イスラエルがガザへ支援物資を運ぶ支援船を襲撃し死傷者を出して世界から非難されている。国連全保障理事会は1日に議長声明で非難したがイスラエルに対し名指しの非難はしないという甘い対応である。国連人権理事会は2日に事件に関する国際調査団の派遣決議を採択した。

 この事件で682名を拘束したが、イスラエルは2日全員を解放したと発表した。しかし、まだ数名が拘束されたままである。それと気になるのは、船団が運んでいた1万トン余りの支援物資は、イスラエル軍によるとトラックでガザ南部のケレム・シャロム検問所からガザへ搬入したとしている点で、本当に実行されたのだろうか。事件後日本では続報がほとんど入らないが[CML]から解放者の情報が入ったので下線後に転載する。

 なお、アイルランド籍の第2の支援船が5月31日にマルタを出航して現在ガザへと向かっているが、アイルランド政府が妨害しないように要請したにも関わらず、イスラエルはなおも封鎖を解除する気がない。イスラエル当局は、またも「イスラエルが積み荷を届ける」として、ガザ入りを拒否している。
 第2の支援船は、アイルランド出身のノーベル平和賞受賞者メイリアド・マグワイア氏や元国連幹部など約15人が乗船している。

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Subject: [wsfj 10716] 捕虜解放:続編
From: "コリン@パリ"
Date: 2010/06/03 6:56
To:

コリン@パリです。(転載歓迎)

イスラエルは、すべての外国人の拘束者は国外追放にした、と発表しました
が、私たちの仲間トーマと他のフランス人たちは、ベン・グーリオン空港の
収容センターで拘束されたままです。弁護士を通して情報を確認中です。た
ぶん、不法入国したという証書にサインをさせられるのを拒否しているせい
かも知れません。その証書にサインした多くの参加メンバーは帰還していま
すが、4人のイスラエル・アラブ人の消息が知れません。彼らは複数の罪状
で嫌疑をかけられており、少なくとも8日まで拘束されるようです。

乗員の内訳:全乗組員:682名 42カ国の国籍
トルコ人:380名
ギリシャ人:38
イギリス人:31
ヨルダン人:30
アルジェリア人:28
スエーデン人:11
フランス人:9
アイルランド:7
イタリア:6
カナダ:3
その他、モロッコ、クエート、バレーン、シリア、マレーシア、アゼルバイ
ジャン、インドネシア、パキスタン、モーリタニア、イエメンなど

45名は既に国外追放。大半のアラブ系の人たちは、アレンビーからヨルダン
方面へ、トルコ人は、テル・アヴィヴ空港から帰還。

http://www.lemonde.fr/proche-orient/article/2010/06/01/
israel-face-aux-temoignages-des-militants-et-a-la-colere
-de-la-communaute-internationale_1366352_3218.html



今回のフリー・ガザ船団に乗り込んでいたバラド党ハナン・ゾアビ国会議員
(アラブ系イスラエル人)が今日の国会で、イスラエル政府の行為は海賊行
為と同じであると非難すると、<ガザにいけ!売国奴!>と右派の議員から
猛烈な勢いでヤジが飛んでいます。右派の女性議員からは、ゾアビ議員が二
重の罪を犯している。すなわち、<テロリストのグループに合流し、イスラ
エル国家に対して倫理的な罪を犯している><言論の自由を狭めるつもりは
ないが、これは言論の自由とは関係がない。フリー・ガザ船団はテロリスト
の船団であり、ゾアビ議員は罰せられるべきだ。クネセットにトロイの馬は
必要ない>と。
http://www.rue89.com/2010/05/31/
plusieurs-morts-apres-lattaque-par-
israel-dun-bateau-humanitaire-152958

ヴィデオ画像で国会討議が見れます。ヘブライ語のみ


帰還した乗組員の証言例:
ヘニング・マンケル(スエーデン人の有名な推理小説家)
<我々は、公海とガザ領海の境界で問題が起こるだろうと予期していたが、
間違った。問題はその境からはずっと前の公海上で起こったんだ。彼らはし
知性のある武器を使いながら攻撃することを全く躊躇しなかった。…私が
乗っていた船には武器など何もなかった。唯一のものは、私のひげ剃りだ。
そしてそれを取り上げた。我々は、どんな次元にいたか分かるよ。…我々は
海賊にあったんだ。そしてさらわれたんだ。我々の誰一人として、イスラエ
ルに行くつもりなどなかった。我々はまさに拉致されたんだ。そして、イス
ラエル当局は、イスラエルに不法侵入したと非難している。
http://www.liberation.fr/monde/0101639101-des-tirs-sans-
sommation-de-pirates-en-haute-mer



スエーデンみどりの党国会議員メフメット・カプラン
<私たちは、床に乱暴に押し倒されて、身体に上乗りになって頭を押さえつ
けられました。顔は引っ掻き傷だらけになり、手を縛られ、連れて行かれま
した>

モロッコ国会議員アブデルカデール・アマラ
<起こったことは信じがたい。イスラエル兵たちが、我々を殴り、冷血にト
ルコの活動家たちを殺したやり方はホーラー映画そのものだ。彼らは捕まえ
ることができたはずだ。イスラエル兵たちは実弾を使い、我々は全く武器も
持っていないのに、世界の狂気と野蛮さをみせた。イスラエル兵たちはある
乗員を銃床でなぐり、その上、殺した。船に攻撃してくる前に何の予告もし
なかった。全く悪夢だった>
http://www.liberation.fr/monde/0109639101-des-tirs-sans-
sommation-de-pirates-en-haute-mer



ドイツ国会議員、アネット・グロット(デア・リンケ党)
<私たちは全く戦争の中にいるようだった。特殊部隊からのこれほどの暴力
と粗暴さを誰も予測していませんでした。
同上、ノルマン・パエチ
<乗組員たちは、誰も暴力を行使しませんでした。なぜって、イスラエル兵
たちに勝てるわけがないからです>
http://www.lemonde.fr/proche-orient/article/2010/06/01/
selon-des-rescapes-allemands-il-n-y-avait-
pas-d-armes-a-bord-du-bateau-turc_1366251_3218.html#ens_id=1228030

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【2010/06/03 22:21】 | 政治・経済
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