてくださいというのは意味があるかもしれません。本来は国が責任もって咳エチケットを広めるべきと思います。

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【2009/05/29 22:25】 | 病気流行、パンデミック
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 神戸市の新型インフルエンザの国内感染は灘区の県立神戸高校の3人に続き、長田区の県立兵庫高校で、女子生徒5人の感染が確認された。兵庫高校の江本博明校長が午後10時20分過ぎから会見をした。「早く回復を願うばかり。どこまで感染が広がるか分からないが、できることを精いっぱいやりたい」と厳しい表情で語った。この二つの高校は、神戸でも知られた学校だとお玉さんが書いている

 県立兵庫高校のホームページの冒頭フラッシュ画面を見ていると対神戸高校の対戦写真が出てくる。卓球のほかに感染の中心となったバレーボール部も。関係が深いのだ。

 これに続いて、兵庫県だけでなく、大阪府茨木市の私立関西大倉高校の女子1人、男子1人、性別不明7人の感染が国立感染症研究所で確認された。このうち1人は別の生徒の妹という。さらに、ほかの生徒約100人がインフルエンザの症状を訴えていることから、集団感染の疑いもある。13日、2年生10人がインフルエンザの症状を訴えたため、学年閉鎖を実施。14日以降も34人、15日に44人、16日にも45人が欠席。併設している中学校でも2人の欠席者が出ている。しかし府が、こうした事態を認識したのは16日になってからだった。

 これらの感染者はいずれも海外渡航経験がない。関西でかなりの規模で感染が広がっているのではないかという疑いがある。


神戸市内における新型インフルエンザ患者の発生による休校と公共施設への決定。
期間は当面7日間〔5月16日(土曜)~22日(金曜)〕。

◎幼稚園・小学校・中学校など学校関係
○休校
幼稚園・小学校・中学校など学校関連神戸第一・芦屋学区(東灘区・灘区・中央区・芦屋市)・神戸第二学区(兵庫区・北区・長田区)及び神戸第三学区(長田区のみ)の神戸市立幼稚園・小学校・中学校・高校・特別支援学校は休校とする。

私立学校・大学には休校を要請する。
県立学校については、県に要請する。
芦屋市にも要請する。

○修学旅行の延期
神戸第一・芦屋学区・神戸第二学区及び神戸第三学区(長田区のみ)の学校は、修学旅行を延期する。(私立学校には要請する)

○保育所、高齢者通所施設
神戸第一・芦屋学区・神戸第二学区及び神戸第三学区(長田区のみ)の保育所、高齢者通所施設などは、休所する
・すでに来所された方へのお迎えをお願いする。

◎そのほかの施設
市関係の公共施設は、入口で衛生管理の注意を呼びかけ開館する。(民間施設は、注意を呼びかける)

市役所業務は継続する。(ただし、5月のポリオの予防接種は中止する)
イベント名開催予定日状況
神戸まつり(東灘・灘・中央区)5月16日(土曜)すべてのイベントを中止します(兵庫・北・長田・須磨・垂水・西区は予定どおり開催します)
こうべロボット夢工房withICRA20095月16日(土曜)すべてのイベントを中止します
エコカーフェア5月16日(土曜)
・17日(日曜)
すべてのイベントを中止します
神戸まつり5月17日(日曜)メインフェスティバル・第28回ヨットレースを中止します
シティホールコンサート5月20日(水曜)すべてのイベントを中止します


兵庫県内で中止、変更されたイベント一覧

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【2009/05/17 05:19】 | 病気流行、パンデミック
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 新型インフルエンザで初の国内感染の患者が出た。国立感染症研究所の検査で、感染が確定した。神戸市の兵庫県立神戸高校の生徒(17)で3年の男子で渡航経験がない。11日に症状を訴え、しかもその後に周囲にいた同校生徒の男女2人も、神戸市環境保健研究所が実施した遺伝子検査で感染が濃厚となった。なお、朝日新聞や毎日新聞のサイトで高校名を出しているので明記する。

