上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

 「借りぐらしのアリエッティ」を見てきた。

 でも正直微妙な出来栄えだ。ただし、歴代の宮崎作品にアニメーターとして参加して経験のない監督に突然に抜擢された米林宏昌。画面の迫力など体を使って必死に生きる姿を見事に描いてなかなかいい。でも最初だし宮崎駿のレベルよりはまだまだ落ちるのだ。それは仕方ないか。

 家の床下に暮らす小人たち。14歳のアリエッティは、家族だけで床下で暮らす小人だ。かつてはここにも3家族が住んでいたのに一家族は行方不明。さらに一家族は引っ越していきもう自分たち一族がほかに存在しているかもわからない状態だ。
 孤立しているがここではとてもいい生活をおくっているが、小さいので危険がいっぱい。その自然と小さいゆえの数々のサバイバルと苦労が生き生きと描かれている。
 でも、企画・脚本/宮崎駿とエンドロールにあるのに特に脚本に問題が多い。端役が空をムササビのように飛んでいくのをアリエッティが下から見上げているというシーンはあるのに本人たちが空を飛ぶところがまるでなく部屋をロープで降りるシーンはある。しかしその後は小人たちが庭を逃れるという形なのでスケール感に乏しいのだ。

 メアリー・ノートンの原作があるからとお思いでしょうが、この原作は1巻「床下の小人たち」だが、画面は薬缶にのって川を下る第3巻「川をくだる小人たち」からも引用している。それなら気球に乗って脱出する第4巻「空を飛ぶ小人たち」もあるのだからここから借用してもいいのではと思う。やはり部屋の中の移動だけでなくアニメは空への飛翔が加わらねばいけない。これはジブリアニメの鉄則だ。

 たしかに部屋といっても小人なのだから岸壁なみだ。でもそれだけではわたしたちはスケールを感じないのだ。
スポンサーサイト

FC2blog テーマ:借りぐらしのアリエッティ - ジャンル:映画

【2010/07/31 01:31】 | 映画
トラックバック(0) |  ]
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。