 感染が確認された3年生男子生徒は11日に悪寒を訴え、12日に登校したが、37.4度の発熱で早退し、市内の診療所を受診し、簡易検査でインフルエンザと判明。15日に同市環境保健研究所がウイルスの遺伝子を調べるPCR検査をしたところ、新型インフルエンザの陽性反応が出た。

 男子生徒は治療薬リレンザの処方を受け、自宅療養していたが、16日、感染の広がりを抑えるために市内の指定病院に入院している。現在の容体は安定しているという。

 2年生男子は15日に発熱し、市内の別の診療所を受診し、簡易検査でインフルエンザと判明。夕方には39.7度の熱が出て、リレンザで治療している。16日未明に市内の指定病院に入院し、同日朝、遺伝子検査で新型インフルエンザの陽性反応が出た。

 2年生女子は12日に発熱。3年生男子と同じ診療所を受診、簡易検査をしたところインフルエンザと判明し、16日未明に市内の指定病院に入院した。16日朝の遺伝子検査で、新型のインフルエンザの陽性反応が出た。だが舛添厚労相によると、鼻汁程度で現在回復しているとのことだ。

いずれも市立医療センター中央市民病院へ入院した。
この2人も同様に渡航経験がない。

〈神戸の高校生、新型インフル確認までの経緯〉2009年5月16日13時2分 朝日新聞

http://www.asahi.com/national/update/
0516/OSK200905160054.html


【神戸高校での新型インフルエンザをめぐる経緯】(厚生労働省や神戸市の発表内容などから作成)

5月8日 インフルエンザと思われる症状で部活動を休む生徒が出始める

 11日 バレーボール部の3年男子生徒Aが悪寒を訴える

 12日 生徒Aが発熱、診療所での簡易検査でインフルエンザA型陽性。診療所が詳しい検査を神戸市環境保健研究所に依頼。同日夜に同じ高校の2年女子生徒Bが発熱

 13日 簡易検査で生徒BがA型陽性

 15日 同じ高校のサッカー部の2年男子生徒Cが発熱で高校を早退、簡易検査でA型陽性。生徒Aの検体の詳しい検査で新型の豚インフルエンザ陽性

 同日午後11時ごろ 市が生徒Aに自宅から出ないよう要請、厚生労働省に連絡

 16日午前0時ごろ 市が生徒Aと高校に新型インフルエンザの疑いを伝える

 同日午前0時半ごろ 高校に教職員が集まり、各生徒の家庭に新型インフルエンザの疑いについて連絡

 同日午前1時すぎ 市が記者会見で「新型インフルエンザ国内初感染の疑い濃厚」と説明。同じころ生徒Cが指定病院に入院

 同日午前3時15分 生徒Aが指定病院に入院。この時点でほぼ回復

 同日午前4時半 生徒Bが指定病院に入院、その後に新型インフルエンザ陽性

 同日午前7時 市が新型インフルエンザ対策本部員会議を開催。この高校と同じ学区の市立幼稚園・小中高校などを22日まで休校にすることを決定

 同日午前9時ごろ 市が記者会見で、同じ高校の別の生徒17人が体調不良を訴えていると説明

 同日午前11時ごろ 国立感染症研究所が生徒Aの新型インフルエンザ感染を確認


 舛添厚生労働相が会見した。

 神戸高校は休校を生徒らに通知。神戸市は、16日午前7時、矢田立郎市長を本部長とする「新型インフルエンザ対策本部」を開催。3人が通う神戸高校がある同市灘区と、東灘区や中央区の全市立小中高校と幼稚園の計75校園を22日まで7日間、休校・休園にすることを決めた。
 さらに、隣接する兵庫県芦屋市と3区内の県立・私立高校などにも休校を要請した。芦屋市教委は市内の小中学校と幼稚園を休校・休園とし、神戸大も休講することを決めた。厚生労働省も職員を派遣した。対象の児童、生徒は3万6千人にのぼるという。

 鳥インフルエンザと違い、弱毒性である。今は神戸市が対応している。

 あわてないことだ。行事や催しや集会などの対応も各自に任されている。
 なお神戸まつりの一部だけの停止はあるようだ、と舛添厚労相が言っていた。

 政府は16日、関係省庁の局長級でつくる「新型インフルエンザ対策本部」(本部長・麻生太郎首相)の幹事会を首相官邸で開いて、国内の感染状況がこれまでの第1段階(海外発生期)から第2段階(国内発生早期)に移ったことを確認し、患者が学校や保育施設に通う児童・生徒の場合、市区町村の一部ないし全域、状況によっては都道府県全域で休校、休業措置を自治体などに要請することを決めた。

厚生労働省まとめ、「新型インフルエンザ対策行動計画」に定められた「第二段階 国内発生早期」の対応

新型インフル 初の国内感染確認 神戸市の高校生
5月16日12時54分配信 毎日新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a
=20090516-00000013-maip-soci


 厚生労働省は16日、新型インフルエンザ感染が疑われていた神戸市内の男子高校生について、国立感染症研究所の検査で、感染が確定したと発表した。検疫での水際阻止でない初の国内感染例になった。男子高校生と同じ神戸市内の高校に通う男女2人も、市環境保健研究所が実施した遺伝子検査で、感染の疑いが濃厚と判明。3人に海外渡航歴はなく、国内で人から人への感染が広がっている可能性も高い。厚労省は現地に職員を派遣し、感染ルートの解明を急ぐ。市と周辺自治体は、学校の休校など、まん延防止策を取り始めた。

 神戸市は「今回の新型インフルエンザは、季節性インフルエンザに近い症状で治療薬も有効なので、冷静に対応してほしい」と呼びかけている。

 政府は感染確定を受け、対策本部の会合を開き、国内の行動計画を第1段階(海外発生期)から第2段階(国内発生早期)に移す。 関係者によると、3人が通うのは県立神戸高校(神戸市灘区)。感染が確定した3年生男子(17)と2年生女子(16)、2年生男子(16)で、発症は11~15日。いずれも市立医療センター中央市民病院へ入院した。

 3年生の男子生徒については、市環境保健研究所が15日に実施した検査で新型感染の結果が出たため、市は16日未明に厚労省に「感染を否定できない事例」として届け出た。この生徒はバレーボール部に所属。部内ではインフルエンザがはやっており、他にも体調不良を訴えている生徒がいるという。

 この検査結果を受けて市が調査したところ、さらに2人の感染疑いが見つかった。2年生の女子生徒は、12日に38度の熱が出て15日から入院中だが、ほぼ回復している。2年生の男子生徒は15日夕に39度まで熱が上がり、リレンザを投与された。16日未明から入院している。

 さらに、同じ神戸高校に通う生徒17人が体調が悪いと訴えているといい、同市は外出禁止を要請した。集団感染の疑いもあるため、高校は16日朝から登校禁止の措置も取った。

 神戸市医師会の川島龍一会長によると、12日夜、医師会の新型インフルエンザ会議で「A型インフルエンザが四つくらいの高校ではやっている」との情報があった。医師会のこの会議には市の予防衛生課長も出席していたが、新型ではないと思ったため、環境保健研究所への報告はしなかったという。

 3人のうち3年の男子生徒の検体が同研究所に届いたのは12日午後5時前だったが、別の検体も届いたため、検査を途中で中断。13、14日はノロウイルスの食中毒の検査をし、14日夕にはさらに別の新型インフルエンザが疑われる検体が届いたため、男子生徒の検査が15日夜まで遅れる結果となった。

 ◇神戸まつりも対象区で中止

 神戸市は16日午前7時から新型インフルエンザ対策本部会議を開催。感染研の結果を待たず、国の行動計画の第2段階(国内発生早期)に相当する独自の対策を決定した。

 対策本部の決定事項によると、同市の東灘・灘・中央の3区の市立学校全75校を22日まで休校する。対象は幼稚園、小・中学、高校、特別支援学校で、修学旅行は延期する。また、区内の県立学校や私立学校・大学、同じ学区内に学校がある芦屋市にも休校を要請。保育所や高齢者通所・介護施設などには休校園、休業を要請する。

 16、17両日に予定されていた市の名物イベント「神戸まつり」も、休校対象区内の16日の催しを中止、17日はメーンイベントの「おまつりパレード」など、すべての行事を中止する。市の公共施設については、入り口で衛生管理を呼び掛けた上で開館するという。

 矢田立郎市長は「的確かつ迅速に対応することで、感染の拡大が起こらないようにしたい。情報を共有して、総力を挙げて取り組む」と指示した。

 ◇冷静に対応を 症状は「季節性」程度

 元世界保健機関鳥インフルエンザ薬物治療ガイドライン委員会委員 菅谷憲夫・けいゆう病院小児科部長の話 神戸ではおそらくまん延し始めた段階で、周囲にも発症者がいるはず。感染源、感染ルートは分からないが、全国各地に同程度の感染者がいると考えていい。

 しかし、患者の症状はあくまで季節性インフルエンザ程度のため、個人は絶対冷静に対応してほしい。そうしなければ偏見や隔離を避けるため、発症しても隠すようになってしまう。

 感染が確定すると、現在の国の行動計画では、診断した医者も含めて隔離されたり、病院が閉鎖されたりしてしまう。今回の症状程度では、そこまでする必要はない。過剰な対策は、発見を遅らせたり、拡大させる原因になりかねない。

 また、健康な人が感染を恐れて家に閉じこもる必要はない。だが糖尿病など別な病気を持っている人が重症化する例はあり、基礎疾患をもっている人は注意してほしい。

 今回の感染発覚は水際対策では完全に防ぎきれないという証拠だ。今後は水際対策より、早期の治療、診断を進めなければならない。


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【2009/05/16 14:42】 | 病気流行、パンデミック
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 米国で、死者が出たのを受けて、WHOは、新型インフルエンザの警戒レベルをフェーズ5に一段階引き上げた。これは人から人への感染がメキシコだけでなく米国でも感染していることが確認され、世界的流行の一歩手前ということである。

ただし、弱毒性だということで、当初にはそれほど被害は広がらないだろう。これも強毒性に変化すれば別だ。問題はメキシコの死者をどう見るかだ。それと米国の死者一人をどう考えるかだ。米国の死者は子供で本当にお気の毒だが、メキシコからアメリカへの旅行者である。やはりまだメキシコのみ、被害が大きいということは消えていない。

 既に書いたとおり、スミスフィールド社の子会社が感染源として疑われるが大規模養豚の処理物が放置されている。ひどい公害企業だが、これでダイレクトに新型ウイルスが発生するわけではない。ただ大規模だということとその企業が政治的に廃棄物処理が違法免除されていることだ。
 こういう中で村人が同様の症状が3月に発生したと申し立てているのに、メキシコ政府のいうとおり他の村人が陰性だということが信じられるかどうかだ。灰色状況だというしかない。

 しかし、弱毒性だということで一息ついてもいいと思う。仮に強毒性に変化するにしても鳥インフルエンザのH5N1型よりは、はるかに毒性は弱いと思うからだ。鳥インフルエンザの場合はパンデミックの場合は外出さえ危ぶまれたのだ。インフルエンザという名の出血熱のようなものになると予想されたのだ。でもそれほどではない。冷静になって対処願いたい。特に50歳代以上はAソ連型インフルエンザがH1N1型でその免疫がある。

 それとデマが山のように出回っている。デマを流さないでほしい。みんなデマを見抜いてほしい。
 
4月30日5時15分配信 時事通信

http://headlines.yahoo.co.jp/
hl?a=20090430-00000017-jij-int


 【ジュネーブ30日時事】世界保健機関(WHO)のマーガレット・チャン事務局長は29日夜(日本時間30日早朝)、メキシコを中心に猛威を振るう新型インフルエンザへの警戒レベルをこれまでの「フェーズ4」から「フェーズ5」に引き上げたと発表した。
 最も被害が大きなメキシコに加え、米国でも人から人への感染が拡大していることが確認されたため。フェーズ5は世界的な大流行(パンデミック)の一歩手前の状態になったことを意味する。1968-69年にかけて発生した香港風邪(インフルエンザ)以来のパンデミックに発展する恐れが高まっており、WHOは世界に強い警戒を呼び掛けた。
 WHOは同日午後、今回の新型インフルエンザに関する科学的検証会合を開催。チャン事務局長は同会合での情報に加え、世界各国のインフルエンザ専門家による緊急委員会のメンバーとも対応を協議し、警戒レベルの引き上げを決断した。
 チャン事務局長は記者会見で、「(今回の)インフルエンザウイルスは急速に変異し、予測不可能な動きを見せている」と、懸念を表明。早急に多くの疑問点への解決策を見いだすのは困難だとの認識を示し、「すべての国がパンデミックに備えた計画を迅速に実行に移すべきだ」と訴えた。


2009 H1N1 Flu Outbreak Map


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【2009/04/30 06:30】 | 病気流行、パンデミック
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デマと真実の見抜き方
デマと真実の見抜き方
だいぶ感染者が多いですね。世界の人口と比較すると比べ物にならないくらい感染者が多いですね。さすがフェーズ5だけあります。感染者数は例年並みです。マスコミって恐ろしいです。そりゃ毎年インフルエンザウイルスは微妙に変化しますから新型なのでしょう。製薬会社と某団体してやったりです。

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(メキシコ、マスクの人たち)
メキシコ、マスクの人たち
 メキシコに続いて、26日にアメリカも公衆衛生上の非常事態宣言を出した。
 ナポリターノ米国土安全保障長官は、財政支出などの態勢を整えるためのハリケーンと同様の手続きなので過剰反応しないように求めた。でもそれは誰も信じないだろう。

 現在WHOの豚インフルエンザに関する緊急委員会を繰り上げて開催中である。どうやら警戒レベルをフェーズ4に上げるか検討しているようだ。一刻も早く上げてメキシコの空港と国境を閉鎖して、その上で患者救済を考えたほうがいいのではないか。強毒性のウイルスはメキシコ国内で変異していて他の国ではまだ広がっていないと見るべきではないのか。

 しかし、もしメキシコで強毒性の変異が起こったとしたらなぜこんなに早く変化したのだろう。スペイン風邪の際は1918年3月に米国シカゴで発生して強毒性に変異したのは同年8月にアフリカでだ。5カ月間かかっているのにだ。

 しかし、既に欧州で初めての感染者が一人確認された。メキシコからの旅行帰りの人だ。疑われる人も20人に及ぶ。世界的な拡大の様相を見せてきた。

 今のところ確認されている始めは、すでに3月に養豚場の周りで激しい咳や発熱の患者があり、州政府に連絡したが、州保健所は単なる通常のインフルエンザの流行が延びているだけだと何の対処もしなかった。

 それでもたまりかねて何度も要求していた。やがて隣の州に飛び火してメキシコ政府が4月18日になって米国に検査依頼したところ、4月23日に豚インフルエンザだとわかった。それでようやく対応に動き出したのだ。パンデミック対処は一日の遅れが致命的なものとなる。どういうつもりなりか。

 もし、このとき、検査を早めに依頼して 、豚インフルエンザとわかって豚を始末して患者を隔離治療していたらこんな事態にならなかったかもわからない。

国名

感染者

死者

調査中

メキシコ1,614103 
米国20  
カナダ6  
スペイン 

 20

ニュージーランド  10
英国  2

FC2blog テーマ:新型インフルエンザ - ジャンル:ヘルス・ダイエット

【2009/04/28 01:20】 | 病気流行、パンデミック
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